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元スレさやか「まどかは私の嫁になるのだ~」ほむら「なら上条君は貰うわ」
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私は恭介の前で一言告げる。
ごめんねと。
何がなんだかわからないという顔の恭介に、そっと微笑んで
――私は恭介の頬にキスをした。
ごめんねと。
何がなんだかわからないという顔の恭介に、そっと微笑んで
――私は恭介の頬にキスをした。
「大好き」
その言葉を告げると、まるで魔法に掛かったかのように私の意識は遠くなっていった。
私の気持ちは、伝わっただろうか?
もう絶好だと言われたらどうしよう。
やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいとはいうが、あれは嘘だ。
申し訳ない気持ちでいっぱいなのは……こんな方法しか思いつかなかった私が馬鹿だからだろうか。
その言葉を告げると、まるで魔法に掛かったかのように私の意識は遠くなっていった。
私の気持ちは、伝わっただろうか?
もう絶好だと言われたらどうしよう。
やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいとはいうが、あれは嘘だ。
申し訳ない気持ちでいっぱいなのは……こんな方法しか思いつかなかった私が馬鹿だからだろうか。
>>155
そこに気付くとはやはり天才か…!
そこに気付くとはやはり天才か…!
上条恭介は己の目を疑った。
本日のリハビリを終えたところ、部屋に戻ってきてみれば幼馴染である美樹さやかが口付けを交わしていたのだ。
その相手というのがまた信じられない存在だった。
ベッドの上にいたのは紛うことなき自分の姿だったのだ。
「大好き」
彼女はそう言って、暗示にかけられたかのようにぐったり倒れてしまった。
本日のリハビリを終えたところ、部屋に戻ってきてみれば幼馴染である美樹さやかが口付けを交わしていたのだ。
その相手というのがまた信じられない存在だった。
ベッドの上にいたのは紛うことなき自分の姿だったのだ。
「大好き」
彼女はそう言って、暗示にかけられたかのようにぐったり倒れてしまった。
なるほど、ホンモノじゃなかったんだ。
ほむらが恭介にキスするなんて、たとえ頬でも考えにくいとは思ったんだ。
よほどの何か変事があれば分からんけど、そういう描写もなかったしね。
ようやく合点がいった。支
ほむらが恭介にキスするなんて、たとえ頬でも考えにくいとは思ったんだ。
よほどの何か変事があれば分からんけど、そういう描写もなかったしね。
ようやく合点がいった。支
??「そろそろいいかな?」
ベッドに横たわる、自分。いや、決して自分ではないのだがその姿は世の中のどんな双子よりも似ていたことだろう。
まさか自分には本当に兄弟がいたのだろうか?
うす開きの扉からその光景を眺めていると、後ろから声をかけられた。
ほむら「盗み見とは感心しないわね」
恭介「き、きみはたしか……」
ほむら「暁美ほむらです。先日はどうも」
たしかさやかたちと同じして見舞いに来てくれた子だろうか?
ベッドに横たわる、自分。いや、決して自分ではないのだがその姿は世の中のどんな双子よりも似ていたことだろう。
まさか自分には本当に兄弟がいたのだろうか?
うす開きの扉からその光景を眺めていると、後ろから声をかけられた。
ほむら「盗み見とは感心しないわね」
恭介「き、きみはたしか……」
ほむら「暁美ほむらです。先日はどうも」
たしかさやかたちと同じして見舞いに来てくれた子だろうか?
恭介「ちょ、ちょっと見てくれよ!中にドッペルゲンガーが!」
ほむら「何のことかしら?」
彼女は扉を開けると、そこにはぐっすり眠るさやかの姿があった。
生き別れの双子の姿などどこを探しても見当たらない。
恭介「今……確かに……」
ほむら「……」
ほむら「何のことかしら?」
彼女は扉を開けると、そこにはぐっすり眠るさやかの姿があった。
生き別れの双子の姿などどこを探しても見当たらない。
恭介「今……確かに……」
ほむら「……」
自分とキスをしているさやかがいたはずなんだ!
そんな変態じみたことを、クラスの女生徒に話したところで分の悪いことを悟り、恭介は諦めた。
恭介「でも、どうしてさやかは……まだ学校だって終わってないだろうに。きみも……」
ほむら「さぁ……どうしてかしらね」
彼女はなんだか一件落着したような、ほっとしたような顔付きで背を向けた。
そんな変態じみたことを、クラスの女生徒に話したところで分の悪いことを悟り、恭介は諦めた。
恭介「でも、どうしてさやかは……まだ学校だって終わってないだろうに。きみも……」
ほむら「さぁ……どうしてかしらね」
彼女はなんだか一件落着したような、ほっとしたような顔付きで背を向けた。
病院を出ると、佐倉杏子が不満気な顔をして待っていた。
その右手には丁寧に梱包された袋が破かれ、ポテトやらプッキーやら駄菓子を握りしめている。
杏子「約束は守ったんだ。グリーフシードを寄越しな」
ほむら「随分とご機嫌なようね」
杏子「こっちは変身してくれって頼まれただけで、キスされるなんて聞いてなかったんだぞ?
こっちの食いものももらってくからな。それで帳消しだ」
随分安く上がったものだ。
やはりこの子に頼んだのは正解だっただろう。
杏子「じゃあな」」
跳躍して姿を消す佐倉杏子と入れ替わりに、急いで走ってくるものがいた。
その右手には丁寧に梱包された袋が破かれ、ポテトやらプッキーやら駄菓子を握りしめている。
杏子「約束は守ったんだ。グリーフシードを寄越しな」
ほむら「随分とご機嫌なようね」
杏子「こっちは変身してくれって頼まれただけで、キスされるなんて聞いてなかったんだぞ?
こっちの食いものももらってくからな。それで帳消しだ」
随分安く上がったものだ。
やはりこの子に頼んだのは正解だっただろう。
杏子「じゃあな」」
跳躍して姿を消す佐倉杏子と入れ替わりに、急いで走ってくるものがいた。
ほむら「まどか……」
まどか「ほ、ほむらちゃん! あのね……わたし、ほむらちゃんにさやかちゃんのこととで……どうしても」ハァハァ
ほむら「大丈夫よ……私は彼には振られてしまったみたいだから」
まどか「本当!?」
嬉しそうなまどかの顔。
が、すぐ、しまったという表情に変わる。
まどか「ごめんね、振られて落ち込んでるところなのに」
それを見てくすりと笑ってしまった。
まどか「ほ、ほむらちゃん! あのね……わたし、ほむらちゃんにさやかちゃんのこととで……どうしても」ハァハァ
ほむら「大丈夫よ……私は彼には振られてしまったみたいだから」
まどか「本当!?」
嬉しそうなまどかの顔。
が、すぐ、しまったという表情に変わる。
まどか「ごめんね、振られて落ち込んでるところなのに」
それを見てくすりと笑ってしまった。
ほむら「大丈夫」
まどかの頭に手をおいた。
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「だから、少しだけ私に付き合ってもらえないかしら? 誰かに傍にいて欲しい気分なの」
まどか「ええっと……私でよければ」
ほむら「ありがとう」
これで美樹さやかの運命が変わったか、それはまだわからない。
だけど、もし彼女が上条恭介とこのまま付き合うことになれば、そのときは
この子の笑顔をもう少しだけ長く眺めていることができるのだろうか。
――そう信じたい。
おしまい。
まどかの頭に手をおいた。
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「だから、少しだけ私に付き合ってもらえないかしら? 誰かに傍にいて欲しい気分なの」
まどか「ええっと……私でよければ」
ほむら「ありがとう」
これで美樹さやかの運命が変わったか、それはまだわからない。
だけど、もし彼女が上条恭介とこのまま付き合うことになれば、そのときは
この子の笑顔をもう少しだけ長く眺めていることができるのだろうか。
――そう信じたい。
おしまい。
乙
さやか視点で心情書いておいてこの展開はエグすぎる、と途中で思ったが
流石にほむらも腹いせでそこまではしなかったので安心した
杏子の能力って話書く上で使いやすくていいんだよなww
さやか視点で心情書いておいてこの展開はエグすぎる、と途中で思ったが
流石にほむらも腹いせでそこまではしなかったので安心した
杏子の能力って話書く上で使いやすくていいんだよなww
乗っ取り即興だから仕方ないとは思うけど、何がしたかったのかぼやけていて、よく分からない話だった
ベタだと言われようが何番煎じだと叩かれようが、分かりやすいオチをつて締めた方がいいような気がした
ベタだと言われようが何番煎じだと叩かれようが、分かりやすいオチをつて締めた方がいいような気がした
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