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    元スレP「最近猫を飼い始めたんだ」

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    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - 貴音 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    はぁはぁ

    52 = 45 :

    はい

    53 :

    壊れているのは、世界か、Pか

    55 :

    2つのSSなぜこうも違うのか

    56 = 1 :

    もの凄く興奮する

    57 = 18 :

    ―翌日―

    P「ただいま、貴音。いい子にしてたか?」

    貴音「……何もすることがありません故、いい子にするも何も」

    P「その割には……玄関周りに、色々とやった跡があるみたいだけど」チラッ

    貴音「!」ビクッ

    P「まぁ、猫は後から怒っても仕方ないって言うしなぁ。目を瞑るか」

    貴音「……」ホッ

    P「でも貴音。何でジャージのズボンを穿いてるんだ。それは俺のだろう?」

    貴音「あ、あなた様がわたくしの衣類を処分してしまったからではないですか!」

    P「こらっ! ダメだろう!」

    貴音「ひっ!?」ビクゥッ

    P「早く脱ぎなさい」

    貴音「は、はい……」グスッ

    59 = 18 :

    (トンッ)

    P「ほら、餌だ」

    貴音「……また、僅かな缶詰と、カリカリフード……」

    P「文句言わないの。栄養バランスはちゃんと考えられてるんだから」

    貴音「それは猫の話でしょう!?」

    P「貴音は猫だろうに」

    貴音「っ……」モグ…モグ…

    P「うん、食べればいいんだ、食べれば」

    P(しかし、勝手にジャージを穿くのはなぁ……天罰方式試してみるか)

    60 = 18 :

    ―翌日―

    P「じゃあ行ってくるぞー」

    貴音「……行ってらっしゃいませ」

    (バタン)

    貴音「……やはり、上着だけでは落ち着きません」

    貴音「下も、何かを穿かないと……」チラッ

    貴音「昨日穿いていたジャージ……」スッ

    (ビリリッ!)

    貴音「っ!?」バッ

    貴音「ふ、触れた瞬間、静電気のようなものが……?!」

    (ソォッ)

    (ビリリッ!)

    貴音「っ! そ、そこまでするのですか、あなた様……!」

    61 = 1 :

    性的な描写がないのに勃起が収まらない

    62 :

    ミキミキは出てこないのか

    63 = 18 :

    貴音「……仕方ありません。今日も、どうにか脱出する方法を探すことといたしましょう……」

    貴音「外からの施錠はどうにもなりませんね。こちらの窓は……」ソォッ

    (ビリリッ!)

    貴音「っ?! こ、こんなところまで!?」

    貴音「まさか……」

    (ビリリッ)

    (ビリリッ)

    (ビリリッ)

    貴音「外に通じるところは、どこも……!」

    貴音「……わたくしには、どうあがいても手はない、ということですか……」

    貴音「……ぅ……どうして、こん、な……ひっく……ぐすっ……」

    64 = 29 :

    遠隔支援

    遠隔操作の犯人も続きを見たがってます

    65 = 18 :

    P「たっだいまー」ガチャッ

    貴音「……」

    P「お、今日は穿いてないな。よしよし」

    貴音「あなた様……」

    P「ん?」

    貴音「わたくしは、どうなってしまうのでしょうか……」

    貴音「最初あなた様に閉じ込められた時は、不謹慎ながら、あなた様と二人きりでいられる状況に」

    貴音「わたくしを選んでいただけたという事実に、喜びを覚えてもおりました」

    貴音「ですが、このままでは、私は……」

    P「いやそりゃあ飼い猫なんだから死ぬまで俺が責任をもって飼うけどさ」

    貴音「わたくしは、猫などでは!!」

    P「貴音!」

    貴音「っ」ビクゥッ

    P「貴音は猫だ。俺に飼われてる猫だ。そうだろう?」

    貴音「っ……ぐすっ……ひっく……」

    66 = 38 :

    わいは猿や!プロゴルファー猿や!!

    67 = 18 :

    P「おいで、貴音」

    貴音「……」テクテク

    P(環境の変化っていうのは、やっぱり不安を覚えるものだからな)

    P「よしよし。いい子だ」

    貴音「あ、あなたっ……さまぁっ……」エグッ

    P「そうだ、あっちのソファーに行こう」

    貴音「……?」

    (トサッ)

    P「ほら、俺の膝の上に腹這いになれ」

    貴音「こ、こうでございますか……?」

    P「そうそう。頭は楽な向きにしていいぞ」

    貴音「はい……」スッ

    68 :

    先手打っておくけど
    助けにきた響をショットガンで撃ち殺すのはなしな^^

    69 = 18 :

    P「じゃーん、こんなものを買ってみた。櫛だよ」スゥッ

    貴音「あ……」

    P「毛繕いもまともにやってやれてなかったからなぁ。どうだ、気持ちいいか?」

    (ススゥッ)

    貴音「ん……」

    貴音(こんなこと……でも……)

    貴音「……心地良い、です。あなた様……」

    P「よしよし。今日はしっかり毛繕いしてやるから」ナデナデ

    貴音「あふ……」

    P「やっぱり綺麗な髪をしてるなぁ、貴音は」

    貴音「ありがとうございます……ふふっ」

    70 = 18 :

    ―翌日―

    P「ふんふんふ~ん♪」

    「プロデューサー、やけにゴキゲンだね」

    P「いやなに、ようやくうちの猫も懐いてきたみたいでさ。まだちょっと距離取られてる気もするけど」

    「そ、そっか……そういえば、最近貴音を事務所で見ないけど、どうしてるんだ?」

    P「うん? 元気にしてるぞ。変なこと聞くんだな」

    「そ、それならいいんだ、うん……」

    (えっ? 違うよね? え? え?)

    P「それより聞いてくれよ! 昨日猫に毛繕いしてやったんだよ。すっかり忘れてて」

    「そ、そうなんだ!」

    P「そしたらすごく喜んでくれてさ。結構餌の好き嫌いがあったんだけど、昨日はご機嫌で食べてたよ」

    「あはは、よかったな!」

    (良かった……貴音なら、そんなの喜びながら食べるわけないよね……)

    72 = 18 :

    P「ただいまー」ガチャッ

    貴音「……おかえりなさいませ、あなた様」

    P「お、玄関で待っててくれたのか。お出迎えありがとうな、貴音」

    貴音「そ、そのようなつもりでは……」

    P(うーん、やっぱりまだ余所余所しいな)

    P「さて、早速ご飯にするかな。すぐに出してやるからな」

    貴音「……はい」


    P「ほら、お食べ」コトッ

    貴音「……いただきます」モグモグ

    P「うん、カリカリも文句言わずに食うようになったな。偉い偉い」

    貴音「そ、そのようなこと……」

    P「よし、じゃあご褒美で缶詰をオマケしてやろう」カパッ

    貴音「っ!」ピョコンッ

    P「今日は特別なんだからな?」

    貴音「も、勿論でございますっ!」

    73 = 18 :

    P「ご馳走様でした」パンッ

    貴音「ご馳走さま、でした」

    P「貴音」

    貴音「……ご馳走様でした、にゃー」

    P「よしよし」ナデナデ

    貴音「ん……」

    P「よし、今日も髪を洗ってやろう。ほら、お風呂においで」テクテク

    貴音「は、はい」トテトテ


    (シャワワワワワ)

    P「ちゃんとお手入れしてやらないとな」

    P「痒いところはありますか~?」ワシャワシャ

    貴音「ん……特には……」

    P「ならもう流すか」ピタッ

    貴音「あっ……」

    74 :

    かわいい

    76 = 55 :

    堕ちたか
    それもまたよし

    77 = 18 :

    P「どうした?」

    貴音「……も、もう少し、やっていただきたい、のですが」

    P「貴音?」

    貴音「……やってほしい、にゃあ」

    P「よしよし」ワシャワシャ

    貴音「ふぁ……」

    P「洗ってもらうのって気持ちいいもんな」ワシャワシャ

    貴音「はい……」

    P「よし、流すぞ」

    (シャワワワワワ)

    貴音(暖かい……心地良く髪の泡が流れてゆく……)

    貴音(……)

    貴音(わたくしは……今、なんと……?)

    78 = 18 :

    『今夜は風が強く――』

    (ガタッガタッ)

    P「おぉ、今夜は荒れそうだな」

    貴音「さようでございますね」

    P「それじゃ、俺は寝るから。おやすみ」

    貴音「おやすみなさいませ」

    (バタンッガチャッ)

    貴音「プロデューサーは個室。わたくしは、こちらの居間で……」

    貴音「……寝ましょう」

    (パチンッ)

    貴音「……」

    (ガタガタッ)

    貴音「……っ……風が……」

    貴音(あなた様……怖いです……)

    79 = 71 :

    すばらしい

    80 = 62 :

    最高だ。頑張ってくれ

    81 = 18 :

    (コンコン)

    P「ん……貴音か? どうした……?」

    貴音「……怖くて、眠れないのです」

    P「……仕方ないな」

    (ガチャッ)

    P「ほら、入れ」

    貴音「……失礼いたします」

    P「でもこの部屋、見ての通り狭いから、一緒のベッドで寝てもらうことになるぞ」

    貴音「わたくしは構いません。服もまともに着ていないのに、今更……」ボソリ

    P「ん、ならいいんだけど。ほら、寝るぞ」

    貴音「はい……」

    (ゴソゴソ)

    P「猫は飼い主の懐で寝るのが好きって言うけど」

    貴音「……」

    P「まぁいいさ。おやすみ、貴音」

    82 :

    そういえば半裸なのか…

    83 = 38 :

    いいよーいいよー

    84 = 18 :

    貴音「……あなた様」

    P「くかー……ぐぅ……」

    貴音「……もう寝てしまったようですね」

    (チラッ)

    貴音(すぐ横の箪笥の上には……この家の鍵)

    貴音(傍には、携帯電話も)

    貴音(これを奪って逃げれば……警察を呼べば……)

    貴音(あるいは、そんなこともせずに)

    (チラッ)

    P「くかー……」

    貴音(無防備なプロデューサーを、このまま……)

    貴音「…………」


    (スゥッ)

    ――――
    ―――
    ――

    85 = 18 :

    ―翌朝―


    (ジリリリリリッ)

    (ジリリリリリッ)

    (ジリリリリリッ)

    (ジリリリリリッ)

    (ジリリリリリッ)

    (ジリッ…)



    (カチッコチッカチッコチッ…)

    86 = 18 :

    (ムクリ)

    P「んんっ……って、目覚まし止まってるし!」

    P「って今日はオフじゃないか……慌てて損した」

    P「……ん、たしか今日は、隣で貴音が寝てたはず……」チラッ

    P「……貴音……?」



    (バサッ)

    貴音「すぅ……すぅ……」

    P「下の方で丸まってるし」


    P(でも、貴音……)

    P「お前、逃げなかったのか」ナデナデ

    貴音「ん……ふふ……すぅ……」

    87 = 82 :

    堕ちたか

    88 = 36 :

    自覚してるクズPだった

    89 :

    俺もちょっとねこ買ってくる

    90 = 18 :

    P「貴音、起きろ」ユサユサ

    貴音「ふぁ……」

    P「チャンスだったはずだ。どうして?」

    貴音「……あにゃたさまぁ……?」

    P「……いい子だなぁ、貴音は!」ギュゥッ

    貴音「……うにゃー。やはり、わたくしにはあなた様が必要でした」

    貴音「わたくしがあなた様の飼い猫でいる限り、あなた様を独占することが出来ます故……」

    P「ああ、勿論だ……俺はお前の飼い主だよ、貴音」

    貴音「はい……」スリスリ

    P「? 何してるんだ?」

    貴音「……猫はこうして、自らの匂いを付けるのです」

    P「今更そんなことしなくても、貴音の匂いは沢山ついてるよ」

    貴音「ふふ……」

    91 = 18 :

    貴音「しかし、一つだけお願いが」

    P「ん?」

    貴音「……流石に食事があれだけでは、いくらなんでも栄養失調その他で体調を崩してしまいます」

    P「そうか、考えておこう」

    貴音「はい。獣医にでもかからなければならないような事態になってしまっては、苦労するのはあなた様ですから」クスッ

    P「ああ、そうだな……そうだ、これをやろう」ゴソゴソ

    貴音「これは……新しい首輪?」

    P「ああ、綺麗だろう? 貴音に似合うと思ってさ」

    (チリンッ)

    貴音「ありがとうございます……では、それを」

    (シュルシュル)

    貴音「……似合っていますか?」チリンッ

    P「ああ、最高だよ、貴音……」

    貴音「ふふ、ふふふ……」

    P「はは、あはは……」

    92 = 74 :

    かわいい

    93 = 18 :

    P「もう、鍵も要らないな。ビリビリも」

    貴音「よろしいのですか?」

    P「うちの猫はしっかりしてるから、放し飼いにしても大丈夫かな、って思ってさ」

    貴音「お気遣いは不要です。わたくしは、部屋で丸くなる猫でございますので」

    P「そうか……おいで、貴音」ポンポン

    貴音「……にゃん」トテテッ

    P「ほら、膝が空いてるぞ」

    貴音「はい……」

    (スッ)

    P「あらまぁ、気持ちよさそうに丸くなっちゃって」

    貴音「んー……」ゴロゴロ

    P「喉まで鳴らしちゃって」ナデナデ

    貴音「うにゃあ……」

    94 = 82 :

    かわいいのに、かわいいのに……

    95 = 18 :

    「俺が責任もって、最後まで飼ってやるからな」

    「勿論でございます」

    「ずっと、ずっとな……」

    「わたくしも、この世を去る時は、あなた様の膝の上で……」

    「貴音」

    「あなた様」

    「……いい子だ」

    (ナデナデ)

    「ふふ……にゃあん……」

    (ゴロゴロ)


    ――――
    ―――
    ――

    96 = 18 :

    ―翌日―

    「プロデューサー、猫の調子はどうだ?」

    P「おう、もう可愛いのなんの! 響にも見せてやりたいくらいだよ!」

    「そ、そんなに可愛いのかぁ……しゃ、写真とか見てみたいなぁ」

    (猫だ猫だうん猫だよプロデューサーが飼ってるのは猫猫)

    P「写真は生憎ないんだよなぁ……でも昨日もさ、擦り寄ってきて匂いを付けてくるんだよ! ああもう可愛いなぁ!」

    「な、仲良くなれてよかった、ね……」

    (猫の匂いなんて全然しなくて貴音の匂いがするっていうのはジョークだよね? ジョークだよね!?)

    P「……あっ、そうだ!」

    「っ!?」

    97 = 18 :

    P「今日仕事終わったら、うちに猫見に来るか?」

    「え?」

    P「もう懐いてくれたし、飼い猫に引っかかれる無様な姿は見せずに済みそうだしな!」

    「あ、そうなんだ!」

    (なんだ……やっぱり、本当に猫だったんだね。もし貴音だったりしたら、見に来るかなんて聞くはずないし……)

    「自分、プロデューサーの猫見てみたいぞ!」

    P「そっか、じゃあ決まりだな! うちの猫も、響に会いたがってたし!」

    「じゃあ仕事が終わったら事務所で待ち合わせね! 行ってきまーす!」

    (ガチャッ)

    (……って、自分に会いたがってた? ははっ、プロデューサー流のジョークかな)

    (バタンッ)


    P「流石に、ずっと俺とだけじゃつまらないよな。たまには、ね」

    P「……ふふっ、貴音……ふふふふ……」



    おわり

    98 = 82 :

    次は響か……

    100 = 29 :

    響き編↓


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