元スレ楓「き、着れました……」モバP「これは…」 | 凛「どうしよう…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
―――Pの家――――
深夜
P(風呂も入ったし後は寝るだけか……)
P(そろそろメールが来るころかな)
ヴー ヴー
P(来た)
差出人:高垣楓
件名:そういえば
――――――――――――――――――
私の趣味の温泉めぐりっていうのを活かし
た温泉のレポーターみたいな仕事ってやら
なんですか?
P(なぜ今仕事の話題を……)
2 = 1 :
―――楓さんの家―――
楓(プロデューサー返事まだかな……)
楓(もうっあんまり遅いとこのまま寝ちゃいますよ)
ピロリン
楓(!)
差出人:プロデューサー
件名:Re:そういえば
――――――――――――――――――
うーん、確かに温泉自体は楓さんの得意分
野ですけど、レポーターってかなり喋らない
といけませんよ?
そこらへん大丈夫ですか?
あと駄洒落連発してもダメですからね、お茶
の間凍りますよ?
楓(………)
3 :
まじ25歳
5 = 1 :
――――Pの家――――
P(ちょっと強引だったかな……)
ヴー ヴー
P(………)
差出人:高垣楓
件名:Re:Re:そういえば
―――――――――――――――――
もうっ私だってそこまで常識知らずじゃあ
りませんよ
お茶の間の前で駄洒落なんて言うわけな
いじゃないですか
でも喋る事に関しては、そうですねできる
かどうか一回実験しないといけませんね
ふふっでは今度二人で温泉に行きましょう
私一押しの温泉をプロデューサーだけにレ
ポートしてあげます♪
P(……本題はそれか…でもなぁ……う~ん…)
8 :
Pと温泉行きたい楓さん可愛い
9 = 1 :
これの続きっす
モバP「なんかお見合いすることになりまして……」楓「………」
あとメールは実際は暗号化されてるってことでオナシャス
10 = 7 :
おお、あのSSの続きだったか
11 = 1 :
―――――楓さんの家―――――――
楓(………)ジー
ピロリン
楓(!)
差出人:プロデューサー
件名:Re:Re:Re:そういえば
――――――――――――――――――
それは不味いですって
っというかそれ以前にいいんですか?
温泉レポートっていったら実際に温泉浸か
ってレポートするものですからタオル一枚
の姿をお茶の間に晒すんですよ?
楓「えっ……」
12 = 6 :
おぉ、読んだ読んだ。
読んだわ。
一応貼っとくわ。
前作http://blog.livedoor.jp/ssweaver/archives/21645608.html
楓さん
13 = 1 :
―――――Pの家―――――
P(………)
ヴー ヴー
P(………)
差出人:高垣楓
件名:Re:Re:Re:Re:そういえば
―――――――――――――――――――
それは温泉レポートなら当たり前の事じゃ
……
もしかしてPさん私がタオル一枚の姿でテレ
ビ出るの嫌なんですか?
P「……まずい」
14 = 1 :
―――――楓さんの部屋―――――
楓「………」ジー
ピロリン
楓「!」
差出人:プロデューサー
件名:Re:Re:Re:Re:Re:そういえば
―――――――――――――――――
別にそんなことありませんよ
そこは仕事ですから
楓「………」ムー
15 :
些細な事でいじける楓さんマジ25歳児
17 = 1 :
差出人:高垣楓
件名:
――――――――――――――――――
でもホントは?
差出人:プロデューサー
件名:Re:
――――――――――――――――――
違いますって
差出人:高垣楓
件名:Re:Re:
――――――――――――――――――
実のところは?
差出人:プロデューサー
件名:Re:Re:Re:
――――――――――――――――――
違います
差出人:高垣楓
件名:Re:Re:Re:Re:
――――――――――――――――――
嘘ついちゃダメですよ?
18 :
あぁもうかわいいなぁ
21 = 1 :
―――――楓さんの部屋―――――
楓「………」ジー
ピロリン
楓「!」
差出人:プロデューサー
件名:Re:Re:Re:Re:Re:
―――――――――――――――――
ホントのこと言ったら嫌ですけど
楓さんがその仕事をやりたいということな
ら我慢しますよ
楓「!」
楓「ふふっ」
楓「♪」バタバタ
22 :
くそっくそっなんだよこのやり取りは爆発しろ
24 :
楓さんが脚をパタパタさせてる所想像したら可愛すぎて死ぬ
26 = 1 :
差出人:高垣楓
件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
――――――――――――――――――
そういうことでしたら温泉リポートの仕事
はまだいいです
でも二人で温泉には行きたいですよ?
ふふっ今日はいい夢が見られそうです
お休みなさい
差出人:プロデューサー
件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
――――――――――――――――――
温泉ですか……行く方法を考えてみますけ
ど期待しちゃダメですよ
そりゃ俺も行きたいですけど
お休みなさい
―――――――――――――――
――――――――
――――
28 :
楓さんかわいい結婚してください
29 = 1 :
――――事務所―――――
ガチャ
凛「おはようございます」
凛P「お、昨日と今日の主役が来たな。お早う凛、初めてのソロライブから一夜明けて調子はどう?」
凛「まだなんかフワフワしてるよ、自分が主役のライブをやっただなんてまだ信じらんないや」
凛P「安心しろちゃんと現実だ、昨日の凛は初の単独ライブとは思えないほど立派に主役を務めてて、かっこ良かったぞ」
凛「ふふっありがと、でもかっこ良かったじゃなくて可愛かった言ってくれた方がうれしいな」
凛P「そうなのか?凛はクールビューティー系で売り出した方がいいと思うしそのつもりだったんだが路線変えたかったりする?」
凛「冗談だから本気にしないで」クス
凛(……まぁプロデューサーに言われたいっていうのはホントだったりするんだけど)
凛P「本当か?別に無理なくていいんだぞ?」
凛「大丈夫だよ、それより今日夕方ぐらいから事務所の皆で記念に打ち上げしに行くんだよね?」
凛P「あぁ、ウチは未成年も多いからな、凛のライブ終わった後だと相当遅い時間になっちまうから今日にしたんだ。
先輩方もほとんど来るから主役が遅刻しちゃダメだぞ。まぁあの人達はただ呑んで騒ぎたいだけっていうのが大半だが」
30 :
へいへい支援
31 = 1 :
凛「主役かぁ……なんか一発芸とかした方がいいのかな?」
凛P「なんだ凛……また犬の物まねがしたいのか?」ニヤ
凛「なっ…あれのことは言わないでよ……自分でもやらかしたと思ってるんだから」カァ
凛P「初めてのラジオのオープニングトークでぶちかましたからな」ニヤニヤ
凛「もう……やめてってば…」カァ
凛P「分かった分かった。あ、そういえば言っておくことがあったんだった」
凛「……何?さっきの引っ張るならもう口聞いてあげないよ?」
凛P「違うっての、俺さ多分担当アイドルがもう一人増える事になりそうなんだ」
凛「えっ……どういうこと?」
32 = 7 :
凛わんわんの罪は重い
34 :
35 = 1 :
凛P「ちょっと前にスカウトした子がさ、先日アイドルになりたいって言ってきてくれてさ」
凛「……それで?」
凛P「それを社長に話したら、ならばその子は君に一任するって言われたんだ」
凛「……私の時みたいにナンパ紛いのスカウトしたんだ」
凛P「いや別にナンパとかそんな気持ちは全くなかったぞ?……」
凛P(あ、あれ?いきなり最悪レベルの不機嫌になった?)
凛P「あ、あのな凛、担当増えるっていってもウチの事務所にも複数アイドルを担当してるプロデューサーいっぱいいるし、
凛が割食うような事態には絶対させないからそんなに心配しなくてもいいんだぞ?」
凛「……言いたいことはそれだけ?それなら私もうダンスレッスン行くね。
担当増える事に関してはプロデューサーの好きにすればいいんじゃない?」
スタスタスタ
凛P(………)
凛P(もしかしてかなりマズったかこれ)
36 = 30 :
嫉妬しちゃう凛ちゃんきゃわわわわ
37 = 22 :
独占欲の強い凛ちゃんかわいいよ
38 = 1 :
―――――休憩室――――――
凛(あぁ~どうしよう動揺してすごい不機嫌オーラ出して逃げてきちゃった……)バタバタ
凛(でもこれはプロデューサーも悪いよ……)
凛(割食うような事態にはさせないって絶対無理だよそんなの)
凛(だいだい私にとって何が『割食うこと』なのか分かってないもんプロデューサー……)
凛(『これからもずっと私の隣にいてね。……約束だよ?』)
凛(も~ここまで言ったのになんで気付かないかなぁ~)バタバタ
ちひろ(………)ジー
凛(担当アイドル増えるのやだなぁ、二人でいる時間減っちゃうよ……)
ちひろ(………)ジー
凛「今日打ち上げあるのに……どうしよう……」
ちひろ「何かあったんですか?」
凛「!? ち、ちひろさんいたんですかっ?」
ちひろ「はい♪」
39 = 7 :
ちひろさんマジ悪魔
40 = 1 :
凛「い、いいいつから?」
ちひろ「凛ちゃんがここに入ってすぐソファにダイブして足をバタバタさせたあたりからいましたっ」
凛「最初からじゃないですかっ」
ちひろ「それより何があったんですか?力になりますよ?」ニコ
凛(………まぁ知られたら不味いところはぼかせばいいかな)
凛「じ、実はですね―――」
41 :
ちひろさん、笑顔だろうな
42 = 1 :
――――――――――――――――――
ちひろ「なるほど、担当アイドルが増えることに対してまったく悪びれずにいるプロデューサーさんにイラッときて
それをどうにかしたいってことですね!」
凛「えぇ……まぁそんな感じです」
凛(けっこう違うけど)
ちひろ「でもどうしてそれにイラッときちゃったんですか?もしかして凛ちゃん――――」
凛「――――担当アイドルが一人増えるってことは接する時間が半分になるってことじゃないですか。
その分指導していただける時間が減るので、私にとって損にしかならないですよね?」
ちひろ「……なるほどそういうことですか」
ちひろ(15歳にしては感情を隠すのが巧いですね……これなら万が一でも大丈夫かな)
ちひろ「凛ちゃん、私にいい考えがあります」ニコ
44 = 22 :
>いい考えがあります
嫌な予感しかしねえぜ
45 = 19 :
よりにもよって最も危険な相手に相談を……あかん、あかんでぇ
46 = 1 :
――――――――――――――――――――――――――
ちひろ「―――っというのはどうでしょうか?これなら凛ちゃんの目的を果たせると思うんですけど」
ちひろ(いろんな意味で)
凛「……それやったらすごい幼稚だと思われちゃいませんか?私がやったらダメな気が……
それに協力してくれる人が必要ですよね?」
ちひろ「凛ちゃんもプロデューサーさんも若いんだから大丈夫ですっ」
ちひろ「それに協力者ならいます。○○プロデューサーさんは私に貸しがあるので協力してくれます」
凛「○○さんって無茶苦茶真面目な人じゃないですか、怒られますって」
ちひろ「それに関しては大丈夫です。断言できます」
凛「なんですかその自信……楓さんにも迷惑かけますよ?」
ちひろ「楓さんはその過程で何か思われるかもしれませんが事情を説明したら絶対迷惑に思ったりしませんって」
凛「そうだとは思いますが……」
48 = 1 :
ちひろ「凛ちゃんは興味ないんですか?これを実行した時プロデューサーさんが何を思うか」
ちひろ「何か現状が変わるかもしれませんよ?」
凛(現状が変わる……)
凛(………)
凛「……分かりました、やります私」
ちひろ(……ふふふっ)
49 :
ニヤニヤしてしまう
50 :
しぶりんもいいよね
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