元スレ森夏「傘忘れちゃった……」勇太「入れてやろうか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
ほう
52 :
ほっしゅ
54 :
森夏好き
55 = 49 :
ほ
58 :
>>38
、、
深くは言わんよ
59 = 51 :
え
続きは?
60 = 17 :
森夏「と、そんなやり取りをしてるうちに」
勇太「駅に着いたな」
森夏「どうもありがとうね、富樫君」
勇太「どういたしまして。結局二人ともびしょ濡れだけどな」
森夏「富樫君が暴れるからいけないんでしょ」
勇太「先に足踏んできたのは丹生谷だろ!」
森夏「はーいはい。ほら、私タオル持ってるから拭いてあげるわ。じっとしてて」
勇太「あ、ああ。ありがとう」
森夏「気にしないで、傘のお礼よ」
62 = 51 :
ほ
63 :
すばらしい
64 = 17 :
~電車内~
勇太「そういえば丹生谷は占いとかが好きなんだっけ? くみん先輩から聞いたけど」
森夏「んー、そうね。占いと付くものは大抵やったことあるかな」
勇太「へー、例えば?」
森夏「えーと、まず占星術でしょ、算命学でしょ、それに水晶、タロット、ルーン。風水も少々」
勇太「お、おう。すごいのめり込んでるんだな」
森夏「まあね。マイナーなのも色々やってるけど、多分富樫君は知らないでしょ」
勇太「あー、占い方面に関しては疎いからな、俺。中二病時代も興味なかったし」
森夏「……言っとくけど、占いとか風水は中二病とは直接関係ないからね!」
65 = 21 :
それはあるだろww
66 = 63 :
モリサマ天使
マジでブヒれる
69 :
さっきBSで見たけど
「よしよし」がよかったわ
70 :
六花ちゃんアレ最後なんて言ってたの?
71 = 17 :
勇太「ところで、さっき風水って言ってたけど、風水ってあれだろ? なんか方角とかに応じて家具とかを配置するやつ」
森夏「まあ、大雑把に言えばそうね。家具や鉢植え、壁紙、カーテンの色とかを適切な場所、色に設定する事で龍脈からの気の流れをスムーズにして……」
勇太(うわっ、目がちょっと輝いてる! これは長話になりそうだ!)
勇太「あ、あー丹生谷? その話はまた今度な? 素人にはちょっと敷居が高いというか……その」
森夏「えー? これ知ってると結構便利なのに。割と効くのよ? 風水」
勇太「ハハ、まあ何をどう信じるかは人それぞれだしな、うん」
森夏「……富樫君、占い信用してないでしょ」
勇太「えーと、まあ……」
森夏「いいわ、なら今度私の家に来てよ。占いとは何たるかをみっちり教えてあげるわ!」
勇太「は……、ええ!? に、丹生谷の家に!?」
森夏「そうよ。だって本格的な占いの本とかは全部家に置いてあるんだもの。
それに私だって富樫君のお家にお邪魔した事あるし、おあいこでしょ?」
勇太「いや、まあそれはその……ええ~?」
74 :
パンツ引き裂いた
75 = 17 :
森夏(勢いでとんでもないことを口走ってしまった気がする!)
森夏(え、ちょっとアレでしょ!? 女の子が男の子を部屋にお誘いって、あれ? え、あれ?)
森夏(いやいや落ち着くのよ森夏! そう、これはアレよ! ただお友達を招待しただけよ!
健全な高校生なら極普通に起こり得るイベント! これは私がリア充街道を突っ走っている証拠!)
森夏(私はもうモリサマーじゃない。どこにでもいる普通の可愛い女子高生よ。だからこんなことで一々動揺する必要なんてないわ)
森夏(一度深呼吸ね。脈拍を整えて……よし、大丈夫。落ち着ける落ち着ける……)
森夏「ってこれが落ち着いていられるかぁああああ!!!!」
勇太「丹生谷!? と、とりあえず車内では静かにしろ!」
76 = 74 :
私怨
77 :
素人には敷居が高い
は?
は?
78 = 17 :
~ホーム~
森夏「……」
勇太「……」
森夏「……雨、止まないわね」
勇太「むしろ更に酷くなってないかこれ」
森夏「あーん! もうどうやって帰れば良いのよー! いつまで経っても止む気配もないし!」
勇太「うーん……家まで送ってやりたいんだけど、そろそろ帰らないと夢葉のことも心配だし……」
森夏「……良いわよ、私のことなら気にしないで」
79 = 72 :
送ってやろうぜ
80 = 51 :
うむ
81 = 17 :
勇太「え、でも」
森夏「ホントに良いってば。駅まで傘貸してもらっただけで充分助かったから」
勇太「でも、このままだと丹生谷が帰れないんじゃ」
森夏「適当にどこか喫茶店とかで雨が止むのを待つわよ。それよりほら、夢葉ちゃんが心配なんでしょ? 早く帰ってあげなさい」
勇太「そうか? ……じゃあまた、明日な」
森夏「うん、バイバイ富樫君。今日はありがとね」
勇太「どういたしまして、風邪引くなよ」
82 :
一緒に富樫家に行ってお泊まりしてええんやで
83 = 21 :
夢葉ちゃんと樟葉ちゃんとご対面しよう
84 :
いやダメだろ
85 = 17 :
まーた夢葉ちゃんがドロドロのおままごとを覚えてしまうのか
86 = 17 :
勇太「ん、電話だ。……母さんから?」ピリリリリリ
勇太「はい、もしもし」
勇太母『あっ、もしもし勇ちゃん? お母さんだけど』
勇太「どうしたの? 今日は仕事が遅くなるって言ってなかったっけ?」
勇太母『ん~それがねぇ、遅くなるのは明日だったの~』
勇太「はあ!?」
87 :
勇太ママ空気読んだ
88 = 17 :
勇太母『お母さん、一日間違えちゃった☆ミ』テヘッ
勇太「テヘッ、じゃねえ! 大人なんだからスケジュールの管理くらいちゃんとしてくれよ……」
勇太母『それでね、お母さんもう家に帰ってきちゃったから、夢葉の面倒は私が見るから大丈夫よ、って言おうと思って』
勇太(俺ももうほとんど近くまで帰ってきちまったけどな)
勇太「ああ、うんわかった。それじゃ母さん、夢葉は頼んだ。じゃあ」ピッ
90 = 17 :
勇太「と、いうわけで、特に今すぐ家に帰らなきゃいけない用事も無くなったわけだが」
森夏「……」
勇太「その、よかったら家まで送っていくけど……」
森夏「……良いの?」
勇太「むしろ送らせてくれ。このまま返して丹生谷が風邪でも引いたら俺が気に病む」
森夏「……じゃ、お言葉に甘えちゃおっかな♪」
勇太「そうしてくれ」
森夏「ま、この雨とその傘じゃ、どう頑張っても濡れるのは確実だけどね」
勇太「それを言うなよ!」
91 = 51 :
もりさまルートは貴重
92 = 74 :
はやくしろさむい
93 = 63 :
モリサマかわいいよ
ぶひいいい
94 = 17 :
勇太「……やっぱり、ほとんど傘が無意味だなコレ」
森夏「結局全身ビショビショね」
勇太「風邪引かないうちに早く帰ろう……。丹生谷の家ってこっちの方角?」
森夏「ええ、そっちで合ってるわよ」
勇太「そうか。……クシュン!」
森夏「やだちょっと、富樫君大丈夫?」
勇太「ああうん、これくらい大丈夫だよ。……ヘックシュン!」
森夏「全然大丈夫じゃないじゃない! 家に着いたらシャワーくらい貸してあげるわよ」
勇太「いや、いいよ別に。お邪魔しちゃ悪いし。それにいきなり男を連れ込むなんて、丹生谷の両親だって驚くだろ」
森夏「え、やだ富樫君たら、まさかパパとママに挨拶する気で……?」
勇太「い、いや違う! そんなんじゃない! 誤解だ!」
95 = 17 :
森夏「冗談よ。ていうかそんな心配しなくていいわ」
勇太「え、何で……」
森夏「だって今、家に誰もいないもの」
勇太「………………へ?」
森夏「うちもパパとママの帰りは遅いのよ。特に今日はね。夜中まで帰ってこないんじゃないかしら」
勇太「……へ、あ、え、そ……それって……」
森夏「だから大丈夫よ。さ、早く帰りましょ。本当に風邪引いちゃうわよ?」
勇太(え、えぇええええぇえええええ!!!? ど、どういうこと!? そういうこと!? そういうことなのか!?)ドキドキドキドキ
森夏(心臓鳴り止めぇえええええ!!!!)ドキドキドキドキ
96 = 84 :
据え膳
97 = 21 :
ええな
98 = 17 :
森夏「ほ、ほら富樫君! 早く!」ガシッ
勇太「わっ、ちょ丹生谷! 何急に抱きついて……!」
森夏「こうしないともっと濡れちゃうでしょ! いいからこのまま帰るわよ!」
勇太「ちょ、丹生谷待って! この体勢は!」
森夏「大丈夫、もう家はすぐそこだから!」
勇太「そういう問題じゃなぁーい!!」
99 = 63 :
すばらしい
100 = 17 :
森夏「ふふふ……覚悟してよね」
勇太「な、何を?」
森夏「これから富樫君が家に帰るまでずっと……」
勇太「ず、ずっと……?」
みんなの評価 : ★
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