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    元スレ豊音「あはは、ごめんね」塞「何で笑ってんのよ!」

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    1 :

    「豊音、もうすぐ死んじゃうんでしょ・・・。それなのにどうして・・・」

    豊音「えへへ、だって幸せだから」

    「幸せ・・・?」

    豊音「うん。こうして私の為に泣いてくれる友達ができて、チョー幸せだから」

    「・・・あとどのくらい保つの?」

    豊音「わかんないよー。・・・でも、あと数ヶ月で日常生活も厳しくなると思う」

    「そっか・・・。みんなには話したほうがいい?」

    豊音「気遣われるのもアレだしねー。言わないで欲しいかなー」

    「わかった・・・」

    豊音「塞、ありがとう。でも、どうして私の体のこと・・・」

    2 :

    なんてSSを……

    4 :

    おいやめろ・・・

    5 :

    まじかよ

    6 :

    あのうみ~~♪

    あおかあった~♪

    つづぅいてた~♪

    とおくまで~~♪

    7 = 1 :

    「トシさんが電話で話してて・・・。多分豊音の家の人とだと思う・・・」

    豊音「そうだったのかー・・・。参ったなー・・・。誰にも知られたくなかったんだけど」

    「ねえ、麻雀部はどうするの?」

    豊音「限界ギリギリまでは顔出すよー。せっかくできたお友達だもん。できるだけ長く一緒に過ごしたいんだー」

    「豊音・・・。うん、そうだよね・・・」

    豊音「わわ、泣かないでよ塞。塞が悲しむと私まで悲しいよー」

    「ごめん・・・ごめんね豊音・・・」

    9 :

    おい

    10 = 1 :

    ガラッ

    胡桃「ふんふーん♪お待たせー・・・って、そこー!?」

    「・・・ッ、胡桃」

    胡桃「何で塞泣いてんの?豊音!?」

    豊音「あはは、これはね・・・」

    「ちょっと目にゴミが入っちゃって・・・。なんでもないから気にしないで」

    胡桃「何でもない・・・?まあ、塞がそう言うんならいいけど・・・」

    エイ「オマタセ、ワッショイ!・・・サエ、ナイテルノ?」

    シロ「ダル・・・」

    「何でもない何でもない。それより、みんな麻雀打とう。ほらほら」

    豊音「うんうん」

    胡桃「いつになくやる気だ・・・。怪しい・・・」

    12 = 1 :

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    シロ「今日の部活もこれで終わり・・・」

    エイ「ナガカッタ」

    胡桃「さて、帰ろ帰ろ」

    豊音「そーだねー」

    「みんな待って!」

    エイ胡シロ豊「?」

    「その、みんなで帰りに寄り道とか・・・どうかな・・・」

    豊音「もちろんおっけーだよー」

    シロ「わかった」

    胡桃「真面目な塞にしては珍しいね」

    エイ「ドコヨルノ?」

    14 :

    岩手に寄り道できるようなところなんてあるの?

    15 :

    うわぁあああ

    16 = 1 :

    豊音「わぁ~、駄菓子屋さんだ~。何買って食べようかな~?」

    シロ「私はもう買って食べてる」

    エイ「シロハヤイ」

    胡桃「やっぱり駄菓子屋といったらこのヨーグルトみたいなのだよ。美味しい!」

    「豊音、これ美味しいんだ。一口どうぞ」

    豊音「いいの?あーん・・・」

    「はい」

    豊音「んむんむ・・・。何コレ!チョー美味しいよー!」

    シロ「いいな・・・」

    胡桃「塞は豊音に甘いから」

    エイ「ワタシモタベタイ」

    19 = 1 :

    豊音「塞、私のも一口食べるー?って、塞・・・?」

    「・・・ぅぐぅ・・・っく・・・」ポロポロ

    豊音「塞・・・」

    シロ「塞、また泣いてる・・・」

    胡桃「豊音、塞と何かあったの?」

    「違う・・・!そういうんじゃ・・・ないの・・・。ごめんね・・・」ポロポロ

    シロ「サエ・・・」

    23 = 1 :

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    シロ「落ち着いた?」

    「・・・うん」

    豊音「あ、あの・・・大丈夫・・・?」

    「うん・・・。ごめんね、みんな。心配かけて・・・」

    胡桃「ほんとだよ」

    シロ「クルミ?」

    胡桃「何があったのか知らないけど、言いたくなったらいつでも言うこと!友達でしょ!」

    「うぅ・・・ありがど・・・」ブワッ…

    胡桃「言ったそばから何で泣くの!?」

    豊音「うわぁーん、胡桃もいい子だよー」

    胡桃「豊音まで!?」

    エイ「ユウジョウ!」

    シロ「うん」

    25 = 1 :

    豊音「それじゃみんなまたねー」

    シロ「うん。また明日」

    エイ「マタネ」

    胡桃「また明日」

    「じゃあみんなまた」




    豊音「あれ?塞、帰り道こっちじゃなかったんじゃないの?」

    「一緒に帰りたい気分だったから、ね」

    豊音「ふふ、そっかー。じゃあ一緒に帰ろー」

    27 :

    大きくなりすぎて心臓に負担がかかったのか

    28 = 1 :

    豊音「~~♪」

    (豊音はこんなに無邪気に歩いてるのに私は・・・。豊音がもうすぐ死ぬなんて、考えたくないのに・・・)

    「あの、豊音」

    豊音「なあに?」クルッ

    「その・・・、手術とかで助かったりとかは・・・ないの・・・?」

    豊音「あー、手術かー・・・」

    「うん。そうだよ!手術とかすればきっと・・・」

    豊音「・・・手術すれば助かる可能性はもちろんあるよ」

    「本当!?よかった・・・」

    31 :

    シロ「手術シロ・・・」

    32 = 1 :

    豊音「でも、手術するには外国に渡らないといけないし、お金だってすごくかかるんだー。残念だけどうちにはそんなお金ないし、第一手術が成功するかどうかだってわかんない」

    「そんな・・・」

    豊音「あはは、そんな顔しないでよ。どの道手術なんて不可能なんだから」

    「お金さえあれば・・・」

    豊音「ううん。そうじゃないんだよー。今の段階じゃドナーだって見つからないと思うし。ほら、塞も知ってるでしょ?私の血液型」

    「アールエイチマイナス・・・」

    豊音「うん。だから、私は運命だって受け入れてるよー」

    「・・・・・・・・・」

    36 = 1 :

    豊音「・・・アパート着いちゃった。お別れだね」

    「やだ・・・」

    豊音「へ?」

    「やだ!私は怖い・・・。何だか豊音がこのままいなくなっちゃいそうで・・・」

    豊音「心配しすぎだよ。そんなすぐ死ぬってわけじゃないんだから」

    「でも・・・」

    豊音「うーん・・・。じゃあ、今日は泊まっていく?」

    「アッハイ」

    豊音「クスクス、何で片言になってるのー?エイスリンみたい」

    「・・・///」

    37 = 2 :

    しえん

    39 :

    しえんぞ

    40 = 1 :

    「ここが豊音の部屋・・・」

    豊音「何にもないとこだけどゆっくりしてねー。私はちょっとお茶淹れてくるねー」

    「うん・・・」

    (想像通りというか、普通の女の子の部屋だ・・・。ん・・・これは・・・?)

    (この読みかけの本、死の恐怖を和らげるとかそういうのだ・・・。豊音だって本当は・・・)

    (見なかったことにして元に戻しておこう・・・)

    42 = 1 :

    (それにしても遅いな・・・。もう5分は経ってるんだけど・・・)

    (どれどれ、様子は・・・)

    豊音「・・・・・・・・・」グッタリ

    「!?」

    「豊音、大丈夫!?何で倒れて・・・。きゅ、救急車を・・・」

    豊音「だ、大丈夫・・・。それよりそこの薬を取って・・・」

    「う、うん!はい!」

    豊音「ありがと・・・」

    44 :

    豊塞とは珍しい

    45 = 1 :

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    豊音「びっくりさせてごめんねー。もう良くなったから心配しなくて大丈夫だよー」

    「本当・・・?」

    豊音「ほんとほんとー」

    「うん・・・」

    豊音「今日は駄菓子屋さんとか寄ってちょっと興奮しちゃったからかも。・・・あ、そんな顔しないで塞。塞のせいじゃないんだから。ね?」

    「・・・よくあるの?」

    豊音「え?」

    「今みたいに倒れたりすること・・・」

    48 :

    姉帯さんに世界一おいしいたこ焼きを食べさせてあげるって言える県に生まれたかった
    だがしかし、俺の県にはピーナッツしかなかった><

    49 :

    >>48
    千葉ニーランドでも逝ってろ


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