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    元スレシンジ「へー、ここが真希波のマンションかあ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - エヴァ + - マリ + - 碇シンジ + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 6 :

    マリ「うわー! 見てみてわんこくん! うわー!」シュバッ!

    シンジ「それ便利だから覚えとくといいよ! あとちゃんとマスクをするようにね。気分が悪くなったら新鮮な空気を吸って!」バサバサ

    マリ「わんこくんこれ楽しい! だいぶ楽しいよ!」バッ!バッ!

    シンジ「僕らが生まれる前に伊東家の食卓って番組で紹介されてたらしいんだ。なぜかわからないけど父さんがやってるのを見て覚えたんだよ」

    マリ(そういえばわんこくんのお母さんって技術畑の人だっけ)

    シンジ「母さんも家事ができない人だったのかな……」バサバサ

    マリ「わんこくん、わんこくん」

    シンジ「あ、ごめん。埃っぽいかな」

    マリ「お母さんの胸に飛び込んできてもいいよ!」

    シンジ「あとでね!」

    マリ(えっ、あ、OKなんだ?)キュン

    102 :

    ゲンドウこんなことやってたのかよ

    103 :

    ふぃ…

    104 = 6 :

    シンジ「掃除のやり方には欧米式と日本式があってね」バサバサ

    マリ「ふんふん」モグモグ

    シンジ「ごみを角から中央へ集めていくのが欧米式、一方の角から対角線に集めていくのが日本式なんだ」

    マリ「へええ」モグモグ

    シンジ「真面目に聞けよ! 僕もアイス食べたいけど頑張ってんだよ!」

    マリ「じゃあほら、んー」

    シンジ「いらないよ!」

    マリ「えっ」

    シンジ「真希波がアイス食べてる絵面でお腹いっぱいだよ! 可愛いからそのまま食べてていいよ!」

    マリ「ゴクッわ、私も手伝う!」キュン

    シンジ「ちなみにさっきの欧米式とか日本式とかの話は適当こいたよ!」

    106 = 99 :

    へぇーって思ったのに! 裏切ったな!

    107 = 92 :

    掃除中に食べるのは衛生的によろしくないぞ

    108 :

    >>102
    むしろ冬月先生から伝授されたんじゃね?

    109 = 6 :

    マリ「ほうきどっせーい!」ブォン

    ブワッ

    シンジ「真希波! それじゃダメだ! 埃が舞い上がるだけだよ! 目を閉じて! 地味に目が痛むから気をつけるんだよ!」

    マリ(さっきから思ってたけどわんこくんて優しい…)キュン

    シンジ「埃はフワフワしてるからそのままはくと散らばっちゃうんだ。特にこんな綿ぼこりはね。安易に掃除機なんかかけたら大惨事だよ」

    マリ「ふむふむ」

    シンジ「そこでこれの出番だ」

    マリ「あ、紅茶の出がらし」

    シンジ「出がらしに含まれる水分がうまい具合に埃がまとまるんだ。それに紅茶に含まれるタンニンにはワックス効果もある。でもフローリングとの相性もあるからまず目立たないところで試してからね!」

    マリ「わんこくんさあ、そういう情報どこで拾ってくんの?」

    シンジ「ほんとだよ! 僕はなんでこんなことにばっかり詳しくなってるんだよ!」

    マリ(でもそこがいい!)キュン

    110 = 39 :

    起きてもスレ残ってるくらいゆっくりで頼む

    111 = 6 :

    暫くして

    マリ「終わったー!」バンザーイ!

    シンジ「殆どゴミだったからね。どんどん捨ててはいて拭くだけですんだのは大きいよ。ダンボールに入ったままの荷物はまた明日だね」ナデナデ

    マリ(なんか頭撫でられてる!)ドキドキ

    シンジ「真希波、先にシャワー浴びてきなよ」

    マリ「えっ」

    シンジ「ん?」

    マリ「え? え、ちょ、なんかまだ心の準備がっていうか私たちまだ会ってそんなに経ってないし」

    シンジ「僕はその間に晩御飯の献立を考えるよ」

    マリ「どっせーい!」ボコー!

    シンジ「なんだよ! さっきからちょいちょいわけのわからないところで殴らないでよ! なんなんだよ!」

    マリ「シャワー浴びてくるから!」

    シンジ「なんでキレてんのさ!」ビクッ

    112 :

    寒いはよ

    113 :

    素晴らしい 萌えと笑いが止まらん

    114 :

    あのシンジさんが押せ押せだとキュンキュン来るな

    116 = 6 :

    シャワー中

    シャワワワワー

    マリ「あー、びっくりしたにゃあ! あー、あー、ほあー!」ジタバタ

    シンジ「真希波!」ダンダン

    マリ「ぎょわー!」

    シンジ「ごめん! 扉越しに謝るよ!」

    マリ「い、いいって。その、私のはやとちりだしむしろよくよく考えたらどう考えても私が悪い! だからわんこくんも」

    シンジ「やっぱ掃除中にアイスを食べるのはダメだよ! 僕も真希波可愛いとか言ってないで止めるべきだったよ!」

    マリ「」バーン!

    ゴッ

    シンジ「扉で鼻を痛打したよ!」

    マリ「お、テーブルの上にメモ発見! 今日の献立はなーに、かにゃっ、と」チラ

    シンジ「なんで無視すんのさ! あと服を着てよ! まだ若干埃っぽいから健康に悪いよ!」

    117 = 99 :

    裸でもストローか何かがきっとガードしてるから大事なところは見えないんだろうな・・・

    118 = 6 :

    シャワーの後

    シンジ「当たり前の話だけど着替えがないよ! 僕はアホか! 真希波も真希波だよ! 気づいてたなら教えてくれてもいいじゃないか! なんで洗濯機まで回してるんだよ!」

    マリ「う、うん」プッ
    マリ「でもほら、わんこくん細いから女物のパンツも入るし」ププッ
    マリ「シャツはピッチピチだけどパーカー羽織っちゃえばまあわかんないし」プププ
    マリ「わんこくんさあ、レディースの洋服似合いすぎ!」ププーッ!

    シンジ「」

    マリ「だーいじょうぶだって。明日も休みなんだから服を乾かす時間くらいあるよ。その間は私の女っぽくない寝間着かしてあげるからさ!」

    シンジ「真希波」

    マリ「にゃ?」

    シンジ「これ、柄物も一緒に洗ってない……?」

    マリ「あ」

    119 :

    泊まりかよ!




    いいね

    120 :

    シンちゃんくらい家事できるならヒモでもいいよね

    121 = 6 :

    スーパー

    ウィーン
    ッラッシャーセーッ
    ーッヤスイヨヤスヨーッ!

    マリ「よし! わんこくん、中へゴーだ!」ダッ

    シンジ「まだ早い」ガシッ

    マリ「にゃっ!」
    マリ(なんかわんこくんがどんどん大胆になってる気がするにゃ!)ドキドキ

    シンジ「スーパーに入ったらまず入口近くのチラシを見るんだ。お買い得品がわかるからね。曜日ごとの特売品もチェックしないと」メモメモ

    マリ(真剣な横顔…)キュン
    マリ(っていくらなんでもさっきから些細なことでキュンキュンしすぎじゃん!?)ドキドキ

    シンジ「真希波は今晩なにか食べたいものはある?」

    マリ「ふえ! う、うーん。そうだなあ。パスタ?」

    シンジ「じゃあプチトマトが安いからプッタネスカにしよう。真希波は辛いのは平気?」

    マリ「大好物だよ!」グッ

    シンジ「実は僕も大好きなんだ」

    マリ(ほああああ)キュン

    122 = 98 :

    くそ 寝れんじゃないか

    123 = 6 :

    マリ(いやいや今のキュンはおかしいって! 私のことじゃないし! でもあんないい笑顔で「大好き」とか言われたらそりゃときめくよ!)ドキドキドキドキ

    シンジ「あ、あさりが安い。明日の朝はボンゴレビアンコにしよう。真希波は貝は平気?」

    マリ「ふえ。あ、うん。大好k……オッケー!」

    シンジ「僕もオッケーだ。白ワインが買えればなあ。料理酒よりも断然美味しいんだけど」

    マリ「てゆーかさ、わんこくんはパスタとかよく作るの?」

    シンジ「ううん。ぜんぜん。アスカが『女の子ににんにくなんて食べさせるつもり!? サイテー!』って作らせてくれないんだ。アスカはガサツなようで細かいところを気にしすぎなんだ」

    マリ「あー」
    マリ「わんこくん」

    シンジ「なに?」

    マリ「トイレ」ダッ
    マリ(そうか。そうきたか。そこは盲点だったなー)ガサゴソ
    マリ「これください」

    ピッ
    ッエンニナリャッスアリャッス

    124 :

    酒か?

    125 = 6 :

    マリ「やあやあ待たせたねにゃっはっは」

    加持「よっ」
    マリ「にゃっ!?」

    加持「そんなにびっくりしなくたっていいだろう。なあシンジくん」

    シンジ「そりゃ夕方のスーパーで買い物かごを下げた加持さんと会えば誰でもこうなりますよ……」

    加持「今日は葛城がうちに来るんだよ」

    シンジ「何を作るんですか?」

    加持「まああいつの食うもんなんて決まってるからな。酒のつまみさ。外ですませたっていいんだがたまには家で飲み食いするのも悪くないもんさ」

    シンジ「加持さん、料理もできたんですね」

    加持「大学時代誰があいつの飯を作ってたと思う? 嫌でも詳しくならざるを得なかったさ。あの時は外で飲み食いなんかできなかったからな……」

    シンジ「……」ジーン

    加持「ここで会ったのも何かの縁だ。その酒は俺が買ってやるよ」

    シンジ「えっ。いいんですか?」

    加持「料理に酒はつきものさ。その材料ならパスタだろう。ペリエも買っとくから酔ったらこっちを飲めばいい。じゃ、頑張れよ」ウインクバチーン

    マリ「にゃ!?」

    加持「はっはっはっはっは。あー、付き合い始めの頃を思い出すなー。今日は葛城とうまくやれそうな気がしてきたぞー」

    126 :

    ゴムだよ

    131 = 6 :

    マリ(ちなみに私が買ったのはブレスケアミント! これでにんにく料理もばっちりだね!)グッ

    シンジ(冷静になって考えたら真希波の部屋で献立を決めたはずだったじゃないか! 畜生、畜生、畜生! 自分の計画性のなさに腹が立つよ!)
    シンジ「買い物を続けよう!」

    マリ「おー!」

    シンジ「前菜はカプレーゼにしよう。トニオさんもおすすめのメニューだ。トニオさんに任せておけば間違いはないよ」

    マリ「でも子羊肉のりんごソースがけはレベル高いにゃー」

    シンジ「普通のステーキで妥協しよう」

    マリ「にゃ! わんこくん、私はレアで頼むよ!」キラーン

    シンジ(しまった。真希波を喜ばせたいあまり分不相応な献立を! 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ)

    加持(シンジくん、逆に考えるんだ)

    シンジ(加持さん! 直接脳内に…!)

    加持(逃げちゃってもいいさと)

    シンジ「……せっかくだし高い肉を買っちゃおうか」

    マリ「わーい! わんこくん、おっとこまえー!」ベシベシ

    シンジ(家計簿、買って帰ろう)ズーン

    132 :

    シンジ「へー、ここが真希波のマンコかあ」に見えたのに……

    133 = 130 :

    流石加持さんは良いこと言うな

    134 = 129 :

    加持さんみたいな大人になりたい

    135 :

    アスカも綾波も両極端なんだよなぁ
    マリがとても魅力的に見えるよ

    136 :

    >>132
    あなた疲れてるのよ

    137 = 6 :

    ウィーン

    シンジ「どう考えても一晩の食事代としては破格の値段だったよ……」ズーン

    マリ「まあまあ。私の引っ越し祝いだと思えばいいじゃんか! あ、ほらほら、わんこくん、夕日が綺麗だよ! だから元気出して!」

    シンジ「ふふ、本当だね。赤いや」

    マリ「なにそれふつー。そりゃ夕日は赤いでしょ」プーッ

    シンジ「アスカ、今頃どうしてるかな」

    マリ「」

    シンジ「お腹を空かせてないといいけど」

    マリ「わんこくんさあ」

    シンジ「うん?」

    マリ「ローキック!」バギィ!

    シンジ「いったあ! なんでだよ! 今日一番痛かったよ!」

    マリ「これから他の女の子のことを考えるたびに少しずつ蹴りの威力が上がっていくから」

    シンジ「!?」

    138 :

    どうしてこうゆう青春を送れなかったんだろうか

    139 :

    マリかわええなぁ

    140 :

    マリみたいなメガネの似合うかわいい彼女がほしい

    141 :

    言うな

    144 = 6 :

    真希波のマンション

    シンジ(真希波がさっきから口もきいてくれないよ。さすがの僕もこれは強く出られない。そもそも僕はそういうキャラじゃないだろ!)

    マリ「……」ジー

    シンジ「真希波、あのさ」

    マリ「脱いで」

    シンジ「あ、うん……」
    シンジ(どうしようどうしようどうしよう。あ、ちなみにスーパーで替えの下着と歯磨きセットも買ったよ。人の家に泊まる時はこの二つがないとお手上げだからね)

    マリ「じゃ、ちょっとしまってくるから」バタバタ

    シンジ(それにしても困ったよ。食事ってのは楽しくなくちゃ意味がないんだ。特に可愛い女の子と食べる時はなおさらそうだ。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……)

    145 = 6 :

    真希波の部屋

    マリ(わ、わんこくんの着てた私のシャツ…!)

    マリ(正直さっきから気が気じゃなかったよ!)

    マリ(ちょ、ちょっとだけ…)クンクン

    マリ(!)ピコーン

    マリ(ふわあ。LCLと男の子の匂いがする……)トローン

    マリ(わんこくんの反省を促すためにももう少しくんかくんかしよう)クンカクンカカリカリモフモフキュンキュキュン

    146 :

    ふぅ…

    147 :

    ウッ
    フキフキ

    148 :

    はい

    149 = 6 :

    シンジ(しかし僕は女の子のマンションでぱんつ一丁で一体何をやってるんだろう。軽く死にたくなってきたよ。早く着替えを持ってきてくれないと困るよ!)

    マリ(ふわあ。ほああ。ぬわあ)クンカクンカスーハースーハーゴロゴロ

    シンジ(大体、真希波も真希波だよ! 家族のこと考えて何が悪いんだよ! アスカだって生まれや育ちのせいもあるけど最悪ビールとソーセージとライ麦パンで夕食を終わらせるような女の子なんだ!)
    シンジ(野菜を取れよ!)

    ガラッ!

    マリ「……」

    シンジ「……」

    マリ「これ、着替え。ジャージならいいんじゃないかなーって。どうかにゃ?」

    シンジ「う、うん。いいと思うよ」

    マリ「そしてロー!」ボゴォ!

    シンジ「ほんと洒落にならないよ!」

    マリ「……」ジトー

    シンジ「なんだよ! 言いたいことがあるなら言えよ! 来いよ真希波! ATフィールドなんて捨ててかかってこい! そのあとで楽しい夕食にしよう!」


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