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元スレ豊音「あはは、ごめんね」塞「何で笑ってんのよ!」
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豊音「・・・ううん、無理しない限り大丈夫だよ。体育とかだってここ数年はしてないし、軽い運動とかしない限りはー」
塞「軽い運動って・・・。ねえ、ここから学校までそんな距離ないけど、もしかして豊音・・・」
豊音「・・・あと一ヶ月は学校にも通えると思う」
塞「あと一ヶ月・・・!?嘘、そんなに・・・」
豊音「や、やだなあ、そんな顔しないでよ。何も一ヵ月後に死ぬってわけじゃないんだから」
塞「・・・おうちの人はなんて?」
豊音「・・・昔から長生きはできないって覚悟してるからね、親も・・・。本当はすごく心配してるけど、私の好きにしていいよって。だから、学校に通える間は通っていいよって」
塞「そっか・・・。ねえ、もし今みたいなことがまたあったら・・・。その時傍に誰もいなかったら・・・!」
豊音「心配性だよ塞は。もー」
塞「でも・・・」
塞「軽い運動って・・・。ねえ、ここから学校までそんな距離ないけど、もしかして豊音・・・」
豊音「・・・あと一ヶ月は学校にも通えると思う」
塞「あと一ヶ月・・・!?嘘、そんなに・・・」
豊音「や、やだなあ、そんな顔しないでよ。何も一ヵ月後に死ぬってわけじゃないんだから」
塞「・・・おうちの人はなんて?」
豊音「・・・昔から長生きはできないって覚悟してるからね、親も・・・。本当はすごく心配してるけど、私の好きにしていいよって。だから、学校に通える間は通っていいよって」
塞「そっか・・・。ねえ、もし今みたいなことがまたあったら・・・。その時傍に誰もいなかったら・・・!」
豊音「心配性だよ塞は。もー」
塞「でも・・・」
豊音「じゃあ、塞もここで一緒に暮らす?なーんて・・・」
塞「そうだね・・・。うん、わかった。今家に電話するから少し待ってて」
豊音「えぇー!?塞、本気なのー?」
塞「もしもし・・・」
塞「許可が出たよ」
豊音「わわっ、まさかトシさんの口添えもとりつけるなんて」
塞「ふふ、豊音は考えが甘いのよ」
豊音「でも、塞と一緒にこれから暮らせるのかー。何だか楽しみかも♪」
塞「そうだね・・・。うん、わかった。今家に電話するから少し待ってて」
豊音「えぇー!?塞、本気なのー?」
塞「もしもし・・・」
塞「許可が出たよ」
豊音「わわっ、まさかトシさんの口添えもとりつけるなんて」
塞「ふふ、豊音は考えが甘いのよ」
豊音「でも、塞と一緒にこれから暮らせるのかー。何だか楽しみかも♪」
塞(あと一ヶ月・・・か・・・。多分、それが豊音と一緒に過ごせる最後の時間・・・)
塞(それが過ぎたらきっと豊音は病院で最期の日まで・・・)
塞(一秒だって無駄にはしたくない!)
塞「そういえば豊音は好き嫌いある?何でも作ってあげちゃうんだから」
豊音「えっ、いいの~?やった~♪じゃあね~、何をリクエストしよっかな~?」
塞(それが過ぎたらきっと豊音は病院で最期の日まで・・・)
塞(一秒だって無駄にはしたくない!)
塞「そういえば豊音は好き嫌いある?何でも作ってあげちゃうんだから」
豊音「えっ、いいの~?やった~♪じゃあね~、何をリクエストしよっかな~?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
豊音「ご馳走様ー」
塞「はい。御粗末様でした」
豊音「美味しかったー。まさか塞があんなにお料理上手だったとは思わなかったよー」
塞「こう見えてもある程度はできるわよ?」
豊音「さすが塞だね♪おっと、もうこんな時間」
塞「何かあるの?」
豊音「楽しみにしてたテレビ番組だよー。一緒に見よー」
塞「うん、そうしよっか」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
豊音「ご馳走様ー」
塞「はい。御粗末様でした」
豊音「美味しかったー。まさか塞があんなにお料理上手だったとは思わなかったよー」
塞「こう見えてもある程度はできるわよ?」
豊音「さすが塞だね♪おっと、もうこんな時間」
塞「何かあるの?」
豊音「楽しみにしてたテレビ番組だよー。一緒に見よー」
塞「うん、そうしよっか」
>>62
死んだ親戚の叔父さんが187くらいあって、棺に入らなくて足折って入れてた
死んだ親戚の叔父さんが187くらいあって、棺に入らなくて足折って入れてた
テレビ『~~』
塞(普通のバラエティか。豊音はこういうのが好きなのかな?)
豊音「あのね、塞」
塞「どうしたの?」
豊音「塞も知ってるかもしれないけど、私は心臓が弱くて、それに親が過保護だったから外で遊んだりさせてもらえなくてずっと部屋にいたんだー」
塞「うん」
豊音「外で遊べる子が羨ましくて仕方なかったけど、でも、私にはテレビがあったから」
塞「・・・・・・・・・」
豊音「テレビの向こうにも広い世界があって、私は外に出られなくても我慢できたんだよ」
塞「豊音・・・」
塞(普通のバラエティか。豊音はこういうのが好きなのかな?)
豊音「あのね、塞」
塞「どうしたの?」
豊音「塞も知ってるかもしれないけど、私は心臓が弱くて、それに親が過保護だったから外で遊んだりさせてもらえなくてずっと部屋にいたんだー」
塞「うん」
豊音「外で遊べる子が羨ましくて仕方なかったけど、でも、私にはテレビがあったから」
塞「・・・・・・・・・」
豊音「テレビの向こうにも広い世界があって、私は外に出られなくても我慢できたんだよ」
塞「豊音・・・」
豊音「その・・・私は口下手だから思ったことを上手く伝えられないけど、トシさんに連れ出されて塞たちと過ごした今までの時間は今までの人生で一番楽しかった」
豊音「毎日みんなと麻雀して、休みの日はみんなで遊びに行って、こんな夢みたいな幸せが私にあっていいのかなって・・・」
豊音「ずっとこんな毎日が過ごせたらいいなって・・・。あ・・・、ダメだな私・・・何で涙が・・・」
豊音「塞、ごめんね・・・こっち見ないで・・・。うぐっ・・・ふぅぅ・・・」
塞「いいんだよ、豊音」ギュッ
豊音「えっ・・・?」
塞「誰だって死ぬのは怖い・・・。強がらなくたっていいんだ・・・。私がずっと傍にいるから・・・」
塞「だから甘えてもいいんだよ豊音。無理しないで泣いたっていいんだよ」
豊音「うぅぅ、塞・・・。うわぁぁぁん、みんなと別れるのはやだ・・・私、まだ死にたくなんかないよぉぉぉ・・・」ポロポロ
塞「うん・・・うん・・・。私だって豊音とずっと・・・」
豊音「毎日みんなと麻雀して、休みの日はみんなで遊びに行って、こんな夢みたいな幸せが私にあっていいのかなって・・・」
豊音「ずっとこんな毎日が過ごせたらいいなって・・・。あ・・・、ダメだな私・・・何で涙が・・・」
豊音「塞、ごめんね・・・こっち見ないで・・・。うぐっ・・・ふぅぅ・・・」
塞「いいんだよ、豊音」ギュッ
豊音「えっ・・・?」
塞「誰だって死ぬのは怖い・・・。強がらなくたっていいんだ・・・。私がずっと傍にいるから・・・」
塞「だから甘えてもいいんだよ豊音。無理しないで泣いたっていいんだよ」
豊音「うぅぅ、塞・・・。うわぁぁぁん、みんなと別れるのはやだ・・・私、まだ死にたくなんかないよぉぉぉ・・・」ポロポロ
塞「うん・・・うん・・・。私だって豊音とずっと・・・」
豊音「スゥ・・・スゥ・・・」
塞(泣き疲れて眠っちゃったか・・・。豊音、きっと今までずっと不安だったんだろうな・・・)
塞(家から出て、たった一人でこの部屋で暮らして・・・。怖いときも一人で耐えて・・・)
豊音「うーん・・・」
塞(このまま寝かせるのもあれだし、お布団に移してあげようかな)ズリリッ ズリリッ
豊音「ううーん・・・」
塞「重い・・・」
塞(泣き疲れて眠っちゃったか・・・。豊音、きっと今までずっと不安だったんだろうな・・・)
塞(家から出て、たった一人でこの部屋で暮らして・・・。怖いときも一人で耐えて・・・)
豊音「うーん・・・」
塞(このまま寝かせるのもあれだし、お布団に移してあげようかな)ズリリッ ズリリッ
豊音「ううーん・・・」
塞「重い・・・」
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
豊音「ふぁぁ・・・おはよー、塞ー・・・」
塞「はい、おはようー」
豊音「・・・!?塞、時間・・・!学校・・・!」
塞「いいのいいの。学校には連絡しといたから。豊音があんまりにも気持ち良さそうに眠ってるもんだから起こせなくってね」
豊音「もー、起こしてよー」
塞「ふふ、可愛い寝顔だったよ」
豊音「うぅ~、塞の意地悪・・・///」
塞「今日はこのまま学校サボっちゃう?時間だってもう午後だし」
豊音「ううん、胡桃やシロ、エイスリンにも会いたいから学校に行くよー」
塞「おっけー。じゃあ支度して行こうか」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
豊音「ふぁぁ・・・おはよー、塞ー・・・」
塞「はい、おはようー」
豊音「・・・!?塞、時間・・・!学校・・・!」
塞「いいのいいの。学校には連絡しといたから。豊音があんまりにも気持ち良さそうに眠ってるもんだから起こせなくってね」
豊音「もー、起こしてよー」
塞「ふふ、可愛い寝顔だったよ」
豊音「うぅ~、塞の意地悪・・・///」
塞「今日はこのまま学校サボっちゃう?時間だってもう午後だし」
豊音「ううん、胡桃やシロ、エイスリンにも会いたいから学校に行くよー」
塞「おっけー。じゃあ支度して行こうか」
胡桃「二人とも遅い!授業に一切出ないで部活の時間に学校に出るってどういうこと!?」
シロ「重役出勤」
エイ「ケジメ、ヒツヨウ」
豊音「みんなごめんねー」
塞「私もさすがに昼までには豊音も起きるかと思ってたんだけど、なかなか起きなくって」
胡桃「ん?」
シロ「んん?」
エイ「ンンン?」
豊音「あはは、それより麻雀しようよ麻雀」
胡桃「いや、その理屈はおかしい」
シロ「重役出勤」
エイ「ケジメ、ヒツヨウ」
豊音「みんなごめんねー」
塞「私もさすがに昼までには豊音も起きるかと思ってたんだけど、なかなか起きなくって」
胡桃「ん?」
シロ「んん?」
エイ「ンンン?」
豊音「あはは、それより麻雀しようよ麻雀」
胡桃「いや、その理屈はおかしい」
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塞「良かったの?みんなに言わなくて」
豊音「うん・・・。みんな優しいからきっと辛くなっちゃう・・・」
塞「そうだね・・・」
塞(でも、何も知らないまま豊音とさようならすることになったらみんなは・・・)
豊音「じゃあ帰ろー、塞」
塞「ん、わかった」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
塞「良かったの?みんなに言わなくて」
豊音「うん・・・。みんな優しいからきっと辛くなっちゃう・・・」
塞「そうだね・・・」
塞(でも、何も知らないまま豊音とさようならすることになったらみんなは・・・)
豊音「じゃあ帰ろー、塞」
塞「ん、わかった」
塞「あれ、シロ達だ・・・」
豊音「何してるんだろ?」
塞「こっちはみんなの帰り道からは外れてるんだけど・・・」
豊音「みんなー!何してるのー!」
シロ「・・・・・・・・・」ブンブン
胡桃「・・・・・・・・・」バッ バッ
エイ「・・・・・・・・・」ピョンピョン
塞「何だろう・・・?」
豊音「うーん、まるでこっちに来るなって言ってるように見えるけど・・・」
豊音「・・・あっ」
塞「どうかした?」
豊音「ううん、何でもない。塞、部室に忘れ物したから取りに行ってくれない?帽子なんだけど」
塞「そういえば帽子してないね。わかった、ちょっと待っててね」
豊音「うん、待ってるよー」
豊音「何してるんだろ?」
塞「こっちはみんなの帰り道からは外れてるんだけど・・・」
豊音「みんなー!何してるのー!」
シロ「・・・・・・・・・」ブンブン
胡桃「・・・・・・・・・」バッ バッ
エイ「・・・・・・・・・」ピョンピョン
塞「何だろう・・・?」
豊音「うーん、まるでこっちに来るなって言ってるように見えるけど・・・」
豊音「・・・あっ」
塞「どうかした?」
豊音「ううん、何でもない。塞、部室に忘れ物したから取りに行ってくれない?帽子なんだけど」
塞「そういえば帽子してないね。わかった、ちょっと待っててね」
豊音「うん、待ってるよー」
シロ「・・・エ・・・サ・・・塞」
胡桃「目を・・・けて・・・おね・・・い」
エイ「・・・トニデナ・・・ヨ・・・サエー・・・」
塞「うぅ・・・みんな・・・?」
シロ「意識が戻った」
胡桃「塞のバカ!何で・・・!」
塞(ああ、そうか・・・。私は豊音が死んだから薬物の過剰摂取で死のうと思ったんだった・・・。そっか・・・)
塞(豊音はもういないんだ・・・)
胡桃「目を・・・けて・・・おね・・・い」
エイ「・・・トニデナ・・・ヨ・・・サエー・・・」
塞「うぅ・・・みんな・・・?」
シロ「意識が戻った」
胡桃「塞のバカ!何で・・・!」
塞(ああ、そうか・・・。私は豊音が死んだから薬物の過剰摂取で死のうと思ったんだった・・・。そっか・・・)
塞(豊音はもういないんだ・・・)
塞「私は失敗したのか・・・」
胡桃「バカ!」パンッ
塞「痛い・・・」
胡桃「塞が豊音と仲が良かったのは知ってる!でも、豊音が死んだからって塞まで死のうとしてどうするの!?それで豊音が喜ぶの!?」
塞「・・・・・・・・・」
シロ「胡桃・・・もうその辺で・・・」
胡桃「うるさい!」
塞「みんなごめん・・・」
胡桃「バカ!」パンッ
塞「痛い・・・」
胡桃「塞が豊音と仲が良かったのは知ってる!でも、豊音が死んだからって塞まで死のうとしてどうするの!?それで豊音が喜ぶの!?」
塞「・・・・・・・・・」
シロ「胡桃・・・もうその辺で・・・」
胡桃「うるさい!」
塞「みんなごめん・・・」
塞(豊音はあの後しばらくして入院して、そして半年ともたないで死んだんだ・・・)
塞(私はその事実を受け入れられなくて・・・)
エイ「モウスグオイシャサンクル」
シロ「そうだね。胡桃・・・」
胡桃「・・・わかった。塞、また明日来るから!」
塞「うん・・・」
塞(私はその事実を受け入れられなくて・・・)
エイ「モウスグオイシャサンクル」
シロ「そうだね。胡桃・・・」
胡桃「・・・わかった。塞、また明日来るから!」
塞「うん・・・」
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