元スレサクラ「人生なんて、やり直してなんぼです」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 58 :
サクラ「お昼ご飯ですよーって……あ」
シンジ「」zzz
綾波「」スピー
サクラ「……ふふっ、仲良ええなぁ」
サクラ「ええなぁ……」
アスカ「ちょっとガキシンジの所に、敵パイロットがいるって本当!?」バシュッ
シンジ・綾波「」zzz
サクラ「oh」
アスカ「」
102 = 58 :
アスカ「……で、何?音楽聴いてたら寝てた?何言ってんのあんた」
シンジ「あいも変わらずエグいブローだったよ」
綾波「肝臓がもうだめなのね、碇君」
サクラ「まあまあ、ご飯にしましょうよ。せっかく食料が入ったんですから、久々にあったかいスープが飲めますよ」
シンジ「あ、じゃあ、いただきます」
綾波「なに、これ」
アスカ「お味噌汁よ。そんなことも知らないの?」
綾波「……」ズズッ
103 :
映画の雰囲気に近づけたいのか近づけたくないのか
104 = 93 :
Qまだみてないけどおもしろい
105 = 58 :
綾波「……おいしい」
シンジ「……!」
サクラ「?碇さん?」
シンジ「あ、いや、なんでもないです」
――みを、返せ
シンジ(…………)
――みじゃないのに
106 = 81 :
うわ病むわこれ
107 = 58 :
サクラ「でも、碇さんが聴いてるのってクラシックやったですよね?アヤナミさん好きですか?」
綾波「……ごめんなさい。よく分からないの」
アスカ「ふん、テキトーにロックでも聴いてれば?クラシックなんてあんたに似合わないわよ」
サクラ「そうですかあ?むしろ雰囲気からクラシックが一番似合いそうですよ」
綾波「え、えっと。私は何を聞けばいいの」ワタワタ
サクラ「好きなのを聴けばいいんですよ。昔のCDなら艦内にいくつかありますし」
108 = 58 :
シンジ(……綾波)
シンジ(……お味噌汁)
シンジ(……誰だって人形がほしい)
シンジ(人間が人間であるための理由なんて僕には分からないよ)
シンジ(でも、この綾波と僕の知ってる綾波は違う)
シンジ(僕の音楽の趣味と他の人の音楽の趣味は違う)
シンジ(……そういう、ことなの?)
109 = 58 :
サクラ「碇さん?」
シンジ「最低だ、僕」
サクラ「え?」
シンジ「父さんと同じだ。勝手に気持ちを押し付けて、勝手に落差に絶望して、その絶望を他人のせいにして」
シンジ「最低だ……」
111 = 58 :
シンジ「お休み、綾波」
綾波「……」
シンジ「……綾波のベッド、そっちだけど?」
綾波「続き」
シンジ「えっ」
綾波「音楽の、続き」
シンジ「あ、ああ……」
112 = 58 :
【TRACK 25 PLAY】
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「……」
【TRACK 26 PLAY】
綾波「……」カチ
【TRACK 27 PLAY】
シンジ「!」
綾波「……この曲、好き」
シンジ「そっか」
114 = 58 :
綾波「んっ……」モゾモゾ
シンジ「あああ綾波?なんで毛布の中に潜りこんできて」
綾波「暖かいし、聴きやすい」
シンジ「はあ」
綾波「……」ウトウト
シンジ「……綾波、お休み」
綾波「ぉ……ゃすみ……」
シンジ「うん」
シンジ(綾波だけは守るって誓ったんだ……絶対に助けるって……)
シンジ(世界がどうなったっていいって思った……世界を滅ぼしてでも……)
シンジ(だったら、なおさら、それなら……だから……!)
115 :
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。少しでもこのSSを読んで
「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
116 = 58 :
シンジ「綾波、美味しい?」
綾波「……うん」パクパク
アスカ「少しはまともな面構えになったじゃない。ま、絶世の美少女とご飯の割にはマヌケ面だけど」
シンジ「余計なお世話だよ」
マリ「姫ったら素直に心配してるって言えばいいのにー」
アスカ「まあ、良かったわ。ミサトの判断が正しかったみたい」チラッ
綾波「……?」
アスカ「ホント、結局あんたが持ってくのね」ボソッ
シンジ「?」
マリ「お姫様……」
117 = 115 :
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
118 = 58 :
アスカ「いい、聞きなさい」
シンジ「え、あ、うん」
アスカ「次はないわ。もうこれっきりよ」
綾波「……?」
マリ「姫ッ」
アスカ「『今度こそ』守りなさいよ……バカシンジ」ガタッ
シンジ「あ、ちょっと!?」
マリ「わんこ君、ちゃんと、姫の言いたかったこと、分かってあげてね」
シンジ「……そんなこと言われても」
119 = 115 :
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
121 = 58 :
サクラ「2号機と8号機の合体、終わったらしいですよ」
シンジ「……」
サクラ「碇さん?何ぼーっとしてるんですか?」
シンジ「……みんな説明しなさすぎなんだよ」
シンジ「それなのに、僕にばっかり何かを求める」
シンジ「僕は何でもできるわけじゃないのに」
サクラ「……」
綾波「碇君」
シンジ「……何」
綾波「碇君は、もう戦いたくない?」
シンジ「……理由がないよ」
123 = 81 :
安心しろ見てるぞ
ピアノスレのついでに
124 = 58 :
シンジ「エヴァに乗って、死に掛けて、助けたいと思った人も助けられなくて、世界を滅ぼして、カヲル君も死んで」
シンジ「もうエヴァに乗る理由なんかないよ」
サクラ「碇さん……」
シンジ「僕、鈴原さんには感謝してるんですよ」
サクラ「え?」
シンジ「一番僕と接してたし、僕に、エヴァのことを忘れさせようとしてくれた」
シンジ「……ありがとうございます」
サクラ「やっ、そんな別に私は……」テレテレ
126 = 58 :
シンジ「綾波にも、感謝してる。ごめん、いろいろと」
綾波「…………」
シンジ「やっぱり、気づいたよ。綾波は綾波だって。……綾波?」
綾波「……来る」
サクラ「え?」
ドオオオオオオオオオオオオッッ!!
シンジ「――ッ!?」
131 = 58 :
『総員第一種戦闘態勢』
『各員所定の持ち場へ』
『8+2号機起動』
『搭乗者の誘導を最優先』
シンジ「なんっ、だよっ!?」
サクラ「まさか……ネルフの襲撃!」
綾波「碇君、ここから出ないで」ダッ
シンジ「!綾波!待って!どこ行くんだよ!」
サクラ「アヤナミレイさんっ!?碇さん、ここからは出んといてくださいよ!」ダッ
シンジ「二人とも……待ってよ!」ダッ
134 = 58 :
アスカ「それで、一体どこのどいつがノコノコやられにやってきたの!」
ミサト『敵勢力不明。Mark6に酷似した二足歩行兵器が多数ヴンダーに取り付いているわ』
アスカ「りょーかい。悪いわねコネメガネ、8+2号機のお披露目奪っちゃって」
マリ『姫、気ぃつけてね。何か嫌な予感がする……』
アスカ「まー見てなさいって、このアスカ様の華麗な戦い!」
アスカ「……守るんだから、あのバカをっ……」ボソッ
アスカ「エヴァ8+2号機、起動!」ヴン!
136 :
支援しとくか
138 = 58 :
アスカ「へえ、緑色のエヴァか……」
アスカ「あんまり格好良くないわよ、あんたたち」ジャカッ
アスカ「スクラップ決定!」ダッ
アスカ「らああああああああああっ!」ダン!ダン!バキンバキン!
量産型『…………』ガンガン!
アスカ「数だけはごちゃごちゃとぉっ……!」
140 = 58 :
綾波「…………」ガサガサ
マリ「動くな!わんこ君の知り合いとはいえ、銃器物の持ち出しは厳禁だよ」チャッ
綾波「どいて」
マリ「ネルフの手先に指図される言われはないよ」
綾波「碇君は、私が幸せにする」
マリ「……?」
綾波「危ないどいて、『2号機の人』!」ダッ
マリ「きゃあっ」
ズドオオオオオオオン!!
143 = 58 :
綾波「……大丈夫?」
マリ「あんまりー。右足が埋まっちゃったし。君も左腕ぶら下がってるだけになってるよ?」
綾波「私はいい」スッ
マリ「どこ行くの!そんな銃じゃエヴァには勝てない!」
綾波「2号機が来るまで時間をかせぐ」ジャカッ
マリ「あのねぇ……」
綾波「碇君が、もう戦わなくてもいいようにする」
マリ「!」
綾波「『今度こそ』、碇君が戦わなくてもいいように……!」ダッ
145 = 58 :
アスカ「はぁっ、はぁっ、はぁっ。片付いたかしら」
ミサト『ありがとうアスカ。第一波はもう全滅したわ』
アスカ「波状攻撃ってワケね。上等じゃない」ジャキッ
リツコ『……ミサト、待って』
ミドリ『艦長!この反応!』
日向『エヴァシリーズ……!? これは、10号機です!』
146 = 58 :
アスカ「はっ、なんだろうとすぐに片付けてやるわよ」ザッ
アスカ「……?あの手に持ったのは、槍……?」
リツコ『――まさか!』
マリ「ダメだ姫!その槍には当たるなああああああああああ!!」
綾波「避けて2号機!それに当たっちゃダメ!!」
10号機『――――――――――――!!』ブンッ!
アスカ「このーー!?」
アスカ(A.T.フィールドが破られた……!?しまっ)
ミサト『神経接続カット!!!』
149 = 81 :
何?甘き死流すスレになったの?
みんなの評価 : ☆
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