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    元スレ向日葵「わたくしの計画」

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    51 = 1 :

    そーっ


    向日葵「誰ですの!?」ガチャッ

    櫻子「うわーっ! きゅ、急に開けんなよびっくりするなぁ……」

    撫子「…………」


    向日葵「な、なにやってるんですの二人とも」

    櫻子「べ、べつにー?」

    撫子「別に何でもないよ。櫻子が『向日葵が何やってるか気になる!』とか言って覗いてたとか、そういうのじゃないから」

    櫻子「全部言いやがった!」

    向日葵「あのねぇ……人の家来てそんなやましいことはしませんから」

    櫻子「やましいことって何?」

    向日葵「言わせないでちょうだい」ぽこっ

    櫻子「あたっ」

    53 = 1 :

    撫子「終わったの? 調べ物は」

    向日葵「あ、はい。ありがとうございました」

    撫子「また何かあったらいつでも来なね」

    櫻子「ねーちゃん何カッコつけてんだよ! 一緒に覗いてたくせに!」

    撫子「私は部屋に入りたいから待ってただけだよ」

    櫻子「うそつけ!」

    向日葵「あの、私はこれで」

    櫻子「おう、じゃーねー」

    パタン

    54 = 1 :

    櫻子「ねーちゃん! りれきりれき!」

    撫子「あわてなさんな……あれ? 消されてる……!」

    櫻子「くそ! 向日葵の奴頭良いな……」

    撫子「ご丁寧に検索エンジンの入力履歴まで、だ。ぬかりないね」

    櫻子「わー気になるなー何調べてたんだろ」

    撫子「次はカメラでも仕掛けとくか……?」

    櫻子「そこまでしなくていいわ!」

    57 = 1 :

    ーーーーーー

    向日葵「ふう、この週末だけで結構情報は集まりましたわね」

    向日葵「明日から学校が始まりますけど……どうしましょう。式場見学は来週でいいかしら」

    向日葵「この一週間は家に余ってる材料で試しに作ってみようかしら。簡単なものなら作れそうですわ」


    「おねえちゃんおかえりー」

    向日葵「ただいま、楓。お菓子どうでした?」

    「すごくおいしかったの! おねえちゃんは天才なの!」

    向日葵「ふふ、今度また作ってあげますわね」

    「お母さんがご飯作ってくれてるの。早く食べよう?」

    向日葵「ええ、すぐいきますわ」

    58 = 1 :

    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    向日葵「おはよう、櫻子」

    櫻子「はよー……あふぅ」

    向日葵「月曜日なのに朝から眠そうね」

    櫻子「月曜日だからだよ」


    櫻子「でももうすぐ夏休みだし! あー早くこないかなー」

    向日葵「櫻子は夏休みは何か大きな用事はありますの?」

    櫻子「えーわかんない。ねーちゃんとか何か考えてるのかな……向日葵は?」

    向日葵「わ、私は……特に」

    櫻子「まったく暇人だなー向日葵は。ひま人」

    向日葵「うるさいわね……別にいいでしょう」

    向日葵(ほんとはめちゃくちゃ忙しいですわよ……)

    60 = 1 :



    あかり「夏休み、よかったら誰かのお家でお泊り回とかしない?」

    櫻子「お、いいねー!」

    ちなつ「じゃああかりちゃんのお家だねー」

    あかり「んん!? なんで!?」

    ちなつ「いいだしっぺだから」

    あかり「あかり、ちなつちゃん家にお泊りしたかったのにぃ……」

    61 = 19 :

    はぐれ向日葵!?

    62 = 1 :

    櫻子「うちもあいてると思うよーたぶん」

    ちなつ「あ、櫻子ちゃんのお家も行きたいかも♪」

    向日葵「櫻子の家なら私も助かりますわ。最近泊まってなかったですし」

    櫻子「泊まりたいと思ってたの?」

    向日葵「な! そ、そんなことは……///」

    ちなつ「いつにする? 早い方がいいよね」

    あかり「みんなで宿題しようよ~」

    櫻子「それいいねー!」

    向日葵「写すだけはダメですからね」

    63 = 11 :

    しえんひま

    64 = 1 :

    ーーーーーー

    櫻子「楽しみだなー夏休み。部屋の掃除しなくっちゃ!」

    向日葵「そんなことよりもう宿題に手をつけ始めちゃいなさいな。あなた人よりも遅いんですから早めに始めるに越したことありませんわ」

    櫻子「えー!? めんどくさいなぁ……」

    向日葵「……私、今年はあなたの宿題全部見てあげられないと思いますわ」


    櫻子「なんで?」


    向日葵「えーと……私も少し忙しいから」

    櫻子「えっ? 夏休み特にどっか行ったりとかしないんでしょ?」

    向日葵「うー……ほら、もう中学生ですし、自分の宿題は自分でやれるようにしないと本当に後々困るんですわよ?」

    櫻子「もう中学生ってお笑い芸人と、さかなクンが戦ったらどっちが勝つと思う?」

    向日葵「聞いてますの!?」

    65 = 1 :



    向日葵「ええ、見学をしてみたいんですが……」

    向日葵「……いえ、そういうわけではないんですけど」

    (おねえちゃんがお電話してるの)

    向日葵「はい。……本当ですか!? 」

    向日葵「ええ……はい、わかりました」

    向日葵「はい……はい、失礼します」ガチャ


    「おねえちゃん、誰にお電話?」

    向日葵「式場ですわ。やりましたわ楓」

    「なにを??」

    向日葵「時期外れですけど、割と大きな式が開かれるそうで、そこの見学の許可をいただけましたの」

    「けっこんしき見にいくの?」

    向日葵「ええ。私結婚式なんて行くの初めてだからちょっと緊張してしまいますわ」

    「よかったね、おねえちゃん!」

    向日葵(それまでに、できることをやってしまいましょう)

    67 :

    面白くなってきたな

    68 = 1 :



    向日葵「…………」セッセセッセ

    「おねえちゃん、楓もう寝るの」

    向日葵「あ、はい。じゃあ電気消しますわね」

    「何つくってるの?」

    向日葵「ありあわせの材料ですけど……ヘッドドレスみたいなのをちょっと試しにつくってみてるんですわ」

    向日葵「ここをこうして……裏返すと、ちいさくフリルができる。これを続けていって、最後にレースをつけてあげる……」くるっ

    「たいへん?」

    向日葵「ええ。でもとても楽しいですわ」

    「おねえちゃん、電気つけててもいいよ? 楓はそれでも寝られるの」

    向日葵「だ、大丈夫ですわよ? 机のライトでやりますから……楓はちゃんと寝ないとダメですわ」ナデナデ

    「えへへ……///」

    向日葵「これ完成したらちょっと楓につけてもらおうかしら」

    「まかせてなの!」

    69 = 1 :



    向日葵「…………」セッセセッセ

    「おねえちゃん、楓もう寝るの」

    向日葵「あ、はい。じゃあ電気消しますわね」

    「何つくってるの?」

    向日葵「ありあわせの材料ですけど……ヘッドドレスみたいなのをちょっと試しにつくってみてるんですわ」

    向日葵「ここをこうして……裏返すと、ちいさくフリルができる。これを続けていって、最後にレースをつけてあげる……」くるっ

    「たいへん?」

    向日葵「ええ。でもとても楽しいですわ」

    「おねえちゃん、電気つけててもいいよ? 楓はそれでも寝られるの」

    向日葵「だ、大丈夫ですわよ? 机のライトでやりますから……楓はちゃんと寝ないとダメですわ」ナデナデ

    「えへへ……///」

    向日葵「これ完成したらちょっと楓につけてもらおうかしら」

    「まかせてなの!」

    70 = 4 :

    さかなクンさんを呼び捨てにするとあとが怖い

    71 = 1 :

    ーーーーーー

    櫻子「今日の給食はソフト麺だー♪」

    ちなつ「あかりちゃん、麺ちょうだい?」

    あかり「あかり何食べればいいの!?」


    ちなつ「ん……? ねえ見てあかりちゃん」

    あかり「えっ?」

    ちなつ(向日葵ちゃんが踊ってる)ヒソヒソ

    あかり「お、踊ってはいないよ……でも何やってるんだろ」

    ちなつ「手品の練習かな」

    72 = 11 :

    ひまちゃんの不思議な踊り

    73 = 1 :

    あかり「あ、編み物の練習かも! この前そんなようなお話してたんだ~」

    ちなつ(にしても布無い状態で手の動きだけやっても意味あるのかしら……)

    向日葵(うらがえして……とおして……)ひらひら

    櫻子「ひまわりー私の給食はこんでー」

    向日葵「あ、はいっ……って」なみなみ

    櫻子「早くはこんでよー」

    向日葵「……その器ギリギリまで食べ物をよそうのいい加減にやめなさいな」

    櫻子「だってたくさん食べたいんだもん!」

    向日葵「というかこれじゃ麺入れた時確実に溢れますわよ?」

    櫻子「あ、そうだった」

    向日葵「…………おバカ」

    74 :

    向日葵かわいいよ向日葵

    75 = 1 :



    「できましたわー!」

    「どうしたの?」トタトタ

    向日葵「楓、ちょっと来てくださる?」

    「あ、できたの?」

    向日葵「ふふふ……はい」ぱさっ

    「わぁ♪」

    向日葵「大丈夫? 首のあたりとかチクチクしません?」

    「平気なの! おもしろいの!」

    向日葵「ちょっと回ってみてくださる?」

    「~♪」クルクル


    「わあ!」とてん

    向日葵「だ、大丈夫っ?」

    「えへへ……目が回ったの」

    向日葵「あらあら」クスクス

    76 = 1 :

    向日葵「でもこれは練習作品ですわ。次は本物の生地を使ってやるんですの」

    「楽しみなの!」

    向日葵「あっ、楓、今度櫻子のお家に皆でお泊りするんですけど、楓も来たい?」

    「行きたいの!」

    向日葵「じゃあ、櫻子に伝えておきますわね」

    櫻子「私がなにー?」ガラッ

    向日葵「きゃーっ!? 櫻子!?」

    櫻子「ひまわりーここわかんなーい教えてー」

    向日葵「ちょっと! ノックくらいしなさいよ! せめてチャイムを鳴らしなさいよ!」

    櫻子「いいじゃん別にー」ぶー

    77 = 11 :

    しえんしえん

    78 = 1 :

    向日葵「……見ましたの?」

    櫻子「?」

    (おねえちゃん、なんとかベッドのとこに隠したの)

    向日葵(ナイスすぎますわ楓!!)

    櫻子「なになになんの話ー?」

    向日葵「い、いえこちらの話……というか、チャイムも鳴らさずに何の用?」

    櫻子「宿題だよ。ここわかんないの」

    向日葵「え!? あなた本当に宿題やってますの!?」

    櫻子「な、なんだよ……向日葵がやれって言ったんだろー?」

    向日葵「ま、まさか…………櫻子、成長しましたわね」ホロリ

    櫻子「泣くほど!?」

    79 = 1 :

    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    向日葵「それじゃ楓、行って来ますわね」

    「がんばってなの!」


    向日葵(さあ、しっかり見学してきますわよ)



    向日葵「えーと……あ、ここですわ」

    向日葵「ど、どこから入りましょうか……って普通にエントランスから入ればいいんですわよね」

    向日葵(こんなところに中学生が入り込むのはやっぱり不自然でしょうか……)

    向日葵「だ、だめ! 櫻子のため……櫻子に素晴らしいドレスを着せてあげるため!」

    80 = 1 :

    向日葵「…………」ソワソワ

    向日葵「あ、あのっ」

    「はい?」

    向日葵「先日お電話させていただいた古谷なんですが……」

    「あ、お話伺っております。こちらへどうぞー」

    向日葵「ありがとうございます」

    「あ……今日はお一人ですか?」

    向日葵「えっ? はい」

    「すごいですね。てっきり中学生のグループ学習か何かだと思ってました」

    向日葵「あはは……まあ」

    「今衣装合わせをなさってるんですよ。そのお部屋をご案内致しますね」

    向日葵「よろしくお願いします」

    83 = 44 :

    さくらこーさくらこー

    84 = 1 :



    「こちらになります」ガチャッ

    向日葵「わぁっ……///」


    向日葵(すごい……物がいっぱいだけど、どれも結婚式のやつですわ……)

    「見学の子、一名来ました」

    「あ、例の子?」

    「ええ」

    「わー……今日早乙女さん来てんのよ」ヒソヒソ

    「うっそ! えー」

    「大丈夫かな……」

    『ちょっと! ヘアマネきてー!』

    「わ……呼ばれた……」

    「ふぁ、ファイトでーす……」

    85 = 1 :

    向日葵「あの……?」

    「ごめんなさい古谷さん、今日ね、ちょっとクセのある人が来てるみたいなの……」

    向日葵「クセのあるひと?」

    「早乙女さんっていって、腕は一流のスタイリストさんなんだけど……」

    『ねえあなたこの頭で出す気!? 古いわよこんなの! 昭和じゃないのよ!?』ガミガミ

    ゴメンナサーイ!


    向日葵「え、女の人の声じゃない……?」

    「早乙女さん、オネエなの……」


    向日葵(な、なんだか姿を見てないのにもう気迫が伝わってくる……)

    86 = 1 :

    「どうしよう、今日じゃなくて別の機会でも全然大丈夫なんだけど……古谷さん早乙女さんのお仕事みさせてもらう?」


    向日葵「私は……」


    シャッ!


    向日葵「!」


    ふわり、輝かしく光を放つシルエット。

    それは、紛れもない花嫁。


    早乙「どうよ、見違えたわよアンタ」

    花嫁「す、すごい……!!///」

    ヘアマネ「よかった……よくお似合いですよ」

    「すごーい!!」

    87 = 11 :

    しえん

    88 = 1 :

    周りからも嬉々とした声が向けられる。

    美しい。

    可愛い。


    夢だ。

    全ての女性が持つ夢を、叶えた人が今ここにいるのだ。


    向日葵「綺麗……///」


    「さっすが早乙女さんだわぁ……」

    「光を纏ってるみたいだよ……!」


    早乙「…………」チラ

    向日葵(わっ!)

    早乙「……ちょっと、その子なに?」

    89 = 1 :


    「あ、この子は……えと……」

    ヘアマネ「早乙女さんこの子、見学に来たそうですよ」

    「ちょっ……!」

    早乙「……見学ゥ?」


    向日葵「…………」

    早乙「なに、スタイリスト志望?」

    向日葵「い、いえ……」

    早乙「コーディネイター? マネジ? ……それともなに、もうすぐ花嫁さんとか?」

    向日葵「私は……」


    向日葵「自分で、ドレスをつくってみたくって……///」


    ヘアマネ「…………え?」

    90 = 1 :

    「…………」

    クス……クス……


    向日葵(え……私やっぱり変なこと言った……?)


    向日葵「ドレスを作りたくて……でも本物のドレスを見たこともなかったから、どういうものなのか見学したくて……」


    「と、とりあえず衣装終わった人は次の準備始めちゃってー!」

    ハーイ

    向日葵(あ、あれ?)


    ヘアマネ「あのね……聞いたことない? 手作りドレスは不幸になるって話」ポン

    ヘアマネ「別にそんなの信じてるかどうかは問題じゃないけど、手作りドレスってのは基本的にこういうとこでは歓迎されないワードなのよ」

    向日葵(え……)

    91 = 11 :

    ひまひま

    92 = 1 :

    ヘアマネ「わかったらほら、そこ邪魔だからどいてさ」

    向日葵(…………)


    早乙「アンタいくつ?」

    向日葵「えっ……」

    早乙「歳よ、何歳って聞いてんの」

    向日葵「じゅ、13です」

    早乙「中学生じゃない。今からドレス作っても着れるのはいつになるか……相手はいるの?」


    向日葵「私が着るんじゃなくて……その、着せたい人がいるんです」


    早乙「誰」


    向日葵「私の……一番の友達です」


    「友達ねぇ……」クスクス

    向日葵「!」

    93 = 1 :

    向日葵「そ、そんなに……おかしいことでしょうか……」フルフル


    早乙「おかしいことなんてなんにもないわよ」

    向日葵「あっ……///」

    早乙「いいじゃない。そのお友達にプレゼントしてやりましょうよ。アタシ協力するわよ」

    向日葵「ほ、本当ですか!?///」

    早乙「手作りドレスなんて、13そこらの子が思いついて、しかも実行に移せるなんてすごいことよ。笑う奴もいるかもしれないけどね、アタシは良いと思う」ジロリ

    ヘアマネ「う……」


    早乙「アンタ、名前は」

    向日葵「古谷、向日葵です」

    早乙「ふぅん……いい名前じゃない」


    早乙「この季節にピッタリだわ」

    94 = 67 :

    続きが気になるぜ

    95 = 1 :

    早乙「ヒマワリ、ちょっとこっちに来て詳しく聞かせてみな?」チョイチョイ

    向日葵「は、はい!///」


    「すご……早乙女さんに気に入られてる……」

    「早乙女さん変わり者だからね……普通の仕事受けるよりも、こういう方が好きなのよ、きっと」



    早乙「一応紹介しとくわ。これアタシの弟子ね」

    弟子「うわ! 早乙女さんこの子どうしたんですか!?」

    向日葵「古谷です、よろしくお願いします」

    早乙「こいつ18だけど頭は10歳ぐらいだから、面倒見てやってねヒマワリ」

    弟子「なんなんですかそれ!? ていうかこの子13歳!? 若っ!」

    早乙「アンタだって充分若いわよ。……ほらヒマワリ、説明してやんな、アンタの計画」

    96 = 11 :

    しえん

    97 = 1 :

    向日葵「あ、えっと……友達のためにウェディングドレスを作りたくて……」

    弟子「あー手作り……」

    早乙「笑ってんじゃないわよ」ぼこっ

    弟子「いった! 早乙女さん痛いですよ! なんなんすかその腕力!?」

    早乙「で、アンタドレスの作り方はわかってるの?」

    向日葵「えっと……まだ、全然……」

    早乙「どういうドレスにしようとかは? 寸法はわかってんの?」

    向日葵「寸法は……だいたいなら?」

    早乙「相手の子は身長いくつなの? 胸囲は? 腹囲は?」

    向日葵「身長がこのくらいで、胸囲はこんなもんで、腹囲は、お腹減らしてるときならこのくらいで……」

    早乙「……なにそれ、ネタで言ってる? せめて数字で出しなさいよ!」

    向日葵「サプライズの計画なんです!……だから、大っぴらに測ったりなんてできなくて……!」

    早乙「あー……まあそうかもね」

    98 = 1 :

    弟子「えっ、というか早乙女さんこの子の手伝いするんですか!?」

    早乙「手伝いどころか全面協力よ。アタシがプロデュースしてあげる」

    向日葵「ほ、本当ですか!?///」

    早乙「勘違いしないで? 作るのはアンタよ。アンタ何にも知らないようだし、アタシがいろいろと教えてあげるわ」

    弟子「じゃあ次の仕事どうするんですか? そろそろ取りかからないとやばいっすよ」

    早乙「それぐらい同時進行でやるわよ! その代わり……ヒマワリにも少し手伝ってもらうけどね」

    向日葵「私、なんでもやります!」


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