元スレキョン「鶴屋さんっていつも元気ですね」鶴屋「まぁね!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 148 :
最近週2くらいでハルヒSS見てる気がするな
152 = 132 :
鶴屋さんはかわいい
153 = 134 :
私怨
154 = 114 :
駅前
ハルヒ「またね、みんな!!」
キョン「おう」
古泉「助かりましたね……」
キョン「まぁな……。ハルヒのおかげであり、ハルヒの所為だけどな」
古泉「心から願わなかったことを気にしているのですか?」
キョン「気にしてないって言えば嘘になるな」
古泉「誰しも心の底から願うことは難しいものですよ。知的好奇心の欠片が残っていれば、尚のことです」
キョン(そう。俺もハルヒを責めることはできない。俺だって鶴屋さんの弱った表情を見て、可愛いだのなんだの想ったわけだし。俺がハルヒの立場だったとしても、同じことになっていただろう)
古泉「それに、涼宮さんの中では鶴屋さんが患っているのは不治の病ではなく、単なる風邪。ですからね。我々とは深刻度がまるで違っています」
キョン「分かってる」
古泉「それでは、この辺で」
キョン「おう」
朝比奈「あの……キョンくん……」
キョン「朝比奈さん?」
156 = 114 :
朝比奈「ありがとう、鶴屋さんのこと……」
キョン「俺はなにもしていませんよ。ハルヒが作った万能料理のおかげです」
朝比奈「ううん。それだけじゃないの。鶴屋さんのこと一番心配していたのってきっとキョンくんだから」
キョン「そんなことは。朝比奈さんだって心配していたでしょう?」
朝比奈「そうだけど。でも……」
キョン「朝比奈さん?」
朝比奈「ごめんなさい。なんでもないの。とにかく、鶴屋さんを助けてくれてありがとう。本当に感謝してます」
キョン(もしかして朝比奈さんにもハルヒ同様、心の底から鶴屋さんの回復を願いものがあったのだろうか)
キョン「朝比奈さん。俺も同罪ですから」
朝比奈「キョンくん……」
キョン「だから、気にしないでください」
朝比奈「ありがとう……。またね」
キョン「はい。お気をつけて」
キョン「……長門」
長門「なに?」
157 = 114 :
>>156
キョン(もしかして朝比奈さんにもハルヒ同様、心の底から鶴屋さんの回復を願いものがあったのだろうか)
↓
キョン(もしかして朝比奈さんにもハルヒ同様、心の底から鶴屋さんの回復を願えないものがあったのだろうか)
158 = 132 :
こんな遅くまでほんとできる>>1だな
159 = 114 :
キョン「悪かった」
長門「……」
キョン「お前ならなんとかできるだろうって思ってて、変な期待をずっとしてて……えっと……」
長門「私の力不足。貴方の指摘は正しい」
キョン「そんなことあるかよ!」
長門「……」
キョン「長門に何度命を救われていると思っているんだ。お前はむしろ半年ぐらい有給休暇を与えたいぐらいなんだぜ?」
長門「……」
キョン「料理、手伝ってくれてサンキュ」
長門「構わない」
キョン「また、明日な」
長門「……」コクッ
キョン「ふぅ……」
キョン(凡庸な奴もそら必要だろうけど。こういうときぐらい、秘めたパワーが開花してもいいんじゃないだろうか)
キョン(ま、そう都合よくいけば、毎回ハルヒに振り回せることもないんだよな。全く、世界はよく出来てるな)
160 = 114 :
翌日 キョン宅
キョン「いってきまーす」
妹「まーすっ!!」
キョン「ん?」
妹「あーつるちゃんだぁ!!」
鶴屋「やぁやぁ、キョンくんっ!!そして妹ちゃん!!元気っかい?!」
キョン「ええ。とても」
妹「げんきだよーっ」
キョン「体はもういいんですか?」
鶴屋「うんっ。もうガッツマックス、エネルギー充填200パーセントっ!!もうね、今なら富士山はおろか、エベレストだってこの服装で踏破できる気分だねっ!!」
妹「すごーい!!」
鶴屋「そうさっ!あたしはめがっさ、すごいっ!!!」
キョン(よかった。いつもの鶴屋さんだ)
鶴屋「一緒にいこっか、キョンくん」
キョン「よろこんで」
161 = 148 :
にょろーん
162 :
復活あげ
163 = 114 :
鶴屋「キョンくん、あんがと」
キョン「え?なんのことですか?」
鶴屋「またまた、照れちゃって」
キョン「いえいえ。本当のことですよ。鶴屋さんは自力で病魔に打ち勝ったんですから」
鶴屋「そっかい?ま、キョンくんがいうならそういうことにしとこうかっ」
キョン「ええ、そうしておいてください」
鶴屋「ふふっ……みくるが放っておかないわけだ」
キョン「どういう意味ですか?」
鶴屋「なんでもっ。あ、キョンくんっ、自販機はっけーん!!何飲むにょろ?」
キョン「うーん……登校中なのでお茶にしておきます」
鶴屋「そっかい。ほい!」ピッ
キョン「どうも」
鶴屋「いやいや、これぐらいはねー」
キョン「お、鶴屋さん、当たりが出ましたよ。もう2本いけるみたいです。どうしますか?」
鶴屋「え?この自販機は当たりなんて……あははは。あー、こりゃやられちゃったねぇ。んじゃ、おしるこ2本もらっちゃうっ!!」
164 = 114 :
鶴屋「あー、あったまるにょろ」
キョン「よかったですね」
鶴屋「うんっ。ホントに。こんなに楽しいこと、ほかにはないねっ!!」
キョン「ええ、そうですね」
鶴屋「お、おぉ?!キョンくんもあたしと一緒に居られてうれしいっかな?!」
キョン「そりゃあ……まぁ……」
鶴屋「そーかい、そーかい。ふふーん。なら、今日は出血大サービスだよん!!しっかり、見といておくれ!!」
キョン「え?」
鶴屋「これをこーして……ほい。ポーニテールっ」
キョン「……!!」
鶴屋「どうにょろ?似合うかい?」
キョン「はい。とても」
鶴屋「これ、みくるには内緒だからね、あとハルにゃんにも」
キョン「言いませんとも。理由は分かりませんが、鶴屋さんがそういうなら!!」
鶴屋「あはははは!!いいねー、キョンくん!!そのノリ、サイッコー!!あははははは!!」
165 = 114 :
>>164
鶴屋「これをこーして……ほい。ポーニテールっ」
↓
鶴屋「これをこーして……ほい。ポーニーテールっ」
168 = 114 :
鶴屋「おとと、ここまでだね」
キョン「え?」
鶴屋「後ろ」
キョン「後ろって……」
ハルヒ「おはよう、キョン。鼻の下、伸びてるわよ?」
キョン「え……!?そんなことは……!!」
ハルヒ「バカ……。そんなにみたけりゃ、言えばいいでしょうが……」
鶴屋「それじゃあね、キョンくん。また、あとで!!」
キョン「はい」
鶴屋「お、そーだ!!キョンくーんっ!!!」
キョン「なんですか?」
鶴屋「あたし、キョンくんのことだーいすきっだからっ!!」
キョン「は……!?」
ハルヒ「……?!」
鶴屋「あははははは!!!おしるこ、あんがとっ!!キョンくんっ!!」
169 = 128 :
鶴屋さんなら、コミュ障の俺でも会話してくれるのかな
171 :
キョン「は……!!!!」ジョボボボボボボボボ
鶴屋「あははははは!!!おしっこ、あんがとっ!!キョンくんっ!!」ゴクゴク
172 = 114 :
ハルヒ「どういうことよ……!!キョン……!!」
キョン「ま、まて、ハルヒ!!あれは鶴屋さん流の挨拶だろ!!」
ハルヒ「やっぱり、ポニーテールか!!こんちくしょう!!!」
キョン「落ち着け!!おい!!」
ハルヒ「うがぁー!!!」
鶴屋「あっはっはっはっは。やっぱり、こうして見てるのが面白いね」
鶴屋「今回はちょろんと関わり過ぎちゃったけど……まいっか」
鶴屋「おしるこ、おいしいねっ」
鶴屋「……また、あそぼっ。キョンくんっ」
キョン「ハルヒ!!いてえ!!ひっかくなぁ!!」
ハルヒ「今、髪を伸ばしてるんだからね!!!」
キョン「しらんわっ!!」
おしまい。
173 :
おつにょろん
174 = 114 :
>>165
鶴屋「これをこーして……ほい。ポーニーテールっ」
↓
鶴屋「これをこーして……ほい。ポニーテールっ」
178 = 136 :
やっと寝れる
180 = 138 :
乙にょろ
182 = 140 :
乙にょろ
書き上げてくれて感動した
183 = 127 :
乙
鶴屋さん可愛い
184 :
ええ話や
乙乙
189 :
乙
よかった
191 :
192 = 191 :
乙乙
195 :
起きたらまだ残っててしかもしっかり完結してるとか
乙
196 :
乙乙
完結まで読めるなんてうれしいね
朝まで残ってるとは思わなかった
197 :
おつ
198 :
おっつおっつ
199 :
おつ
残ってて良かったー
みんなの評価 : ☆
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