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    元スレ仁美「来ましたわね、私の時代が」

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    タグ : - あまりにも手際の良すぎる仁美 + - 志筑仁美 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 2 :

    さやか「その言葉、取り消してもらうよ。……仁美!」ヘンシーン

    仁美「はいっ!」ヘンシーン

    仁美(どうやら、この時点ではさやかさんと佐倉さんは仲がよろしくないようですわね)

    杏子「新入りが2人まとめてかかってきたところで、負けるかっての」

    さやか「大口叩けるのも今のうちだよ!」

    仁美(チャクラムさん、出番ですわ! あの佐倉さんの多節槍を封じるんですの!)

    杏子「飛び道具!?」

    さやか「もらったぁぁぁ!」ガキンッ

    杏子「ち……相手が新入りだから、油断しちまったかな」

    さやか「だったら、今度はもっと気を引き締めて来なよ。それでも負ける気はしないけどね」

    52 = 2 :

    杏子「随分強気に出るじゃないか」

    さやか「アンタが言ってた、他人の為に願うのなんてくだらないっての、取り消してもらいたいからさ」

    杏子「はぁ? 何言ってんのさ。あんたが勝てたのは、そこのもう1人の新入りのおかげだろ」

    さやか「そうだよ。私の為に奇跡をくれた、仁美のおかげだよ」

    杏子「あんたの、為?」

    仁美「さやかさんの仰るとおりですわ。さやかさんは上条君の為に奇跡を願い、魔法少女になった。
       それを知った私は、さやかさんの為に奇跡を起こしたくて、魔法少女への道を選んだんですの」

    さやか「そして、今はこうして2人で助け合って魔法少女として頑張ってる。
        1人きり、自分の為にしか魔法を使わないアンタをこうして負かせられる程度には、ね。
        だから訂正してくれる? 誰かの為に願うことは、決してくだらない事なんかじゃないって」

    杏子「……男の為に祈った馬鹿の為に、祈る馬鹿がいたってのかよ……」

    杏子「なんだよ、それ……」フラッ

    53 = 2 :

    さやか「ちょっと、何処へ行くんだよ、話はまだ」

    ほむら「今はそっとしておきなさい」

    さやか「転校生! いつの間に」

    仁美(時間操作の魔法とは聞いていましたけど、驚きですわ)

    ほむら「きっとこれで、佐倉杏子も手出しはしてこなくなる」

    さやか「何でそんな事言い切れるのさ。それに、あんただってアイツと同じ穴の狢でしょ?
        使い魔は見逃して、魔女だけ狩って、グリーフシードさえ手に入れれば良いって!」

    ほむら「違うわ。根本から違うのよ、美樹さやか」

    さやか「根本?」

    ほむら「私ははなから魔女も使い魔も眼中にない。ワルプルギスの夜……そいつを倒すのが、私の目的。
        貴女にも手伝って欲しい。美樹さやか、それに、志筑仁美」

    56 = 2 :

    ~週末~

    さやか「ワルプルギスの夜、ねぇ。
        美滝原市の平和は私が守るーって言った事はあったけど。
        まさかこんな大規模な危険が迫ってるなんて想像もしなかったや」

    仁美「あらさやかさん。デートの途中に魔女の話なんて無粋ですわよ」

    さやか(くぅ。なんで仁美はこの三角関係にこんなに順応してるんだよー!
        私なんて真面目な話でもしてなきゃ居た堪れない気持ちになっちゃいそうなのに)

    恭介「2人ともお待たせ。ドリンク買ってきたよ」

    仁美「ありがとうございます」

    さやか「あれ、恭介の分は?」

    恭介「あぁ。僕はいらないんだ。邪魔になるから」

    さやか「ふーん」

    恭介「ほら、映画が始まるよ。僕が真ん中でいいんだよね?」

    58 = 2 :

    仁美「勿論ですわ」

    アナウンス「映画の撮影・録音は禁止されております云々」

    恭介「……」ギュ

    さやか(あわわわわわわ。恭介が私の手を握ってるるるるるるる)

    さやか(反対側で、仁美の手も握ってるんだろうな。
        あ、だからドリンクが邪魔だって言ってたのか)

    さやか(恭介の手、あったかい……。
        二股なんていけないって考えるのに、そんなのどうでも良くなっちゃう)

    さやか(仁美が言うように、想いを閉じ込めてどこかで魔女に返り討ちに合うよりは。
        今の方が、ずっとずっと幸せだよ……)

    さやか(ありがとう、仁美)

    59 = 2 :

    ~ある放課後~

    まどか「あれ。今日は仁美ちゃん1人?」

    仁美「ええ。上条君が病院で検査があるらしいんですの。さやかさんが付き添いますから、その分私がパトロールを頑張ろうかと」

    まどか「じゃ、じゃあ、一緒にいってもいいかな」

    仁美「勿論ですわ」

    まどか「私、まだ仁美ちゃんの魔法少女姿って見たことないんだよね」

    仁美「そうでしたわね。では、人気のないところでお見せしましょうか。
       あの横道なんてよさそうですわね。では……」ヘンシーン

    まどか「わぁ。何だか優雅な服なんだね。何を使って戦うの?」

    仁美「これですわ。チャクラム、というそうなのですが」

    まどか「魔法は?」

    仁美「それが、まだ……ところで、まどかさん。
       違っていたら申し訳ないのですが。魔法少女になろうと思っていませんか?」

    60 = 2 :

    まどか「ウェヒヒヒ。仁美ちゃんは鋭いなぁ。
        だってね。さやかちゃんだけでなく、仁美ちゃんまで魔法少女になって。
        それで、魔女と戦っているのに、私だけこうして付いていくだけの足手纏いでしょう?
        そんなの嫌なんだ。私だって、皆のために何かしたいの」

    まどか「それに、私本当はマミさんに魔法少女になるって約束してたの。
        マミさんが死んじゃって、つい逃げ出しちゃったけど。
        さやかちゃんと仁美ちゃんがいるなら、戦いの中でも怖くないかなって」

    仁美(マミさん? 一体誰でしょう? 後で暁美さんに聞いておこうかしら)

    仁美「まどかさんには悪いのですが、私は反対です」

    まどか「それは、魔法少女が魂を抜き取られているから?
        それとも、私が魔法少女になっても、役には立てないかな?」

    仁美「魔法少女の正体が、ソウルジェムだから、というのも理由の1つです。
       ですが、それだけではありません。
       まどかさんはご自分の事を足手纏いとか、役に立てないとおっしゃいますが。
       それは、とんでもない勘違いですわよ」

    62 = 22 :

    このひとみできるな

    63 = 2 :

    まどか「え?」

    仁美「魔法少女であるという事は、基本、誰にも話せない秘密です。
       魔女と戦う辛さも、苦労も、簡単に分かち合えるものではありません。
       苦戦した後でも、家に帰れば家族の前では何もなかったように振舞わなければならないんです」

    まどか「そう言えば、マミさんも言ってた。独りになれば泣いてばかりだったって」

    仁美「ですが、私とさやかさんには、まどかさんがいます」

    まどか「私……? でも、私なんて戦いの邪魔になっちゃうだろうし」

    仁美「そんなに自分を卑下しないでくださいな。
       まどかさんは、私達が本当は小さな石でしかないと知って尚、友達として接して下さいます。
       危険を顧みずに私達の戦いを見届け、終われば「やったね!」と迎え入れてくれる。
       それがどんなに私達の救いになっているか、分かりますか?」

    64 = 2 :

    まどか「そんなの当たり前だよ! 友達が頑張ってるんだから!」

    仁美「その当たり前こそ、とても貴重で、大切にしなければいけない巡り合わせだと思うんです。
       まどかさんにどうしても譲れない願いがあって、魔法少女になるというなら止めません。
       ですが、私やさやかさんの為だと仰るなら、どうか、思い止まってください。
       魔法少女となってしまった私達の、拠り所がまどかさんなんですから。
       どうかそれを忘れないで下さい」

    まどか「私……このままで、仁美ちゃん達の役に立ててるの?」

    仁美「そうですわ。それにきっと、暁美さんも」

    まどか「ほむらちゃんも?」

    仁美「無口な暁美さんが、まどかさんには話しかけていらっしゃったでしょう?
       きっとずっと、まどかさんの事を気にかけてらっしゃったと思うんです」

    まどか(最初からずっと、ほむらちゃんはそうだった。
        きゅうべぇと契約するのに反対していて、マミさんともその事で対立してて。
        私が魔法少女にならないって言ったとき、ホッとしたような顔をしてた)

    まどか「ほむらちゃん……」ポポン

    仁美(あら。まどかさんの頭の上に、蕾が……アレは一体?)

    65 = 9 :

    ぽぽんまどまど

    66 = 2 :

    ~風見野市 某所~

    ほむら「もう美滝原市は狙わないの? 佐倉杏子」

    杏子「あぁ、そういう話もあったっけねぇ」ボー

    ほむら「いつまでも新入り2人の事で悩んでいては、先輩として情けないわよ?」

    杏子「別に、あの2人の事で悩んじゃいねーよ。
       あいつらは、きっと大丈夫さ。昔のあたしみたいになったりはしねー」

    杏子「そうだな。1人語りじゃつまんないし、聞いていくかい?」

    ほむら「構わないわ」

    杏子「あたしもね、最初は自分以外の誰かの為に祈ったんだ。
       その誰かの幸せこそが、自分の幸せなんだって、信じて疑わなかった」

    杏子「あたしが手に入れた奇跡と、魔女と戦うための力は、皆を幸せにするんだって」

    67 = 2 :

    杏子「でもな。そのあたしの祈りがきっかけで、大切なモンを壊しちまった」

    杏子「あん時は……荒れてたんだろうな。そして決めた。この力は、自分自身の為だけに使うんだって。
       そうしたら、何が起こっても因果応報、自業自得だろ?」

    杏子(そう。全て自業自得だと思えばいいんだ。
       そうすれば、私の話を聞いてくれなかった親父の事も。
       私を置いていった母さんやモモの事も。
       恨まなくて済むんだから)

    杏子「それなのに、あの新入りバカときたら。
       聞いたかよ。1人は好きな男の為にたった1度の奇跡を使って。
       もう1人は、その1人の為に祈ったんだとさ」

    ほむら「ええ。聞いているわ」

    杏子「しかも、魔法少女じゃないフツーの人間連れて歩いてるんだ。
       あんな姿見せつけられたら……揺れちまうんだ。どうしても。
       だから悪い。ワルプルギスの夜には、アイツらと対応してくんねーかな」

    68 = 2 :

    ほむら「そう……。事情があるなら、無理にとは言わないわ」

    杏子「悪いね。約束破っちまって」

    ほむら「いいえ。こちらこそ、邪魔をしたわね」

    杏子「引き止めたのはあたしさ。気にすんな」

    ほむら「それじゃあ……」

    杏子(もし、少しでも何かが違っていたら。
       あたしも、あの2人みたいになれてたのかな。
       誰かの為に祈った事を後悔しないで、平和の為に戦って。
       そんな魔法少女になれてたのかな、なぁ。マミ……)

    69 = 22 :

    ぽぽっちぽんぽん

    70 = 2 :

    ~別の日・放課後~

    まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、今日もパトロールに行くんでしょう?私も一緒に行っていいかな?」

    さやか「それが、さ」

    仁美「今回からは、特別講師が来て下さいますの」

    ほむら「……妙な紹介は辞めてくれるかしら、志筑仁美」

    まどか「ほむらちゃん!
        そっか、いつの間にか仲良しになってたんだね。良かったぁ」

    さやか「仲良しってわけじゃないよ。
        ただ、ワルプルギスの夜を倒す為には、特訓が必要ってだけ」

    まどか「ワルプルギスの夜?」

    仁美「なんでも、超ド級の魔女らしいですわ。とても魔法少女1人では立ち向かえないとかで。
       それで、私達新人2人が強くなる為に、先輩にご指導頂こうかと」

    71 :

    羊のほうじゃねーのかよ

    72 = 22 :

    時間停止のチート使いから何を教われるんだろう

    73 = 2 :

    まどか「そんなに凄い魔女がいるんだ……」

    さやか「まどか。魔法少女になろうなんて考えてないよね?」

    まどか「えぇ!? どうしてすぐ分かっちゃったの?」

    さやか「何年一緒にいると思ってるんだよ。まどかの考えそうな事はお見通し。
        でもねまどか。あたしはまどかには普通の友達として応援して欲しいんだ」

    まどか「そう言ってくれるのは嬉しいんだけど。大物の魔女なんでしょう?
        私だって、力になりたいよ!」

    ほむら「なら、これからの特訓に付き合ってくれるかしら。特訓と言っても、これまでと同じ魔女狩りだけれど」

    まどか「特訓に付き合うなんて。それで私、役に立てるの?」

    仁美「ええ。守りたい方が側にいると、力が湧いてきますし」

    さやか「まどかの事は、魔法少女さやかちゃんがバシっと守っちゃいますからね!」

    75 = 2 :

    まどか「でも、私がいたら特訓の足手纏いになるんじゃ」

    ほむら「そうは思わないわ。鹿目まどか。
        客観的に見て、あの2人に足りない所を教えてあげて欲しい。
        きっと2人とも、私のアドバイスより貴女の言葉に耳を貸すだろうから」

    まどか「そ、そんな事ないよ。ほむらちゃんの方が的確なアドバイスできそうなのに」

    ほむら「本来、教えるような役目は苦手なのよ」

    さやか「とにかく行こうよ。もう時間もあんまりないんだからさ」

    ほむら「そうね。行くわよ、3人とも」

    77 :

    ~週末~

    恭介「今日も楽しかったね。動物園なんて、小学生以来だけど」

    仁美「たまに行くと、とても愛嬌があって可愛く思えますわね」

    さやか「あたしはカピバラが良かったかなぁ」

    恭介「さやか、カピバラを熱心に見てたよね。そう言うと思って……これ」

    さやか「携帯のストラップ……カピバラのだ!」

    恭介「志筑さんにはコレ。」

    仁美「あら。可愛らしい羊さんですわ」

    79 = 77 :

    さやか「いつの間に買ってたの? 気が付かなかったよ」

    恭介「2人が売店でどのジュースを買うか悩んでいる間に、ちょっとね」

    さやか「恭介……ありがとう」

    仁美「本当に、ありがとうございます。大事にいたしますわ」

    恭介「お礼を言うのは僕の方だよ。
       2人と同時に付き合いたいなんて、僕の我儘を受け入れてくれて。
       すっごく感謝してるんだ」

    さやか(恭介、本当に嬉しそう。変な三角関係だけど、こうなって良かったのかも。
        大丈夫だよ、恭介。この幸せを魔女になんて潰させやしない。
        ワルプルギスの夜は、私と仁美、それに転校生で倒してみせる!)

    80 = 77 :

    ~ワルプルギスの夜、襲来~

    ほむら「いよいよ来たわね」

    さやか「何だよあれ……大きさからして違う!」

    仁美「まさに規格外ですわね」

    ほむら「それでも、行くしかないわ。美滝原市を守れるのは、私達3人だけなのだから。
        鹿目まどかからのアドバイスを無駄にしないことね」

    さやか「分かってるって! 回復魔法にばかり頼りすぎるなってんでしょう? 
        じゃ、まずは仁美、お願い!」

    仁美「はい!」

    仁美(まどかさんが教えてくださった私の欠点は、チャクラムの数に頼りすぎなところ。
       数は絞って、その分着実に当たるよう、精密に操作しないと!)

    82 = 77 :

    仁美(私がチャクラムで援護をして、その隙をついてさやかさんが剣を投げる。
       暁美さんは色々と仕掛けをしているそうですが……)

    仁美(あの川から出てきた大きな武器はなんですの!? まさか自衛隊から拝借とか?)

    仁美「って驚いている場合ではありませんわ! さやかさん、危ない!」

    さやか「うわぁぁぁっ!」

    仁美「大丈夫ですか、さやかさん!?」

    さやか「平気だよ、ちゃんと少しは避けたから。この位の傷はすぐ治る」スゥッ

    仁美(けれど、回復の魔法にだって魔力を使うはず。ソウルジェムが保つかどうか)

    ほむら「2人とも、攻撃の手を緩めないで!」

    さやか「りょーかい、先輩!」

    仁美「……はい!」

    仁美(予備のグリーフシードはありません。早く決着をつけないと!)

    83 :

    一緒に支援しようねまどっち

    84 :

    いい意味でひどいスレ

    85 = 77 :

    ~その頃、避難所~

    まどか(今頃3人とも戦ってるんだろうな)

    まどか(私のアドバイス、少しは役に立ってるといいんだけど)

    まどか(3人とも、私には応援してくれるだけで十分だって言ってくれたけど)

    まどか(それだけじゃきっと足りない。私はもっと、皆の力になりたい!)

    詢子「ん? どうした、まどか」

    まどか「ちょっと、トイレ」

    87 = 77 :

    ~ワルプルギスの夜との戦闘継続中~

    仁美「はぁ……はぁ……」

    さやか「仁美、大丈夫?」

    仁美「えぇ。さやかさんが魔法で治してくれましたから。平気ですわ。
       それより、早くワルプルギスの夜を!」

    仁美(このままでは、ワルプルギスの夜が避難所まで迫ってしまいます。
       でも、私達の力では足止めすら叶わない……。
       それに、ソウルジェムが徐々に濁りつつありますわ。一体どうすれば!)

    ♪~♪~♪~♪♪~

    さやか「この音楽……恭介のバイオリンだ!」

    仁美「本当に……でも、どうして?」

    89 = 77 :

    ほむら「きっと鹿目まどかね。
        鹿目まどかが上条恭介をどうにか説得して、避難所で演奏させているのよ。
        そしてそれを、スピーカーを使って外にも流しているんだわ。
        まどか……ありがとう」

    さやか「不思議だな。こうして音楽を聴いてる場合じゃ無いはずなのに。
        恭介のバイオリン聴いてたら、大丈夫だって思えてきたよ。
        あのバイオリンの音を守る為にも、頑張ってくれたまどかの為にも、負けるわけにはいかないしね!」

    仁美「さやかさんと同意見ですわ。
       それにひょっとしたら、あの魔女さんだって、この曲に惚れ惚れしてしまったりして」フフッ

    仁美(あら? ワルプルギスの夜の頭部らしきところに、花が……どうして?)

    ほむら「敵の動きが鈍くなった。チャンスよ!」

    杏子「これから最終局面って奴かい? だったらあたしも混ぜろよ」

    90 = 83 :

    ぽぽプルギス

    92 = 77 :

    ほむら「佐倉杏子……でも貴女、この前は」

    杏子「理由なんて話してる場合じゃないだろ。ほら、これ使え」ヒュッ

    仁美「これは、グリーフシード。よろしいのですか?」

    杏子「いいのさ。これでこの前の借りは返したからな! 先に行くよ!」

    ほむら「行っちゃったわね。こちらもソウルジェムを浄化したら、すぐ合流しましょう。
        佐倉杏子は近接戦闘型。こちらの援護が必ず必要になる」

    さやか「よし!んじゃひと足お先に!」

    仁美(さすがにベテランというだけあって、佐倉さんの攻撃力は強いですわ。
       さやかさんの剣の扱いも、特訓のおかげで慣れてきていらっしゃいますし)
       暁美さんの、もう名称が分からない武器の数々もすごいです)

    仁美「私も負けてはいられませんわ。チャクラムさん、ゴー!」

    93 :

    仁義に見えた

    94 = 77 :

    >>90
    ぽぽプルギス噴いたwwwww

    97 = 83 :

    支援まどっち

    98 = 77 :

    杏子「よし、大分ダメージを与えられたみたいだな」

    ほむら「凄い……ワルプルギスの夜が体勢を崩していく……」

    ほむら(あと少し……あと少しで私の宿願が叶う。待ってて、まどか!)

    さやか「よーっし! みんな、一斉に行くよ!」

    仁美「はい! チャクラムさん、行ってくださいなー!」

    杏子「へっ。これでとどめだ!」

    ほむら「これが最後の重火器」

    さやか「いっけぇぇぇぇぇぇ!」

    ワルプル「キャハハハハハハ アアアアアアアアア」

    100 = 77 :

    杏子「ワルプルギスの夜が……消えた」

    さやか「これって、勝った、って事でいいんだよね」

    仁美「ええ、雲も晴れてきましたし。あ、あれはまどかさん!」

    まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、ほむらちゃん!
        すごいよ! 本当に奇跡だよ! あんな巨大な魔女に勝っちゃうなんて!」

    さやか「奇跡じゃなくて魔法だよ。それに、私達が勝てたのはまどかのおかげだよ」ギュ

    仁美「上条君のバイオリンを聴かせて下さって、本当にありがとうございます」ギュ

    まどか「えへへ。頑張ってる2人の為に、私に何か出来る事がないかなって考えてて、思いついたんだ。
        避難所の中で上条君を見つけて、ちょっぴり嘘をついて、放送室で演奏してもらったの」

    杏子「おーい。話するより先に、ソウルジェムを浄化するの忘れるなよな」

    さやか「あ、いけない。ワルプルギスの夜が落としたグリーフシード探してくる!」テテテ


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