元スレ梓「私が本当の中野梓ではないと言ったら皆さん…どうしますか…?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
俺母「あなたもいよいよ三年生ね、新しい環境だけれども、気合いいれて行きなさいよ!」
俺父「いよいよ受験生だな、でも進路とかそんな事より父さんは、お前が今まで健康に育ってきてくれて、これからも健康で元気でいてくれるだけでいいんだぞ」
俺「父さん…照れるな…じゃあ、始業式行ってきます!」
2 = 1 :
俺(俺の名前は俺、普通の公立校に通う普通の男子高校生だったが。訳あって新しい高校に転校する事になった。)
俺母「鍵忘れてるわよ?もう、しっかりなさい」
俺「へへ…こりゃうっかり…じゃあ行ってきます!」
俺両親「行ってらっしゃい!」
3 :
昼のは落ちたのかな
4 = 1 :
俺(こんな感じで両親にも恵まれ、幸せに暮らしてきた。)
俺(始めての道だな…学校は…こっちか…)
俺(この信号を渡って…あれ…あの少女…信号赤なのに…)
俺(え…右からトラック!?危ない!)
5 = 1 :
俺「おい!少女!危ないぞっ」ダッ
少女「え?!」ビクッ
俺(ああ…俺…死んだな……あの少女だけは…)
トラック「どーーーーーーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwww」
6 :
そういや落ちたな
最後まで頼むよ
7 = 1 :
俺(ここは……)
?「さ……ずさ……」
俺(誰か…名前を呼んでる…)
俺(そうか…俺は事故にあって…)
8 = 1 :
俺(…ずさ?)
?「あずさ!梓!梓!」
俺(…誰だこの人……)
俺「だ…れ…」
9 = 1 :
梓母「良かった!気がついたのね…あなたの母よ…」ダキッ
俺「……母さん…じゃない…?」
医者「ショックによる記憶障害ですね…まあ、脳に異常は無いので大丈夫ですよ、思い出す筈です」
俺「は…?」
10 = 1 :
梓母「良かったわ…あなたが生きてて良かった…」ポロポロ
俺(見た事ない人だ…いや…俺が助けたあの少女に似てる…あの少女の顔は今でもハッキリ覚えてる…事故の事は鮮明に…)
俺(痛…頭痛がする…指動かせるかな…あれ…指こんなに小さかったっけ…まあいいや…尿意が…)
俺「ごめんなさい…トイレ行かしてくれますか?」
11 = 1 :
梓母「あっごめんね…」
俺(何でこの人は俺に泣いてるんだろう…それに梓って誰だ?まあいいや、トイレにいこう…)
男子トイレ
俺(ふぅ…)スカッ
12 = 1 :
俺(…?)スカッ
俺(あれ…?)スカッ
俺「ちんこが…無い…」スカッ
俺(まさか…鏡…鏡は…)
13 = 1 :
梓(俺)「うわぁ!!!!」
梓「幽霊かと思った…って…少女!?」
梓「俺…あの少女になってる…?」
梓「そうか…あの人の呼んでる名前…梓って俺の事だったのか…………」
14 :
理解はええな
15 = 1 :
梓(でも何でだろう…俺の本の身体は?ってか俺は?この梓って少女の魂は?そもそも理論的にあり得るのか…?)
梓(考えても仕方無い…取り敢えず、無駄な混乱を避けるために梓になりきらなければ…)
病室
梓母「遅かったけど大丈夫だった?」
17 = 1 :
梓「うん、大丈夫だよ母さ…お母さん」
医者「大事に至る怪我も、あの青年のお陰で無かったし、もう退院しても大丈夫でしょう」
梓(大丈夫じゃねーよ…って、あの青年って…俺か…?)
18 = 1 :
梓「あの青年ってもしかして…」
梓母「あなたが轢かれる寸前、あなたを助けた命の恩人よ…」
梓「その人は…」
医者「内臓破裂、肋骨複雑骨折、即死でした…」
19 = 1 :
梓母「…取り敢えず、今はあなたの回復が優先よ…帰って休みましょ…」
梓(俺はこの少女を果たして助ける事が出来たのか…魂をのっとって…でも…もう俺は…死んだのか……父さん…母さん…)ポロッ
梓母「梓っ…」ダキッ
梓(いつの間にか、俺は複雑な心境に泣いていた…この梓母の温もりは…母さんの温もりと同じだった…)
20 = 1 :
梓の家
梓(ふぅ…やる事がいっぱいだ…どうやら一番の良策は梓になりきる事らしい…無駄な混乱を招く。落ち着いて、様子を見よう。しかし、俺は俺だ。この梓なんていう赤の他人の、しかも女の事なんて微塵も分からない…日記かメールを見れば少しは分かるかも…)
梓(携帯電話が見つかった。かなりの情報源だ。しかし人の携帯なんて見ても…いや、今俺は中野梓だ、なりきらなければいけない…人の携帯じゃない、自分のだから大丈夫ということにしておこう…しかし心が痛む…)
梓「一人称も、私に言い換えないとね…」
21 :
面白そう
22 = 1 :
数時間後
梓(なる程、把握した…どうやら軽音楽という部活主体に女子校でワイワイしてるようだ…主要人物はさわ子、憂、純、唯、紬、澪、律、の七人か、後者4人は先輩か、大体性格も把握した)
梓母「ご飯できたわよ~食べれる?」
梓「はーい!」
23 = 16 :
俺の梓を殺した挙げ句
自分の両親を悲しませるとか屑だな
24 = 1 :
梓(両親は共働きで音楽関係の仕事か、うちと同じだな…いやしかし…中学時代にギターとかトランペットとかやってて良かった…不幸中の幸いだ…)
梓「ご馳走様でした、お父さんは?」
梓母「パパならいま出張中よ…あなたのこと滅茶苦茶心配してたんだから…」
梓「そっか…」
25 = 1 :
梓母「もうお風呂入って今日は寝なさい…明日学校大丈夫?」
梓「大丈夫だよ…え…風呂…?」
梓母「もう沸かしてるわよ?どうしたの?」
梓「いや…何も…」
26 = 3 :
ここでエロゲ的な展開、少なくとも少年漫画的な展開が来ると思うだろ?
27 = 1 :
風呂場
梓(女の裸や下着ってこんなもんか…なんか興奮するとか思ったけども全然だったな…やっぱりもう本当に女になってしまったのか…)ヌギヌギ
梓「熱っ」ザー
梓「熱いって感じる…ご飯も美味しいって感じれた…」
梓「生きてる…」ポロッ
梓「俺…まだ生きてるんだ…」ポロポロ
28 = 1 :
次の日
目覚まし「ジリジリジリジリジリジリジリジリ」
梓「もううるさいなあ…」
梓(そうか、学校か…ちゃんと昨日の内に用意しておいて良かった…)
29 = 1 :
梓(おや、置き手紙が…なになに?母は仕事に行きます、鍵とご飯は置いときます、無理しないでね…か…)
梓「ご馳走様!(良い母さんだな…さて、ムスタング(楽器)も持ったし、課題もちゃんと荷物に入れた…行くか…)」
梓「家に誰もいないけど、行ってきます!」
梓(ヤバい…学校何処か調べるの忘れた…)
30 = 16 :
唯に抱き付かれて裏山
31 = 1 :
梓(ってか、ここ何処だ…?)
梓(あ、同じ制服の人に付いて行けば大丈夫か…)
梓(そういえば、母さん、昨日は始業式って言ってたな…俺の学校より遅いのか…)
律「おーい梓ー!」
32 = 1 :
梓「ん?」
律「梓ー!久しぶり!元気だった?」
梓(どうやらこの明るさは…メールで明るかった唯先輩だな…)
梓「まあ少し色々ありましたけど…元気です!」
33 = 6 :
そろそろ前書いたとこまでくらいか
35 :
らき☆すたでも男が事故云々でつかさに乗り移るって話があったな
良作だった
なんかデジャヴュ
36 = 1 :
律「それは良かった、もう少しで多分澪も追いつくからゆっくり行こうぜ!」
梓「はい!」
数分後
澪「ふぅ…追い付いた…」
37 :
どうせ気持ち悪いんだからやる夫か電波王でやってみたら?
、と感想言ってみる
38 = 1 :
梓「あ、澪先輩おはようございます!」
澪「おお、おはよう梓と合流してたのか、久しぶりだな!」
律「久しぶりだな澪」
澪「お前とは昨日合ったばかりだろ!」
39 = 1 :
律「てへっ☆」
梓(こいつら漫才師かよ…)
梓(この黒髪は澪先輩か…こんな感じならバレそうにないな…そもそもバレる訳無いか)
律「あ、あれムギじゃね…?」
40 = 1 :
梓「あの金髪か…」ボソッ
澪「梓…どうした…?」
梓「あっいや、何でも無いです!!(やべー…それでも気をつけないとボロが出る…)」
澪「気のせいか…」
41 = 1 :
紬「あ、みんな!あれ?唯ちゃんは…?」
梓(これはボケなのか?突っ込んだ方が良いのか…?)
澪「唯は先に行ってるってメール来たぞ」
梓「何言ってるんですか、唯先輩いるじゃないですか!」
42 = 35 :
さっきはこの辺りで落ちたな
43 = 1 :
紬律澪「え?」
梓「え…(しまった…このカチューシャしてる奴唯先輩じゃなかったのか…じゃあ残りの律先輩か…)」
梓「なーんて冗談言ってみたりして…」
律「梓…変わったな…」
44 :
俺も出してくれない?
45 = 1 :
紬「あれ…ここに花束があるわ…」
律「そういえばこのあたり、一昨日人身事故があったらしいぜ…怖いよなぁ…ん…梓?」
梓「…」
澪「梓?どうかしたのか…?」
46 :
自分が死んだ後の世界が見えるなんていいな
47 = 1 :
梓「すいません…後で詳しく話します…」ダッ
澪「おいっ、梓!」
紬「梓ちゃん大丈夫かしら…」
律「梓っ…朝練しようと思ったけど……それどころじゃない様子だったな…」
48 = 1 :
梓(人前で泣き出しそうになって思わず逃げてしまった…)
梓(でも走ってる時聞こえたあの音は何だったんだろう…)
憂「梓ちゃーん!」
純「梓?久しぶりー」
49 = 1 :
梓「あっ純にう…憂…?」
憂「どうしたの?」
梓「いやっ何でもないよ…」
純「春休みどうだった~?」
50 = 1 :
何だかんだで放課後
梓(ふう、やっぱりメールを把握しとくのは正解だった。意外にすんなりと馴染めたな…)
梓(で…部室だよな部室…部室何処だ…?)
唯「あっあずにゃ~ん!」ダキッ
みんなの評価 : ★
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