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元スレあかり「安価で記憶を取り戻したい」

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そんな画像わざわざ残してたり探したりしてるお前の方がきめえwwww
>>353
効いてるな。
効いてるな。
>>375
キモいwwwww
キモいwwwww
ほんとに保守ありがとう
時間確保できたんで、なんとか終わらせます
時間確保できたんで、なんとか終わらせます
あかり「あかり、本当にちなつちゃんが結衣ちゃんと結ばれますようにって、
一生懸命応援してきたつもりだよ?」
あかり「でもね。それは一年生の間だけ」
あかり「正確に言うと、終業式までかな……」
ちなつ「……あ」
あかり「……ちなつちゃんも憶えててくれたのかな?」
あかり「だとしたら、ちょっと嬉しいな」
あかり「あの日からあかりは、ちなつちゃんを純粋に応援できなくなっちゃった」
ちなつ「私の……せい?」
あかり「ううん、あかりのせいだよ。いずれきっと、こうなっていたと思う」
結衣「よく話が見えないんだけど……、何があったんだ?」
あかり「……。結衣ちゃん、京子ちゃんが心配してるんじゃないかな?」
結衣「え?」
あかり「結衣ちゃんのことだから、ちなつちゃんに呼び出されたこと、ちゃんと伝えてるんでしょ?」
あかり「京子ちゃん、強気なようでいて、今でも昔の気弱さをかかえてるから、
きっと心細いと思うよ?」
一生懸命応援してきたつもりだよ?」
あかり「でもね。それは一年生の間だけ」
あかり「正確に言うと、終業式までかな……」
ちなつ「……あ」
あかり「……ちなつちゃんも憶えててくれたのかな?」
あかり「だとしたら、ちょっと嬉しいな」
あかり「あの日からあかりは、ちなつちゃんを純粋に応援できなくなっちゃった」
ちなつ「私の……せい?」
あかり「ううん、あかりのせいだよ。いずれきっと、こうなっていたと思う」
結衣「よく話が見えないんだけど……、何があったんだ?」
あかり「……。結衣ちゃん、京子ちゃんが心配してるんじゃないかな?」
結衣「え?」
あかり「結衣ちゃんのことだから、ちなつちゃんに呼び出されたこと、ちゃんと伝えてるんでしょ?」
あかり「京子ちゃん、強気なようでいて、今でも昔の気弱さをかかえてるから、
きっと心細いと思うよ?」
あかり「まあ、結衣ちゃんには言うまでもないことだろうけど」
結衣「……あかり。この場から席を外せって、そう言いたいのか?」
あかり「そうなっちゃうのかな」アハハ
結衣「放っておけるわけないだろ!? あかりもちなつちゃんも、私にとって大切な……!」
ちなつ「私からもお願いします!」
結衣「ちなつ……ちゃん?」
ちなつ「今日、この場であかりちゃんと徹底的に話し合わないと、
もう以前のような関係に戻れない……、そんな気がするんですっ」
ちなつ「だから……!」
結衣「……。わかった。ちなつちゃんを信じる」
結衣「もちろんあかりも」
結衣「二人ならきっと上手くやれるって、信じる」
ちなつ「結衣先輩……。ありがとうございます!」
結衣「まかせたよ、ちなつちゃん」
結衣「あかり……、また明日。ごらく部でな」
あかり「……」
結衣「……あかり。この場から席を外せって、そう言いたいのか?」
あかり「そうなっちゃうのかな」アハハ
結衣「放っておけるわけないだろ!? あかりもちなつちゃんも、私にとって大切な……!」
ちなつ「私からもお願いします!」
結衣「ちなつ……ちゃん?」
ちなつ「今日、この場であかりちゃんと徹底的に話し合わないと、
もう以前のような関係に戻れない……、そんな気がするんですっ」
ちなつ「だから……!」
結衣「……。わかった。ちなつちゃんを信じる」
結衣「もちろんあかりも」
結衣「二人ならきっと上手くやれるって、信じる」
ちなつ「結衣先輩……。ありがとうございます!」
結衣「まかせたよ、ちなつちゃん」
結衣「あかり……、また明日。ごらく部でな」
あかり「……」
ちなつ「これで、思う存分話せるでしょ?」
あかり「……そうだね」
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「……はやく話してよ」
あかり「……うん」
あかり「憶えててくれたみたいだね。終業式の帰りにちなつちゃんとしたキスの練習」
あかり「あの時から、あかりはちなつちゃんに恋……しちゃったの」
ちなつ「……うそ」
あかり「嘘なんかじゃないよ。だからその日以降、ちなつちゃんの恋を
純粋に応援できなくなっちゃったんだよ……」
あかり「ちなつちゃんの相談に乗りながら、何をやってるんだろうって思ったり、
結衣ちゃんよりあかりを見てほしいって思ったりしたなぁ……」
あかり「でも結局、そんな気持ちはすぐ諦めに変わって、ちなつちゃんの恋を
応援していれば、ちなつちゃんの一番近くにいられるって」
あかり「そう、思うようになったの」
あかり「……そうだね」
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「……はやく話してよ」
あかり「……うん」
あかり「憶えててくれたみたいだね。終業式の帰りにちなつちゃんとしたキスの練習」
あかり「あの時から、あかりはちなつちゃんに恋……しちゃったの」
ちなつ「……うそ」
あかり「嘘なんかじゃないよ。だからその日以降、ちなつちゃんの恋を
純粋に応援できなくなっちゃったんだよ……」
あかり「ちなつちゃんの相談に乗りながら、何をやってるんだろうって思ったり、
結衣ちゃんよりあかりを見てほしいって思ったりしたなぁ……」
あかり「でも結局、そんな気持ちはすぐ諦めに変わって、ちなつちゃんの恋を
応援していれば、ちなつちゃんの一番近くにいられるって」
あかり「そう、思うようになったの」
あかり「妥協も妥協だけど、それでも結衣ちゃんよりもずっと
ちなつちゃんの近くにいられるって自己満足してた」
あかり「そう。あかりはちなつちゃんを心配したり、応援したりするフリをして、
実際は、自分のことばっかり考えてたの」
あかり「ね、わかったでしょ? あかりはこうやって、心の中で
ちなつちゃんの信頼をずっと裏切ってきたの」
ちなつ「うん……」
ちなつ「裏切りがどうとか、どういう意味で言ったのかはわかったよ」
ちなつ「でも何が言いたいのかさっぱりわからないよ!」
ちなつ「どうしたいの!? どうしてほしいの!?」
ちなつ「それとも、記憶が戻ったせいで……ただ混乱してるだけ?」
ちなつ「わからないよ! 私には、わからないよ……」
あかり「あかりにも、わからないよ」
あかり「しいて言うなら、愛想を尽かしてほしいのかな……?」
ちなつ「ど、どういう意味?」
あかり「言葉のとおりだよ。あかり自身、自分に愛想が尽きてるんだもん」
ちなつ「……?」
ちなつちゃんの近くにいられるって自己満足してた」
あかり「そう。あかりはちなつちゃんを心配したり、応援したりするフリをして、
実際は、自分のことばっかり考えてたの」
あかり「ね、わかったでしょ? あかりはこうやって、心の中で
ちなつちゃんの信頼をずっと裏切ってきたの」
ちなつ「うん……」
ちなつ「裏切りがどうとか、どういう意味で言ったのかはわかったよ」
ちなつ「でも何が言いたいのかさっぱりわからないよ!」
ちなつ「どうしたいの!? どうしてほしいの!?」
ちなつ「それとも、記憶が戻ったせいで……ただ混乱してるだけ?」
ちなつ「わからないよ! 私には、わからないよ……」
あかり「あかりにも、わからないよ」
あかり「しいて言うなら、愛想を尽かしてほしいのかな……?」
ちなつ「ど、どういう意味?」
あかり「言葉のとおりだよ。あかり自身、自分に愛想が尽きてるんだもん」
ちなつ「……?」
あかり「あかりね……。ちなつちゃんに恋するまで、自分のこと何もわかってなかったんだ」
あかり「特徴なんて無かったけど、みんなからいい子だって言ってもらえてたし、
あかりも曲がったことをせずに、それなりにちゃんと過ごせてるって思ってて」
あかり「なにより、みんなからそう言ってもらえることが
ささやかだけど、あかりのちょっとした自慢だったの」
あかり「でもね、あかりはぜんぜんいい子なんかじゃなかった」
あかり「恋をしてから、今まで見えなかったあかりの嫌な部分がどんどん出てきて……」
あかり「さっきも話したでしょ? もう、自分のことしか考えられなくなっちゃってた」
あかり「そんな自分が嫌で嫌で仕方ないのに、ちなつちゃんの前では平然とふるまって……」
あかり「結衣ちゃんと京子ちゃんが暮らし始めた件もそう」
あかり「記憶が戻る前のあかりなら、真剣にちなつちゃんのためを思った行動ができたのに、
今のあかりは、ちなつちゃんの悲しい顔が見たくなくて黙ってた」
あかり「ちなつちゃんのためみたいに聞こえるけど、違う……。
『あかり』が、ちなつちゃんの悲しい顔を見たくなかったから……、そうしたの」
あかり「もう自分自身が理解できなくて、本当の自分じゃなくなったみたいで苦しくて……」
あかり「恋なんてしなければよかったなんて、何度も何度も思ったのに」
あかり「ちなつちゃんを好きな想いはどうしても手放せなかった」
あかり「特徴なんて無かったけど、みんなからいい子だって言ってもらえてたし、
あかりも曲がったことをせずに、それなりにちゃんと過ごせてるって思ってて」
あかり「なにより、みんなからそう言ってもらえることが
ささやかだけど、あかりのちょっとした自慢だったの」
あかり「でもね、あかりはぜんぜんいい子なんかじゃなかった」
あかり「恋をしてから、今まで見えなかったあかりの嫌な部分がどんどん出てきて……」
あかり「さっきも話したでしょ? もう、自分のことしか考えられなくなっちゃってた」
あかり「そんな自分が嫌で嫌で仕方ないのに、ちなつちゃんの前では平然とふるまって……」
あかり「結衣ちゃんと京子ちゃんが暮らし始めた件もそう」
あかり「記憶が戻る前のあかりなら、真剣にちなつちゃんのためを思った行動ができたのに、
今のあかりは、ちなつちゃんの悲しい顔が見たくなくて黙ってた」
あかり「ちなつちゃんのためみたいに聞こえるけど、違う……。
『あかり』が、ちなつちゃんの悲しい顔を見たくなかったから……、そうしたの」
あかり「もう自分自身が理解できなくて、本当の自分じゃなくなったみたいで苦しくて……」
あかり「恋なんてしなければよかったなんて、何度も何度も思ったのに」
あかり「ちなつちゃんを好きな想いはどうしても手放せなかった」
あかり「そっか……、だから記憶が無くなったんだ」
あかり「事故をいいことに、あかり自身がいらないものを、
全部捨てちゃおうとしてたんだ……」
あかり「たぶん偶然なんだろうけど、三学期の終盤から記憶が無くなったなんて、
ほんと、出来すぎだよねぇ……」
あかり「まぁ、結局、戻ってきちゃったんだから、何にも意味が無かったよね」アハハ
あかり「それどころか、以前のあかりと今のあかり、どれだけ落差があるのかを
再認識させられて、もう最悪だよぉ……」
あかり「……だからもうあかりのことは愛想つかして、放っておいてほしいの。
なんだか、いろいろ疲れちゃった……」
ちなつ「……」
ちなつ「長々と話してきてお疲れ様だけど、それでおしまい?」
あかり「え……? う、うん」
ちなつ「要約すると、初恋を知って、知らない自分を見てビビっちゃって、
もう全部いやになったからほっといてって、それだけ?」
あかり「え? あの……」
ちなつ「あははっ、そりゃ愛想尽かしちゃうかもね!」
あかり「う……」ウル
あかり「事故をいいことに、あかり自身がいらないものを、
全部捨てちゃおうとしてたんだ……」
あかり「たぶん偶然なんだろうけど、三学期の終盤から記憶が無くなったなんて、
ほんと、出来すぎだよねぇ……」
あかり「まぁ、結局、戻ってきちゃったんだから、何にも意味が無かったよね」アハハ
あかり「それどころか、以前のあかりと今のあかり、どれだけ落差があるのかを
再認識させられて、もう最悪だよぉ……」
あかり「……だからもうあかりのことは愛想つかして、放っておいてほしいの。
なんだか、いろいろ疲れちゃった……」
ちなつ「……」
ちなつ「長々と話してきてお疲れ様だけど、それでおしまい?」
あかり「え……? う、うん」
ちなつ「要約すると、初恋を知って、知らない自分を見てビビっちゃって、
もう全部いやになったからほっといてって、それだけ?」
あかり「え? あの……」
ちなつ「あははっ、そりゃ愛想尽かしちゃうかもね!」
あかり「う……」ウル
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