元スレP「恋人生活シュミレーター?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 203 :
- 旅館にて -
仲居「いらっしゃいませ」 ペコリ
P「すいません。XXの名前で予約してました者なのですが――」
仲居「はい、XX様ですね。2名様で承っております。さぁ、どうぞこちらへ」 テクテク
P「はい。ほら、行くぞ」
美希「うんしょ、うんしょ」 コソコソ
P「そんなぎこちない歩き方だと、尚更怪しく見えるぞ。ほら、荷物持ってやるから」 ヒョイ
美希「あっ!」
P「ん? 何だお前……。まだ顔真っ赤なままじゃないか」
美希「うぅー……っ。これもハニーのせいなのっ。顔が戻らないのー」 プーッ
P「アッハッハ。赤提灯みたいで可愛い――痛てっ。痛いって、分かったから叩くなよ」 ククッ
美希「むぅー。ハニーのバカバカバカッ!」 ポカポカ
252 = 123 :
あげ
253 = 203 :
ごはんとお風呂いってきまふ
254 = 123 :
メシ代行と風呂代行はよ
256 = 34 :
嫉妬してPを叩くりっちゃんかわいいぞ…
257 = 123 :
あ
258 = 123 :
げ
259 = 203 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P「なんでダミーなしで手の回ってない旅館選ぶんだよ! お前芸能界なめてんのかっ!」 ガタン バタン
雪歩「ぷ、プロデューサーが自分で自分にキレてますぅ」 ビクビク
真「ていうか突っ込むトコそこですか」
伊織「っていうか、これ2人で日を跨ぐ旅行って事務所的にアリなの?」
春香「プロデューサーさんの反応見ればわかる気もするけどね」
響「そ、それじゃああの2人って既に事務所を――?」
貴音「響。あまり縁起でもない事を言ってはなりません」
美希「ミキからしたら、結ばれるためならそれくらい平気ですると思うけどな」
260 = 123 :
あ
261 = 203 :
- 旅館 自室 -
P「おぉー、見ろよ美希。窓からの景色がすっごい綺麗だぞ」
美希「そ、そうなの。綺麗なのー」 ソワソワ
P「さすがにまだ雪には早いか……。でも紅葉がほんのり紅く染まってて――」 オヤ?
美希「ミキもそう思うの。やっぱこの時期は綺麗なモノがいっぱいなのー」 ワクワク
P「そうだな。でもやっぱそれ以上に綺麗なのが――」 ハハァン...
美希「それ以上に綺麗なのは――?」 ドキドキ
P「っと、そうだ。そろそろ露天風呂入れるようになる時間になるな。一風呂入りに行くかー」
美希「え? あっ。まだ一番綺麗なモノを言ってないのー!」
P「んー? 一体何のことかなぁ? それじゃあ先に行ってるからなー」 クククッ ピシャン
美希「あ――」
美希「……」 ナワナワ
美希「うっきー! ハニーの意地悪ーっ!」 ジタンダフミフミ
262 = 123 :
あげ
263 :
擬音……
264 = 203 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真「これは『お前の方が綺麗だよ』って言ってもらいたかったんだね。分かります」
春香「うわぁー、面倒臭ぁーっ!」
美希「乙女心が分からないのなら黙ってるの」
伊織「というか、あいつ今絶対分かってて言わなかったよわね……」
真美「わ→い! 兄ちゃんのドS→」
やよい「うっうー!ひどいです。めっ、です!」
千早(ちょっとイジワルなプロデューサー……。少しいいかも……///)
律子「ここまで現実と乖離したアバターも珍しいですね」
P「これって俺って性格診断テストした意味あんの?」
265 :
確かにww
266 :
性格診断の結果相手によって対応を変える女たらしと判断されたわけか
267 = 123 :
スケコマシ!
268 :
小難しい単語使わな方がいいんでないの
270 = 203 :
- 風呂上がり -
P「ふぃー、良い湯だった」
美希「むぅー。お帰りなのー……」 ムス-ッ
P「お、何だ。お前も風呂入ってきたのか。俺より短いなんて珍しい」
美希「ハニーが長すぎなの。あんな熱いお湯の中に何時間も使ってられないのー」
P「あの熱いのがいいのになぁ……。で、お前は窓辺で何をしてるんだ?」
美希「んー? 身体が火照ってるから冷ましてるだけなの。あふぅ~……」 パサパサ
P「こ、こら。はしたないからやめなさい。外で誰かに見られたらどうするんだ」 アセアセ
美希「べっつにー。美希はそんなに綺麗じゃないから、誰も見なんてしないと思うのー」 ツーン
P「ぐっ……。わ、悪かったよ。お前が一番綺麗だって」
美希「……ホント?」
P「あぁ、本当だ」
美希「……ホントにホント?」
P「あぁ、本当に本当だよ。だから――」
271 = 217 :
・・・ごくり
272 = 203 :
美希「じゃあ……ギュッてして?」
P「えっ……今からか?」
美希「当たり前なの」
P「……分かったよ。とりあえずこっちにおいで」
美希「うんなの…」 テクテク
P「まったく――。お前はいつまで経っても甘えん坊なんだから」 ギュッ
美希「まだまだ甘え足りないの。ずっとハニーに甘えたいの。一生掛けても、きっと足りないくらい」
P「…………体、冷えてるな」
美希「うん……。ちょっと冷まし過ぎたの」
P「これはもっと長めに、温めてやらないとな」 ギュッ
美希「ハニー、とっても暖かいの」
P「風呂上がりだからな」
美希「とても、とても暖かいの」 ギュ...
273 = 123 :
あ
274 = 203 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美希「うるさいの」
春香「エアコンあるじゃ――何で先に言うかなぁ」
雪歩「はうぅ……わ、私もいつかあんな風に……///」
亜美「むぅー。ミキミキと兄ちゃんの美男美女ペア」
真美「悔しいけど、すっごい絵になるな→」
真「これで雪が降ってたら、もっと良かったんだけどねー」
あずさ「それだと愛の逃避行っぽい雰囲気になるんじゃないかしら」
響「そもそも、なんで雪?」
伊織「どうせ少女漫画からの受け売りでしょ」
275 = 157 :
美男なのか
276 = 203 :
美男やろ?
277 :
だってお前らじゃ画にならんだろ
278 :
頭がPの形をしているのに美男なのかとついつい思ってしまう
279 :
>>278
形容し難い顔をしている俺らよりよっぽどマシなのは確かだな
281 = 203 :
- 夕食後、消灯した中で -
美希「あ、見てハニー。流れ星」
P「本当だ。やっぱこう灯りが少ないと、星が綺麗に見えるんだな」
美希「うん。お空中キラキラ。なんだか別の世界にきたみたいなの」
P「……なぁ、美希。何かあったのか? 風呂あがってから少し変だぞ?」
美希「アハッ。やっぱハニーには分かっちゃうんだね。流石なの」
P「もしかして意地悪したのがそんなにショックだったのか? それなら――」
美希「ううん、違うの。そんなんじゃないの」
P「じゃあ一体なにが――」
美希「あのね。ミキ、お風呂あがってからハニーが戻るまで、ずっと部屋でゴロゴロしてたんだ」
美希「とても綺麗な世界で、こんな幸せの絶頂にあって……そしたら不安になってきたの」
美希「本当はこれはミキの空想で、実は全部夢なんじゃないか――って」
282 :
赤羽根Pでいいじゃないか
283 = 279 :
おや ・・・
あまあまSSの ようすが ・・・
284 = 203 :
美希「そう思うと急に怖くなってきたの。否定して欲しかったの。だから――」
美希「――ハニーに触れて嘘じゃないって確かめたかったの」
P「それであの時ハグを――」
美希「ハニーがギュッてしてくれたとき、ミキ少し泣いてたんだよ? ハニー気付いてた?」
P「……いや、全然だったよ。まったく……俺って本当に鈍い奴だったんだなぁ」
美希「アハッ。本当にハニーは鈍チンなの。でもそれでいいの。ハニーでありさえすれば、構わないの……」
P「……秋とは言え、やっぱ夜は冷えるな」 ゴソゴソ
美希「あっ。ハニー……」
P「ホラよ。暖かいか?」 バサッ
美希「うん……///」
P「フフッ……」
美希「……アハッ」
285 = 250 :
この雰囲気は・・・まさかの公開セクロス・・・!?
286 = 268 :
ミキ以外は任せろ!
287 :
「の」つけすぎじゃない?
美希かわいいよ、そして甘い
288 = 203 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美希「……」
やよい「ぁぅ……これって……」
伊織「キツいわね……」
貴音「美希……」
千早「……」
律子「……」
春香(アカン。空気がマジや)
P(さすがにここは春香も空気を読んだか)
289 = 203 :
>>287
それ以外にアイデンティティあったっけ
ゲームはやったけど、アニマスは少ししか見てないからわからん
290 = 31 :
外野にレスを返してないで続きを書いてください
291 = 268 :
それ以外にアイデンティティってアイデンティティの意味わかって使ってるのか……?
それなら問題だぞお前……
292 = 123 :
ゲームやってたなら分かるだろ
294 = 287 :
>>289
確かにの、なの使うけど全部の言葉に使う程じゃないと思う、ちょっと違和感を感じただけだけど
個性はいっぱいあると思うよ!
296 = 268 :
ここにきて心折れたの?
297 = 203 :
美希「……ねぇハニー。昼のコト覚えてる? 腕を組む理由を教えてあげるって」
P「うん? あ、あぁ。教えてくれるのか?」
美希「うん。でも、きっともうハニーにはバレバレだと思うけどね」
P「何も言わないよ。茶化したりもしない。だから、聞かせてほしいな」
美希「……うん」
美希「あれは、ね。ハニーがどこかへ行っちゃわない様にするためなの」
P「……」
美希「あ、勿論ハニーはそんなことしたいって分かってるよ?」
美希「でもね。……実は今日感じたような不安。しょっちゅうあることなんだ」
美希「だからその度に怖くなって、なんとかハニーを繋ぎとめておきたくなって」
美希「夢にまで見た生活を、絶対に失いたくなくって。それで――」
P「……」
美希「……まだ黙って聞いてくれるんだ。優しいね、ハニーは」
300 = 268 :
美希が終わったらな
支援
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