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    元スレ照「私が咲の事が大好きで大好きで堪らない超シスコンという風潮?」

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    105 :

    107 :

    テレビ『奈良県○○群××町で野生のイノシシが目撃がされるという……』

    「イノシシねえ」

    亦野「阿知賀の大将がいってたやつか」

    「さすが奈良って感じだね。鹿からシノシシまでなんでもござれだ」

    「お前というやつは!」

    「むしろ感謝してほしい」

    「馬鹿をいうな!」

    「まーだやってたんだ」

    PRIRIRIRIRIRIRI

    「ん、メールだ」

    109 = 107 :

    「あ、たかみーからだ」

    『今どこ? 帰ってきたんだけど一軍の皆は出かけたって』

    「えっと……」

    「いきなり阿知賀に行くことになったから、おみやげ楽しみにしててね、と」

    「送信」

    「失礼します」コンコン

    亦野「食事がきたみたい」

    110 :

    すみれたそ?

    111 :

    きたか!
    待ってた

    113 = 107 :

    「お食事をお持ちしました」

    「んー、まあまあよさそうだけどどうかな?」

    亦野「淡」

    「菫、ほら、食事がきたぞ」

    「ぐっ、怒るに怒れない……」

    「宥さんが作ってくれたんだから、人一倍味わって食べないと」

    「お前っ……どこまで人をからかえば……!」

    亦野「いただきます」

    114 = 107 :



    「ふう……おいしかったー」グテー

    亦野「食べ過ぎじゃないか?」

    「昼からなーんも食べてなかったからね」

    「これはヤバいねー、ぶくぶくに太っちゃうかも」

    亦野「風呂まで時間はある。そのまま寝ちゃわないようにな」

    「はーい」

    「ん? 照はどうした?」

    亦野「あれ? そういえば」

    「テルーならお土産買いに行ったよー」

    「は?」

    115 = 107 :

    廊下

    「どうしようどうしよう」

    「まだ気持ちの収まりがつかないよお」

    「こんなときどうしたらいいのかな」

    「お姉ちゃーん……」

    「咲!」

    「ひえ!? って宮永さん」

    「すまない。人違いだったようだ」

    「声を聞き違えるとは……」

    「咲咲咲咲……」ブツブツ

    「ど、どういうことなの……?」

    116 = 106 :

    んん?

    117 = 107 :



    「こっちのも下げて、っと」

    「ふう、それにしても玄ちゃん遅いなあ」

    「どうしたんだろ」ドン

    「おっと」

    「あ、申し訳ありません。お怪我はありませんか?」

    「こっちは大丈夫だけど、それより……」

    「君かわいいね」

    「え?」

    118 = 107 :

    「どっかで会ったような気がするんだけど、これって……」

    「あ、あの。すみませんが、失礼します!」

    「あら、残念」





    「迷ってしまった……」

    「ここはどこだろう」

    「たしか私たちの部屋はこの階だった気がするんだけど」

    「あっ」ドン

    「おっとすまない。大丈夫か」

    「あ、はい……って」

    「ついでといっちゃなんだが道を教えて……」

    「……お姉ちゃん?」

    「」

    119 = 111 :

    予想外の展開

    120 :

    久さんかと思ったら久さんだった

    121 = 107 :

    「まったく照のやつはどこに消えたんだ」

    「あれで自覚してるのが厄介なんだ」

    「思い出したわ!」

    「何がじゃ」

    (うん?)

    「阿知賀の次鋒の子よ! あの子は!」

    「ワシと戦ったマフラーか。たしか松実姉妹の姉の方じゃったか」

    「そうよ! 松実宥!」

    (宥? それよりこの声は……)

    「どおりで見覚えがあると思ったわけだわ!」

    「そもそもここが松実館じゃろうが」

    「うんうん。ここに来た甲斐があったわ~。実は私……」

    (清澄高校の中堅、竹井久!)

    「あの子結構好みなのよね」


    122 = 107 :

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……あの、お姉ちゃ」

    「!!!」クルッ

    「あ!待って!お姉ちゃん!」

    「……」スタスタスタスタ

    「お姉ちゃん……」ウルウル

    123 :

    キサマッツ。。。。見ているぞっつ!?

    124 :

    宥姉ピンチ

    125 = 107 :

    「すまない君たち」

    「あら?あなた白糸台の……」

    「弘世菫だ。清澄がなぜここに?」

    「うーん、話せば長くなるんだけど」

    まこ「端的にいえばイノシシ狩りじゃ」

    「イノシシ?」

    「まあまあ、せっかくなんだし。こんなとこじゃなんだから別のところで話しましょうよ」

    「……そうだな。ではまず」

    「その必要はない」

    「?」

    まこ「チャンピオンじゃな」

    「照、お前また迷子に……」

    「菫、部屋に戻るよ」

    126 = 107 :

    「どういうつもりだ? お前清澄が来ているということは……」

    「いいから、早く部屋に戻ろう」

    「どうしたんだお前?」



    「セイコー、今何時?」

    亦野「今は……」

    ガラッ

    「……」

    「テルー、スミレー、お帰り―」

    「おい、照……」

    「咲!咲!咲!咲ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
    あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!咲咲咲ぅううぁわぁああああ!!!
    あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
    んはぁっ!宮永咲たんの栗色ドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
    間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
    (ry」

    127 :

    お、おう…

    129 :

    テルーがこわれたー

    130 = 107 :

    「咲……ごめんね咲ぃ……」

    亦野「つまり清澄もこの旅館に来てるってことですか」

    「私もサキに会いたーい!」

    亦野「これでわざわざ長野まで行く必要もなくなりましたね。よかったです」

    「……いいはずがあるか」

    亦野「どういうことです?」

    「清澄の部長だ。彼女は照以上に厄介だ」

    亦野「はあ……」

    「以前から気になってはいたが、彼女は他校の女生徒から人気がありすぎる」

    「テルーやスミレもだけどね」

    「それはあくまでも憧れや称賛の対象だろう。彼女の場合はそれが思慕に変わる」

    「つまり」

    「竹井久……彼女こそ清澄のシャープシューター、いわゆる女たらしなんだ!」

    「へー」

    132 = 106 :

    またキャップが病院を抜け出してしまう

    133 = 107 :

    「その竹井が宥のことを狙っていたという言葉を本人の口から聞いた」

    「彼女を宥に近づけてはならない! そのためにも今から清澄の部屋に乗り込むぞ!」

    亦野(正直、面倒くさいな)

    亦野「弘世先輩、思い過ごしってことはありませんか? 仮に本当だったとしても宥さんなら身持ちも堅そうだし……」

    「んー、スミレの言うことにも一理あるみたいだよ」

    亦野「どうして?」

    「今たかみーとメールしてたんだけど、清澄が来てるって言ったら返ってきたのが……」

    『久!久!久!久ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
    あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!久久久ぅううぁわぁああああ!!!
    あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
    んはぁっ!竹井久たんのえんじ色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
    間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
    コミック9巻の久たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
    アニメ2期決まって良かったね久たん!あぁあああああ!かわいい!久たん!かわいい!あっああぁああ!
    コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
    (ry


    亦野「もうそれはいい」

    134 :

    照井さん!

    135 = 131 :

    た、たかみー?

    136 :

    もう落としてた…

    137 = 107 :

    「わかったか! これが彼女の魔力だ!」

    亦野「わかりましたよ。でも今日は疲れたので私はパスでも構いませんか?」

    「蠱惑の蜜に誘われてきた獲物を心の臓まで自分色に染め上げる、その様はまさに食虫植物!」

    「他の誰を差し置いても、宥だけはその毒牙の餌食にさせるわけにはいかん!」

    「さあ! 皆! 立ち上がるときだ! 清澄の部屋に行く準備をしろ!」

    「はーい」

    亦野(本当に宮永先輩みたいになってきたなあ)

    亦野(せめてお風呂だけはゆっくり入りたい)

    「咲ぃ……」

    138 :

    ポンコツ菫さんかわいい

    139 :

    淡取られたらと思うと………ふぅ……………

    140 = 107 :

    和の間

    「それにしてもなんだったのかしら」

    まこ「白糸台か。相変わらず愛想がなかったのう」

    (それもあるけど、白糸台部長のあの眼が気になるわね)

    (敵視されるのはまだ納得がいくんだけど)

    (それにしては度が過ぎてるような)

    (そう、あれはまるで美穂子が洋榎に……)

    まこ「咲に言わんほうがええのう」

    「えっ」

    まこ「白糸台じゃ。あの様子じゃあ姉妹の和解にはとても繋がりそうにないからな」

    「そうね」

    ガラッ

    「お帰……って」

    「」ズーン

    「もう会っちゃったみたいね」

    141 = 110 :

    テルー

    142 :

    レズピンクにはチャンス

    143 = 107 :

    「そう、だめだったの」

    「はい……」ズーン

    まこ「ま、人間っちゅうもんは機嫌のいいとき悪いときがあるんじゃ。また次の機会に話したらええ」

    「……」

    「……」

    (咲のお姉さんにも困ったものね)

    (咲の話を聞く限りでは非常に根の深い問題なんだろうけど)

    (前にインターハイ会場のトイレで個室から「咲ぃ……咲ぃ……」って聞こえてきたときは)

    (驚くよりも先に呆れたわ)

    (この機になんとかしちゃいましょうか)

    (! そうだ、白糸台の部長に、あの子を使って……!)

    まこ「何しとるんじゃ?」

    「ちょっとね。あ、フロントですか。松実宥さんをお願いします」

    145 = 107 :

    「清澄の部屋はどこだ……」

    「これで何部屋めー?」

    「咲ぃ……」

    亦野「もう戻りましょうよ」

    「いや、まだだ。彼女の身の安全が保障される12時になるまでは……!」

    亦野(こういうのって宮永先輩のキャラじゃないかな?)

    「次は『和の間』か」

    アハハー ホントニー

    「あ、この声」

    「まさか!」

    ガラッ

    「おっと、ようやくおでましね」

    「あ、菫ちゃん。白糸台の人たちも一緒に」

    「」

    146 = 107 :

    眠い……誰か引き継いでくれ……

    147 :

    お前ならできると信じ照ぞ!

    148 = 110 :

    >>146
    頑張れ

    150 = 107 :

    冗長すぎる……
    すまんが限界だ


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