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    元スレ湯婆婆「一方通行?贅沢な名だね。今日からお前の名前は一だよ!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - その発想はなかった + - とある魔術の禁書目録 + - 一方通行 + - 千と千尋の神隠し + - 垣根帝督 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 5 :

    番外個体「アイツ時々いなくなんのよ」

    番外個体「噂じゃ湯婆婆にヤバいことやらされてるんだって。まーどうでもいいけど」モグモグ

    一方通行「ふーン」モグモグ

    一方通行「……街があるなァ」

    一方通行(外壁がねェし、学園都市じゃねェよな……)

    番外個体「ミサカはいつかあの街に行くの。こんなとこ絶対やめてやるんだから」モグモグ

    一方通行「……」

    一方通行(この泥団子なンか意味あンのかなァ……)

    一方通行「……」モグモグ

    102 = 5 :

    早朝 大湯の間


    コソコソ…

    浜面「……」

    コソコソ…

    ガリガリ

    浜面「おっこれ砂金じゃね?」

    ガリガリ…

    浜面「ちっ、これは違うか……」


    カタンッ

    コロコロコロ…


    浜面「ん?」

    浜面「これは……砂金じゃねえか!」

    103 :

    浜面ァ!

    104 = 5 :

    浜面「ん?」

    カオナシ「……」

    浜面「うわああ!?」ガタッ

    浜面「テ、テメェ何者だ!?」

    カオナシ「……ア……」


    カタンッ

    コロコロ…


    浜面「!?」

    浜面「こ、これ、砂金だ!」

    浜面「これ俺にくれんのか!?」

    カオナシ「ア……ア……」ジャラジャラ

    105 = 5 :

    浜面「く、くれっ!」

    ギュムッ!

    浜面「!!??」


    バクッ!!


    モグモグ


    ゴクン…

    106 = 93 :

    浜面ァァァァァ!!!

    107 = 5 :

    ……

    「誰かそこにいるのか?」

    「消灯時間はとっくに過ぎて……」

    パラパラ

    コロコロ…

    「こ、これは砂金……!?」

    グゥゥ…

    「上かっ!」

    カオナシ(in浜面)「兄役殿、俺は腹が減った」

    「そ、その声は……」

    カオナシ「前金だ、とれ」

    バラバラバラ

    カオナシ「俺は客だぞ! 風呂にも入るぞ! みんな起こせええ!」

    108 = 5 :

    ……


    養豚所

    「ブーブー」

    一方通行「はァっ、はァっ……」

    一方通行「黄泉川! 芳川ァ! 腐れ神だかかンだかよくわからンヤツからでてきた得体の知れねェ泥団子だ!」

    一方通行「これを食べればきっと人間に……」

    「ブーブー」ワラワラ

    一方通行「!?」

    「ブーブー」ワラワラ

    一方通行「よ、黄泉川! 芳川! どこだァ!?」

    「プギー!! プギー!!」

    一方通行「黄泉川ァァ!!」ブワアッ

    109 = 5 :

    一方通行「……」ハッ


    チュンチュン…


    一方通行「嫌な夢見ちまったぜ……」

    一方通行「夢の中とはいえ……あンな得体の知れねェ泥団子を食わせよォとするとは何考えてンだオレ」

    一方通行「……あン? そォいやワースト……」

    ポツン

    一方通行「……誰もいねェ」

    110 = 1 :

    しえん

    112 = 5 :

    バタバタ

    一方通行「何こンな朝から騒いでンだァ?」

    バタバタ

    ワーワー

    「はやく料理をお出ししろ!」

    上条「いやーよく食べるお客さんだけどインデックスには及ばないな」

    禁書「く、悔しいけど反論できないかも……」

    カオナシ「もっと料理持ってこーい!」バリムシャァ!!


    ワーワー

    番外個体「あ、一じゃん。残念~今呼びについでに寝起きドッキリしにいくところだったのに☆」

    一方通行「何の騒ぎだァ?」

    番外個体「すんごい気前のいい客が来たのよ。ほらみてみて本物の金もらっちゃった!」キャアキャア

    一方通行「ふーン」

    114 = 5 :

    ワイワイガヤガヤ

    とりまき「こちらにもひとまきーとミサカはry」

    とりまき「こちらに今ひとまきをーとミサカはry」

    カオナシ「俺は腹ペコだ! 全部持ってこい!」

    バラバラバラ~

    キャアキャア


    禁書「ぐぬぬ、なんかキャラがかぶってるんだよ」

    上条「ははは、インデックスさんのほうが可愛いから大丈夫ですよ」

    禁書「えっ///」



    一方通行「その客って……」

    番外個体「一もきなよ。湯婆婆まだ寝てるからチャンスだよ」

    115 = 5 :

    一方通行「オレ麦のんとこ行かねェと」

    番外個体「あーそう? でも今麦のんとこ行かないほうがいいよ」

    一方通行「あァ?」

    番外個体「叩き起こされて物凄ってい不機嫌だから全身ビームバチバチだよ」

    一方通行「あァ……それは行きたくねェわ」

    116 = 5 :

    スタスタ…


    一方通行「ここなら静かだな」

    一方通行「はァ……」

    一方通行「……黄泉川と芳川わかンなかつまたらどォすっかなァ……」ウーン

    一方通行「芳川あンまり太ってたらイヤだな……」ハァ


    ヒュオオ…


    一方通行「あァ?」


    紙に追い回される白い翼の生えた龍。


    一方通行「あれは橋のとこで見た気味悪ィ龍!」

    117 = 5 :

    一方通行「げっこっち来やがった!!」



    一方通行「帝! 絶対ェこっち来ンじゃねェぞォォォ!!」



    一方通行「……ン? 帝?」


    ビュオオオオ!!


    一方通行「言ってるそばから突っ込んできやがった!!」

    ドサァッ!!

    一方通行「チィ! 仕方ねェ」

    一方通行「圧縮圧縮ゥ!」

    ギュウウ

    龍を追って窓に飛び込もうとする式神を圧縮。
    ピクリとも動かなくなる。

    118 :

    どうした続けろ

    119 = 113 :

    >>110
    もっと支援しろ!!!

    121 :

    続きはよ

    122 = 5 :

    一方通行「こンなもンだろ」ギュッギュッ

    一方通行「さァて」

    振り向くと、あちこちに血が飛び散った汚部屋と、口から血を垂れ流すボロボロの翼の生えた龍がいる。

    一方通行「龍だかドラゴンだか色々交じってやがるが、そのメルヘンな翼……」

    一方通行「オマエ……帝だな?」

    「……」ボトボト

    一方通行「なンでそンな重傷なのかは知らねェが、オマエを追い掛けてたあの紙は圧縮した」

    「グルルル……」

    ビュンッ!!

    一方通行「うおォ!?」

    123 :

    124 = 5 :

    龍は突然窓から飛び出すと、湯屋の壁にぶつかりながら、上空へのぼっていく。

    一方通行「あの野郎まさか……湯婆婆のところへ行く気か?」

    一方通行「……チッ!」

    カサカサ…

    ピタッ

    一方通行の背中に、圧縮を逃れた式神が一枚ひっつく。
    しかし一方通行はそれに気付かないまま走り出した。



    ワイノワイノ

    「それおねだり あっそれおねだり!」

    とりまき「お大尽さまーとミサカはry」

    とりまき「お大尽さまこちらへーとミサカはry」

    125 = 5 :

    一方通行「さらに騒がしくなってやがる」

    ワイノワイノ

    とりまき「お大尽さまー」

    とりまき「こちらへもひとまきーとミサカはry」

    一方通行「くっ……邪魔くせェ!!」


    木原「オラオラ、どかねぇかクソガキ。お客様のお通りだ」

    一方通行「あァ?」

    いつの間にか人混みを抜けて、カオナシたちの目の前に来ていた。

    カオナシ「……」

    一方通行「テメエは……」

    木原「何してやがる。はやくどグッハァァ!?」 ポイッ

    カオナシ「ア……ア……」

    126 = 81 :

    保守派議員

    127 = 123 :

    補習

    129 = 5 :

    ジャラジャラ


    とりまき「さ、砂金だ!」ゴクリ

    とりまき「砂金があんなに……とミサカはry」ゴクリ


    ジャラジャラ

    カオナシ「ア……ア……」

    一方通行「いやいらねェよ」

    カオナシ「えっ」

    一方通行「学園都市に戻れば金あるしなァ。借金もあるけど……」

    一方通行「ンなことよりオレは急いでんだ。じゃあなァ」

    カオナシ「エ……エ……(´・ω・`)」


    バラバラバラッ


    とりまき「砂金だーっ!」ワーッ

    130 = 5 :

    キャアキャアワイノワイノ

    カオナシ「エ……エ……」

    木原「チッ!!」

    木原「テメエら静かにしろ! さっさと下がれ!」

    ワアワア…

    木原「申し訳ありません。新米で人間のクソガキでございまして……」ヘラヘラ

    カオナシ「お前、なぜ笑う」

    木原「は?」

    とりまき「今のうちに砂金を……とミサカはry」コソコソ


    カオナシ「笑ったな」


    木原「ち、違」ギュムッ
    とりまき「えっ」ギュムッ

    バクッ!!

    モグモグ…

    ゴクン

    131 :

    思えばカオナシも不憫だよな
    親切にしてもらったお礼がしたかっただけなのにな

    132 = 71 :

    おっまだ落ちてなかったか

    133 = 5 :

    とりまき「」

    とりまき「く……く……」



    「「「「「喰ったあああああああ!!!」」」」」



    ギャアアアアア

    ワアアア……





    ヒュオオ…

    一方通行「ここを登ってきゃいいのかァ」

    136 :

    >>131
    まぁ最後は許してもらえたんだしさ

    137 = 5 :

    一方通行「落ちると面倒だし、ここは一気に登るか」

    一方通行「ベクトル変換ンン!!」

    ヒョイッ ヒョイッ

    一方通行「よォし……この窓から入るか」

    ドンドン

    一方通行「さすがに開いてねェか」

    スルスル

    カチッ

    一方通行の背中に張り付いた式神が窓の隙間から侵入し、鍵を開ける。

    ドンドン…ガチャッ!

    一方通行「うおっ!?」ドサッ

    一方通行「いきなり開きやがった……罠かァ?」

    式神は気付かれないよう一方通行の背中に戻る。

    138 = 5 :

    スタスタ…

    一方通行「……あ? 何だこの部屋、子供部屋……?」キョロキョロ

    湯婆婆「全く何てことだろうねえ!」

    一方通行「!!」(隣の部屋かァ!)

    カーテン越しに耳を澄ませる。

    湯婆婆「そいつの正体はカオナシだよ。そう、カ・オ・ナ・シ!」

    湯婆婆「欲に駆られてとんでもない客を引き入れたもんだよ」

    コソコソ…

    カーテンを抜け、僅かに開いた扉の隙間から湯婆婆の姿を覗き見る。

    一方通行(相変わらずクリーチャーみてェな顔してンな……)

    湯婆婆「あたしがいくまで余計なことすんじゃないよ」

    チンッ

    139 = 5 :

    湯婆婆「はーあぁ敷物を汚しちまって。お前たち、帝を片付けな」

    一方通行「!!」

    湯婆婆「もうその子は使い物にならないよ」

    スタスタ

    一方通行(げえっ、こっち来やがった!!)

    一方通行(どこかに隠れねェと……チッ)ガサゴソ

    一方通行が真横にあったクッションの中に潜り込む。
    それとほぼ同時に湯婆婆が部屋に入ってきた。

    湯婆婆「……」ガサゴソ

    湯婆婆はすぐに、先程一方通行が隠れたクッションの山を漁り始める。

    一方通行(クソッ気付かれたか!? 戦闘は避けてェがむぎゅっ!?)

    湯婆婆「ばあ~!」

    140 = 113 :

    東洋大OBなのに 

    柏原 竜二の7区よりこのスレが気になる

    141 = 5 :

    削板「見つかってしまったか。全くばあばには勝てないな!」ハッハッハ

    湯婆婆「もぉ~軍ちゃんまたこんなことしてぇ」

    削板「クッションの山の中で熱さに耐える特訓をしていただけのこと! 心配することはないぞ!!」

    湯婆婆「そぉねごめんねぇいい子で特訓してたのに。ばあばはまだお仕事があるの」

    ムチュゥゥゥ~~

    湯婆婆の熱いキスを削板は頬で受けとめる。

    湯婆婆「いい子にしててねぇ」

    削板「任された!」

    ところどころに散乱した筋トレグッツをてきとうに片付けると、湯婆婆は部屋から出ていった。

    一方通行「……」

    142 = 1 :

    わろた

    143 = 50 :

    削板かよ

    144 = 5 :

    ソォォ~ト…

    グワシッ!!

    一方通行「うおァ!?」

    一方通行「い、いてェェェ離しやがれ!!!」

    削板「よう!」

    一方通行「テ、テメェ匿ってくれたのは助かったが何のつもりだ」

    一方通行「つゥかこのクッションの中熱ゥ! 熱っゥ!! サウナかよォ!!!」

    削板「ばあば特製サウナクッションだからな」

    一方通行「なンだよそれ何作らせてンだよ!!」

    削板「さっき見た通りばあばは少し過保護すぎる気があってな。なかなか外に出してもらえんから、室内で鍛えれる道具を用意してもらってるんだ」

    一方通行「オマエも絶対ェババコンだろ……」キストカマジムリ

    145 :

    ババコンwww

    キャスティングが逐一おもろいな

    146 = 50 :

    孫じゃなくて子ってのが恐ろしいな

    親が老いても自立できない子、つまりおまえらの象徴らしい

    147 = 5 :

    一方通行「オレは急いでンだよ! いいから離せ!!」

    削板「俺も連れて行ってくれ!」

    一方通行「はァ!?」

    削板「今より更に根性を鍛えるためにはこんなとこでくすぶってる訳にはいけねえんだ! 頼む! このとーーーーり!!」

    一方通行「いやその体勢でこの通りとか言われてもいってェェェェェ!! 腕! 手! 離せ折れる!!」

    削板「そんなに強く掴んでないぞ? いや確かに腕細いな、お前まさか女の子か!!」

    一方通行「しまいにゃァブチ殺すぞ!!」

    削板「とにかく俺は一緒に行く! いいな! わかったな!!」

    一方通行「わかったからいい加減手ェ離せェェェ!!!」




    ガサゴソ…

    削板「根性の勝利!」

    一方通行「コイツ怖い」ブルブル

    148 :

    わろ

    149 = 135 :

    都築

    150 = 5 :

    削板「で、一だっか? お前何でここに来たんだ?」

    一方通行「……あァァ帝! 忘れてた」イッケネ


    ガチャッ!

    扉を開けると、緑色の達磨のような三つの頭が、帝を床の大穴に落とそうとしているところだった。

    「???」

    削板「お?」

    一方通行「帝!」

    一方通行はそこそこ駆け足で帝に駆け寄ると、緑色の頭たちを追い払う。

    一方通行「気ィ失ってやがる。おい、しっかりしろ!」

    「ウイッ、ウイッ、ウイッ」

    一方通行「静かにしろ気が散る」イラッ


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