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元スレ照「後輩が欲しい…」
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咲「えっ…ちょっと…お姉ちゃん…?」
照は覚束ない足取りでリビングから出て行った。
咲「お姉ちゃん…どうして…」
咲(いつもならあの程度の悪戯は許してくれてたのに…)
咲(やっぱり仲直りする前に悪戯したのは失敗だったの…かな)
母「はぁー…咲。あなたはやりすぎよ。そろそろ照弄りはやめなさい」
咲「えっ…でも…だって…」
母「いいから。もうやめなさい」
咲「…うん」
照は覚束ない足取りでリビングから出て行った。
咲「お姉ちゃん…どうして…」
咲(いつもならあの程度の悪戯は許してくれてたのに…)
咲(やっぱり仲直りする前に悪戯したのは失敗だったの…かな)
母「はぁー…咲。あなたはやりすぎよ。そろそろ照弄りはやめなさい」
咲「えっ…でも…だって…」
母「いいから。もうやめなさい」
咲「…うん」
最近のそれのおとしもののイカロスっぽいてるてる見てると苛めたくなる
照の部屋。。。
照「………」
照(なんで…あんな風になったんだろう)
照(やっぱり…)
照(やっぱり私が原因なのかな)
照(あの時、私が咲を突き放したから…)
照(………菫。私は…)
照「………」
照(なんで…あんな風になったんだろう)
照(やっぱり…)
照(やっぱり私が原因なのかな)
照(あの時、私が咲を突き放したから…)
照(………菫。私は…)
数年前。。。
咲『お姉ちゃん。今日から中学生だね。おめでとう』
照『…咲。ありがと』ニコッ
照『でも残念…』
咲『なにが残念なの、お姉ちゃん』
照『今日から咲と一緒に登下校できなくなるからね』ニコニコ
咲『大丈夫だよ、お姉ちゃん。お家ではいつも一緒だよ』
照『……咲』
咲『お姉ちゃん。今日から中学生だね。おめでとう』
照『…咲。ありがと』ニコッ
照『でも残念…』
咲『なにが残念なの、お姉ちゃん』
照『今日から咲と一緒に登下校できなくなるからね』ニコニコ
咲『大丈夫だよ、お姉ちゃん。お家ではいつも一緒だよ』
照『……咲』
>>63
てるてる思いっきり喜んでんじゃん
てるてる思いっきり喜んでんじゃん
数ヶ月後。。。
咲『お姉ちゃん!今日は一緒に遊べる?』
照『ごめんね、咲。今日も遅くなるかも。麻雀部の練習があるから』
咲『またなの?むー!最近のお姉ちゃんつまんなーい』
照『ごめんね、咲。明日なら多分大丈夫だよ』
咲『分かったー』
咲『お姉ちゃん!今日は一緒に遊べる?』
照『ごめんね、咲。今日も遅くなるかも。麻雀部の練習があるから』
咲『またなの?むー!最近のお姉ちゃんつまんなーい』
照『ごめんね、咲。明日なら多分大丈夫だよ』
咲『分かったー』
その翌日。。。
咲『お姉ちゃーん!今日は』
照『ごめんね、咲。今日も無理みたい』
咲『…え』
照『急遽、予定が入っちゃって…この埋め合わせはまた今度するよ』
咲『…………』
照『それじゃあ行ってくるよ』
咲『―――お姉ちゃんの嘘つき。もういいもん。こうなったらお姉ちゃんの部屋を家捜しするよー』
咲『お姉ちゃーん!今日は』
照『ごめんね、咲。今日も無理みたい』
咲『…え』
照『急遽、予定が入っちゃって…この埋め合わせはまた今度するよ』
咲『…………』
照『それじゃあ行ってくるよ』
咲『―――お姉ちゃんの嘘つき。もういいもん。こうなったらお姉ちゃんの部屋を家捜しするよー』
その日の夜。。。
照『咲!私の部屋に勝手に入ったでしょ』
咲『お姉ちゃんが嘘ついたのが悪いんだよ!』
照『…嘘?とにかくもうやっちゃダメだからね』
咲『じゃあ遊んでよ、お姉ちゃん』
照『えっ、でも私は宿題が』
咲『むぅー』
照『はぁー…仕方ないなぁ。分かったよ。なにして遊ぶ?』
咲『やったー』
咲『(お姉ちゃんが遊んでくれる。嬉しいなぁ)』
照『咲!私の部屋に勝手に入ったでしょ』
咲『お姉ちゃんが嘘ついたのが悪いんだよ!』
照『…嘘?とにかくもうやっちゃダメだからね』
咲『じゃあ遊んでよ、お姉ちゃん』
照『えっ、でも私は宿題が』
咲『むぅー』
照『はぁー…仕方ないなぁ。分かったよ。なにして遊ぶ?』
咲『やったー』
咲『(お姉ちゃんが遊んでくれる。嬉しいなぁ)』
その数週間後。。。
咲『はぁー』
咲『(最近、またお姉ちゃんが遊んでくれないよぉ。それどころかあんまり喋る機会もない)』
咲『(お姉ちゃん…)』
咲『あっ!』
照『――――』ニコニコ
女子A『―――』
女子B『―――』ニコッ
咲『おね…ちゃん?』
咲『(なんで笑ってるの、お姉ちゃん。お姉ちゃんの笑顔は私だけの―――)』
咲『(そうか、あの人たちが私のお姉ちゃんを…私からお姉ちゃんを)』ギリッ
咲『はぁー』
咲『(最近、またお姉ちゃんが遊んでくれないよぉ。それどころかあんまり喋る機会もない)』
咲『(お姉ちゃん…)』
咲『あっ!』
照『――――』ニコニコ
女子A『―――』
女子B『―――』ニコッ
咲『おね…ちゃん?』
咲『(なんで笑ってるの、お姉ちゃん。お姉ちゃんの笑顔は私だけの―――)』
咲『(そうか、あの人たちが私のお姉ちゃんを…私からお姉ちゃんを)』ギリッ
咲『ねぇ、お姉ちゃん…』
照『…咲?どうしたのこんなところで』
女子B『照。その子はだれー?ちょーかわいいよー』
女子B『確かにかわいいわね。お持ち帰りしたいわ』
咲『……』キッ
照『この子は咲。私のいも…』
咲『お姉ちゃんを返してよ!のっぽとおっぱいお化け!』
照『!?』
女子A『のっぽってちょーひどいよー』
女子B『おっぱいお化けって私のことかしら』
咲『お姉ちゃんを返してよ!』
照『咲!』
咲『!』ビクッ
照『…咲?どうしたのこんなところで』
女子B『照。その子はだれー?ちょーかわいいよー』
女子B『確かにかわいいわね。お持ち帰りしたいわ』
咲『……』キッ
照『この子は咲。私のいも…』
咲『お姉ちゃんを返してよ!のっぽとおっぱいお化け!』
照『!?』
女子A『のっぽってちょーひどいよー』
女子B『おっぱいお化けって私のことかしら』
咲『お姉ちゃんを返してよ!』
照『咲!』
咲『!』ビクッ
照『謝りなさい』
咲『えっ…でも』
照『咲…』キッ
女子A『いいよ、いいよ。照。わたしは気にしてないよー』
女子B『私も気にしてないわよ』
照『そういうわけにはいかないよ』
咲『――ちゃんのバカ』じわっ
照『…え?』
咲『お姉ちゃんのバカ!もうしらない!』
照『…咲!』
咲『えっ…でも』
照『咲…』キッ
女子A『いいよ、いいよ。照。わたしは気にしてないよー』
女子B『私も気にしてないわよ』
照『そういうわけにはいかないよ』
咲『――ちゃんのバカ』じわっ
照『…え?』
咲『お姉ちゃんのバカ!もうしらない!』
照『…咲!』
――――――――
照(―――その翌日だった。私の悪い噂が広まったのは…)
照(最初、誰が広めてるのかは分からなかった。ただ、噂の内容の全てが咲に関することばかりだった。
私は妹に欲情する変態シスコン女だというレッテルを貼られ、さらに麻雀の実力を隠してたことまでが全員に知られていた)
照(その秘密を知ってるのは咲だけだった。だから犯人の特定には時間がかからなかったのだけど、その時にはもう咲は狂ってしまっていた)
照(私たち姉妹は長い間、二人の世界に閉じこもり、お互いの傷を舐め合うような生き方をしていた。多分、孤立するのが怖かったのだろう)
照(今の私には菫がいる。だけど咲には…誰がいるの)
照(―――その翌日だった。私の悪い噂が広まったのは…)
照(最初、誰が広めてるのかは分からなかった。ただ、噂の内容の全てが咲に関することばかりだった。
私は妹に欲情する変態シスコン女だというレッテルを貼られ、さらに麻雀の実力を隠してたことまでが全員に知られていた)
照(その秘密を知ってるのは咲だけだった。だから犯人の特定には時間がかからなかったのだけど、その時にはもう咲は狂ってしまっていた)
照(私たち姉妹は長い間、二人の世界に閉じこもり、お互いの傷を舐め合うような生き方をしていた。多分、孤立するのが怖かったのだろう)
照(今の私には菫がいる。だけど咲には…誰がいるの)
照「………」
照(でももう私は咲とはいられない。私は二人だけの世界に身を落とすのは…もう)
照(それに多分もう私では咲のことを変えられない)
照(………咲には私以外の誰かと共に在る生き方をしてほしい)
照(いや咲を見捨てた私には、それを願う資格はないか)
照(魔物部屋の人達に相談してみよう)
照(でももう私は咲とはいられない。私は二人だけの世界に身を落とすのは…もう)
照(それに多分もう私では咲のことを変えられない)
照(………咲には私以外の誰かと共に在る生き方をしてほしい)
照(いや咲を見捨てた私には、それを願う資格はないか)
照(魔物部屋の人達に相談してみよう)
魔物部屋。。。
―テルさんが入室しました―
テル:起きてる?
姫様:久しいな、我が眷属よ
コスモ:↑寝てる
テル:………久しぶりです。我等が主よ
コスモ:!?
姫様:うむ
テル:相談がある
コスモ:…相談?
姫様:語れ
テル:妹に友達を作らせてあげたい
コスモ:友達?
姫様:成程。己が半身の朋友を望むか
―テルさんが入室しました―
テル:起きてる?
姫様:久しいな、我が眷属よ
コスモ:↑寝てる
テル:………久しぶりです。我等が主よ
コスモ:!?
姫様:うむ
テル:相談がある
コスモ:…相談?
姫様:語れ
テル:妹に友達を作らせてあげたい
コスモ:友達?
姫様:成程。己が半身の朋友を望むか
コスモ:何でまた妹に友達を作ってあげたいの?
姫様:全知の我にもその真意は理解不能だ
テル:妹には私以外に何でも話せる友達が必要。だから…
姫様:成程
コスモ:だったらテルの後輩でも紹介してあげればいいんじゃないかな
テル:後輩?
コスモ:テルは来年、二年生でしょ?
テル:だけど妹はまだ中学二年生。年上は本当の友達になれるの?
コスモ:うーん…だったらテルが三年生になった時に後輩を妹に紹介してあげればいいんじゃない
テル:………うん。とりあえず考えてみる
―テルさんが退室しました―
コスモ:それで?姫様は今のをどう思ったの
姫様:全知の我にもその真意は理解不能だ
テル:妹には私以外に何でも話せる友達が必要。だから…
姫様:成程
コスモ:だったらテルの後輩でも紹介してあげればいいんじゃないかな
テル:後輩?
コスモ:テルは来年、二年生でしょ?
テル:だけど妹はまだ中学二年生。年上は本当の友達になれるの?
コスモ:うーん…だったらテルが三年生になった時に後輩を妹に紹介してあげればいいんじゃない
テル:………うん。とりあえず考えてみる
―テルさんが退室しました―
コスモ:それで?姫様は今のをどう思ったの
逆に咲主役の場合、照がラスボス、ヤラレ役率の高さ。ポンコツも多いけど
ハッ女子A(姉帯)と女子B(ばb……おっとだr、お、俺のタマがぁああああああ!!!
姫様:ヒトの出会いは千差万別。姉が出会いを斡旋するのもまた一つの邂逅だ。
コスモ:うん
姫様:ただ、我は初めての朋友は得難いものだと思っている。それは他者を通じて得るものではなく、己で掴むものだ。
コスモ:なんでさっきテルに言わなかったの?
姫様:これは一つの意見に過ぎない。あの者は他者の意見の全てを取り入れようとする。無用な混乱は必要ないだろう
コスモ:随分と人間臭いことを言うね、神様のくせにwww
―姫様さんが退室しました―
コスモ:wwww
…………………
コスモ:うん
姫様:ただ、我は初めての朋友は得難いものだと思っている。それは他者を通じて得るものではなく、己で掴むものだ。
コスモ:なんでさっきテルに言わなかったの?
姫様:これは一つの意見に過ぎない。あの者は他者の意見の全てを取り入れようとする。無用な混乱は必要ないだろう
コスモ:随分と人間臭いことを言うね、神様のくせにwww
―姫様さんが退室しました―
コスモ:wwww
…………………
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