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    元スレシンジ「僕と結婚しないと、アスカが死んじゃう・・・?」

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    タグ : - MW + - エヴァ + - 碇シンジ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 93 :

    ネルフって暇なんだな。

    152 :

    何という人でなしの集団

    153 = 52 :

     NERV本部 総司令室

    ミサト「・・葛城ミサト、入ります」

    シンジ「碇シンジ、入ります」

     シャッ


    ゲンドウ「・・・・」

    ミサト「お待たせして申し訳ありません」

    ゲンドウ「かまわん・・・頼みがあって呼ばせてもらった」

    ミサト「なんでしょうか」

    ゲンドウ「第2新東京市で初号機を使い、テストをしてもらいたい」

    ミサト「テスト・・ですか。どのようなテストでしょうか」

    ゲンドウ「詳細は冬月から説明する」

    冬月「内容は、広大なエリアを使用したEvaの兵装使用実験だ。新たな兵装のコンペティションも同時に行われる予定だ」

    ミサト「第2新東京市で行う理由は、機密保持でしょうか」

    冬月「察しがいいな。その通りだ。EVAも擬装して行う」

    154 = 52 :

    ミサト「期間について教えていただけますか」

    冬月「急ですまんが、明後日から1週間だ」

    ミサト「承知いたしました」

    シンジ「あのっ!」

    冬月「どうした、サードチルドレン」

    シンジ「・・あの、そのテストは、初号機だけなんでしょうか」

    冬月「そうだ」

    シンジ「2号機は・・アスカは、一緒では、ないんでしょうか」

    冬月「今回のテストは初号機だけだ」

    シンジ「・・い、一緒に、同行、することは・・できませんか」

    冬月「どういう意味かね?」

    シンジ「ミサト・・さん、アスカの・・ことは・・」

    ミサト「副司令。彼は、セカンドチルドレンの体調を慮っています」

    冬月「その件は聞いている。しかし、それだけのために今回の予定を変更することはできない」

    シンジ「・・そう・・・ですか・・」

    155 = 52 :

    冬月「本部の防衛が手薄になってしまうことも避けたい。理解できるな?」

    シンジ「・・はい・・・・」

    ゲンドウ「以上だ。何か質問はあるか」

    ミサト「いえ、ありません」

    シンジ「・・・・・・・・・・・いえ・・・」

    ゲンドウ「では、頼む」

    ミサト「失礼いたします」

    シンジ「失礼、します」

     シャッ

    ゲンドウ「・・助かる」

    冬月「碇。言い辛い気持ちは理解するが、私に自分の不都合な仕事だけを押し付けるのはやめてもらいたいな?」

    ゲンドウ「・・・・・」

    冬月「まぁいい。・・これがお前が用意した、最後の切り札・・と、いうわけだな」

    ゲンドウ「・・・これで決着がつかなければ・・・・強引な策をとるしかあるまい」

    冬月「(すでに十分強引だと思うが・・)」

    156 = 96 :

    わー気になる!早く早く!

    158 = 118 :

    寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ

    159 = 52 :

     ミサト家 リビング

    ミサト「と、いうわけで、しばらく留守番お願いね、アスカ」

    アスカ「・・・・・・」

    シンジ「アスカ・・・」

     クルッ

    アスカ「一人で自由に過ごせるなんて、ひっさしぶりー!」

    シンジ「アスカ、すぐ、帰ってくるからね」

    アスカ「ば、ばっかじゃないのぉー? なんで、そんな、私が、寂しがってるみたいな・・」

    ミサト「アスカ、なるべく予定は前倒しするつもりだから。・・その、もし、具合がわるくn

    アスカ「そんなに都合悪く、具合悪くなったりないわよ! たった一週間でしょ! あー、自由っていいわぁー!」

    ミサト「(アスカ、泣いてるのかしら・・)」

    シンジ「アスカ」

    アスカ「な、なによ!?」

    シンジ「顔、見せてよ」

    アスカ「・・・いや」

    160 = 100 :

    アスカかわいい

    161 = 80 :

    キス来るのか?

    162 :

    しえん

    165 = 52 :

    シンジ「泣いて・・るの?」

    アスカ「な、泣くわけないでしょ! なんで、あたしがバカシンジと会えないだけで泣くのよ!」

    シンジ「・・・アスカ、帰ってきたら、聞いてほしいことがあるんだ」

    アスカ「!」

    シンジ「今、言ってもいいんだけど、言ったら・・・一週間、辛くなりそうだから・・」

    ミサト「シンジ君・・」

    アスカ「・・ミサト」

    ミサト「ん、ちょーっち、ビールを切らしてたのを思い出したわ。買ってくるから、二人ともいい子にしてるのよん♪」

    アスカ「・・ありがと」

    シンジ「ミサトさん・・」

    ミサト「・・・・ごめんね。二人とも」

     パタン

     クルッ

    アスカ「・・・シンジ」

    166 :

    これ全部嘘だったら
    中学生の純情踏みにじる
    腐れ外道集団だな

    167 = 52 :

    シンジ「アスカ・・・ほら、やっぱり、泣いてるじゃないか」

    アスカ「バカね、あくびよ、あ・く・び!」

    シンジ「そっか」

    アスカ「そーよ」

    シンジ「アスカも一緒に行けるように、お願いしたんだけど・・・無理だったよ」

    アスカ「そ。まあ、任務じゃしょうがないわよ」

    シンジ「・・あのね」

    アスカ「戻ってくるまで、何も言わないって決めたんでしょ。だったら、あたしは待ってるわ」

    シンジ「・・・そう、だね」

    アスカ「ただし、帰ってきたら、言いなさいよね。待っててやるから」プイッ

    シンジ「ありがとう。・・ついたら、電話、するね」

    アスカ「いーわよ別に。忙しいだろうし・・こっちだって、NERVの通常業務はそのままなんだから」

    シンジ「ご飯とか、どうするの? 作り置きしておこうか?」

    アスカ「あんたねー。アタシを誰だと思ってんのよ! 料理ぐらいちゃっちゃとできるんだから!」

    シンジ「でも、一人分作るのって、結構大変だよ?」

    168 = 93 :

    >>166
    大丈夫。
    シンジとアスカの愛はこんなことでは途切れない。

    169 = 89 :

    がんばれ

    171 = 52 :

    アスカ「ヒカリでも呼ぶわ」

    シンジ「そっか。そうだね」

    アスカ「・・ちゃんと、無事で帰ってきなさいよね」

    シンジ「大丈夫だよ。ただのテストみたいだから」

    アスカ「・・そ。なら、いいけど」

    シンジ「・・・ありがとね、アスカ」

    アスカ「なによ、いきなり」

    シンジ「心配してくれて、うれしいよ」

    アスカ「あ、あったりまえでしょ! あんたがいなくなったら・・」

    シンジ「いなくなったら?」

    アスカ「内緒よ!」

    シンジ「ふふ。じゃあ、帰ってきたら、聞かせてね」

    アスカ「もー、なんなのよその余裕! あたしが想像してたのと、全然違うし!」

    シンジ「え? 想像って?」

    172 :

    ええな

    174 :

    ほっこりする

    175 = 52 :

    アスカ「うっるっさっいわねー! いちいちそんなこと聞かないでよ!」

    シンジ「ご、ごめん!」

    アスカ「・・もう・・・ホントにバカシンジなんだから」

    シンジ「それ、どういう意味?」

    アスカ「だーかーらー!」

    シンジ「冗談、冗談だよ!」

    アスカ「チッ・・もう、バカ」

    シンジ「・・うん」

    アスカ「お土産、いーっぱい買ってくるのよ」

    シンジ「そうするよ。なにがいいかな?」

    アスカ「何でもいいわよ。あんたのセンスに任せるわ」

    シンジ「アスカが喜びそうなもの、頑張って探すよ」

    アスカ「期待しないで待ってるわよ」

    シンジ「うん」

    176 = 143 :

    ドキドキしてきた

    177 :

    私怨

    178 = 89 :

    期待しないでまってるよ

    179 = 162 :

    いいなあ
    ポカポカする

    180 = 52 :

    アスカ「・・・・・・ん!」
    シンジ「ん? どうしたの?」

    アスカ「ほら、手、だしなさいよ!」

    シンジ「うん・・・?」

     ギュ・・キュ

    シンジ「!」

    アスカ「ゆびきり、してよ」

    シンジ「え、う、うん」

    アスカ「ほら、早く・・」

    シンジ「えと、なにを、約束すれば、いいの?」

    アスカ「なんで今のタイミングでそれを聞くのよ!? あんたってホントムードだいなし!」

    シンジ「わわ、お、落ち着いて! きゅ、急だったから!」

    アスカ「早くしてよ!」

    シンジ「え、えと、じゃあ、お土産いっぱいかってきます」

    アスカ「・・・・・もういいわ・・・・」
     ガックシ

    181 :

    見てるよ

    182 = 52 :

    シンジ「えぇー・・」

    アスカ「期待したあたしがバカだった・・・」

    シンジ「ご、ゴメン・・・」

    アスカ「もう・・帰ってきたら、リベンジするわよ!」

    シンジ「わ、わかったよ!(よくわかんないけど・・・)」

    アスカ「まったく・・!(どうして、無事で帰ってくるとか、気の利いたことが言えないわけ!? このバカ!)」

    シンジ「でも・・・アスカの手、あったかいね」

    アスカ「!!!!!」

    シンジ「やわらかくて・・・・なんか、凄く、可愛いね」

    アスカ「あ、あ、あ、あんたバカぁ!?」カァッ

    シンジ「うわっ、 いきなりひっこめないでよ!」

    アスカ「いきなりなのはあんたでしょ!
        そ、そういうのは、ちゃんと、心の準備させてから言いなさいよ!」

    シンジ「え、えぇ? そうなの?」

    アスカ「そ、そうよ! ・・・はい、準備したから、もう一度言いなさい!」

    183 = 177 :

    アスカかわいい

    184 = 52 :

    シンジ「えぇー?」

    アスカ「「えぇー?」じゃないわよ! ほら、とっとと言う!」

    シンジ「アスカの手、あったかいねー」

    アスカ「そっちじゃないだろ! バカ!」

    シンジ「え、えと・・・やわらかくて、可愛い、ね?」

    アスカ「/////」

    シンジ「ハッ(か、可愛い、とか、何言ってるんだ僕!)」

      ギューッ

    アスカ「頑張って・・・きてよね」

    シンジ「う、うん・・・アスカも、元気でね」

    アスカ「・・・一週間ぐらい、なんてことないわよ・・」

    シンジ「そう、だよね。すぐだよね・・・」

    アスカ・シンジ「・・・・・・・」

     ギュッ

    ミサト「・・・・おねーさんは、とっても嬉しくて、ちょっぴり切ないわよ、二人とも・・・」

    185 = 163 :

    てっきりキスするものと思ってました

    186 = 177 :

    ニヤニヤ

    188 = 96 :

    甘ーい(・∀・)ニヤニヤしちゃうwww

    189 = 52 :

     翌日
     NERV本部 ミサトの部屋

    リツコ「司令はいったいなにがしたいのかしらね」

    ミサト「・・さぁ? あの二人を幸せにしたいんじゃないの? それにしては、今回のは逆効果だと思うけど。
        あたしがいうのもなんだけど、もうおせっかいよね。ただの。
        あの2人は、ちゃんと色々考えてるわ」

    リツコ「ベット状況は依然アスカ優勢だけど、あなたならどうする?」

    ミサト「私は、もう・・」

    リツコ「もしもの話よ」

    ミサト「多分、シンジ君ね」

    リツコ「へぇ・・・信じられないわ」

    ミサト「なにそれ? 冗談?」

    リツコ「違うわよ。なにか、あったの?」

    ミサト「まぁね。
        ・・今回のことは、私が引き起こしたことだから、私がけじめをつけないといけないと思ってる。
        アスカやシンジ君に嫌われても仕方ないわ。
        でも、あの2人の気持ちにキズをつけることだけは、絶対にしたくないの」
        これは、終わりじゃなくて、大切な始まりなのよ。二人にとっては」

    リツコ「なるほど、ね」

    190 = 52 :

    ミサト「だから、お願い。これからも、色々手助けしてあげてほしいの」

    リツコ「わかってるわ。
        アスカの身体に関しては、ちゃんと最後まで面倒見るつもり。
        シンジルフィンなんてひどい嘘だと思ったけれど、今のアスカは本当に体調がシンジ君の愛情に左右されているわ」

    ミサト「やっぱり、そうなのね・・・」

    リツコ「えぇ。私たちではモニタリングすることは不可能よ。あそこまで信じ込んでいると、何があってもおかしくないわ」

    ミサト「私の、せいね・・・」

    リツコ「私も、少し仕込が過ぎたと反省してるわ。
        こんなことになるなんてね・・・プラシーボ効果のようなものだと思われるけれど」

    ミサト「どうしたら、いいのかしら」

    リツコ「・・2人が幸せになれれば・・・」

    ミサト「アスカは、シンジ君の愛情を常に受けられるわけだから・・・」

    リツコ「治る治らないはわからないけれど、アスカの体調が左右されることは少なくなるでしょうね」

    ミサト「身から出た錆よ。必ず、あの2人を幸せにしてみせるわ。傷つけることなく・・・」

    リツコ「可能な限り協力するわ」

    ミサト「・・ありがとう・・・リツコ・・」

    リツコ「(私は、あなたの変化にも驚いてるわよ、ミサト・・・)」

    191 = 52 :

     NERV本部 駐車場
    ミサト「ほいじゃ、いってくるわねん♪」

    シンジ「いってきます」

    レイ「気を付けて、碇君、葛城三佐」

    マリ「二人とも、一番危険なのは往復の車内だにゃー! 安全運転!」

    アスカ「・・・・・」

    シンジ「アスカ・・・」

    アスカ「なーにシケたツラしてんのよ」

    シンジ「・・・いつもだろ?」

    アスカ「・・ふふ、そうね」

    シンジ「待っててね」

    アスカ「! ・・そのつもりよ」

     ジッ

    ミサト「シンジ君、行くわよ」

    シンジ「はい!」

    アスカ「(・・・・・あとは、あたしの体がどれだけ持つか、か・・・)」

    194 = 100 :

    なんかアスカかっこいいな

    195 :

    最高だ

    197 = 52 :

    1日目
     ミサト宅 アスカの部屋

    アスカ「ふーん。結構面倒なことやってんのね?」

    シンジ『そうなんだよー。色んな武器を試してるんだけど、一日中的に向かって撃ってるだけっていうのも結構飽きるし・・』

    アスカ「あ、そ」

    シンジ『アスカは、どう?」

    アスカ「べっつにー。今まで通りよ。特別なことなんてなにもない、素晴らしい毎日よ」

    シンジ『なんかとげがあるなぁ・・』

    アスカ「・・・あんたもいないし、つまんないのよ」

    シンジ『へ!?』

    アスカ「ふふ。びっくりした?」

    シンジ『そ、そりゃ、びっくりするよ!』

    アスカ「よしよし。今のでだいぶ満足したわ」

    シンジ『も、もう・・・』

    アスカ「もう1時間・・か。いい加減ベッドでゴロゴロしながら電話するのにも疲れてきちゃったから、切るわよ」

    シンジ『うん・・』

    198 = 52 :

    アスカ「なーに、寂しそうな声だしてんの? たった1日しかたってないわよ?」

    シンジ『さ、寂しくなんか、ないけどさ!』

    アスカ「アタシは寂しいけど」

    シンジ『うぐっ』

    アスカ「ふふふ。ホントにあんたって単純ねー! ひっかかりやすすぎ!」

    シンジ『もう、アスカぁ・・・』

    アスカ「ま、ちゃっちゃと終わらせて帰ってきなさいよ。掃除洗濯、全部自分でやるの面倒なんだから」

    シンジ『なるべく早く、帰るよ』

    アスカ「はいはい。・・それじゃ、おやすみ」

    シンジ『おやすみ、アスカ』

     プツン

    アスカ「・・・・はぁ・・・・
        な、なんで電話越しだとこんなに恥ずかしいことがスラスラ言えるのかしら・・・
        われながら不思議でしょうがないわ・・・」

    199 :

    ポカポカする

    200 = 52 :

    2日目
     NERV本部 パイロット休憩室

    マリ「ほんでほんで、どうなの? 姫」

    アスカ「なにがどうなのって?」

    マリ「わんこ君との話に決まってるでしょぉー?」

    レイ「ぽかぽかしているの?」

    アスカ「あんたたち・・・大体、ぽかぽかって・・・」

    マリ「いいからいいから!」

    レイ「早くして」

    アスカ「レイまで・・・
        べ、別に、普通よ。
        帰ってきたら、なんか、言うって言ってたけど」

    マリ「おぉー・・・」

    レイ「ぽかぽかするのね」

    アスカ「まぁ・・何言われるか、わかったもんじゃないけど」

    マリ「姫、目はいやそうなのに、口元がニヤニヤしすぎだにゃ」

    レイ「元気そうでよかったわ」


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