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    元スレ照「友達が欲しい…」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - お姉ちゃん大好き咲さんシリーズ + - チーム虎姫 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    803 = 630 :

    翌日。。。

    「はぁー…」

    (結局あれから一睡もできなかった)

    (朝までアラサーさんとずっと話してた…)

    (……やっぱり菫に直接聞いてみようかな…?)

    (いやでも…もしそれで彼氏だと肯定されたら…)

    「おい、危ない!」

    「…え?」

    キキィー―――

    (トラッ…ク?)

    (あっ、ぶつかる―――)

    804 :

    危ないでやんす!

    808 = 630 :

    <おいっ!危ねぇじゃねぇかッ!気をつけろや!

    ブロロロロ……

    「ハァ…ハァ…ハァ…」

    「…すみ…れ?」

    (何とか…間に合った…)ギュッ

    「…菫…苦しい」

    「…良かった。本当に…良かった」じわっ

    「……菫」

    809 = 631 :

    せふせふ

    810 = 690 :

    てるたそ~

    811 = 690 :

    てるたそ~

    812 = 669 :

    さるよけ

    813 = 690 :

    てるたそ~

    814 = 630 :

    「……ごめん。前にも注意されたのに」

    「…照……照…」ギュー

    (なんだ…これ……)ドックンドックン

    「…?」

    「…てる」

    (はは…そうか。これが吊橋効果というやつなんだろうな… 何故かいつもより…照が愛おしい。
    本当は…クリスマスの夜に打ち明けるつもりだったんだがな)

    「…菫?」

    菫は照の耳元に口を近付け、何かを呟いた。その言葉を聞き、脳が意味を理解した瞬間に涙が頬を伝った。

    それは彼女たちの関係の原点でもあり、そして―――今までの関係に終止符を打ち、新たなる関係を始めるための魔法の言葉。

    宮永照は彼女に会うまでは知らなかった。こんな気持ちがあることを…

    弘世菫は彼女に会うまで分からなかった。同性にこんな気持ちを抱く意味を…

    彼女たちは新たな関係の幕を上げ、今までの関係の幕を下ろした。もう元には戻れない

    いつか壊れるまで進むしかないのだ。

    ―カン―

    815 = 630 :

    >>813
    こえーよ

    816 = 647 :

    >>1
    やっぱり照菫は王道だと再認識できたわ
    ありがとう

    817 = 690 :

    >>1おつ

    818 = 630 :

    エピローグにクリスマス編

    819 :

    照井さん!

    820 = 690 :

    てるたそ~

    821 = 669 :

    乙!
    クリスマス期待

    822 = 630 :

    12月24日。クリスマスイブの当日。宮永照は寒空の中、駅前にある巨大なクリスマスツリーの前に立っていた。

    街は賑わいを見せ、周りはカップルだらけの桃色空間。そんな場所に宮永照は一人で立っていた。

    「……」

    (…待ち合わせ時間まではあと1時間もある)

    (ちょっとはやく来すぎた…)

    (………なんか気まずい)

    「…なんだ。随分と早いな、照。もしかして待ったか?」

    「…ううん。今来たところだよ、菫」

    「そうか。なら良かった」

    823 = 690 :

    てるたそ~

    824 = 790 :

    結局あの男は誰なんだ

    825 = 630 :

    「菫も…」

    「…ん?」

    「はやい。まだ待ち合わせ時間までは1時間もある」

    「…照にはやく会いたくてな。気が急いたみたいだ」

    「……////」カァ

    「……行くか」

    「……うん」

    「……………」

    「……………」

    「今日の服も…」

    「…?」

    「その…似合ってるぞ…////」カァ

    「………////」

    「菫も…その服…似合ってる」

    「そ…そうか」

    826 = 669 :

    てるぺろ

    827 = 669 :

    >>825
    これだけでキュンキュンする

    828 = 630 :

    映画館。。。

    「思ったよりも人いないな…」

    「…そうだね」

    (人気がなさそうな映画を調べといてよかった…)

    「………」

    「…………」

    「なんか買ってくるか?」

    「……私も行く」

    「いや別に私一人でも」

    「違う。そうじゃない。ただ、菫と離れたくないだけ…」

    「………////」

    (またそうやって真顔で恥ずかしいことを…)

    (……////)

    830 = 630 :

    映画館の売店

    <いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか

    「…どうする?」

    「…ポップコーン黒糖味の中とコークフロート」

    「すいません。ポップコーンの黒糖味の大サイズを一つとコークフロートを二つください」

    「…え?」

    <かしこまりました

    「大サイズなら二人で食べられると思ってな…」

    「……すみれ////」

    <本日はカップルさんは三割引きです。どうぞ…

    「え? あっ…ありがとうございます」

    「……カップル////」

    <〇〇〇円です

    「はい…」ジャラッ

    833 = 630 :

    「菫、私の分のお金…」

    「ああ、良いよ。今のは私の奢りで」

    「ダメ。こういうのはきちんとしたほうがいい」

    (って白衣の天使さんが言ってた)

    「あっ、ああ。そうだな」

    <コラッ!お前はまたカップルでもないのにカップル割りを使っただろ!

    <お言葉ですが、店長。彼女たちはどう見てもカップルです。

    <ああん?今のは女の子同士だろうが!

    <はぁ…それは偏った見識ですね、店長。女の子同士にも恋愛は成立するんですよ!

    ギャーギャーガヤガヤ……

    <おまえっ…ふざけるのも大概にしろ!次はないと思え…

    834 = 798 :

    キャップとコーチに変換された

    835 :

    池田ァ!

    836 = 704 :

    なら、コーチ、池田ァァッ!!と無理やん…

    837 = 630 :

    映画上映中。。。

    「……………」

    「……………」

    「……………」

    「……………」

    「…………」

    菫は映画のモニターを眺めながら照の手を握り、それに反応した宮永照は指を絡めるように握りかえした。

    彼女たちの周りは空白の席。内部には何組かの男女のペアはいるものの誰一人として映画を真剣に見ている者たちはいない。

    彼らの瞳の先に映るのは最愛の人の姿だけ

    それは彼女たちとて例外ではなかった。

    「……」

    「……」

    二人((映画の内容が全然頭に入ってこない…))

    838 :

    これはのどっちだな

    839 = 630 :

    映画館の外。。。

    「あーっ…面白かったなー」

    「う…うん。面白かった…」

    二人「「…………」」
    「映画の内容、覚えてる?」

    「覚えてない」

    「…やっぱり」

    「菫は…?」

    「私も覚えてない…」

    「………」

    「この後、どうするか…」

    「えーっと………」グゥー

    「あっ…////」カァ

    「ふふっ…何か食べに行くか」

    「………うん」

    841 = 630 :

    ファミレス。。。

    「人多いな…」

    「クリスマスだからね」

    「多分、結構待つことになるが…どうする?」

    「大丈……」グゥー

    「大丈夫じゃないみたいだな」

    「………////」

    「私の家に来るか…?」

    「…いいの?」

    「今日は両親揃ってデートに出かけてるから今は家に誰もいないんだ」

    「誰も…? …行きたい」

    「それじゃあ決まりだな…」

    842 = 630 :

    弘瀬宅。。。

    「ただいま」

    「お邪魔します」

    「………」

    「…どうしたの、菫」

    「お……おかえりなさい、あなた。ごはんにする? おふろにする? それとも…わっ…わた…わた…わたし…?////」カァ

    「…………かわいい」ボソッ

    「へ…?」

    「い…いや…なんでもない…!とりあえずお腹空いたから…ご飯…」

    843 :

    >>836
    ほら親子割とか・・・

    844 = 690 :

    てるたそ~

    845 = 829 :

    実はあんた書いてるんだろ

    846 = 843 :

    やっぱりてるてるがNo.1だな

    847 = 630 :

    菫はエプロンを身につけ、広い台所で調理を始める。
    軽快なリズムを奏でる包丁捌きに無駄のない動作。料理が次々に完成していき、それらを食卓に並べる。

    「―――出来た」

    「……」ピクッ

    「照、食べるぞ」

    「うん…」トテトテ

    二人「「いただきます!」」

    848 = 804 :

    ポップコーンとコーク飲んで腹減るってどういうことなの・・・

    849 = 630 :

    料理にワカメを使ったため、食事中のイチャラブはキンクリされました。。。

    「……照。今から私の部屋に来てくれ。渡したいものがある」

    「……分かった」

    「…………」スタスタ

    「………」トテトテ

    850 :

    えっ


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