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元スレ伊織「この人形……やっぱり変よ……」
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―収録終わり 楽屋―
伊織「あら……?」
無い……
置き忘れ……?
そんなこと……
亜美「おつかれーいおりん……どしたの?」
伊織「……あの、いつも抱いてる……」
亜美「あ、うさちゃんのぬいぐるみ!……あれ?無いね?」
伊織「あら……?」
無い……
置き忘れ……?
そんなこと……
亜美「おつかれーいおりん……どしたの?」
伊織「……あの、いつも抱いてる……」
亜美「あ、うさちゃんのぬいぐるみ!……あれ?無いね?」
伊織「そうなのよ……。置き忘れる……はずはないと思うんだけど」
亜美「大事にしてるもんねー」
あずさ「あら?どうしたの?」
亜美「あ、何か、うさちゃんのぬいぐるみがどっか行っちゃったらしいよ」
亜美「大事にしてるもんねー」
あずさ「あら?どうしたの?」
亜美「あ、何か、うさちゃんのぬいぐるみがどっか行っちゃったらしいよ」
あずさ「あらあら~、大変!探さなくっちゃ!」
伊織「そ、そう?じゃあ手伝って貰おうかしら」
亜美「おっけー!」
伊織(その後、3人で部屋の隅から隅まで探したけれど、見つからなかった……)
伊織「そ、そう?じゃあ手伝って貰おうかしら」
亜美「おっけー!」
伊織(その後、3人で部屋の隅から隅まで探したけれど、見つからなかった……)
あずさ「う~ん、無いわねえ……」
亜美「事務所にあったりとか?」
伊織「確かにテレビ局には持ってきたわ」
伊織「あ、私はもう少し探すから、二人は先に行ってて」
律子「どうしたの?」
伊織「あ、えっと、うさちゃんが……」
律子「……あ、ぬいぐるみの」
伊織「そうなのよ……大切なものだから、どうしても見つけないと」
律子「わかった。私も探しとくわ」
伊織「あ、えっと、うさちゃんが……」
律子「……あ、ぬいぐるみの」
伊織「そうなのよ……大切なものだから、どうしても見つけないと」
律子「わかった。私も探しとくわ」
律子「あ、それから。ファンからの贈り物が届いてたから、ほら」
伊織「……人形……?」
律子「カワイイ人形でしょう?」
伊織(西洋人形かしら……。随分古いわね……。正直気持ち悪いんだけど……)
伊織「あ、うん。そこに置いといて。私うさちゃんを……」
伊織「……人形……?」
律子「カワイイ人形でしょう?」
伊織(西洋人形かしら……。随分古いわね……。正直気持ち悪いんだけど……)
伊織「あ、うん。そこに置いといて。私うさちゃんを……」
律子「駄目よ!!」
伊織「ひっ」
律子「ファンの人が折角贈ってくれたものをないがしろにするなんて許さないわこんなにかわいいんですもの
ほらしっかり抱いて肌身離さずに持ち歩くのよほらかわいいかわいい似合ってるかわいいかわいい」
伊織「り、律子?」
律子「許さない許さない許さない許さない……」
伊織「ひっ」
律子「ファンの人が折角贈ってくれたものをないがしろにするなんて許さないわこんなにかわいいんですもの
ほらしっかり抱いて肌身離さずに持ち歩くのよほらかわいいかわいい似合ってるかわいいかわいい」
伊織「り、律子?」
律子「許さない許さない許さない許さない……」
伊織「わ、分かったわ。ほら、抱いてればいいんでしょ?」
律子「……」
伊織(律子、疲れてるのかしら……)
伊織(今日はスタッフの人に頼んで、もう帰ろうかしら)
律子「……」
伊織(律子、疲れてるのかしら……)
伊織(今日はスタッフの人に頼んで、もう帰ろうかしら)
―次の日 事務所―
亜美「おっはよー……うっ……」
あずさ「あらっ……」
伊織「何よ……」
亜美「その人形……どうしたの……?」
伊織「何か、ファンからの贈り物らしいんだけど……」
亜美「おっはよー……うっ……」
あずさ「あらっ……」
伊織「何よ……」
亜美「その人形……どうしたの……?」
伊織「何か、ファンからの贈り物らしいんだけど……」
あずさ「ア、アンティークな雰囲気ね」
伊織「……無理しなくていいわよ」
亜美「もうぶっちゃけるけどさー、それ、持ってないほうがいいと思う」
あずさ「そうね~、飾ってる分にはいいんだけど……」
伊織「でも、持ってないと律子が怒るのよね」
伊織「……無理しなくていいわよ」
亜美「もうぶっちゃけるけどさー、それ、持ってないほうがいいと思う」
あずさ「そうね~、飾ってる分にはいいんだけど……」
伊織「でも、持ってないと律子が怒るのよね」
亜美「えー、なんでー?」
伊織「こっちが聞きたいわよ」
伊織(まったく、律子ったらどうしたのかしら……?)
亜美「じゃあ、亜美達一足先に行ってるね?」
伊織「ええ、私もすぐ行くから」
伊織「こっちが聞きたいわよ」
伊織(まったく、律子ったらどうしたのかしら……?)
亜美「じゃあ、亜美達一足先に行ってるね?」
伊織「ええ、私もすぐ行くから」
prrrrrrrr
伊織「……電話よー?誰もいないのー?」
伊織「……仕方ないわね」
伊織「はい~、765プロです!」
『……』
伊織「あの?もしもし?」
『……』
伊織(無言電話かしら?全くもう……)
『……』
ガチャ
伊織「……電話よー?誰もいないのー?」
伊織「……仕方ないわね」
伊織「はい~、765プロです!」
『……』
伊織「あの?もしもし?」
『……』
伊織(無言電話かしら?全くもう……)
『……』
ガチャ
―ラジオ収録―
伊織「流石に、この人形抱いて収録はできないわね……」
伊織「外に置いておきましょう……」
亜美「……なんで外に置くのさ……?」
伊織「え?」
亜美「抱いててあげればいいじゃん、かわいいんだから」
伊織「流石に、この人形抱いて収録はできないわね……」
伊織「外に置いておきましょう……」
亜美「……なんで外に置くのさ……?」
伊織「え?」
亜美「抱いててあげればいいじゃん、かわいいんだから」
伊織「ちょ、ちょっと、あんたさっき……」
亜美「ほらこんなにかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい」
伊織(これ……律子と同じ……)
伊織「わ、わかったわよ……」
亜美「ほらこんなにかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい」
伊織(これ……律子と同じ……)
伊織「わ、わかったわよ……」
―収録終わり―
伊織(何かこの人形、本当に気味悪いわ……)
伊織(悪いけど、ここに置いてっちゃいましょう……)
あずさ「伊織ちゃん?」
伊織「な、何?」
あずさ「今、そのお人形をここに置いてっちゃおうとしてるように見えたけど?」
伊織「うっ……、あ、あずさには関係ないでしょ?」
伊織(何かこの人形、本当に気味悪いわ……)
伊織(悪いけど、ここに置いてっちゃいましょう……)
あずさ「伊織ちゃん?」
伊織「な、何?」
あずさ「今、そのお人形をここに置いてっちゃおうとしてるように見えたけど?」
伊織「うっ……、あ、あずさには関係ないでしょ?」
あずさ「……」ピクッ
伊織「な、何よ……」
あずさ「駄目よ!!!」
伊織「ひいっ」
あずさ「駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目」
伊織(もう……何なのよ……)
伊織「こんなの絶対おかしいわよ……」
伊織「な、何よ……」
あずさ「駄目よ!!!」
伊織「ひいっ」
あずさ「駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目」
伊織(もう……何なのよ……)
伊織「こんなの絶対おかしいわよ……」
伊織「結局、どこにも置いてこれなかったわ」
P「おーい、おはよう」
伊織「何だかあんた見るのも久しぶりな気がするわね」
P「お前ももう売れっ子だからなあ」
P「……あれ?うさちゃんどうしたんだ?」
P「おーい、おはよう」
伊織「何だかあんた見るのも久しぶりな気がするわね」
P「お前ももう売れっ子だからなあ」
P「……あれ?うさちゃんどうしたんだ?」
伊織「それがその……○×テレビに持って行ったときどこかに行っちゃって……」
伊織「ずっと探してるんだけど……」
P「ふーん、じゃあ俺も探しとくよ」
P「うさちゃんを持ってない伊織は何かしっくり来ないからな」
P「しかし、うさちゃんの代わりがこの西洋人形か……」
P「うーん……」
伊織「ずっと探してるんだけど……」
P「ふーん、じゃあ俺も探しとくよ」
P「うさちゃんを持ってない伊織は何かしっくり来ないからな」
P「しかし、うさちゃんの代わりがこの西洋人形か……」
P「うーん……」
伊織「……何も言わなくていいわよ……」
人形「……」
prrrrrrrrrrrr
P「おっと、電話電話っと」
P「お電話ありがとうございます。765プロです」
人形「……」
prrrrrrrrrrrr
P「おっと、電話電話っと」
P「お電話ありがとうございます。765プロです」
『……』
P「あれ?あのー、もしもしー?」
『…………』
P「うーん?」
『………………よ…………』
P「はい?」
『……………行くよ…………』
ガチャ
P「あれ?あのー、もしもしー?」
『…………』
P「うーん?」
『………………よ…………』
P「はい?」
『……………行くよ…………』
ガチャ
P「切れちゃった」
伊織「何?どうしたの?」
P「いや、何か妙な電話でさあ」
伊織「無言電話?」
P「ああ……いや、最後に何か言ってたな……」
伊織「(何か……?)
伊織「何?どうしたの?」
P「いや、何か妙な電話でさあ」
伊織「無言電話?」
P「ああ……いや、最後に何か言ってたな……」
伊織「(何か……?)
―次の日―
小鳥「はい、はい、分かりました。お大事にしてくださいね」ガチャ
伊織「どうしたの?」
小鳥「プロデューサーさん、風邪で寝込んでるんだって。凄い熱らしくて動けないって」
伊織「え……?」
小鳥「心配ねー」
伊織「べ、別にあんなの何か心配じゃないわよ!タダの風邪でしょ?」
小鳥「へえ……」
小鳥「はい、はい、分かりました。お大事にしてくださいね」ガチャ
伊織「どうしたの?」
小鳥「プロデューサーさん、風邪で寝込んでるんだって。凄い熱らしくて動けないって」
伊織「え……?」
小鳥「心配ねー」
伊織「べ、別にあんなの何か心配じゃないわよ!タダの風邪でしょ?」
小鳥「へえ……」
伊織「な、何よ?」
小鳥「じゃあ…………なの……じゃって……わね……」
伊織「……?」
小鳥「じゃああんなの死んじゃっていいわよね?」
小鳥「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
伊織「ちょ、ちょっと小鳥!」
小鳥「じゃあ…………なの……じゃって……わね……」
伊織「……?」
小鳥「じゃああんなの死んじゃっていいわよね?」
小鳥「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
伊織「ちょ、ちょっと小鳥!」
どことなくただようホラー臭
世にも奇妙な物語見て書きたくなったの?
世にも奇妙な物語見て書きたくなったの?
小鳥「……」
小鳥「ピヨ?あ、あら、伊織ちゃん、どうしたの?」
伊織「……プロデューサーが、風邪で休むって……」
小鳥「あら、大変ね!」
小鳥「社長ー!プロデューサーさんがー!」
伊織(何コレ……絶対おかしいわよ……)
小鳥「ピヨ?あ、あら、伊織ちゃん、どうしたの?」
伊織「……プロデューサーが、風邪で休むって……」
小鳥「あら、大変ね!」
小鳥「社長ー!プロデューサーさんがー!」
伊織(何コレ……絶対おかしいわよ……)
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
伊織「!!」ビクッ
伊織「ちょ、ちょっと小鳥、電話ー!」
伊織「仕方ないわね……」ゴクリ
伊織「……はい、765プロです」
『………………』
伊織「また?ちょっとあんた、いい加減にしなさいよ!」
伊織「!!」ビクッ
伊織「ちょ、ちょっと小鳥、電話ー!」
伊織「仕方ないわね……」ゴクリ
伊織「……はい、765プロです」
『………………』
伊織「また?ちょっとあんた、いい加減にしなさいよ!」
『…………て………』
伊織「な、何?」
『…………』ガチャ
伊織「……」
伊織(胸騒ぎがするわ……)
伊織「な、何?」
『…………』ガチャ
伊織「……」
伊織(胸騒ぎがするわ……)
―Pの部屋―
伊織(来ちゃった……)
運ちゃん「えーっと、1890円です」
伊織「はい。あ、あの、少しここで待ってて貰えます?」
運ちゃん「ええ、あんまり遅くならなきゃいいですよ」
伊織「ありがとうございます~。あ、荷物置いて行きますね」
伊織(さすがにこの人形は置いて行きましょ)
運ちゃん「はーい」
ピンポーン
伊織「……出ないわね」
ガチャ
伊織「鍵、開いてるじゃない」
伊織「入るわよ~?」
伊織「うわ……汚い部屋ね、まったく……」
P「う~ん……」
伊織「あ、起きたわね?」
P「うわっ……、伊織……、何でここに?」
伊織「まあ、ちょっとね……お見舞いに……」
P「そ、そうか。わざわざ済まないな」
伊織「べ、別に心配してたわけじゃないんだから!」
伊織「あ、起きたわね?」
P「うわっ……、伊織……、何でここに?」
伊織「まあ、ちょっとね……お見舞いに……」
P「そ、そうか。わざわざ済まないな」
伊織「べ、別に心配してたわけじゃないんだから!」
伊織「そ、それにしても、昨日は元気そうだったのに、自己管理がなってないわね」
P「面目ない」
P「ちょっとな……笑うなよ」
伊織「何よ?」
P「昨日、人形に……食われる夢を……」
P「で、今朝起きたら高熱が……」
伊織「……」
P「まあ多分明日には……」
P「面目ない」
P「ちょっとな……笑うなよ」
伊織「何よ?」
P「昨日、人形に……食われる夢を……」
P「で、今朝起きたら高熱が……」
伊織「……」
P「まあ多分明日には……」
P「!?」
P「あ……あ…………」
伊織「どうしたの?具合でも悪いの?」
P「あ、あそこ……」
伊織「あそこって……」
伊織「!!」
P「に、人形が……人形が……」
P「あ……あ…………」
伊織「どうしたの?具合でも悪いの?」
P「あ、あそこ……」
伊織「あそこって……」
伊織「!!」
P「に、人形が……人形が……」
伊織「あ……あの人形、どうしてここに……」
人形「……」
伊織「……」
P「……」ガタガタ
伊織「……ごめんなさい……持って帰るわ……」
伊織「あのっ……お大事にね……」
人形「……」
伊織「……」
P「……」ガタガタ
伊織「……ごめんなさい……持って帰るわ……」
伊織「あのっ……お大事にね……」
P「伊織……」
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
P「け、ケータイか……」
P「は、はい」
『…………わたし……を……』
P(あの時と同じ!)
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
P「け、ケータイか……」
P「は、はい」
『…………わたし……を……』
P(あの時と同じ!)
―外―
運ちゃん「お帰りなさい、早かったですね?」
伊織「あの、ちょっと聞きたいんだけど……」
運ちゃん「はい?」
伊織「この人形、私、置いて行かなかったかしら」
運ちゃん「はあ?あ、そういえば、置いて行きましたね?」
運ちゃん「あれ?でも、今……?あれ?」
伊織「……まあいいわ。元の765プロまでお願いします」
運ちゃん「うーん……?」
運ちゃん「お帰りなさい、早かったですね?」
伊織「あの、ちょっと聞きたいんだけど……」
運ちゃん「はい?」
伊織「この人形、私、置いて行かなかったかしら」
運ちゃん「はあ?あ、そういえば、置いて行きましたね?」
運ちゃん「あれ?でも、今……?あれ?」
伊織「……まあいいわ。元の765プロまでお願いします」
運ちゃん「うーん……?」
―事務所 今日の仕事終わり―
伊織(絶対変だわ、この人形……)
伊織(お祓いでもしてもらおうかしら……)
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
伊織「ひいっ!」
伊織「だ、誰か、電話よー!」
伊織(絶対変だわ、この人形……)
伊織(お祓いでもしてもらおうかしら……)
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
伊織「ひいっ!」
伊織「だ、誰か、電話よー!」
これはまともなPにほれてしまうなあああああほれてああああしたまたうああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
伊織「例によって誰もいないのね……」
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
伊織「は、はい、765プロ……」
P『伊織か?』
伊織「プ、プロデューサー……?」
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
伊織「は、はい、765プロ……」
P『伊織か?』
伊織「プ、プロデューサー……?」
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