のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,897人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ京子「結衣…食事、置いておくから……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    151 = 124 :

    結衣(これじゃまるで、私があの子に嫉妬してるみたいだ)

    結衣(そんなのありえない。私の恋人はちなつちゃんで京子はただの幼なじみ)

    結衣(そうだよ、ずっと中のいい友達が離れてしまったのを実感して寂しくなってるだけ)

    結衣(これが私の気持ちだ)

    結衣(こんなときこそ、寂しかったらちなつちゃんに慰めてもらえばいい)

    結衣(今度家に泊まってもらおう)

    152 :

    こんな鬱ゆりの世界でもひまさくならゆるゆるやってると思うんだ(´・ω・`)

    154 = 124 :

    数日後 休日 夜

    ちなつ「ふふっ、結衣先輩とおそろいのパジャマ」

    ちなつ「前のパンダもよかったけど、やっぱり恋人どうしだしペアルックですよね」

    結衣「ちなつちゃんが喜んでくれてよかった」

    結衣「どうする? 随分話こんじゃったしもう寝よっか」

    ちなつ「そうですね。あかりちゃんほどじゃないけどこの時間はさすがに眠いです」

    結衣(あかりか……今はどうしてるんだろうか)

    ちなつ「あ、今べつのこと考えてますね」

    ちなつ「めっ、ですよ。今夜は恋人のことだけ考えてください」

    結衣「そうだね、せっかくのお泊りなのに」

    155 = 124 :

    ちなつ「というわけで、恋人らしく同じベットで寝ましょう」

    結衣「ははは、結局いつもどおりだね」

    結衣「おいで、ちなつちゃん」

    ちなつ「はーい、失礼しまーす」

    ゴソゴソ

    ちなつ「ふあー、やっぱり結衣先輩は暖かいです。心も体もポカポカになります」

    結衣「ふふふ、私は少し寒いし、もっとくっついちゃおっかな」

    結衣「よっと……」

    ちなつ「甘えん坊モードの結衣先輩も普段とのギャップで最高です」

    ちなつ「ほー、結衣。抱きついちゃってもいいよ」

    156 = 124 :

    結衣「……うん」ギュ

    ちなつ「よしよし」ナデナデ

    結衣「えへへ」

    ちなつ「ねぇ、ひさびさに……」

    結衣「ここしばらく忙しくてご無沙汰だったしね。いいよ」

    ちなつ「……」

    結衣「……」

    157 :

    ゴクリ…

    158 = 124 :

    結衣(ちなつちゃんの顔。何度みても綺麗だな)

    結衣(この真っすぐな瞳が、臆病な私を逃がさないように捕まえてくれる)

    結衣(これなら、胸のもやもやだって消してしまえる)

    ちなつ「……」

    結衣「ちなつちゃん、来て」

    ちなつ「……嫌です」

    結衣「え……?」

    159 :

    !?

    160 :

    流石チーナは只者ではないな

    161 = 124 :

    ちなつ「今の結衣先輩とシても嬉しくありません」

    ちなつ「自分でもわかってますよね。結衣先輩、一日中ずっと上の空でしたよ」

    ちなつ「私と話してるときも、別のことに気をとられてた」

    結衣「……そんなことない」

    ちなつ「いいえ、そうです」

    ちなつ「当てましょうか、誰か?」

    ちなつ「京子先輩でしょう」

    結衣「なっ……!?」

    162 = 124 :

    結衣「どうして? なんで?」

    ちなつ「やっぱり、図星でしたか」

    ちなつ「……ずっと恐かったんですよ。結衣先輩が京子先輩に盗られちゃうんじゃないかって」

    ちなつ「その疑念を直視しないように頑張ってきました、でももう無理ですね」

    ちなつ「今日のことで分かりました。先輩の心の奥の奥には京子先輩がいるって」

    結衣「ち、ちがう! ただの勘違いだよ」

    163 = 157 :

    流石チーナ…

    164 = 124 :

    ちなつ「そうやってうろたえてるのが証拠ですよ」

    ちなつ「どうやっても、私じゃ京子先輩にかてないんですね」

    ちなつ「あれだけ遠ざけてたのにたった一回でパーになるなんて」

    ちなつ「私ってなんなんでしょうね?」

    結衣「でも、私はちなつちゃんのことが好きだよ。これは間違いなんかじゃないから!」

    結衣「もう京子には近寄らないから、私を見捨てないでっ!」

    ちなつ「……無理ですよ、好きな人には自分だけを見ていてもらわいと耐えられない」

    ちなつ「ごめんなさい、結衣先輩」

    165 = 124 :

    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

    『もう、耐えられないから』

    『だから、別れてください』

    ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

    166 = 160 :

    ちなちゅ……

    167 :

    早くシャブ漬けにしなきゃ…

    168 :

    キチ話題はそういうスレ以外ですんなって言ってただろ・・・

    169 = 150 :

    過剰反応

    170 = 124 :

    一旦休憩します

    171 = 167 :

    早くシャブ漬けにしなきゃ…

    172 :

    ちなちゅ自殺するのか?

    173 = 159 :

    結衣が発狂してそのまま殺るのかも

    174 = 157 :

    175 = 124 :

    再開します

    177 :

    これはキツイ振られ方

    178 = 124 :

    結衣「はは、なんでこうなっちゃたのかな」

    結衣「私の……せい?」

    結衣「あはは、答えてよちなつちゃん」

    結衣「ねぇ! どうなの」

    179 = 124 :

    ちなつ「ごめんなさい、ごめんなさい」

    ちなつ「私の我儘につきあわせちゃって、ごめんなさい」

    ちなつ「……もう、帰りますね」

    ちなつ「さよなら」

    ダッ タタタタタタタタタ バタン

    結衣「あ……」

    結衣「ちなつ、ちゃん……?」




    ちなつ「うぇ……グスッ 結衣先輩ぃ……」

    181 = 124 :

    ザァァァァァァァァァァァァ

    ちなつ「もぉ、なんでこんなときに雨なのよぉ」

    ちなつ「これじゃあ濡れちゃうじゃない」

    ちなつ「……でも、これで好きなだけ泣いてもバレないよね」

    ちなつ「あぁ、ううわぁああああああん」

    ちなつ「私のばかっ! どうしてあんなヒドイこといっちゃったのよ」

    ちなつ「もう、学校でも先輩に顔会わせられないわよ」

    ちなつ「……そうだよね、一日ぐらい休んでも大丈夫」

    183 = 160 :

    ちなつ……

    184 = 124 :

    ちなつ「明後日からは、もとの先輩後輩の関係になるんだ」

    ちなつ「平気な顔して生活してれば、結衣先輩だって荷が軽くなるかもしれない」

    ちなつ「いつか、私のことを忘れてしまうのが一番なんだ」

    ちなつ「そうやって、初めてあってときみたいなカッコイイ結衣先輩に戻ってくれればいい」

    ちなつ「私なんて、最初からいなかったみたいに」

    185 = 157 :

    おい…待つんだちなちゅ…

    186 :

    1年経って1番利口になるのはちなちゅだと思うんですよね
    京子と肩を並べてさ

    187 = 124 :

    ちなつ「……雨のおかげで、いい具合に頭も冷えてきたわ」

    ちなつ「一応、感謝しとくわね」

    ちなつ「でも、もう真夜中もいいところだし、どうしよう」

    ちなつ「不審者とか、いないわよね?」

    ちなつ「仕方ない幸いそう遠くはないし、急いで帰ろう」

    188 :

    フラグ立ちまくりワロロン

    189 :

    死亡フラグ

    190 = 186 :

    (せめて…せめて交通事故でオナシャスッ…!)

    フリじゃありませんよ先生

    191 = 157 :

    いや、待て…

    もしかしたらまだ死んでなく
    寝たきり状態もあり得る!

    それだったらパッピーエンドに持ち込めるぞ!!!

    192 = 124 :

    翌日 学校

    結衣「結局、昨日は眠れなかったな」

    結衣「……私が好きなのには京子、ちなつちゃん? どっちなの」

    結衣「くそ、ずっと同じことがループしてるだけじゃないか」

    結衣「わからない、わからないよ」

    194 = 124 :

    結衣「ちなつちゃん、来てるかな?」

    結衣「教室のなかを見てみよう」

    結衣「……いないや、もうチャイムなっちゃうのに」

    結衣「あんなことがあったんだ、無理もないか」

    結衣「はぁ、こう考えることが多くちゃ授業に集中なんかできそうにない」

    195 :

    あかん

    196 = 124 :

    結衣のクラス

    結衣「なんだか、自分のクラスまで色あせてみえるよ」

    「……」

    結衣「……あの漫研の子、やっぱり教室じゃ大人しいな」

    結衣「それが京子と一緒だとあんな風になるなんて、見かけじゃわかんないってことかな」

    結衣「……京子、ああいう地味な子の方が好きなのかな」

    結衣「って、これは京子が好きだと肯定してるようなもんだぞ」

    198 :

    しえっ

    200 :

    せめて事故で合ってくれ…


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について