私的良スレ書庫
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元スレ春香「天海春香、27歳! ○○してます!」
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>>54
誰かに書いてもらったんだろ・・・
誰かに書いてもらったんだろ・・・
>>56
口で
口で
>>49
自分で安価とってなにいってんだよ
自分で安価とってなにいってんだよ
雲行きが怪しくなってきたぞ……
私は身支度を整え、プロデューサーさんにまたがって千早ちゃんのいるという見世物小屋に向かいました。
プロデューサーさんには日常的な加圧トレーニングと、筋肉増強剤の摂取を厳命してあるので、四つん這いでも時速40km/hで走ることができます。
P「着いたぞ」
春香「お疲れ様です、プロデューサーさん」
見世物小屋とは名ばかりのそこは、裏通りにある朽ちかけたテナントビルの一室でした。
ドアの前には注射器、錠剤、使用済みコンドーム、さらには生死もわからないホームレスさんが転がり、末法的な様相を呈しています。
私は手紙にあった通り、ノック7回、1拍置いて2回の合図をしました。
少し待つと扉が開き、蝶のようなお面をつけたスーツの男性が出てきました。
仮面の男「天海春香さんですね、お待ちしていました。こちらです」
私は身支度を整え、プロデューサーさんにまたがって千早ちゃんのいるという見世物小屋に向かいました。
プロデューサーさんには日常的な加圧トレーニングと、筋肉増強剤の摂取を厳命してあるので、四つん這いでも時速40km/hで走ることができます。
P「着いたぞ」
春香「お疲れ様です、プロデューサーさん」
見世物小屋とは名ばかりのそこは、裏通りにある朽ちかけたテナントビルの一室でした。
ドアの前には注射器、錠剤、使用済みコンドーム、さらには生死もわからないホームレスさんが転がり、末法的な様相を呈しています。
私は手紙にあった通り、ノック7回、1拍置いて2回の合図をしました。
少し待つと扉が開き、蝶のようなお面をつけたスーツの男性が出てきました。
仮面の男「天海春香さんですね、お待ちしていました。こちらです」
ドアを通ると中にはエレベーターだけがぽつんとありました。
お面の男性がボタンを素早く操作するとランプが点き、ドアが開きます。
仮面の男「彼女は地下3階におります。ごゆっくりどうぞ」
私は促されるままエレベーターに乗りました。
千早ちゃんは今、手足をなくしてここで見世物にされているとありました。
手紙はワープロ書きだったため、それが本当なのか私には未だに判断がついていません。
そして、見世物とはどういうことなんでしょうか。
小鳥さんがするような妄想しか私には浮かびません。
気づくとエレベーターはすでに地下3階でした。
ドアがゆっくりと開くと、なにか音楽のようなものが響いてきます。
顔をあげると、短い廊下の向こうに扉があり、そこから光が漏れています。
私はまるで羽虫のように光に近寄っていきました。
お面の男性がボタンを素早く操作するとランプが点き、ドアが開きます。
仮面の男「彼女は地下3階におります。ごゆっくりどうぞ」
私は促されるままエレベーターに乗りました。
千早ちゃんは今、手足をなくしてここで見世物にされているとありました。
手紙はワープロ書きだったため、それが本当なのか私には未だに判断がついていません。
そして、見世物とはどういうことなんでしょうか。
小鳥さんがするような妄想しか私には浮かびません。
気づくとエレベーターはすでに地下3階でした。
ドアがゆっくりと開くと、なにか音楽のようなものが響いてきます。
顔をあげると、短い廊下の向こうに扉があり、そこから光が漏れています。
私はまるで羽虫のように光に近寄っていきました。
>>67
突然閣下から春香に戻ったな
突然閣下から春香に戻ったな
扉を開くと、そこには鳥籠に閉じ込められた鳥がいました。
正確には、鳥籠を模した狭いステージと、その中にいる手足のない女性。
彼女は青いビロードに羽毛をあしらったドレスのような衣装をまとって台座に載せられ、歌を歌っていました。
それはまるで、羽根をむしられた蒼いカナリアのようでした。
曲は……忘れられるわけがありません。
彼女が、千早ちゃんがもっとも得意とした曲『蒼い鳥』でした。
私はしばらく千早ちゃんに釘付けになっていましたが、はっとなって周囲を見回すと
周りの座席にはざっと50人ほどの観客が座っていました。
全員、最初に応対した男性のようにさまざまな仮面を着けた人たちです。
テーブルには果物や高級そうなお酒が並び、彼らはそれを口にしながら、
まるでお酒の肴のように千早ちゃんを眺めているようでした。
正確には、鳥籠を模した狭いステージと、その中にいる手足のない女性。
彼女は青いビロードに羽毛をあしらったドレスのような衣装をまとって台座に載せられ、歌を歌っていました。
それはまるで、羽根をむしられた蒼いカナリアのようでした。
曲は……忘れられるわけがありません。
彼女が、千早ちゃんがもっとも得意とした曲『蒼い鳥』でした。
私はしばらく千早ちゃんに釘付けになっていましたが、はっとなって周囲を見回すと
周りの座席にはざっと50人ほどの観客が座っていました。
全員、最初に応対した男性のようにさまざまな仮面を着けた人たちです。
テーブルには果物や高級そうなお酒が並び、彼らはそれを口にしながら、
まるでお酒の肴のように千早ちゃんを眺めているようでした。
この人達は、みんな歌を聴きに来ているんじゃない……。
手足のない女性が必死に声を上げる様子を愉しんでいるだけなんだ……。
お酒と葉巻の匂いよりも強く漂う、場の濁った空気が私の意識を歪ませます。
変わらずよく通る千早ちゃんの声も、どこか遠くに感じるようになってしまいました。
「――春香」
歌声ではない千早ちゃんの声。
そこで私はやっと我に返りました。
気づくとステージは終わっていて、仮面の観客たちももう帰ってしまったようでした。
手足のない女性が必死に声を上げる様子を愉しんでいるだけなんだ……。
お酒と葉巻の匂いよりも強く漂う、場の濁った空気が私の意識を歪ませます。
変わらずよく通る千早ちゃんの声も、どこか遠くに感じるようになってしまいました。
「――春香」
歌声ではない千早ちゃんの声。
そこで私はやっと我に返りました。
気づくとステージは終わっていて、仮面の観客たちももう帰ってしまったようでした。
まともな風装ってるが、この女が何に乗ってここまで来たことか………
>>81
マルメンでいいなら俺が行く
マルメンでいいなら俺が行く
>>82 残念、俺はキャスマイだ
私は足をもつれさせ、転びながらも、千早ちゃんがいる鳥籠に駆け寄ります。
近づくと鳥籠は半円状で、後ろ半分が完全に空いていました。
横に回り、あらためて私は千早ちゃんと対面しました。
派手なステージメイクを施されていましたが、たしかにそれは千早ちゃんでした。
首を私の方に向けた千早ちゃんはとても懐かしげに微笑みました。
「久しぶりね、春香。さっきの転びぶり、すごく懐かしかったわよ」
千早ちゃんは本当に愛おしそうにそう言いました。
「千早ちゃん……」
「見ての通り、このままだと首が辛いの。悪いけど下ろしてもらえるかしら?
できれば適当な席に"置いて"もらえると嬉しいのだけど」
私は小さく「うん」と頷くと、千早ちゃんを抱きかかえながら近くの席まで移動しました。
もともと華奢だった千早ちゃんの身体は、手足を失って更に軽くなっていました。
私はその軽さに泣き出しそうになってしまいましたが、堪えて彼女と向き合いました。
私は足をもつれさせ、転びながらも、千早ちゃんがいる鳥籠に駆け寄ります。
近づくと鳥籠は半円状で、後ろ半分が完全に空いていました。
横に回り、あらためて私は千早ちゃんと対面しました。
派手なステージメイクを施されていましたが、たしかにそれは千早ちゃんでした。
首を私の方に向けた千早ちゃんはとても懐かしげに微笑みました。
「久しぶりね、春香。さっきの転びぶり、すごく懐かしかったわよ」
千早ちゃんは本当に愛おしそうにそう言いました。
「千早ちゃん……」
「見ての通り、このままだと首が辛いの。悪いけど下ろしてもらえるかしら?
できれば適当な席に"置いて"もらえると嬉しいのだけど」
私は小さく「うん」と頷くと、千早ちゃんを抱きかかえながら近くの席まで移動しました。
もともと華奢だった千早ちゃんの身体は、手足を失って更に軽くなっていました。
私はその軽さに泣き出しそうになってしまいましたが、堪えて彼女と向き合いました。
安価系はすぐ達磨だのにもっていこうとするやつがいるからつまらなくなる
せめて選択肢ぐらいだな
せめて選択肢ぐらいだな
面白くないとか言うなよ
>>1が頑張って書いてるのに
>>1が頑張って書いてるのに
>>85 俺が一番怖い
といっても、聞きたい事だらけで言葉が出てきません。
向きあったまま私が黙っていると、千早ちゃんの方から口を開きました。
「聞きたい事がいっぱい、って顔に書いてあるわよ。
そんな顔をしなくてもちゃんと話すわ」
千早ちゃんが話してくれた内容は次のようなものでした。
外国でのライブ中、爆弾テロに巻き込まれて両手両足を失ったこと。
家族とも疎遠だった千早ちゃんは行く宛もなく、途方に暮れていたところを
ここのオーナーさんに「買われた」こと……。
話し終えた千早ちゃんは軽くため息をつきました。
「皮肉ね。歌以外要らない、と言っていたら本当に歌しか残らないなんて」
私はまた黙ってしまいました。
長い沈黙が流れたあと、私に一つの考えが浮かびました。
そういえば、>>95(人物)なら>>100(方法)してくれるかも……!!
といっても、聞きたい事だらけで言葉が出てきません。
向きあったまま私が黙っていると、千早ちゃんの方から口を開きました。
「聞きたい事がいっぱい、って顔に書いてあるわよ。
そんな顔をしなくてもちゃんと話すわ」
千早ちゃんが話してくれた内容は次のようなものでした。
外国でのライブ中、爆弾テロに巻き込まれて両手両足を失ったこと。
家族とも疎遠だった千早ちゃんは行く宛もなく、途方に暮れていたところを
ここのオーナーさんに「買われた」こと……。
話し終えた千早ちゃんは軽くため息をつきました。
「皮肉ね。歌以外要らない、と言っていたら本当に歌しか残らないなんて」
私はまた黙ってしまいました。
長い沈黙が流れたあと、私に一つの考えが浮かびました。
そういえば、>>95(人物)なら>>100(方法)してくれるかも……!!
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