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元スレ美希「ふーん、新しいプロデューサー?」
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――数年後……
某病院
P「っく……」グググ……
医師「うん、大分回復してきましたね。杖を突きながらであれば一人でも歩けるようになるよ」
P「そ、そうですか……ふぅ」
医師「まぁ心臓に負担をかけるような無茶は禁物ですが……ずいぶん頑張りましたね」
P「ええ……じゃじゃ馬の世話をするには、このままじゃやっていけないんで」
医師「というと、あの金髪アイドルの子?」
P「星井美希ですよ。ご存じないですか?」
医師「ああ、テレビとかは見ないけど名前を聞いたことありますよ。へぇ、まさかその子と結婚でもするのアナタ?」
P「ははは……さぁ、どうなるんでしょうか」
………………
某病院
P「っく……」グググ……
医師「うん、大分回復してきましたね。杖を突きながらであれば一人でも歩けるようになるよ」
P「そ、そうですか……ふぅ」
医師「まぁ心臓に負担をかけるような無茶は禁物ですが……ずいぶん頑張りましたね」
P「ええ……じゃじゃ馬の世話をするには、このままじゃやっていけないんで」
医師「というと、あの金髪アイドルの子?」
P「星井美希ですよ。ご存じないですか?」
医師「ああ、テレビとかは見ないけど名前を聞いたことありますよ。へぇ、まさかその子と結婚でもするのアナタ?」
P「ははは……さぁ、どうなるんでしょうか」
………………
病院前
ガラガラ……
P「さて……そろそろ結果が出るころかな」
prrrr……
P「きたか……もしもし?」
美希『あ、ハニーィ!! ミキね! ミキねっ!!』
P「落ち着け。どうだった?」
美希『あのねあのね!! IU大賞なの! ミキがだよっ!! ミキがトップアイドルなの!!』
P「……そうか。おめでとう美希」
美希『うん!! あ、プロデューサーあっちに止めて! ちょっと待っててねハニー!』ピッ
P「ん?」
「――ハニーーーーっ!!」
ガラガラ……
P「さて……そろそろ結果が出るころかな」
prrrr……
P「きたか……もしもし?」
美希『あ、ハニーィ!! ミキね! ミキねっ!!』
P「落ち着け。どうだった?」
美希『あのねあのね!! IU大賞なの! ミキがだよっ!! ミキがトップアイドルなの!!』
P「……そうか。おめでとう美希」
美希『うん!! あ、プロデューサーあっちに止めて! ちょっと待っててねハニー!』ピッ
P「ん?」
「――ハニーーーーっ!!」
美希「ハニーっ!」ガバッ
P「!? 美希、お前授賞式は……っていうかその恰好なんだ!? ウェディングドレスじゃないか!」
美希「そんなの抜け出してきたの! あのね、これはステージ衣装なの!!」
P「ステージって、いったい何の……」
美希「決まってるの! ハニーとの結婚式なの!」
P「……お前ねぇ」
美希「あのねハニー! ミキ、ずーっと頑張ってきたの! ハニーに魅力的だと思ってもらえるようにいっぱい頑張って、ホントにトップアイドルになったの!」
P「……」
美希「今のミキ、キラキラしてる? 今のミキ、魅力的だと思う? ねぇ!」
P「……はぁ。負けたよ美希には」
P「!? 美希、お前授賞式は……っていうかその恰好なんだ!? ウェディングドレスじゃないか!」
美希「そんなの抜け出してきたの! あのね、これはステージ衣装なの!!」
P「ステージって、いったい何の……」
美希「決まってるの! ハニーとの結婚式なの!」
P「……お前ねぇ」
美希「あのねハニー! ミキ、ずーっと頑張ってきたの! ハニーに魅力的だと思ってもらえるようにいっぱい頑張って、ホントにトップアイドルになったの!」
P「……」
美希「今のミキ、キラキラしてる? 今のミキ、魅力的だと思う? ねぇ!」
P「……はぁ。負けたよ美希には」
美希「ホント!? あのね、じゃあじゃあ、約束通り――」
P「美希」
美希「な……なにハニー?」
P「お前は世界で一番魅力的な女の子だよ。本当に、世界一きれいだ」
美希「ぁ……う……うっう……」
P「お、おい美希。なんで泣くんだよ」
美希「だ、だって……ハニーがっ……初めてミキのこと、認めてっ……ううう」
P「やれやれ……予定と違うじゃないかこれじゃあ」
美希「え……?」
P「……美希。俺はキミが好きだよ。いや、本当は何年も前から好きだった」
美希「は、はにぃ……」
P「美希」
美希「な……なにハニー?」
P「お前は世界で一番魅力的な女の子だよ。本当に、世界一きれいだ」
美希「ぁ……う……うっう……」
P「お、おい美希。なんで泣くんだよ」
美希「だ、だって……ハニーがっ……初めてミキのこと、認めてっ……ううう」
P「やれやれ……予定と違うじゃないかこれじゃあ」
美希「え……?」
P「……美希。俺はキミが好きだよ。いや、本当は何年も前から好きだった」
美希「は、はにぃ……」
P「美希のおかげで、俺の人生までキラキラしてたと思う。いままでありがとう。本当によく頑張ったな」
美希「う、ううん……ミキもハニーのおかげで頑張れたの。ハニーがいてくれたから、世界で一番キラキラしてる女の子になれたの」
P「そうか」
美希「……ハニー、あの、あのね、ミキね」
P「待て待て、それくらいは俺に言わせなさい」
美希「え?」
P「……美希。俺と結婚してくれるかい? 俺もキミがいないとダメなんだ」
美希「……~~~!!!!!」ギュウ
P「うぐ! み、美希?」
美希「するの! ミキもハニー大好きなの! 愛してるの!!」スリスリ
P「小動物かお前は……こりゃまだまだ大人として認めるわけには」
小鳥「いい~~じゃないですかぁ、いままで我慢してたんですから!」
P「お、音無さん!?」
美希「う、ううん……ミキもハニーのおかげで頑張れたの。ハニーがいてくれたから、世界で一番キラキラしてる女の子になれたの」
P「そうか」
美希「……ハニー、あの、あのね、ミキね」
P「待て待て、それくらいは俺に言わせなさい」
美希「え?」
P「……美希。俺と結婚してくれるかい? 俺もキミがいないとダメなんだ」
美希「……~~~!!!!!」ギュウ
P「うぐ! み、美希?」
美希「するの! ミキもハニー大好きなの! 愛してるの!!」スリスリ
P「小動物かお前は……こりゃまだまだ大人として認めるわけには」
小鳥「いい~~じゃないですかぁ、いままで我慢してたんですから!」
P「お、音無さん!?」
小鳥「見せつけちゃってくれますねェプロデューサーさん! ええ、とうとう華の二十代を失ったこの鳥の横で幸せになるがいいわ!」ジー……
P「わかりましたからカメラ回さないでくれますか」
社長「やれやれ、こうなることは予想していたとも。寿退社だよキミィ!」
P「社長まで……今の見てたんですか?」
新P「あの雰囲気で顔出せるわけないじゃないですか!」
P「それもそうか」
美希「あはっ、みんなミキたちの結婚お祝いしてくれるんだね!」
P「美希、一度離れなさい。苦しい」
美希「ヤ! 正式にハニーのハニーになった以上はもう離れないの! いままで甘えなかった分、たっぷりとハニー成分を注ぎ込んでやるの!」
P「そんなにハニーが好きならハチミツ買ってやる」
美希「もう! 減らず口は永遠に治らないの!」
社長「さぁさぁ、今日は事務所でキミたちの結婚式だ! 私もやけくそだよ、存分に幸せになりたまえ!」
小鳥「このDVD焼き増ししてみんなに見せびらかしてやるピヨー!」
新P「小鳥さん、もうピヨって歳じゃあ」
小鳥「あぁん!?」
P「わかりましたからカメラ回さないでくれますか」
社長「やれやれ、こうなることは予想していたとも。寿退社だよキミィ!」
P「社長まで……今の見てたんですか?」
新P「あの雰囲気で顔出せるわけないじゃないですか!」
P「それもそうか」
美希「あはっ、みんなミキたちの結婚お祝いしてくれるんだね!」
P「美希、一度離れなさい。苦しい」
美希「ヤ! 正式にハニーのハニーになった以上はもう離れないの! いままで甘えなかった分、たっぷりとハニー成分を注ぎ込んでやるの!」
P「そんなにハニーが好きならハチミツ買ってやる」
美希「もう! 減らず口は永遠に治らないの!」
社長「さぁさぁ、今日は事務所でキミたちの結婚式だ! 私もやけくそだよ、存分に幸せになりたまえ!」
小鳥「このDVD焼き増ししてみんなに見せびらかしてやるピヨー!」
新P「小鳥さん、もうピヨって歳じゃあ」
小鳥「あぁん!?」
P「まさか、美希に出会ってこんなことになるとは」
美希「ミキも最初は全然考えもしなかったの。ハニーはただの冴えない人だったの」
P「言ってくれるな。まぁ事実だが」
美希「ハニーは運がいいの。こんな可愛くて魅力的な女の子と両想いになれるオジサンなんてそうはいないの」
P「……うん、まったくだな」
美希「あはっ、やっとハニーも素直になってきたね!」
P「ついでに減らず口も言ってやろうか?」
美希「あーあーミキには聞こえないのー」
P「愛してるよ美希」
美希「……!! ハニー! いまなんて」
P「さて、事務所に帰ろうか」
美希「ああん、ハニー待ってー! もう一回言ってー!」
おしり
美希「ミキも最初は全然考えもしなかったの。ハニーはただの冴えない人だったの」
P「言ってくれるな。まぁ事実だが」
美希「ハニーは運がいいの。こんな可愛くて魅力的な女の子と両想いになれるオジサンなんてそうはいないの」
P「……うん、まったくだな」
美希「あはっ、やっとハニーも素直になってきたね!」
P「ついでに減らず口も言ってやろうか?」
美希「あーあーミキには聞こえないのー」
P「愛してるよ美希」
美希「……!! ハニー! いまなんて」
P「さて、事務所に帰ろうか」
美希「ああん、ハニー待ってー! もう一回言ってー!」
おしり
おかしいの…
即興で三時間くらいで終わらせるはずだったの…
なんなのなの…
それじゃみんな、バイバイなのー☆
即興で三時間くらいで終わらせるはずだったの…
なんなのなの…
それじゃみんな、バイバイなのー☆
しょうがないから書いてあげるの。あふぅ
~おまけ~
P「――おーい美希ー?」
美希「なにー?」
P「ちょっと電球が切れたみたいでな。取り替えてくれないか?」
美希「電球は?」
P「いつものとこ」
美希「ないの」
P「ありゃ、切らしてたか。買いにいかないと」
美希「でもミキ、メーカーとか知らないよ?」
P「うーん、電気屋まで遠いからな……仕方ない、車椅子持ってきてくれ」
美希「ダメなの。今日は時間もあるし、歩いていこ?」
P「頑張るのは嫌いなんだが」
美希「頑張るの!」
P「はいはい……」
~おまけ~
P「――おーい美希ー?」
美希「なにー?」
P「ちょっと電球が切れたみたいでな。取り替えてくれないか?」
美希「電球は?」
P「いつものとこ」
美希「ないの」
P「ありゃ、切らしてたか。買いにいかないと」
美希「でもミキ、メーカーとか知らないよ?」
P「うーん、電気屋まで遠いからな……仕方ない、車椅子持ってきてくれ」
美希「ダメなの。今日は時間もあるし、歩いていこ?」
P「頑張るのは嫌いなんだが」
美希「頑張るの!」
P「はいはい……」
P「ずいぶんあったかくなってきたな。そろそろ春か」
美希「春香はいないよ?」
P「違う。去年の今頃か、美希がトップアイドルになって、いきなり引退しちゃったのは」
美希「だって、ミキがアイドル続ける理由がなくなっちゃったんだもん」
P「もう少しやる気にはならなかったのか?」
美希「うーん、プロデューサーとは、ハニーを見返してやるんだって勢いづいてたから一緒に頑張れたけど。根本的にあの人ちょっと苦手なの。ミキはもっと気ままに生きたいの」
P「真とか響とは意気が合いそうだけどな。雪歩も確かやりにくそうにしてた気がする」
美希「……雪歩は男のヒトが苦手だから仕方ないの」
P「まだ苦手なのかな。俺が見てた時は距離を置いてたからよくわからなかったが。亜美や真美なんかはからかいがあるって言って――」
美希「……」ガンッ
P「うおっ、いきなり松葉杖を蹴るんじゃない。こけるだろ」
美希「奥さんの前でほかの女の子の話ばっかりするハニーが悪いの」
美希「春香はいないよ?」
P「違う。去年の今頃か、美希がトップアイドルになって、いきなり引退しちゃったのは」
美希「だって、ミキがアイドル続ける理由がなくなっちゃったんだもん」
P「もう少しやる気にはならなかったのか?」
美希「うーん、プロデューサーとは、ハニーを見返してやるんだって勢いづいてたから一緒に頑張れたけど。根本的にあの人ちょっと苦手なの。ミキはもっと気ままに生きたいの」
P「真とか響とは意気が合いそうだけどな。雪歩も確かやりにくそうにしてた気がする」
美希「……雪歩は男のヒトが苦手だから仕方ないの」
P「まだ苦手なのかな。俺が見てた時は距離を置いてたからよくわからなかったが。亜美や真美なんかはからかいがあるって言って――」
美希「……」ガンッ
P「うおっ、いきなり松葉杖を蹴るんじゃない。こけるだろ」
美希「奥さんの前でほかの女の子の話ばっかりするハニーが悪いの」
電気屋
P「えーと……あったあった」
美希「ハニー、これ見て!」
P「なんだ。マッサージチェアか」
美希「これがあれば日頃の疲れも吹き飛ぶの! ハニーはオジサンだから肩こり腰痛に苦しんでるでしょ?」
P「余計なお世話だ。ほれいくぞ」
美希「相変わらずつれないの……あ、あれミキがCMに出てたヤツなの!」
P「なんのCMだ」
美希「えっとね、わき毛とすね毛の――」
P「元アイドルがそういう言葉つかうんじゃない」
美希「なんなのなの!」
P「えーと……あったあった」
美希「ハニー、これ見て!」
P「なんだ。マッサージチェアか」
美希「これがあれば日頃の疲れも吹き飛ぶの! ハニーはオジサンだから肩こり腰痛に苦しんでるでしょ?」
P「余計なお世話だ。ほれいくぞ」
美希「相変わらずつれないの……あ、あれミキがCMに出てたヤツなの!」
P「なんのCMだ」
美希「えっとね、わき毛とすね毛の――」
P「元アイドルがそういう言葉つかうんじゃない」
美希「なんなのなの!」
P「ついでだし晩御飯の用意も買いに行くか。何食べたい?」
美希「ハニー」
P「お前ハチミツおにぎりな」
美希「あれだけはやってはいけないの!」
P「やったことあるのか。どうだった」
美希「あれだけはやってはいけないの!」
P「なるほどよくわかった……あれ、ここ工事中か」
美希「裏道に回るしかないの」
P「それにしても、最近はあんまり外でも美希だって気づかれないな」
美希「元トップアイドルがこんな冴えないオジサンといるとはだれも思わないの」
P「……減らず口だけは一人前になってきたな」
美希「誰かさんのおかげなの」
美希「ハニー」
P「お前ハチミツおにぎりな」
美希「あれだけはやってはいけないの!」
P「やったことあるのか。どうだった」
美希「あれだけはやってはいけないの!」
P「なるほどよくわかった……あれ、ここ工事中か」
美希「裏道に回るしかないの」
P「それにしても、最近はあんまり外でも美希だって気づかれないな」
美希「元トップアイドルがこんな冴えないオジサンといるとはだれも思わないの」
P「……減らず口だけは一人前になってきたな」
美希「誰かさんのおかげなの」
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