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    元スレ唯「UIYYYYYYYYYYーーーーーーッ」

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    102 = 63 :

    「UIYYYYYYYYYYーーーッ!」

    「私が憎ければ殴れ。私はお前に手を出さない」

    「なぁにぃ? 今更怖じ気づいたかァ?」

    「私の知っているお姉ちゃんは暴力の嫌いな人だった。だから私もそれに殉じ……姉の死を悼みます」

    「何を言っている! お前の目の前にいる私こそ平沢唯だッ!」

    「お前は唯であって唯ではない。ただの……化け物だッ!」

    「人間を、お前を超越した私をこともあろうに化け物だと!?」

    103 :

    あかん眠い
    まとめで読むわ

    104 = 63 :

    「私は……私はただ……ッ!?」ガァーン!

    「(動揺しているッ! 今だッ!)」

    「とおッ!」

    「何!? 音仮面を奪ったッ!?」

    「(人を惑わす、悪魔の仮面……)」

    「そいつをどうしようっていうんだ? 壊すか? 無駄無駄ァ! 壊した所でどうせ力が消えたりはせん!」

    「えっ」

    さわ子「その通りよ、憂ちゃんもいい加減に今の唯ちゃんを受け入れなさい!」

    「……」

    105 :

    106 = 63 :

    「えい!」

    「な……! 自身も音仮面を身につけた!?」

    「だ、駄目だ憂ちゃん!」

    「」

    「なるほどな、私に対抗しようと自らも吸茶鬼になる道を選んだか!」

    さわ子「(これは予想外。けど、これで全人類吸茶鬼化計画にまた一歩……!)」


    「YUIYYYYYYYYYY……!」


    「来い! どちらが上か決めようじゃないかッ!」

    107 :

    >>104
    澪www

    108 = 63 :

    「ユィィィィィィィィィィ!」

    「ウィィィィィィィィィィ!」

    「はぁッ!」

    「フン! 貧弱! 貧弱ゥ!」

    「それで私を組み伏せたつもりかァ? そんなタックルじゃあ私は殺せないぞッ!」

    「言ったはずだッ! 私はお前に手を出すつもりは無い、ただお前の苦しみを受け止めるとッ!」

    「言ってる意味が良く……!」

    「ッ!? 私を壁に押しつけて何を! 相撲でも取ってるつもりかッ!」

    109 = 63 :

    「良く見てみるんだな……! 後ろは壁じゃあない、窓ガラスだッ!」

    「う、憂ちゃんは一体何を考えて……!」

    「私はここから突き落とすつもりかッ! 残念だったなァ! 今の私は例え屋上から落ちようとも死なん! そうならない確信があるッ!」

    「(私の思い出は、お姉ちゃんとの思い出ッ! これからその思い出に決着をつけてやるッ!)」

    「はああああああああああ!」

    「UIYYYYYYYYYYーーーッ!」


    ミシミシ……パリィンッ! 


    「お、落ちたッ!」

    110 = 63 :

    とぅるるるるるる……ドスンッ!


    「ぐはぁッ!」

    「ううッ!」

    「う……うう……!」

    「ど、どうやらお前の捨て身の一撃も無駄だったみたいだな……軽く痛めただけでなんともない。この痛みすら数分後には消えるだろう」

    「それに比べて貴様はダメージが大きいようだ! 足もまともに動かせないんじゃあないか?」

    「滑稽だなッ! あの憂がッ! 私の前に這い蹲っているッ!」

    「さぁ、部室に戻り勝利の紅茶を飲むとしよう」

    111 :

    子安で再現してもいいんですか?

    112 = 63 :

    ガシィッ!


    「うん?」

    「捕まえた……もう離さないッ!」

    「チッ! 虫の息の癖に! 私の足から離れろッ!」

    「私がお前と飛び降りたのは心中を図ったつもりでもなんでもない……!」

    「お前と私を外へ引きずり出す為だッ!」

    「ま、まさかッ!」

    「そうだ……確か吸茶鬼は『朝日』を浴びるとどうなる?!」

    「や、やめてくれ憂ッ! お、お前も吸茶鬼なんだぞッ!? その手を私の足からどけろォーーーッ!」

    113 = 105 :

    しえん

    114 = 63 :

    「ここでお前と私はゲル状になるッ! これが私なりの償いの形であり! お前の苦しみを受け止める唯一の方法だァーーーッ!」

    「(う、うかつだったッ! あの時こいつが吸茶鬼になった時点でその可能性に気づくべきだったッ!)」

    「UIYYYYYYYYYYーーーッ!?」ドロドロォ……!

    「(思えば……私とお姉ちゃんはつながっているようでつながっていなかったのかもしれない。まさしく奇妙な運命だよ……)」

    「(でもこれからは二人ずっとつながっていられる……私達の運命は完全に一つとなれた……)」

    「(ごめんねお姉ちゃん……大好きだったよ)」ドロドロォ……!

    116 = 63 :

    こうして二人の奇妙な姉妹の生涯は幕を閉じた。

    最後までお互いは分かり合えなかったが全てが無駄だった訳ではない。

    彼女達の笑顔に心を動かされた人達は確かに存在し、
    その人達の中で彼女達は生き続けてるのだから……。


    第一部完!(続かねぇよ)

    117 = 63 :

    平沢家の墓


    「……なんか、実感が沸かないよな。急に二人が死んだと言われたって」

    「トラックのよそ見運転に巻き込まれたんですって……」

    「あ、ああうん……」

    「(まぁ、本当のこと言っても信じないよな……本当の死因も私が吸茶鬼ってことも)」

    118 = 63 :

    「グスッ……唯センパイ……憂……!」

    「梓ちゃん……」

    「唯、憂ちゃん。二人ともどうか天国で見守っていてくれ。私達は必ず武道館に行ってみせる」

    「二人の叶えられなかった夢の分まで私達が叶えてみせるよ」

    「もう行こう」

    「分かってる」

    「……所でなんで日傘さしてるんだ澪」

    「そうしないとゲル状になっちゃうから」

    「?」

    119 = 63 :

    数年後 平沢家の墓


    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」


    ドジャアッッッ!

    120 :

    >>119
    ゾンビきたか

    121 :

    そーのーちーのさーだーめー

    122 = 63 :

    「ぶはッ! ゲホッ! ゴホッ!」

    「スゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……!」

    「ハァァァァァァァァァァ……!」

    「……」

    「フッ……ハハハハハハハハハハァーッ!」


    「最高に『ウイ!』ってやつだアアアアアア」


    おわり

    123 = 63 :

    適当に着地点すら決めずに見切り発車したらこうなりましたごめんなさい。
    真面目に読まないで下さい。スレタイと最後の台詞が言いたかっただけなんですごめんなさい。

    124 :

    融合か……

    126 :

    けいおん知ってたらもっと楽しかったんだろうな

    127 :

    え、人間辞めないルートは

    128 :

    まとめさん青文字でお願いします

    129 :

    続き期待して待ってる

    131 :

    ジョジョもけいおんも知らんが面白かった

    132 = 76 :

    おつした

    133 :


    面白かった

    135 :

    >>91
    人間辞めないルート書けコラ

    136 :

    乙、面白かった

    137 :


    ジョジョ見てみるか

    138 :

    眉毛取るとゲル状になるムギは吸茶鬼だったのか

    139 :

    まだ残ってたのかよワロタ


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