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元スレ兄「どうせ一生起きないなら好きにしていいよな」 妹「すぅすぅ…」
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友『あんなに可愛がっていた妹を、ああにも簡単に殺せるんだもん、びっくりですよね』
兄「違う!俺は妹を殺してなんかいない!」
父『妹はお前と違って将来有望だったのになあ、本当に残念でならないよ』
兄「やめろ、やめてくれ……」
母『あんたはいったい去年何をしたのかしら?受験だからと浪人だからと部屋にこもって勉強勉強。家の手伝いなんかなにひとつしないどころか妹に八つ当たりまでして!』
兄「違う!いやだ、やめてくれ!もうやめてくれ!!!!」
『挙句、実の妹に手を出すなんて、本当最低だよな』
兄『本当最低だろ?なあ、俺?』
兄「違う!俺は妹を殺してなんかいない!」
父『妹はお前と違って将来有望だったのになあ、本当に残念でならないよ』
兄「やめろ、やめてくれ……」
母『あんたはいったい去年何をしたのかしら?受験だからと浪人だからと部屋にこもって勉強勉強。家の手伝いなんかなにひとつしないどころか妹に八つ当たりまでして!』
兄「違う!いやだ、やめてくれ!もうやめてくれ!!!!」
『挙句、実の妹に手を出すなんて、本当最低だよな』
兄『本当最低だろ?なあ、俺?』
兄「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガバッ
母「良かった!目が覚めた!?兄!」
父「おお、本当に良かった……お前まで失ってしまうのかと…………」
兄「……」
母「やだお父さん縁起でもない!」
兄「俺はいったい……」
父「倒れたんだ、妹の部屋で。もう3日は付きっ切りだっただろう?疲れていたんだよ」
兄「あれは……夢?」
母「さ、今日は私が妹を見ているから、あなたは早く寝なさい」
兄「でも……」
父「また倒れた時に妹が意識を取り戻したらどうする?さ、早く寝るんだ」
兄「……わかった、お休み」
母「良かった!目が覚めた!?兄!」
父「おお、本当に良かった……お前まで失ってしまうのかと…………」
兄「……」
母「やだお父さん縁起でもない!」
兄「俺はいったい……」
父「倒れたんだ、妹の部屋で。もう3日は付きっ切りだっただろう?疲れていたんだよ」
兄「あれは……夢?」
母「さ、今日は私が妹を見ているから、あなたは早く寝なさい」
兄「でも……」
父「また倒れた時に妹が意識を取り戻したらどうする?さ、早く寝るんだ」
兄「……わかった、お休み」
兄「……いやな夢だったな」
兄「あんな夢見たあとじゃ寝れん……まだ10時だし」
兄「眠くなるまで妹の部屋にいよう」ムクリ
兄「あれ?妹の部屋の電気がついていない?母さんはどうしたんだ?トイレか?」
兄「いや……下から二人の声がする。何の話してんだ?」
父「もう良いだろう、兄もあそこまで頑張ったんだ」
母「そうね、潮時でしょう」
兄(なんだ?なんの話だ?)
父「明日お医者様にお話に行こう」
母「……ええ」
兄「あんな夢見たあとじゃ寝れん……まだ10時だし」
兄「眠くなるまで妹の部屋にいよう」ムクリ
兄「あれ?妹の部屋の電気がついていない?母さんはどうしたんだ?トイレか?」
兄「いや……下から二人の声がする。何の話してんだ?」
父「もう良いだろう、兄もあそこまで頑張ったんだ」
母「そうね、潮時でしょう」
兄(なんだ?なんの話だ?)
父「明日お医者様にお話に行こう」
母「……ええ」
兄(まてまてまて話が見えない。いや見えたくない!なんだよ潮時って!なんだよもういいって!)
父「それじゃあ、いいな。兄には絶対に言うなよ」
兄(嘘だろ、嘘だよな、俺の勘違いだよな!)
母「……はい」
父「明日、妹の生命維持装置を、外す……」
兄(……………………は、はははは)
母「!?まさか!!?」
兄「あはははは、はーっはっはっはっ!!!!」
父「兄、お前寝たんじゃなかったのか!?」
兄「おい、どういうことだよ人殺し」
父「それじゃあ、いいな。兄には絶対に言うなよ」
兄(嘘だろ、嘘だよな、俺の勘違いだよな!)
母「……はい」
父「明日、妹の生命維持装置を、外す……」
兄(……………………は、はははは)
母「!?まさか!!?」
兄「あはははは、はーっはっはっはっ!!!!」
父「兄、お前寝たんじゃなかったのか!?」
兄「おい、どういうことだよ人殺し」
母「ち、違うの、聞いて兄!」
兄「俺のせいで半死状態とか言っておきながら、殺すのかよ!人殺しはお前らじゃねぇか!」
父「……」
母「なんの話をしているの?やめなさい!兄!話を聞いて!」
兄「やっと本性を表しやがったな、この悪魔め、夢の中では好き放題言いやがって!絶対に妹は殺させないぞ!」
父「悪魔にでも人殺しにでも、喜んでなろう」
兄「!?」
母「お、お父さん、なにいってるの?」
兄「俺のせいで半死状態とか言っておきながら、殺すのかよ!人殺しはお前らじゃねぇか!」
父「……」
母「なんの話をしているの?やめなさい!兄!話を聞いて!」
兄「やっと本性を表しやがったな、この悪魔め、夢の中では好き放題言いやがって!絶対に妹は殺させないぞ!」
父「悪魔にでも人殺しにでも、喜んでなろう」
兄「!?」
母「お、お父さん、なにいってるの?」
父「このまま生命維持装置をつけていれば妹は死なないだろう。形だけは」
兄「なに?」
父「だが、心臓が動いているだけだ。もう、妹は死んでいる」
兄「ふざけんな!それが親の言うことかよ!!!」
父「お前には知らせておくべきだったが、妹はもう……」
母「脳死状態だったの……病院から家に来た時から…………」
兄「はっ?」
父「お前は優しい。そんなことはよくわかっている。私がよく知っている。だがな、このままだと、もう死んでいる妹のためにお前まで傷ついていく。私はそれが耐えられない」
兄「……」
父「子殺しの汚名も被ろう、悪魔との罵りも受けよう。だから、お前は元気に生きてけれ……もう、子供を失うのは沢山なんだ!」
母「……お父さん!」
兄「なに?」
父「だが、心臓が動いているだけだ。もう、妹は死んでいる」
兄「ふざけんな!それが親の言うことかよ!!!」
父「お前には知らせておくべきだったが、妹はもう……」
母「脳死状態だったの……病院から家に来た時から…………」
兄「はっ?」
父「お前は優しい。そんなことはよくわかっている。私がよく知っている。だがな、このままだと、もう死んでいる妹のためにお前まで傷ついていく。私はそれが耐えられない」
兄「……」
父「子殺しの汚名も被ろう、悪魔との罵りも受けよう。だから、お前は元気に生きてけれ……もう、子供を失うのは沢山なんだ!」
母「……お父さん!」
この流れでハッピーエンドってもう続き分かっちゃったんだが
どうするのか言わなかったらもっとよかったのに
どうするのか言わなかったらもっとよかったのに
兄「……父さん」
父「わかってくれとは言わない。縁を切られても構わない。だから……」
兄「父さん!ごめんなさい!!」ガバッ
父「兄……」
兄「俺が悪かったんだ……全部俺が…………なのに、俺、俺……」
母「兄は何も悪くないよ」ギュッ
兄「母さん……」
母「あんたは私達が20年かけて育てた立派な息子だ。あなたは何も悪くない」
父「そうだ。私達は常にお前の味方だ」
兄「は、はい……」
兄「おはよう、妹」
妹「……」
父「わかってくれとは言わない。縁を切られても構わない。だから……」
兄「父さん!ごめんなさい!!」ガバッ
父「兄……」
兄「俺が悪かったんだ……全部俺が…………なのに、俺、俺……」
母「兄は何も悪くないよ」ギュッ
兄「母さん……」
母「あんたは私達が20年かけて育てた立派な息子だ。あなたは何も悪くない」
父「そうだ。私達は常にお前の味方だ」
兄「は、はい……」
兄「おはよう、妹」
妹「……」
兄「昨日はごめんな、馬鹿なことした挙句夜はほっぽらかして」
妹「……」
兄「それと、もう一度だけ謝らせてくれ」
兄「本当に済まなかった」
兄「俺は去年、お前の気持ちを無視してお前を無理やり抱いた。俺はクズだから、まだ謝ってなかったよな。本当にごめん」
妹「……」
兄「それとな、もう一つお知らせがあるんだ」
妹「……」
兄「今日で、お別れだ」
妹「……」
兄「寂しくなるか?それともせいせいするか?……お前ならきっと後者を選ぶだろうな」
妹「……」
兄「でも、俺はやり残したことがあるから……」
妹「……」
兄「まだ、下げた頭にお前から膝蹴りを貰ってないから、俺はMじゃないけど、お前の膝蹴りもらわないと謝った気がしなくてさ……」
妹「……」
兄「迷惑かもしれんが、三途の川まで御一緒するよ、妹」
妹「……」
妹「……」
兄「それと、もう一度だけ謝らせてくれ」
兄「本当に済まなかった」
兄「俺は去年、お前の気持ちを無視してお前を無理やり抱いた。俺はクズだから、まだ謝ってなかったよな。本当にごめん」
妹「……」
兄「それとな、もう一つお知らせがあるんだ」
妹「……」
兄「今日で、お別れだ」
妹「……」
兄「寂しくなるか?それともせいせいするか?……お前ならきっと後者を選ぶだろうな」
妹「……」
兄「でも、俺はやり残したことがあるから……」
妹「……」
兄「まだ、下げた頭にお前から膝蹴りを貰ってないから、俺はMじゃないけど、お前の膝蹴りもらわないと謝った気がしなくてさ……」
妹「……」
兄「迷惑かもしれんが、三途の川まで御一緒するよ、妹」
妹「……」
兄「だけど一緒なのは三途の川までだから!そこから先はお前天国俺地獄!安心していいからな。この顔見て蹴りいれれば終了だ」
妹「……」
兄「嫌なら顔見なくてもいいから、謝ることだけさせてくれ……」
妹「……」
兄「あ、このこと父さん母さんには内緒だぞ?約束だからな!いいな!」
妹「……」
父「……先生、こちらです」
「……本当に後悔しませんね?」
母「……はい」
兄「……俺は部屋にいるから。妹の死んでいくところ、見たくない」
父「……わかった」
妹「……」
兄「嫌なら顔見なくてもいいから、謝ることだけさせてくれ……」
妹「……」
兄「あ、このこと父さん母さんには内緒だぞ?約束だからな!いいな!」
妹「……」
父「……先生、こちらです」
「……本当に後悔しませんね?」
母「……はい」
兄「……俺は部屋にいるから。妹の死んでいくところ、見たくない」
父「……わかった」
兄「苦しかったろうなあ、痛かったろうなあ、許してくれなくていいから、もう一度だけ、もう一度だけ会って話をしてくれ、妹……」
兄「父さん母さん、親不孝な息子で本当にごめんなさい。でも、俺頭悪いからこれしか思いつかなかったんだ……」
兄「じゃあ、先に行くね、妹」ダンッ ギュッ
兄「父さん母さん、親不孝な息子で本当にごめんなさい。でも、俺頭悪いからこれしか思いつかなかったんだ……」
兄「じゃあ、先に行くね、妹」ダンッ ギュッ
『……ちゃ………にい………』
兄「なんだろうこの感じ……この風景。どこかで見たような……」
『お兄ちゃ……やめ……』
兄「ああ、そうだ、これは俺が妹を…………」
兄『うるさい!いつもいつも俺をからかいやがって!今日という今日はとっちめてや……る……』
妹『////うぅー、ごめんなさい』
兄「俺の腕のしたで真っ赤になる妹が可愛くて、あの日俺は……」
兄「うっ、今度はなんだっ!この景色は……」
兄『……げ、妹』
妹『あ、兄さん』
友『えっ?あれ妹のお兄さんですか?』
兄「俺が妹を殺した日だ……」
兄「なんだろうこの感じ……この風景。どこかで見たような……」
『お兄ちゃ……やめ……』
兄「ああ、そうだ、これは俺が妹を…………」
兄『うるさい!いつもいつも俺をからかいやがって!今日という今日はとっちめてや……る……』
妹『////うぅー、ごめんなさい』
兄「俺の腕のしたで真っ赤になる妹が可愛くて、あの日俺は……」
兄「うっ、今度はなんだっ!この景色は……」
兄『……げ、妹』
妹『あ、兄さん』
友『えっ?あれ妹のお兄さんですか?』
兄「俺が妹を殺した日だ……」
妹『おーい、兄さーん!』
友『い、妹!危ないよ!まだ信号赤だから!この道路、車スピード出しているから危ないって!』
兄『……』
兄「この時の俺はあの一件以来妙に懐いてくる妹を怖がっていて、この寒い冬の日もさっさと逃げようと思っていたんだ……」
妹『あ、青になったよ!兄さーん!』
男『ちょ、く、来るなよ!』
友『妹、あんた兄妹なんでしょ?』
妹『そんなの関係ないもーん!えへへー、兄さんあったかーい』
男『おいベタベタするなって、離せ!』
友『あ、2人とも、危ない!』
男『えっ?』バッ
妹『きゃっ!もう、なにす
兄「俺は後ろから来ていた信号無視の車に気づかず、妹を横断歩道の真ん中で振りほどいてしまったんだ。車が来る方へ……」
兄「そうして妹は……」
友『い、妹!危ないよ!まだ信号赤だから!この道路、車スピード出しているから危ないって!』
兄『……』
兄「この時の俺はあの一件以来妙に懐いてくる妹を怖がっていて、この寒い冬の日もさっさと逃げようと思っていたんだ……」
妹『あ、青になったよ!兄さーん!』
男『ちょ、く、来るなよ!』
友『妹、あんた兄妹なんでしょ?』
妹『そんなの関係ないもーん!えへへー、兄さんあったかーい』
男『おいベタベタするなって、離せ!』
友『あ、2人とも、危ない!』
男『えっ?』バッ
妹『きゃっ!もう、なにす
兄「俺は後ろから来ていた信号無視の車に気づかず、妹を横断歩道の真ん中で振りほどいてしまったんだ。車が来る方へ……」
兄「そうして妹は……」
兄『い、妹!大じょ……きゅ、救急車を!』
友『妹!いもうとおおおおぉぉぉ!!』
兄『おいお前ら!見せ物じゃないんだぞ!早く警察呼ぶなりなんなりしろ!』
友『……し』
兄『ん?何か言ったかい?』
友『……この人殺し!!!』
兄「友ちゃんから見たら、ちょうど俺が鬱陶しそうに妹を車に向け投げつけたようにしか見えなかった」
兄「俺は……俺は…………」
『ねえ、ちゃんと私を見てよ?』
友『妹!いもうとおおおおぉぉぉ!!』
兄『おいお前ら!見せ物じゃないんだぞ!早く警察呼ぶなりなんなりしろ!』
友『……し』
兄『ん?何か言ったかい?』
友『……この人殺し!!!』
兄「友ちゃんから見たら、ちょうど俺が鬱陶しそうに妹を車に向け投げつけたようにしか見えなかった」
兄「俺は……俺は…………」
『ねえ、ちゃんと私を見てよ?』
兄「今の、なんだ?なんの声だ?また俺を責めるのか?」
兄「……………………違うのか?まあいい」
兄『ち、違う!誤解だ!』
友『うるさい!人殺し、この人殺しがあ!!!』
兄「友ちゃんの誤解、ちゃんと解いておくべきだったなあ」
兄「そういや妹ずいぶんおめかししてたな。二人でなにしてたんだ?」
『ねえ、なんであなたは死んじゃったの?』
兄「…………謝るためだ」
『誰に?』
兄「妹に」
『何を?』
兄「去年のことと、守ってやれなかったことを……」
兄「……………………違うのか?まあいい」
兄『ち、違う!誤解だ!』
友『うるさい!人殺し、この人殺しがあ!!!』
兄「友ちゃんの誤解、ちゃんと解いておくべきだったなあ」
兄「そういや妹ずいぶんおめかししてたな。二人でなにしてたんだ?」
『ねえ、なんであなたは死んじゃったの?』
兄「…………謝るためだ」
『誰に?』
兄「妹に」
『何を?』
兄「去年のことと、守ってやれなかったことを……」
『ふーん、守ってやれなかったって、恋人でもないのにずいぶんと自分を責めるのね』
兄「……」
『家族だから?それとも……』
兄「好きだったんだよ、妹のこと」
『……やっぱり』
兄「……なあ、あんたもしかして、いもう」
『あなたが妹さんを好きなら、死ぬ前にやることがあるんじゃないの?』
兄「えっ?」
『妹さんは何を思っているのか、何を思って死にかけているのか、それを知ってからでも死ぬのは遅くないんじゃない?』
兄「ま、待ってくれ、あんたやっぱりいも」
『……私、待っているからね』
兄「いもうとおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」
兄「……」
『家族だから?それとも……』
兄「好きだったんだよ、妹のこと」
『……やっぱり』
兄「……なあ、あんたもしかして、いもう」
『あなたが妹さんを好きなら、死ぬ前にやることがあるんじゃないの?』
兄「えっ?」
『妹さんは何を思っているのか、何を思って死にかけているのか、それを知ってからでも死ぬのは遅くないんじゃない?』
兄「ま、待ってくれ、あんたやっぱりいも」
『……私、待っているからね』
兄「いもうとおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」
これが終わるまで寝ない!
なんでもう7時なんだようわああああああああああああああ
なんでもう7時なんだようわああああああああああああああ
兄「……はっ」
父「この、バカ息子がっ!!」バチーン
兄「いてっ」
「お、お父さん!気持ちはわかりすがダメです!一命を取り留めたのすら奇跡的なんですから!」
母「なんで、わかってくれたんじゃなかったの!兄!」
兄「父さん、母さん、ごめん。でも俺、このまま生きていくわけにはいかなかったんだ」
兄「だから、死ぬつもりだったけど、確かめなきゃいけないことがあるんだ」
父「……それを確かめて、意にそぐわないものだったらどうする?」
兄「受け入れて生けていくさ」
母「じゃあ、思うとおりのものだったら……」
兄「死ぬ理由がなくなるだけさ」
父「この、バカ息子がっ!!」バチーン
兄「いてっ」
「お、お父さん!気持ちはわかりすがダメです!一命を取り留めたのすら奇跡的なんですから!」
母「なんで、わかってくれたんじゃなかったの!兄!」
兄「父さん、母さん、ごめん。でも俺、このまま生きていくわけにはいかなかったんだ」
兄「だから、死ぬつもりだったけど、確かめなきゃいけないことがあるんだ」
父「……それを確かめて、意にそぐわないものだったらどうする?」
兄「受け入れて生けていくさ」
母「じゃあ、思うとおりのものだったら……」
兄「死ぬ理由がなくなるだけさ」
兄「妹の生命維持装置は?」
父「まだついている。お前が部屋を出てすぐあやしいと感じてな、お前がバカなことをしてないか確かめてから外すつもりだった」
兄「……本当に心配かけてごめん。でも、ある意味結果オーライ」
母「?」
兄「母さん、妹の部屋って事故の時から動かしてないよね?」
母「え、ええ」
兄「……よし、じゃあみんな少し部屋から出てもらっていい?」
「君ねえ、今さっき自殺しようとして子を、1人にしておけるわけが」
父「……わかった」
母「……もう裏切らないでちょうだいね」
兄「わかった」
「あ、あれ?ホントにいいんですか!?」
父「さあな、ただ俺は、息子を信じるだけさ」
兄「父さん、ありがとう……」
父「まだついている。お前が部屋を出てすぐあやしいと感じてな、お前がバカなことをしてないか確かめてから外すつもりだった」
兄「……本当に心配かけてごめん。でも、ある意味結果オーライ」
母「?」
兄「母さん、妹の部屋って事故の時から動かしてないよね?」
母「え、ええ」
兄「……よし、じゃあみんな少し部屋から出てもらっていい?」
「君ねえ、今さっき自殺しようとして子を、1人にしておけるわけが」
父「……わかった」
母「……もう裏切らないでちょうだいね」
兄「わかった」
「あ、あれ?ホントにいいんですか!?」
父「さあな、ただ俺は、息子を信じるだけさ」
兄「父さん、ありがとう……」
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