元スレモモ「ネットアイドル…?」霞「……ふふふ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 4 :
和「(仮に、ですがバレたとしましょう。その上で会いたいということは
直接会って言いたいことがあるということ…つまり)」
(ひどいっす和ちゃん…あんまり見せちゃだめって言ったのに)ウルウル
和「な、泣かないでください桃子さん…!これは、桃子さんに
とって大切なことなんです!悪意はないんです…!」オロオロ
和「ここまで仲良くなったのに…そんな…そんな…」ショボン
和「落ち着くのです原村和…あくまで仮の話しです」
和「(ですが、可能性はあります。ならば…シミュレーションに
シミュレーションを重ね、万全の態勢で臨みます!)」ゴッ
52 :
オーラの使い所がおかしいんじゃないですかね
53 = 4 :
多分次の日
久「最近、私たちの絆が薄れてきたと思わない?」
まこ「そうかのう?」
京太郎「そうですか?」
和「どうなんでしょう」
優希「特に感じないじょ」
咲「………」
久「部長の私が言うんだから、間違いないわ」
54 :
まこ「薄れているのは絆というより久の存在感」
久「それ以上言わない!いい?全国大会が迫るだけ迫っている今、
ひび割れた絆を早急に修復しなきゃならないわ」
和「ひび割れていたんですか?」
優希「ひび割れどころか埃ひとつ被ってないと思うじぇ」
京太郎「仲違いなんてした覚えはないし」
まこ「ひび割れてるのは久のちっぽけな自尊心で」
久「まこ、黙らないとコンタクトにしてストパーかけて髪の毛黒色に染めてやるわ」
55 :
ハイパー超絶支援モモちゃんかわいい!
56 :
そっちのほうが人気出そうなのは気のせいですかねえ…
57 = 54 :
まこ「そこまで必死にならなくともいいじゃろ…
みんながお前さんを蔑ろにしているわけじゃ」
久「有罪」ヒョイッ
まこ「なにするんじゃ!?眼鏡返さんかい!」ピョンピョン
久「ひび割れた私達の絆を修復するために、
今度の日曜みんなでなんかしらするわよ!」
優希「肝心な部分が曖昧だじぇ…」
京太郎「何かしらってなにするんですか?」
和「…………」
久「私は…部長として悲しいわ。私達の仲は所詮ひと夏のアバンチュール…
良くてビジネスライク止まりなのね」
58 = 54 :
咲「……私は賛成ですっ!」
久「咲…!(カモがネギ背負ってやってきたわ…!)」
京太郎「え?咲は俺たちの仲にひびが入っていると思ってるのか」
咲「それはその…置いといて…!みんなで集まって遊ぶのは良いことだと思うよ!?
京ちゃんは悪いことだっていうの!?いつからそんな血も涙もない冷血人間になっちゃったの!?」
京太郎「そこまで言わなくても…」
優希「おぉ…雀卓の外だというのに咲ちゃんからオーラが迸ってるじょ…!」
和「すみません咲さん。私は先約がありますので付き合えません」
59 :
のどっちと遊びたい咲ちゃんかわいい
60 = 54 :
咲「……………そっか」シュン
和「あの…いつかこの埋め合わせはしますから」
咲「いいよ和ちゃん…」
京太郎「みんなの予定が合わないならお流れですかね」
優希「仕方ないじぇ」
久「…わかった。わかった。わかったわよ。みんなの気持ちがよーくわかったわ」
まこ「わかったなら眼鏡返さんかい!」
久「咲…他のみんなは放っておいて二人っきりで絆を深めましょう」
咲「ふぇ…!?」
久「そう……嫌なの。私は部長失格ね。こんなに部員からの人望がないなんて…」
咲「そ、そんなことありません…!私は部長のこと頼りにしていますっ」
久「いいのよ咲、慰めなんていらないわ…」
咲「慰めなんかじゃありません!私、部長ともっと仲良くなりたいです!」
61 = 54 :
久「……嘘じゃない?」
咲「嘘じゃありません!」
和「(部長…目に見えて落ち込んでいた咲さんのために…
なんだかんだで部長は部長ですね。見直しましたよ)」
京太郎「(咲には悪いが茶番の臭いがプンプンするぜ)」
優希「(咲ちゃん…良い子だじぇ)」
まこ「眼鏡返さんかーい!!」
咲「和ちゃん。私は部長と遊ぶから、埋め合わせなんて考えなくていいからね」
和「……いえ、いつか埋め合わせは必ずします」
咲「…………どうせ東横さんを優先しちゃうくせに」ボソッ
和「咲さん?」
咲「なんでもないもんっ」
和「さ、咲さん?」
久「(……とても楽しみだわ。…ふふふふ)」
まこ「眼鏡ー!わしの眼鏡ー!」
62 :
嫉妬しちゃう咲さんかわいい!
63 :
すばらっ!
64 = 54 :
モモ部屋in
モモ「(またこの部屋に和ちゃんが来るんすね…)」
モモ「……えへへ」ニヤニヤ
モモ「……目的を見失っちゃだめっすよ東横桃子!」
モモ「(和ちゃんは私の能力をある程度認めてくれたっす…
少しは私の忠告を聞き入れてくれるはずっす)」
モモ「(大きなお世話なのは重々承知っす。でも和ちゃんには…負けてほしくないっす)」
モモ「…掃除、するっすかね」
65 = 55 :
うぇへへへへ
66 = 54 :
例の日
和「おじゃまします桃子さん」
モモ「どうぞどうぞっすー(和ちゃん…また鞄になにかしら入ってるんすかね)」
モモ部屋in
和「相変わらず綺麗に整頓されていますね」
モモ「(いつの間にやら綺麗好きという印象がついてしまったっすからね…
最近は神経質なほど掃除してるっす)」
和「それで、話したいこととはなんですか?」
モモ「とりあえず飲み物とってくるんで座って待っていてほしいっす」
和「はい」チョコン
モモ「じゃ、行ってくるっすー」スタスタ
67 = 54 :
和「(……………様子はいつも通り。バレた訳ではない?
いえ、嵐の前の静けさという線も…)」ドキドキ
和「(結局良さげな案は何も浮かばず…当日を迎えることになるとは)」
和「(もしバレていたら…このタイミングでアレを渡すと、
安易なご機嫌とりだと思われて怒りを買うかも…)」
モモ「お待たせっすー」
和「(何にせよ…ここでこの関係を壊すわけにはいきません…!)」
一息付いた後
和「桃子さん、急かすようで悪いのですが話しとはなんですか?」
モモ「あの…それは…っすね…」ソワソワ
和「…言い辛いことなんですか?遠慮なく言って下さい」
68 = 62 :
しえん
69 = 54 :
モモ「ほ…本題からはすこーし逸れるっすけど、
和ちゃんは全国の相手の牌譜をチェックしたりしてるっすか?」
和「……まぁ、私は誰が相手でも自分の麻雀を打つだけですから」
モモ「ぅ…そうっすか。和ちゃんらしいっすね」
モモ「(予想通りの反応…うぅ…話し難いっす…。だいたいなんで本題から逸れるなんて言ったんすか。私のヘタレ…)」ズーン
和「(空気が重くなったような…もうこれは…九割方バレたとしか)」ドキドキドキドキ
モモ「(……腹を括るっすモモ!大きなお世話で終わったとしても
言わずにモヤモヤするよりマシっすよ!)」
70 = 55 :
ペロペロ
72 = 54 :
モモ「和ちゃん。実は私、対戦相手のデータをまとめてみたんすけど…その…会話のネタ程度に見てみないっすか…?
あの…もし私が同卓したらどうすりゃいいかーみたいなアドバイスとか…和ちゃんがどうのこうのってんじゃなくてっすね…」モジモジ
和「アドバイス…ですか。私に出来るかどうかはわかりませんけど…」
モモ「い、いいんすか!」ガタッ
和「も、桃子さん…顔…近いです」カァァ
モモ「す…すいませんっす…!」
74 = 54 :
風呂入ってきます
76 :
健気なモモかわいい!
78 = 54 :
再開します
79 = 55 :
最後の支援
80 = 54 :
和「ふむふむ…」パラパラ
モモ「………」ドキドキ
和「……なるほどなるほど」
モモ「…………」ドキドキ
和「結論から言いますと」
モモ「な…なんすか…?」
和「こんな偶然に惑わされず自分の麻雀を打つべきです」
モモ「そ…そうっすか…」ズーン
81 = 76 :
しえん
83 = 54 :
モモ「で、でも…偶然も何度も続けば必然だという言葉もあるっすよ?」
和「えぇありますね。だからこそ人は偶然に惑わされるのです」
モモ「でもでも…!和ちゃんは私の能力を認めてくれたじゃないっすか!?」
和「う……も、桃子さんは特別というか…例外というか…ですので、基本的にオカルトは認め…」
モモ「私は…!和ちゃんに負けてほしくないっす…」
84 :
かわいい
86 = 54 :
和「桃子さん…あの…桃子さんにアドバイスをするという話しじゃ…」
モモ「見りゃわかるじゃないっすか…化物ばっかりで……
ステルスなんざ可愛いもんってなとんでもオカルトばっかで…」
モモ「だいたい和ちゃんはおかしいっすよ…身近にリンシャンさんみたいな人がいるのにオカルト否定して……!」プルプル
和「桃子…さん?」
モモ「わかってるっすよ…!それが和ちゃんの強みで、誰が相手でも自分の打ち筋を貫いて、
全中チャンプという結果も出して…そんな和ちゃんに何の結果も出していない私が
打ち筋に文句つけるなんて身の程知らずもいいとこっす…!」
和「………」
モモ「わかってるっすけど…負けてほしくないんすよ…勝ち続けてほしいんすよ…」
87 = 54 :
モモ「(やばいっす…泣きそうっす…)」プルプル
モモ「(多分私は…どっかで自分は和ちゃんにとって特別なんじゃないかって…思っていたんすね)」
モモ「(断固としてオカルトを否定し続ける和ちゃんが…私のステルスを認めてくれたから)」
モモ「(私の忠告は聞き入れてもらえるんじゃないかって…)」
モモ「(でも違ったから…私は……)」
モモ「(バカみたいっす…これだから距離感の掴めないぼっちは…勝手に勘違いして…違くて…泣きそうになるなんて)」プルプル
和「桃子さん…どんなに強い打ち手も負けるときは負けます。
赤アリ一発裏アリのアリアリなんて運の要素が強いルールなら尚更です」
90 :
ほ
91 = 54 :
和「それに団体戦は私一人で戦うわけじゃありません。みんながいます。私が点数状負けたとしても…」
モモ「(やばいっす…限界が…)」ポロポロ
和「桃子さん…!?な…泣かないでください」アワアワ
モモ「わかってるっす!…なんもかんもわかってるっす!
でも負けてほしくないっすー!全部全部勝ってほしいんすよー!!」ビエーン
和「桃子さん、あの、ほら、落ち着いてください。
負けるときは負けると言いましたが負けるつもりで打つわけでは…」オロオロ
モモ「ヒック…嫌っす…負ける所なんて見たくないっす…グスッ…絶対勝つっすー!!」グスグス
和「さ、さっきも言ったじゃないですか…私一人で戦うわけじゃ…」
モモ「知ってるっすよ!聞いてたっすから!和ちゃんは私をバカにしてるっすか!?」クワッ
和「えぇ!?」
92 = 76 :
かわいい
94 = 54 :
モモ「…絶対優勝するって言ったのに…和ちゃんは嘘つきっす…」グスグス
和「で…ですから」
モモ「全国にはすごいのがいっぱいなんす…麻雀だけじゃなくておっぱいもすごくて…」グスグス
和「え…」
モモ「和ちゃん並みの子も居れば遥かに超える人妻も居て…」グスグス
和「ひ…人妻?」
モモ「でも前も言った通り和ちゃんのおっぱいが至高っす…!
けど大きさしか目にいかない奴らに…和ちゃんを超えたなんて言われたら…
私は悔しいっす…大きさだって、成長性を考慮すれば…」グスグス
95 :
何の全国大会なんですかね…
96 = 84 :
寝るラス保守
97 = 54 :
モモ「嫌っす…和ちゃんがバカにされたり低く見られたりするのは嫌っす…」グスグス
和「(なんだか…だだをこねる子どもみたいですね)」
モモ「嫌っす……嫌なんすよー…」グスン
和「……」ナデナデ
モモ「な…なにするっすか!頭なんて撫でて…私は子どもじゃないっすー!
私はそんなことで籠絡されるほどチョロくないっすー!」
和「す…すみません。つい…」サッ
モモ「……ひっく……」グスグス
和「……………」
モモ「なんでやめるっすかー!」
和「えぇ!?」
98 = 54 :
和「あの…撫でていいんですか?」
モモ「言いに決まってるっす…なんでやめるんすか…私のこと嫌いなんすか?」グスグス
和「な…撫でます…!撫でますから泣かないでください…!」ナデナデ
モモ「…………」グスグス
和「…………」ナデナデ
モモ「………」グスン
和「………(落ち着いてきたようですね)」ナデナデ
モモ「…………」
和「(…ほんとうに子どもみたいで、可愛いです)」ナデナデ
モモ「(し…死にたいっす…!前も一度こんな感じで逆切れしたような…)」カァァァッ
99 = 76 :
モモちゃんめんどくさい可愛い!
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