私的良スレ書庫
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元スレ照「怜と久ってどっちがモテるの?」

みんなの評価 : ★★
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―――――
久(ゆみかー。幼馴染みだっていうあの後輩ちゃんがちょっと怖いけど)
久(軽いキスくらいなら大丈夫でしょう。スキンシップスキンシップ♪)
久(……やっぱり来てるわね。生徒会が無い日も欠かさず……真面目だわ)
久「はろー」ガチャ
ゆみ「ん、久か。どうした? 今日は生徒会はないはずだが」
久「生徒会がある日じゃないと私は来ちゃいけない?」
ゆみ「まさか」
ゆみ「ただ、普段お忙しい生徒会長様が何も無い日にここに来るのも珍しいと思ってな」
久「ゆみの顔が無性に見たくなっちゃってね」
ゆみ「ふっ、相変わらずだなお前は」
久「他の子は……まあいないか」
ゆみ「みんないつも通りだろ。料理研にソフトボール部。久も本来なら演劇部のはずだが」
久「んー、今日はちょっと面白いことに巻き込まれててね。部活はお休みしてるわ」
ゆみ「面白いこと、か……たまには真面目に部員の面倒見てやれよ」
久「あの子たちなら大丈夫よ。むしろ私がふらふらしてるおかげでたくましく育ってるとも言えるわ」
ゆみ「ふっ、あながち間違いじゃ無さそうだ。今年の文化祭も楽しみにしてるよ」
久「個人的にはあなたにもぜひ我が演劇部に入部して、文化祭を盛り上げて欲しいんだけどね」
久「あなたほど男役の似合う子もいないし、入ってくれたら宝塚みたいなことも出来て面白いんだけど」
ゆみ「その話はいつも断ってるだろ。私には生徒会だけで手一杯だ」
ゆみ「みんないつも通りだろ。料理研にソフトボール部。久も本来なら演劇部のはずだが」
久「んー、今日はちょっと面白いことに巻き込まれててね。部活はお休みしてるわ」
ゆみ「面白いこと、か……たまには真面目に部員の面倒見てやれよ」
久「あの子たちなら大丈夫よ。むしろ私がふらふらしてるおかげでたくましく育ってるとも言えるわ」
ゆみ「ふっ、あながち間違いじゃ無さそうだ。今年の文化祭も楽しみにしてるよ」
久「個人的にはあなたにもぜひ我が演劇部に入部して、文化祭を盛り上げて欲しいんだけどね」
久「あなたほど男役の似合う子もいないし、入ってくれたら宝塚みたいなことも出来て面白いんだけど」
ゆみ「その話はいつも断ってるだろ。私には生徒会だけで手一杯だ」
>>89
閉じ込められたやつか
閉じ込められたやつか
久「会計業務がそんなに大変かしら?」クス
ゆみ「この前の地震で備品が壊れた部が多発してな。今は予算を捻出するのに頭を悩まされてるよ」
久「あー、あの時のことね。ウチも小道具が何個かやられたわ」
ゆみ「吹奏楽部なんかはやられた楽器もあるらしくてな……頭が痛くなるよ」
久「本当にお疲れ様ね……肩でも揉んであげましょうか?」
ゆみ「ふふ、なんだそりゃ。随分とらしくないことを言うんだな」
久「私は部員や役員のことは人一倍気遣ってるつもりだけどー?」
ゆみ「気遣ってるなら部活動に参加してやれ」
久「今はあなたの方が優先よ」ギュッ
ゆみ「ふっ……生徒会長様直々の好意は痛み入るな」
ゆみ「この前の地震で備品が壊れた部が多発してな。今は予算を捻出するのに頭を悩まされてるよ」
久「あー、あの時のことね。ウチも小道具が何個かやられたわ」
ゆみ「吹奏楽部なんかはやられた楽器もあるらしくてな……頭が痛くなるよ」
久「本当にお疲れ様ね……肩でも揉んであげましょうか?」
ゆみ「ふふ、なんだそりゃ。随分とらしくないことを言うんだな」
久「私は部員や役員のことは人一倍気遣ってるつもりだけどー?」
ゆみ「気遣ってるなら部活動に参加してやれ」
久「今はあなたの方が優先よ」ギュッ
ゆみ「ふっ……生徒会長様直々の好意は痛み入るな」
久「私マッサージ上手なのよ? 先生とかにも専門家みたいってよく褒められるし」モミモミ
ゆみ「高1の時からの付き合いだが、そんなこと初耳だぞ」
久「能ある鷹は爪を隠すってね」トントン
ゆみ「用法がおかしいぞ」タハハ
ゆみ(しかし……本当に上手いな。緩急を付けて、的確にツボを押してくる……)
久「凝ってるわねー。日頃の苦労が垣間見えるわ」ギュッギュッ
ゆみ「お前がもっと生徒会業務をこなしてくれたら楽が出来るんだがな……」
久「ゆみが働きたがってるから仕事を回してるだけよ。暇よりかはいいでしょ?」
ゆみ「まあそうだが……」
久「働きぶりで考えると、実質の生徒会長はゆみみたいなもんだしね」モミモミ
ゆみ「それはどうだろうな。久はある意味一番生徒会長らしいことをしている。それは私には出来ないことだ」
ゆみ「高1の時からの付き合いだが、そんなこと初耳だぞ」
久「能ある鷹は爪を隠すってね」トントン
ゆみ「用法がおかしいぞ」タハハ
ゆみ(しかし……本当に上手いな。緩急を付けて、的確にツボを押してくる……)
久「凝ってるわねー。日頃の苦労が垣間見えるわ」ギュッギュッ
ゆみ「お前がもっと生徒会業務をこなしてくれたら楽が出来るんだがな……」
久「ゆみが働きたがってるから仕事を回してるだけよ。暇よりかはいいでしょ?」
ゆみ「まあそうだが……」
久「働きぶりで考えると、実質の生徒会長はゆみみたいなもんだしね」モミモミ
ゆみ「それはどうだろうな。久はある意味一番生徒会長らしいことをしている。それは私には出来ないことだ」
久「生徒会長らしいこと、ねぇ……」
ゆみ「分かりやすい例を挙げると、生徒たちから好評なイベントやら校則やらは全て久の発案だしな」
久「私は発案して声高らかに宣伝してるだけじゃない。実行や準備、根回しは他のみんなのおかげだし、私一人じゃ何もできやしないわ」
ゆみ「それはそうだが、組織の中で一番大切な部分を担ってるのはお前だということに変わりはない」
久「……そんなにも褒められると照れくさいんだけど」
ゆみ「事実を述べてるだけだ。久には求心力も人徳もある。お前以上に生徒会長の役職を努められる人間はこの学校にいないよ」
久「手放しで褒められると裏を疑ってしまうわね。何か目的でもあったり?」
ゆみ「そうだな……このままマッサージを続けてもらうと嬉しいかな」
久「ふふ、言われなくてもさせて頂くわよ。会計様」
ゆみ「分かりやすい例を挙げると、生徒たちから好評なイベントやら校則やらは全て久の発案だしな」
久「私は発案して声高らかに宣伝してるだけじゃない。実行や準備、根回しは他のみんなのおかげだし、私一人じゃ何もできやしないわ」
ゆみ「それはそうだが、組織の中で一番大切な部分を担ってるのはお前だということに変わりはない」
久「……そんなにも褒められると照れくさいんだけど」
ゆみ「事実を述べてるだけだ。久には求心力も人徳もある。お前以上に生徒会長の役職を努められる人間はこの学校にいないよ」
久「手放しで褒められると裏を疑ってしまうわね。何か目的でもあったり?」
ゆみ「そうだな……このままマッサージを続けてもらうと嬉しいかな」
久「ふふ、言われなくてもさせて頂くわよ。会計様」
―――――――
照「なんか……」
怜「めちゃくちゃ良い雰囲気やなあの二人」
菫「こうやって覗いているのが野暮に思えるほどだ……」
怜「もうこれ今すぐチューしても問題ないんとちゃうん?」
照「いや、完璧な信頼関係が構築されてるからこそ、躊躇される行為もある」
照「ここからどう踏み込むかが勝負」
菫(竹井に対してその心配は杞憂に思えるが……)
―――――――
久(さて、良い感じの雰囲気にしたところだし、そろそろ何かアクションを起こすべきかしら)
久(でも相手はゆみなのよねぇ……考えてみれば、さらっと受け流される可能性も……)
ゆみ(……いかん、心地良くて眠ってしまいそうだ)
ゆみ(まだ仕事も残ってるし、このあとはモモとの約束もあるから……)
ゆみ「ありがとう久、もう大丈夫だ」
久「えっ?」
ゆみ「おかげで随分と楽になった。仕事に戻るよ」
久「そ、そう。それは良かったわ」
ゆみ「私はもうしばらくここにいるが、お前も暇があるなら演劇部に顔を出すか何かしろよ」
久(か、完璧に動くタイミング外したわね……)
久(後ろから抱きしめるなりいっとけば、今頃……)
久「……ま、後悔しても意味ないか」
ゆみ「?」
ゆみ(まだ仕事も残ってるし、このあとはモモとの約束もあるから……)
ゆみ「ありがとう久、もう大丈夫だ」
久「えっ?」
ゆみ「おかげで随分と楽になった。仕事に戻るよ」
久「そ、そう。それは良かったわ」
ゆみ「私はもうしばらくここにいるが、お前も暇があるなら演劇部に顔を出すか何かしろよ」
久(か、完璧に動くタイミング外したわね……)
久(後ろから抱きしめるなりいっとけば、今頃……)
久「……ま、後悔しても意味ないか」
ゆみ「?」
―――――――
久(……うーん、あれから動くきっかけが無い)
ゆみ「……」ウーン
久(ゆみも黙々と書類業務こなしてるし、構って貰えないのは悲しいわねー……)
ゆみ「……」カタカタ
久(にしてもめちゃくちゃ集中してる……なんかイタズラしたくなっちゃうわよね、こういうの見てると)
久「……」スッ
ゆみ「……」
久(席を外すかのように立ち上がり、ゆっくり後ろから近づいて……)
久「フッ」
ゆみ「ひゃ!?」ゾクゾク
久「ふふ、息吹きかけただけなのにそんな声出して。顔も赤いし……やっぱりゆみは可愛いわね」ニコ
ゆみ「か、かわっ……!?」
久「うん可愛い♪」
ゆみ「……はぁ」
ゆみ「一体なんのつもりだ。邪魔をするなら帰れ」ジト
久「そんな顔しても照れ隠しで怒ってるようにしか見えないわよ? まだ顔赤いし」
ゆみ「う、うるさい。顔なんて赤くしてない」
久「赤いわよ。鏡見る?」
ゆみ「見ない。ってなんなんだお前は!? そんなに私に構って欲しいのか?」
久「うん♪」
ゆみ「あのなぁ……」
ゆみ「か、かわっ……!?」
久「うん可愛い♪」
ゆみ「……はぁ」
ゆみ「一体なんのつもりだ。邪魔をするなら帰れ」ジト
久「そんな顔しても照れ隠しで怒ってるようにしか見えないわよ? まだ顔赤いし」
ゆみ「う、うるさい。顔なんて赤くしてない」
久「赤いわよ。鏡見る?」
ゆみ「見ない。ってなんなんだお前は!? そんなに私に構って欲しいのか?」
久「うん♪」
ゆみ「あのなぁ……」
久「だってせっかく二人きりになれたのに、ずっと書類と睨めっこだもん」
ゆみ「しょうがないだろ、仕事なんだから……ってそもそも二人きりってどういう意味だ。一体何を企んでる?」
久「別に何も? ただゆみと一緒にお話したいだけ」ギュッ
ゆみ「っ……離れろ。気持ち悪い」
久「ひどい。昔はよくこうしてたじゃない。ゆみだってあんなにも強く抱きしめてくれて……」
ゆみ「そんなことはしていない。勝手に記憶を捏造するな。離れろ」グググ
久「なんでそんなにも蔑ろにするのよー。私だって女の子なんだから泣いちゃうわよ?」
ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするだけだろ……ええいくっつくな!」
ゆみ「そもそもお前に泣かされた女はいてもお前を泣かせる女なんてこの世に存在するはずがない」
久「ず、随分と酷いこと言うのね……」
ゆみ「事実を述べて何が悪い」
ゆみ「しょうがないだろ、仕事なんだから……ってそもそも二人きりってどういう意味だ。一体何を企んでる?」
久「別に何も? ただゆみと一緒にお話したいだけ」ギュッ
ゆみ「っ……離れろ。気持ち悪い」
久「ひどい。昔はよくこうしてたじゃない。ゆみだってあんなにも強く抱きしめてくれて……」
ゆみ「そんなことはしていない。勝手に記憶を捏造するな。離れろ」グググ
久「なんでそんなにも蔑ろにするのよー。私だって女の子なんだから泣いちゃうわよ?」
ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするだけだろ……ええいくっつくな!」
ゆみ「そもそもお前に泣かされた女はいてもお前を泣かせる女なんてこの世に存在するはずがない」
久「ず、随分と酷いこと言うのね……」
ゆみ「事実を述べて何が悪い」
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ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするだけだろ」
↓
ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするときだけだろ」
ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするだけだろ」
↓
ゆみ「お前が涙を流すときは嘘泣きするときだけだろ」
ゆみ「久、友人として忠告するが、自分を好いてくれている子をあまり弄んでやるなよ?」
久「あら、それはどういう意味? まるで私が普段遊んでるみたいじゃない」
ゆみ「事実遊んでいるだろ。この前も街で下級生と腕を組んで歩いているところを目撃されているぞ」
久「わ、私だって後輩とショッピングくらいするわ。それにあれはあの子から腕を組んで来たからで……」
ゆみ「お前は相手の誘いを断るという行為をしなさ過ぎるんだ」
ゆみ「そこから無意識の行動で相手をさらに勘違いさせるんだから、余計タチが悪い」
ゆみ「そんなことばかりしてると、本当に大切な誰かが出来たとき、その誰かを悲しませることになるぞ?」
久「本当に大切な誰か……」
久「ゆみのことね♪」ギュッ
ゆみ「おいっ」
久「あら、それはどういう意味? まるで私が普段遊んでるみたいじゃない」
ゆみ「事実遊んでいるだろ。この前も街で下級生と腕を組んで歩いているところを目撃されているぞ」
久「わ、私だって後輩とショッピングくらいするわ。それにあれはあの子から腕を組んで来たからで……」
ゆみ「お前は相手の誘いを断るという行為をしなさ過ぎるんだ」
ゆみ「そこから無意識の行動で相手をさらに勘違いさせるんだから、余計タチが悪い」
ゆみ「そんなことばかりしてると、本当に大切な誰かが出来たとき、その誰かを悲しませることになるぞ?」
久「本当に大切な誰か……」
久「ゆみのことね♪」ギュッ
ゆみ「おいっ」
久「大切な誰かが出来た時はその誰か一筋になるわよ」
久「そもそも今は独り身なんだから、何をしようと後ろ暗いことなんてないわ」
ゆみ「お前なぁ……」
久「そんなことを言うゆみには、誰か大切な人がいるのかしら?」
ゆみ「……あぁ。いるよ」
久「あの影の薄い後輩ちゃん?」
ゆみ「そこまで分かってるならもういいだろ」
久「……私はあなたにとって、大切な人じゃないのかしら?」
ゆみ「……久?」
久「そもそも今は独り身なんだから、何をしようと後ろ暗いことなんてないわ」
ゆみ「お前なぁ……」
久「そんなことを言うゆみには、誰か大切な人がいるのかしら?」
ゆみ「……あぁ。いるよ」
久「あの影の薄い後輩ちゃん?」
ゆみ「そこまで分かってるならもういいだろ」
久「……私はあなたにとって、大切な人じゃないのかしら?」
ゆみ「……久?」
ゆみ(抱きしめられる力が、強く……)
久「私にとってゆみは……今でも大切な人よ」ギュウ
ゆみ「……久は大切な友人だ。そういう意味では、大切な人の一人であってると思う」
久「でも特別にはなれない。そうでしょ?」
ゆみ「……さっきから一体何を言ってるんだ。らしくないぞ」
久「ゆみは何も分かっていないわ。三年も一緒にいたのに……本当の私を分かってない。いや、見ようとしていない」
ゆみ「……どういう意味だ?」
久「あなたは自分自身が見ていたい私だけを見続けていたのよ。求心力があって人徳のある、あくまで生徒会長としての私を」
ゆみ「……」
久「私にとってゆみは……今でも大切な人よ」ギュウ
ゆみ「……久は大切な友人だ。そういう意味では、大切な人の一人であってると思う」
久「でも特別にはなれない。そうでしょ?」
ゆみ「……さっきから一体何を言ってるんだ。らしくないぞ」
久「ゆみは何も分かっていないわ。三年も一緒にいたのに……本当の私を分かってない。いや、見ようとしていない」
ゆみ「……どういう意味だ?」
久「あなたは自分自身が見ていたい私だけを見続けていたのよ。求心力があって人徳のある、あくまで生徒会長としての私を」
ゆみ「……」
久「あなたがいつもらしくないと言う私が、本当の私だった」
久「そしてそんな私にとって、あなたはどこまでも特別だった」
久「……私の初恋の相手、教えてあげようか」
ゆみ「やめろ」
久「ふふ、そう言うと思ったわ」パッ
ゆみ「……すまない」
久「……ねえ、こんな雰囲気だし一つ訊いていいかしら」
ゆみ「……答えられることは、出来るだけ答えよう」
久「1年の時でも2年の時でもいい。気付いてた?」
久「そしてそんな私にとって、あなたはどこまでも特別だった」
久「……私の初恋の相手、教えてあげようか」
ゆみ「やめろ」
久「ふふ、そう言うと思ったわ」パッ
ゆみ「……すまない」
久「……ねえ、こんな雰囲気だし一つ訊いていいかしら」
ゆみ「……答えられることは、出来るだけ答えよう」
久「1年の時でも2年の時でもいい。気付いてた?」
ゆみ「……ああ。1年の秋に確信した」
久「そっか。やっぱ、気付かれてたか……それも結構早い時期に……バレてない自信あったんだけどなぁ」
ゆみ「……久、私からも訊いていいか」
久「なに?」
ゆみ「どうして……自分の気持ちを打ち明けなかった?」
久「……」
ゆみ「当時の私は……ただそのことだけが怖かった。いつ話を切り出されるか、いつ私たちの関係が壊れてしまうのか……ただそれだけが」
久「臆病だったのね。ゆみらしくもないわ」クス
ゆみ「今でも私は臆病だよ。この話をいつまで経っても訊こうとしなかったくらいにはな」
久「そっか。やっぱ、気付かれてたか……それも結構早い時期に……バレてない自信あったんだけどなぁ」
ゆみ「……久、私からも訊いていいか」
久「なに?」
ゆみ「どうして……自分の気持ちを打ち明けなかった?」
久「……」
ゆみ「当時の私は……ただそのことだけが怖かった。いつ話を切り出されるか、いつ私たちの関係が壊れてしまうのか……ただそれだけが」
久「臆病だったのね。ゆみらしくもないわ」クス
ゆみ「今でも私は臆病だよ。この話をいつまで経っても訊こうとしなかったくらいにはな」
久「告白しなかった理由、か……私ね、麻雀でもよく悪待ちするし、分の悪い賭けほどよく好むんだけど……」
久「勝てる見込みが100%無い勝負は絶対にしないの」
ゆみ「……」
久「それが理由かな。分かりやすいでしょ?」
ゆみ「……ああ」
久「結局私もゆみと同じ。この関係が壊れるのが怖かったのよ」
久「そして最後まで馬鹿にはなれなかった。当たって砕ける勇気がなかった」
久「それが全てよ」
久「勝てる見込みが100%無い勝負は絶対にしないの」
ゆみ「……」
久「それが理由かな。分かりやすいでしょ?」
ゆみ「……ああ」
久「結局私もゆみと同じ。この関係が壊れるのが怖かったのよ」
久「そして最後まで馬鹿にはなれなかった。当たって砕ける勇気がなかった」
久「それが全てよ」
>>247
俺のゆみちんが自意識過剰なわけないだろ!!!
俺のゆみちんが自意識過剰なわけないだろ!!!
ゆみ「……そうか」
久「ま、遠い昔の話だけどねー」
ゆみ「……もしあの時、」
久「やめて」
久「もしもの話なんて、しないで。それだけは絶対に聞きたく無い」
ゆみ「……すまない」
久「……こっちこそ、変なこと言い出したり、昔のこと掘り返すような雰囲気にしてごめんね」
ゆみ「……」
久「ま、遠い昔の話だけどねー」
ゆみ「……もしあの時、」
久「やめて」
久「もしもの話なんて、しないで。それだけは絶対に聞きたく無い」
ゆみ「……すまない」
久「……こっちこそ、変なこと言い出したり、昔のこと掘り返すような雰囲気にしてごめんね」
ゆみ「……」
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