元スレキョン「鶴屋さんっていつも元気ですね」鶴屋「まぁね!」

みんなの評価 : ☆
1 :
鶴屋「キョーンくんっ!!おっはよ!!」
朝比奈「おはよう、キョンくん」
キョン「ああ、おはようございます」
鶴屋「今日もめがっささっぶいねー!ホントいつまでも布団の中に入ってたいぐらい!!」
キョン「ええ、そうですね」
鶴屋「昨日のテレビ見た?いやー、あれってホント面白いよねー。あたし、ずっと笑っててもうお腹いたくなっちゃってさー」
キョン「そうなんですか」
鶴屋「朝ごはん、何食べた?卵焼きっかな?」
キョン「えっと……」
朝比奈「つ、鶴屋さん、キョンくんが困ってますよ?」
鶴屋「え?あ、ごっめんね!あたしばっかり喋っちゃって!!はい、キョンくん、どーぞ!!」
キョン「鶴屋さんっていつも元気ですね」
鶴屋「まぁね!!元気が一番!!元気がないと面白いことを面白いって感じられないっからね!!あと元気の秘訣は好き嫌いをしないことー!!」
2 :
うむ
3 :
鶴屋と結婚したい
4 :
キョン「鶴屋さんは男の子の日でも元気なんですか?」
5 :
いいね
6 :
鶴屋さんカワユス
7 = 1 :
キョン「そうですか。ほかにも何か秘訣はあるんですか?」
鶴屋「そうさねぇ……。やっぱり、冬場は庭で乾布摩擦かなっ」
キョン「か……!?」
朝比奈「かんぷー?……なんですか、それ?」
キョン(鶴屋さんが乾布摩擦だと?それってやっぱり、つまりは、衣服とか、ぬいで……)
鶴屋「お、みくるもやってみる?気持ち良いしさ、体にもいいよ。あと、日頃しないことすると新しい発見もあったりするっさ」
朝比奈「へぇ。やってみようかなぁ」
キョン(朝比奈さんが乾布摩擦……それって、結論としまして、とどのつまり、上半身は……)
鶴屋「……キョンくぅん?」
キョン「は、はい?」
鶴屋「あまり、変な想像してると……」
キョン「え……」
鶴屋「あたしが気合いれちゃうからねっ!鶴屋流デコピンは、いったいよぉ?」
キョン(ああ、もう入れてください)
8 = 3 :
入れたいれす
9 :
挿れたいです
10 :
アソコにデコピン…
11 = 1 :
鶴屋「それでさぁ、今朝も庭で体操してたらもう雀が集まり始めてね」
朝比奈「へぇー」
キョン(ホント、鶴屋さんは元気だな。鶴屋さんがいるだけでダウナーオーラは自然と霧散してくれそうだ)
鶴屋「おっと。ここまでだね」
キョン「え?共同玄関まではまだ……」
鶴屋「ほら、みくる、いくよっ」
朝比奈「は、はぁい。それじゃ、キョンくん、また放課後に部室で」
キョン「ええ」
鶴屋「またね、キョンくんっ!」
キョン「はい」
キョン(にしても、どうして急いでいくんだ。まだ、始業開始には余裕があるし……。俺としてももう少し鶴屋さんの元気をわけてもらいたかったんだが)
ハルヒ「……キョン」
キョン「ハルヒか。よう」
ハルヒ「朝から、楽しそうねぇ……?それだけ元気があるなら、お使いぐらいしてくれてもいいわよね?」
キョン「おつかいだと?モノによる。怪獣は連れてこれんぞ」
12 = 1 :
休憩所
キョン(まさか、朝からコーヒーのパシリに行かされるとは……。あいつもいよいよ王様から女帝の様相を見せてきやがったな……。違いは分からんが)
キョン「えっと……」
鶴屋「あったし、これ!!」ピッ
キョン「鶴屋さん?!なにをするんですか?」
鶴屋「いやぁ、寒いからあったかいおしるこ飲もうと思ってぇ」
キョン(俺の金が……)
鶴屋「お!!あたしってば強運!!当たりが出たからもう2本!!」
キョン「何を言っているんですか?この自販機に当たりは……。あれ?ボタンが光ったままだ。鶴屋さん、お金いれ―――」
鶴屋「それじゃね!!」タタタッ
キョン「……」
キョン「よくわからんが、あとで鶴屋さんにお金は返しておこう」ピッ
キョン「うー、さぶ……。へっくしゅん!」
キョン「あー……。風邪引かないように、俺も乾布摩擦してみるか……」
13 = 1 :
放課後
ハルヒ「今日は何をしようかしらねえ」
キョン「今年するイベントはほぼコンプリートだろ。正月まで元気をとっとけ」
ハルヒ「いやよ。そんなのつまらないじゃない」
キョン(鶴屋さんが四六時中傍にいてくれるならお前に付き合ってもいいけどね)
鶴屋「おっす!ハルにゃん!元気!?」
ハルヒ「元気元気。鶴ちゃんは?」
鶴屋「見ての通りっさ!!鶴屋家の生まれは無病息災に恵まれてるからねっ。神いらずっさ!!」
キョン(鶴屋さんのお日様スマイルは朝比奈さんのエンジェルスマイルとは別の養分をくれるね)
ハルヒ「ふぅん。病気とかしたことないの?」
鶴屋「ないね。たまに喉がかれちゃうときもあるけどっ」
キョン(それは声援のしすぎではないでしょうか)
ハルヒ「あたしでも何度か風邪くらいは引いたことあるけど……」
鶴屋「ふふん。ハルにゃん、気合がたりないにょろ。乾布摩擦がオススメだけど、やってみっかい?」
キョン(ハルヒの乾布摩擦だと……。ありっちゃありだな……)
15 = 1 :
ハルヒ「ところで、どうかしたの?」
鶴屋「ああ、そうそう。みくるがちょろんと遅れることになったから、伝えて欲しいって言われてね」
ハルヒ「委員会かなにか?」
鶴屋「ううん、掃除当番。ほら、この時期って欠席する人増えるからねー」
キョン「そうですね。うちのクラスも空席がいくつも出始めました」
鶴屋「でっしょー?みんな、あたしみたく好き嫌いせずに寒くてもTシャツ一枚で過ごしてみないとね!」
キョン「鶴屋さん。朝は布団が恋しいって言ってたじゃないですか」
鶴屋「それはそれ。これはこれ」
キョン(都合の良い人だ)
ハルヒ「分かったわ。わざわざ伝えてくれてありがとう」
鶴屋「なんのなんの。これでも名誉顧問だしね」
キョン「あ、鶴屋さん」
鶴屋「なに?」
キョン「(今朝の飲み物の代金、返します。なんのつもりですか?)」
鶴屋「(あれは当たったものだから、とってていいよ。温かいものでも飲んで飲んでっ)」
16 = 1 :
キョン(まさか。鶴屋さん、俺がパシリにされたことを自分の所為だって思って……?)
鶴屋「ん?どうかした?ほら、団長が持ってるよん」
キョン「ありがとうございます」
鶴屋「バイバイ、キョンくんっ。また、あした!」タタタッ
キョン(良い先輩だ)
ハルヒ「キョン。何してるのよ。早く行くわよ」グイッ
キョン「わ、わかってるからベルトを引っ張るな!!」
ハルヒ「ふんっ」
キョン「……お前も別の意味で元気だよな」
ハルヒ「鶴ちゃんみたいに無病息災ってわけじゃないけどね」
キョン「確かに鶴屋さんが病気になるところは想像しにくいものがあるな」
キョン(床に伏す鶴屋さんか……。全くもって絵にならん)
ハルヒ「そうねぇ……。確かに想像できないわね」
キョン「ま、俺としてはお前が風邪をひいたことがあるって事実に驚いているけどな」
ハルヒ「ふっ。このままベルトを引き千切ってもいいのよ、キョン?」
18 :
鶴屋さん、可愛い。
朝倉の次に好き。
20 :
鶴屋さんこそが至高
21 = 1 :
部室
ハルヒ「まずは、日頃の食生活がどうなっているか、アンケートするわよ。今から配るこの紙に3日分の食事メニューを書きなさい。朝昼晩、間食も全部よ」
キョン(3日前の間食など、覚えているわけがない。3日前の朝飯だって怪しいぐらいなのに)
ハルヒ「ちなみにあたしは基本的に1日のカロリーをオーバーしないように気をつけているわ」
キョン「お前も体重を気にするのか」
ハルヒ「べっつに。あたしは食べても太らないし」
キョン(嘘だな)
ハルヒ「ほら、文句をいわずにちゃっちゃと書く!!」
キョン「やれやれ……」
古泉「困りましたね。恥ずかしながら、食生活に気を使ったことがありませんから……」
キョン「そうかい。そのままハルヒにいじられろ」
長門「……」
キョン(長門はどんな食生活なんだ?ちょっと気になるぞ)
長門「……」カキカキ
キョン(朝からカツ丼食ってるのか……。コンビニ弁当が主食みたいだな。まぁ、長門の場合、健康の心配はないだろうが)
22 = 1 :
ハルヒ「ダメじゃないの、有希ぃ。こんなんじゃ、30代でメタボ体型になっちゃうわよ?」
長門「……」
ハルヒ「昨日なんて、これ、大体だけど大人二人分のカロリー摂取してるわよ?」
長門「……」
ハルヒ「これは不摂生ここに極まれりね。有希、今日からあたしが食事を考えてあげるわ」
長門「いい」
ハルヒ「あたしがよくないのっ!!」
長門「……」
キョン(長門、食べるのが好きなんだろうか)
古泉「涼宮さんはどうしてしまったのですか?」
キョン「何のことだ。いつも通りだろ」
古泉「何を言いますか。これほどまでに涼宮さんの愛情を感じたことはありません」
キョン「一人でも休むような事態を避けたいだけだろ。怪我した相手も引き摺って参加させるだろうけどな」
古泉「そういった事態の芽を摘むためにこうしているのでしょう。感激ですよ」
キョン「ただの思いつきで感激か。幸せ者だなぁ、古泉」
23 :
鶴屋さんかわいいけど本編でなにしてたかイマイチ思い出せない
24 = 1 :
ハルヒ「いい?まずは野菜よ、有希。野菜から食べることでカロリーは押さえられるのよ」
長門「……」
ハルヒ「ここ、テストに出すからね」
長門「わかった」カキカキ
キョン(長門にはあとで俺から好きに食えと言っておこう)
朝比奈「すいません、おくれましたぁ」
ハルヒ「みくるちゃん。はやく座って」
朝比奈「わぁ、何をしてるんですかぁ?」
キョン「ハルヒの下らない思い付きですよ」
ハルヒ「誰がくだらないよ。組織の中でメディカルチェックをすることは重要でしょ?」
キョン(それなら月に一回ぐらいしてくれ)
朝比奈「3日分の食事を書けばいいんですか?」
ハルヒ「そうよ。さ、早く書いて」
朝比奈「はぁい。―――そうだ。キョンくん、キョンくん」
キョン「はい、なんでしょうか?」
26 = 1 :
朝比奈「さっき、鶴屋さんからメールが届いたんですけど、キョンくんに「ごめんにょろ」って伝えて欲しいって。何かあったんですか?」
キョン「え、ええ……。それほど大事じゃないんですがね。鶴屋さんって意外と気にするタイプなんですかね」
朝比奈「鶴屋さんはいつも周りをよく見てるって感じだから。キョンくんのことはいつも気にしてる感じだし」
キョン「鶴屋さんが俺を?」
朝比奈「うん。朝の会話は大体昨日のキョンくんの話ですから」
キョン(それはどういうことだろうか。普通に考えれば、鶴屋さんは俺のことを……。いや、でもあの人に限ってそのようなことは考えられない気もする)
キョン(なんというか、鶴屋さんならもっとストレートに攻めてくるだろう。取る行動はハルヒと似ているところもあるからな)
キョン(何か意図でもあるのか……)
ハルヒ「ちょっと、そこ!!なにヒソヒソ話してるわけ?」
朝比奈「ひっ」
ハルヒ「みくるちゃん?書いたのぉ?」
朝比奈「あ、あのごめんなさい。一昨日のメニューがおもいだせなくってぇ」
ハルヒ「そんな言い訳通用しないわよ!!罰よ罰!!面白い顔にしてあげるわ!!」
朝比奈「ひぇぇぇ!!」
キョン「やめろ、ハルヒ」
29 = 1 :
ハルヒ「―――みんな、あまり良いもの食べてないわねぇ」
キョン「俺たちは一般庶民だぞ」
ハルヒ「そう言う意味じゃないの。でも、これは由々しき事態ね。このままじゃあみんなは将来下っ腹が出るわね」
朝比奈「えぇ!?」
ハルヒ「特にみるくちゃんは三段腹になって、嫌な巨乳になる!!」
朝比奈「ひぃ……そんなぁ……」ブルブル
キョン(朝比奈さん、安心してください。貴方は将来、とても美しいボディラインをしていますよ)
ハルヒ「明日までにみんなの健康メニューを考えてきてあげるわ。感謝しなさい」
キョン(カエルの足とかじゃないだろうな)
ハルヒ「それじゃ、今日はここまでね。解散っ」
キョン(やれやれ。食べられるものが出てきて欲しいね)
古泉「心配はないと思いますよ。あれでいて涼宮さんは常識的な思考の持ち主です。ネットなりレシピ本なりみて、考えてくるのではないでしょうか」
キョン「……そんな面倒なことをするとは思えないがな」
古泉「そうですか?僕はそう信じますが」
30 = 1 :
翌日 通学路
キョン(ハルヒのやつ、何か嫌なものを用意してないだろうな。家庭科室を占領して、放課後3分クッキングとか始めなければいいが)
キョン「ん?あれは……」
鶴屋「……」スタスタ
キョン「鶴屋さん、おはようございます」
鶴屋「お、キョンくん。おはようっさ。今日も元気?」
キョン「ええ」
鶴屋「毎日こう寒いとやんなっちゃうね」
キョン「鶴屋さんは寒さに強いんじゃないですか?」
鶴屋「まっねぇ。あたし以上に強い人はいないっさ」
キョン「あははは。全く、その通りです。ところで、朝比奈さんは一緒じゃないんですか?」
鶴屋「流石にいっつも一緒ってわけじゃないからね。待ち合わせするときもあるけど」
キョン「今日はしなかったんですか?」
鶴屋「うん。ほら、いつも一緒だとマンネリしちゃうし」
キョン(恋人か何かなんだろうか、朝比奈さんと鶴屋さんは)
31 = 1 :
飯
34 :
>>30
微妙におとなしい
35 = 1 :
鶴屋「昨日、みくるから聞いたんだけど、また面白いことやるみたいだねぇ」
キョン「ハルヒの思いつき健康料理ですか?食わされる身になってください」
鶴屋「メニュー考えるだけでしょ?それにそれはハルにゃんの優しさにょろよ」
キョン「余計なお世話にならなきゃいいんですけどね」
鶴屋「そう毎回毎回困らせるようなことしないんじゃないっかな?」
キョン「え?」
鶴屋「そうそう、今日も乾布摩擦したんだよねー。いやー、もうね気分爽快っ。キョンくんもやってみれば?」
キョン「日課なんですか」
鶴屋「そだよ。ジョギングも欠かさないしねっ」
キョン(本当に元気だなぁ)
鶴屋「ま、健康で困ることがあったらあたしを頼っていいからね」
キョン「そうさせてもらいます」
鶴屋「うんうん。おっと、そうだ。昨日さ、帰りに猫みたんだよ、猫。それがめがっさ可愛くて、連れて帰ろうかなって思ったんだけどねー」
キョン(今日は、いい1日になりそうだな)
鶴屋「抱き上げようと思ったら噛まれちゃって、ほんとまいったよー。って、キョンくん、きいてる?」
37 = 1 :
共同玄関
鶴屋「それがもうすっごく面白くってさぁ、笑っちゃうよねー」
キョン「ホントですね」
鶴屋「おとと、まーた、あたしばっかり喋っちゃったね、ごめんよ。キョンくん」
キョン「いえいえ。とても楽しい通学路になりました」
鶴屋「そうかい?だったら、嬉しいねっ」
キョン(今日はここまで一緒に来てくれたな)
鶴屋「それじゃ、ここでバイバイだね」
キョン「ええ」
鶴屋「それじゃ、ハルにゃんによろしくぅ」
キョン「わかりました」
キョン(捉えどころのない感じが、またいいな)
谷口「おい、キョン」
キョン「よう」
谷口「てめえ……うらやましいやつ!!!」
38 = 1 :
教室
谷口「あの鶴屋さんと一緒に登校なんざしやがってぇ!!」
キョン「なら、お前もしたらいい。あの人なら快諾してくるだろうよ」
谷口「マジ?!」
キョン(まあ、流石の鶴屋さんも迷惑がるだろうけどな)
谷口「なら、アタックしてみるか……。いや、でも、俺にはもう彼女が……」
キョン「……言ってろ」
ハルヒ「……」
キョン「よう、ハルヒ」
ハルヒ「今朝、鶴ちゃんと一緒だったの?」
キョン「ああ、たまたま一緒になってな」
ハルヒ「ふぅーん」
キョン「あの人はいつも元気だ。しかも嫌な元気じゃないね。こっちまで活力が沸いてくる感じがする」
ハルヒ「へぇ……。よかったわね」
キョン(なんか、機嫌悪そうだな)
40 = 1 :
放課後 部室
ハルヒ「今から、家庭科室に行くわよ!!!」
キョン(やっぱりか)
ハルヒ「ほら、みんな準備して。古泉君とキョンは食材運んで!」
キョン「ハルヒ、メニューを決めるだけじゃなかったのか?」
ハルヒ「何言ってるのよ?実際に作り方を学んだほうがいいでしょ?手料理はね失敗したらヘコむのよ?ま、キョンにはわからないでしょうけど」
キョン(あー悪かったね。手料理も出来ない男で)
古泉「あの様子なら涼宮さんは一般常識の範囲で料理をしてくれそうですよ」
キョン「食材はまあ、普通だけどな」
古泉「涼宮さんの手料理を味わえる上に健康になる。これはとても素晴らしいことですよ。個人的には今日を祝日にしたいぐらいです」
キョン(昼飯から4時間弱。間食するにはいいかもしれんが、食材が食材だけに早すぎる夕食になるんじゃないか、これ)
長門「……」
キョン「長門、辛くなったら頼っていいか?」
長門「任せて」
キョン(流石、長門。頼もしいね)
41 = 1 :
ハルヒ「ふんふふーん」
鶴屋「お、みんなお揃いで、どったの?」
朝比奈「鶴屋さん、今帰りですか?」
鶴屋「うん。掃除が思った以上に長引いちゃって」
ハルヒ「今から家庭科室にいくのよ。そこで料理をして、みんなで健康になるの」
鶴屋「へえ、それはいいことっさね。あたしも草葉の陰から応援してるよん」
キョン「それ、死んでますから」
鶴屋「おっと、そっかそっか。誤用だね、あっはっはっはっは」
ハルヒ「鶴ちゃんも来たかったらきてもいいわよ?」
鶴屋「折角だけど、これから用事があるんだよね。ごめんっ」
ハルヒ「そう……。残念ね」
鶴屋「んっ……それじゃ、みんな、バイバイにょろ。お料理がんばってぇぇ……ちょうだいっ!!」
キョン「はい。さようなら」
朝比奈「さようなら」
長門「……」
44 = 1 :
キョン(ハルヒもああいう元気さなら、俺も好感もてるんだけどなぁ)
ハルヒ「さ、ついたわよ」
朝比奈「お、おじゃましまぁす」
長門「……」
古泉「……ふむ」
キョン「どうした、古泉?」
古泉「いえ……。気のせいでしょう」
キョン「なんだ、言えよ。お前がそういうと気持ち悪いんだよ」
古泉「そうですか?なら、正直に言いましょう。鶴屋さん、どこか様子がおかしくなかったですか?」
キョン「そうか?いつもの鶴屋さんだっただろ」
古泉「ですよね。申し訳ありません。可笑しなことを言ってしまって」
キョン「俺が言えっていったんだから、別に謝ることじゃない。でも、どうしておかしいって思ったんだ?」
古泉「いつもより覇気がなかったといいますか。うまく言葉にはできないのですが」
キョン「ふぅん」
ハルヒ「ちょっと!!はやくしなさい!!」
46 = 1 :
通学路
キョン「……」
古泉「体が重い気がしますね」
キョン(気のせいではない。胃袋が無駄に広がってる気分だぜ。ゴム風船は膨らませられるたびにこんな苦しみを味わっているんだろうな。料理の味自体は申し分なかったのが余計に腹立たしい)
朝比奈「うぅ……」
ハルヒ「なによ。みんな、元気ないわよ。折角、あたしが手料理振舞ってあげたんだから、もっとニッコニコの笑顔で歩きなさいよ」
キョン「あのなぁ……ハルヒ……。いくら体にいいからって、量を考えろよ、量を。ありゃどう考えても20人前はあったぞ」
ハルヒ「やぁねえ。そんなに無いわよ16人前よ」
キョン「ふざけんな!!……うぅ」
キョン(ハルヒのやつ、一人一人の料理を人数分作りやがったからなぁ。試食なんだから格料理一人前でいいだろうが。長門がいなきゃ体内から破裂していたところだ)
長門「……」
キョン「長門、苦しくないか?」
長門「別に」
キョン「そ、そうか」
長門「まだ、摂取は可能」
47 :
いいねー紫煙
49 = 1 :
ハルヒ「じゃ、みんな!!渡したレシピ通りの食事をとりなさいよ。いいわね?」
キョン(もう当分は味わいたくない)
古泉「あはは。了解しました」
ハルヒ「それじゃ、また明日っ!!」
朝比奈「きもち、わるいですぅ……うっ……ふぅぅっ……」
キョン「朝比奈さんもかなり無理してましたよね」
朝比奈「だ、だって……次々と目の前に出てくるから……たべなきゃって……」
キョン(なんてお優しい。流石は朝比奈さん。それに比べてハルヒはまるで悪魔だな。あのやろう、出すだけだして一口も食べやがらない)
古泉「ですが、僕は本当に心から歓喜していますよ。まさか涼宮さんの手料理をあれだけ味わえるなんて思ってもいませんでしたから。僕の仲間に自慢できます」
キョン「腹を擦りながら言っても、説得力ないぞ」
長門「……」
キョン「長門が居て、本当に助かったぜ。ありがとよ」
長門「いい」
朝比奈「では、私はここで……うふぅっ……!」
キョン(朝比奈さん……帰ったらすぐに胃腸薬を飲んでくださいね……)
50 :
にょろーん
みんなの評価 : ☆
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