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元スレあずさ「飲み屋あずさ」
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「はぁ…はぁ…」
あずさ「………」
「いやぁ…なんとか間に合った…」
あずさ「……お久しぶりです、こんばんわ、プロデューサーさん」
P「はい…こんばんわ、あずささん」
あずさ「…ふふっ…ほら早く入ってください、皆待ってますよ」
P「はい…って本当に皆揃ってる…」
美希「遅いのハニー!ミキを待たせるなんていい度胸なの!」
亜美・真美「兄ちゃん老けたね久しぶりだねー!」
P「うるさいぞお前達……でも皆本当に変わったんだな」
春香「プロデューサーさんこそすっごく変わりましたね…確かに老けたような…」
千早「すごく新鮮な感じが……いいえ、老けているから新鮮というよりも……」
真「でも老けてるプロデューサー、ボクは渋カッコいいと思いますよ!」
P「……俺そんなに老けた?」
あずさ「………」
「いやぁ…なんとか間に合った…」
あずさ「……お久しぶりです、こんばんわ、プロデューサーさん」
P「はい…こんばんわ、あずささん」
あずさ「…ふふっ…ほら早く入ってください、皆待ってますよ」
P「はい…って本当に皆揃ってる…」
美希「遅いのハニー!ミキを待たせるなんていい度胸なの!」
亜美・真美「兄ちゃん老けたね久しぶりだねー!」
P「うるさいぞお前達……でも皆本当に変わったんだな」
春香「プロデューサーさんこそすっごく変わりましたね…確かに老けたような…」
千早「すごく新鮮な感じが……いいえ、老けているから新鮮というよりも……」
真「でも老けてるプロデューサー、ボクは渋カッコいいと思いますよ!」
P「……俺そんなに老けた?」
雪歩「老けたと…思いますぅ…」
小鳥「今度私のこのお肌のハリを保つ秘密を教えてあげましょうか?」
律子「いやあ、こりゃもう手遅れでしょ」
P「いやそんなに老けてないって!」
やよい「皆待ってください!老けていてもプロデューサーはプロデューサーです!時間が経つことは仕方がないんです!」
貴音「やよいの仰るとおりでございますよ、刻の流れによる風化という物は抗いようがないものです…誰しも」
響「そういえば自分の家族も最近歳取ってきたんだ…どうすればいいんだろう…」
P「もういいよ…俺が老けてるってことで…」
社長「さ、君もグラスを手に取りたまえ、今からパーティの開始だよ」
P「あっ…はい…じゃあ…」ス…
社長「よし、全員揃ったね…それじゃあこれから旧765プロ再会パーティを開催します……乾杯っ!」
「「「「「「かんぱーっい!!!」」」」」」
―――
――
―
小鳥「今度私のこのお肌のハリを保つ秘密を教えてあげましょうか?」
律子「いやあ、こりゃもう手遅れでしょ」
P「いやそんなに老けてないって!」
やよい「皆待ってください!老けていてもプロデューサーはプロデューサーです!時間が経つことは仕方がないんです!」
貴音「やよいの仰るとおりでございますよ、刻の流れによる風化という物は抗いようがないものです…誰しも」
響「そういえば自分の家族も最近歳取ってきたんだ…どうすればいいんだろう…」
P「もういいよ…俺が老けてるってことで…」
社長「さ、君もグラスを手に取りたまえ、今からパーティの開始だよ」
P「あっ…はい…じゃあ…」ス…
社長「よし、全員揃ったね…それじゃあこれから旧765プロ再会パーティを開催します……乾杯っ!」
「「「「「「かんぱーっい!!!」」」」」」
―――
――
―
「「「「「「………………」」」」」」
P「で…皆酔いつぶれちゃいましたね…」
あずさ「ふふふ、765プロってお酒弱い子が多かったのね~」
P「そういうあずささんもそんなに強くは無かった覚えがありますけど」
あずさ「……だってどこかの誰かさんのせいでたくさん飲んじゃった覚えがあるので~…」
P「………?」
あずさ「もう一缶開けちゃいます?」
P「それじゃあ……まだ酔えそうにないので」
あずさ「でもごめんなさい、もうビール缶しか残ってなかったの」コポコポ…
P「小鳥さんがあおるように飲んじゃってましたからね、仕方ありませんよ」
あずさ「いいじゃないですか、飲みたい時に飲む、そのための飲み屋あずさですよ」
P「……いいお店なんですね」
あずさ「そんなのあなたが一番知ってるじゃないですか…」
P「………」コク…
あずさ「この飲み屋あずさの最初のお客様…プロデューサーさん…」
P「で…皆酔いつぶれちゃいましたね…」
あずさ「ふふふ、765プロってお酒弱い子が多かったのね~」
P「そういうあずささんもそんなに強くは無かった覚えがありますけど」
あずさ「……だってどこかの誰かさんのせいでたくさん飲んじゃった覚えがあるので~…」
P「………?」
あずさ「もう一缶開けちゃいます?」
P「それじゃあ……まだ酔えそうにないので」
あずさ「でもごめんなさい、もうビール缶しか残ってなかったの」コポコポ…
P「小鳥さんがあおるように飲んじゃってましたからね、仕方ありませんよ」
あずさ「いいじゃないですか、飲みたい時に飲む、そのための飲み屋あずさですよ」
P「……いいお店なんですね」
あずさ「そんなのあなたが一番知ってるじゃないですか…」
P「………」コク…
あずさ「この飲み屋あずさの最初のお客様…プロデューサーさん…」
P『へぇ…引退したらお店を経営……それならその時は是非呼んで下さいね』
P『えっ…本当に作っちゃったんですか!?流石あずささん……は?店への道が分からない…?』
P『はい、出勤中に見てきましたよ…でも本当にあの作りかけのお店があずささんのお店とは未だに何だか信じれませんね……いやっ!嘘ついてるなんて思ってませんって』
P『うん…すごくおいしいです…お店出して正解だったかもしれませんね……い、いやこれ以上俺で試作品を試さないでください!もうお腹いっぱいですって!』
P『工事の音が近所迷惑?……あー…大丈夫です、俺もついて行きますから一緒に謝りましょう?ね?』
P『とうとう完成しましたね、お店……それじゃあこれからも頑張ってください、あずさ店主』
P『店の名前?うーん……あずささんが経営しているので、「飲み屋あずさ」…みたいな感じでいいんじゃないですか?あっ!本気にしないでくださいよ!ちょっと!』
P『えっ…本当に作っちゃったんですか!?流石あずささん……は?店への道が分からない…?』
P『はい、出勤中に見てきましたよ…でも本当にあの作りかけのお店があずささんのお店とは未だに何だか信じれませんね……いやっ!嘘ついてるなんて思ってませんって』
P『うん…すごくおいしいです…お店出して正解だったかもしれませんね……い、いやこれ以上俺で試作品を試さないでください!もうお腹いっぱいですって!』
P『工事の音が近所迷惑?……あー…大丈夫です、俺もついて行きますから一緒に謝りましょう?ね?』
P『とうとう完成しましたね、お店……それじゃあこれからも頑張ってください、あずさ店主』
P『店の名前?うーん……あずささんが経営しているので、「飲み屋あずさ」…みたいな感じでいいんじゃないですか?あっ!本気にしないでくださいよ!ちょっと!』
あずさ「飲み屋あずさ…プロデューサーさんがつけてくれたこのお店の名前…」
P「本当に採用するなんて思いもしませんでしたよ…いくらなんでも安直すぎですし…」
あずさ「でもこのお店のために力を貸してくれたプロデューサーさんがつけてくれた名前だから…採用しないわけないですよ」
P「俺はそんな大げさなことしてませんよ」
あずさ「私がそう思ったらそうなんです!……そうやって否定することから入る人は嫌われちゃいますよ…お酒の席なら特に」
P「それもそうですね……じゃあどういたしまして」
あずさ「………」
P「………」
あずさ「ふふっ…空気が凍っちゃいましたね」
P「はい…何だか一瞬妙に緊張しましたよ」
あずさ「……でもあんまり苦痛じゃありませんでしたよ?私は」
P「俺も全然、逆に落ち着いてて好きですよ、ああいう沈黙」
あずさ「………」
P「いや、そういう意図的にされるのは結構傷つくんだけど…」
P「本当に採用するなんて思いもしませんでしたよ…いくらなんでも安直すぎですし…」
あずさ「でもこのお店のために力を貸してくれたプロデューサーさんがつけてくれた名前だから…採用しないわけないですよ」
P「俺はそんな大げさなことしてませんよ」
あずさ「私がそう思ったらそうなんです!……そうやって否定することから入る人は嫌われちゃいますよ…お酒の席なら特に」
P「それもそうですね……じゃあどういたしまして」
あずさ「………」
P「………」
あずさ「ふふっ…空気が凍っちゃいましたね」
P「はい…何だか一瞬妙に緊張しましたよ」
あずさ「……でもあんまり苦痛じゃありませんでしたよ?私は」
P「俺も全然、逆に落ち着いてて好きですよ、ああいう沈黙」
あずさ「………」
P「いや、そういう意図的にされるのは結構傷つくんだけど…」
あずさ「ふふふ……はぁ…何だかおもしろいですね、プロデューサーさんとの空気」
P「……酔ってるんじゃないですか?」
あずさ「そうなんですかね…うーん…」
P「先に休んでください、後のこの人達は俺がなんとかしますから」
あずさ「………」
P「それじゃあ…」
グイッ
あずさ「………」
P「……あずささん?」
あずさ「せっかく帰ってきたのにそういうのはあんまりじゃないかしら……プロデューサーさん」
P「…すいません…それじゃあもう少し…」
あずさ「女子の融通が利く男の人は好感度高いですよ~」
P「融通利くのは人間なら誰だって好ましいと思うような気が…」
あずさ「もうそういうのはいいですから!ほら!座って座って!」
P「はいはい…」
P「……酔ってるんじゃないですか?」
あずさ「そうなんですかね…うーん…」
P「先に休んでください、後のこの人達は俺がなんとかしますから」
あずさ「………」
P「それじゃあ…」
グイッ
あずさ「………」
P「……あずささん?」
あずさ「せっかく帰ってきたのにそういうのはあんまりじゃないかしら……プロデューサーさん」
P「…すいません…それじゃあもう少し…」
あずさ「女子の融通が利く男の人は好感度高いですよ~」
P「融通利くのは人間なら誰だって好ましいと思うような気が…」
あずさ「もうそういうのはいいですから!ほら!座って座って!」
P「はいはい…」
あずさ「………」
P「………」
あずさ「座らせちゃったのはいいけど…また凍っちゃいましたね」
P「あんまり喋ることありませんからね」
あずさ「うーん…じゃあ話題探しのためにも一杯飲んじゃいますか?」
P「結構飲ませてきますね…」
あずさ「何ですか?私のお酒が飲めないって言うんですか…?」
P「いえいえ全然…第一、今日はあずささんのお酒を飲みに来たようなもんですから」
あずさ「……そうですか…じゃあはい、どうぞ」コポコポ…
P「……ありがとうございます」
あずさ「……そういえばプロデューサーさんは今まで何をしていたんですか?」
P「アイドルのプロデューサーを辞めてからはテレビの番組を作る仕事に携わっていました……結構大変でした、ああいう仕事も」
あずさ「……765プロを離れてまでするお仕事だったんですか?」
P「……どうですかね…でも新しい世界に触れられたのは新鮮でしたよ」
あずさ「でも…やっぱりプロデューサーさんはプロデューサーさんじゃないと…」
P「………」
あずさ「座らせちゃったのはいいけど…また凍っちゃいましたね」
P「あんまり喋ることありませんからね」
あずさ「うーん…じゃあ話題探しのためにも一杯飲んじゃいますか?」
P「結構飲ませてきますね…」
あずさ「何ですか?私のお酒が飲めないって言うんですか…?」
P「いえいえ全然…第一、今日はあずささんのお酒を飲みに来たようなもんですから」
あずさ「……そうですか…じゃあはい、どうぞ」コポコポ…
P「……ありがとうございます」
あずさ「……そういえばプロデューサーさんは今まで何をしていたんですか?」
P「アイドルのプロデューサーを辞めてからはテレビの番組を作る仕事に携わっていました……結構大変でした、ああいう仕事も」
あずさ「……765プロを離れてまでするお仕事だったんですか?」
P「……どうですかね…でも新しい世界に触れられたのは新鮮でしたよ」
あずさ「でも…やっぱりプロデューサーさんはプロデューサーさんじゃないと…」
P「そうですか…そうですよね、確かに俺もアイドルのプロデューサーの方がしっくり来てた所なんです」
あずさ「………」
P「だから当分はあの世界から離れようと思っていた所なんです……本当にこの数年間、勝手なことばかりしてきましたよ」
あずさ「そうですね…プロデューサーさんが外れてしまったことで、皆もアイドルの仕事から離れていきましたから…」
P「はい…何だかんだで皆、俺に信頼のような物を寄せていたんですね…」
あずさ「……それだけじゃないと思いますけどね」
P「?」
あずさ「でも皆今を頑張って生きてますよ…結婚してたり、会社の社長になったり、一人旅をしていたり、芸能界で仕事を続けていたり…」
P「……それじゃあ皆…色々と変わっちゃったんですかね」
あずさ「いいえ、そんなことないんです…皆が居る世界は確かに変わったかもしれません、でも皆、あの頃から変わってません…」
あずさ「皆、あの頃と変わらない765プロの仲間です」
P「………」
あずさ「………」
P「だから当分はあの世界から離れようと思っていた所なんです……本当にこの数年間、勝手なことばかりしてきましたよ」
あずさ「そうですね…プロデューサーさんが外れてしまったことで、皆もアイドルの仕事から離れていきましたから…」
P「はい…何だかんだで皆、俺に信頼のような物を寄せていたんですね…」
あずさ「……それだけじゃないと思いますけどね」
P「?」
あずさ「でも皆今を頑張って生きてますよ…結婚してたり、会社の社長になったり、一人旅をしていたり、芸能界で仕事を続けていたり…」
P「……それじゃあ皆…色々と変わっちゃったんですかね」
あずさ「いいえ、そんなことないんです…皆が居る世界は確かに変わったかもしれません、でも皆、あの頃から変わってません…」
あずさ「皆、あの頃と変わらない765プロの仲間です」
P「………」
あずさ「ふふ、何だか変な事言っちゃいましたね…忘れてください」
P「いえ…いいこと聞いちゃったので当分忘れそうにないですよ」
あずさ「プロデューサーさんったら……あ、もう一杯飲みます?」
P「……いや、今日はもうこれぐらいにしておきましょう、あずささん」
あずさ「あら、まだまだ私は飲めますよ?」
P「でももう最高にいい気分なので…これ以上お酒を飲まなくても十分な気がするんです…」
あずさ「そうですか…それじゃあ今日はもうお開きってことですね」
P「はい、後あずささん…また今度でいいので……一緒に飲んでくれますか?」
あずさ「……っ…勿論です、では今後も飲み屋あずさをよろしくお願いしますね、お客様」ニコッ…
P「いえ…いいこと聞いちゃったので当分忘れそうにないですよ」
あずさ「プロデューサーさんったら……あ、もう一杯飲みます?」
P「……いや、今日はもうこれぐらいにしておきましょう、あずささん」
あずさ「あら、まだまだ私は飲めますよ?」
P「でももう最高にいい気分なので…これ以上お酒を飲まなくても十分な気がするんです…」
あずさ「そうですか…それじゃあ今日はもうお開きってことですね」
P「はい、後あずささん…また今度でいいので……一緒に飲んでくれますか?」
あずさ「……っ…勿論です、では今後も飲み屋あずさをよろしくお願いしますね、お客様」ニコッ…
―――
――
―
あずさ「………」フキフキ…
あずさ「あ~ああ…何だかあんまり脈があるような感じは無かったわね~…」フキフキ…
あずさ(でも…)
『また一緒に飲んでくれますか?』
あずさ(今はこれくらいで十分よね…)
あずさ「また…来てくれるはずだから」
ガラッ
あずさ「あっ、いらっしゃいませー」
「あの…今やってますか?」
あずさ「はい、営業中ですよ~」
「それじゃあ今日はここにしよっか?」
「「「おー」」」
――
―
あずさ「………」フキフキ…
あずさ「あ~ああ…何だかあんまり脈があるような感じは無かったわね~…」フキフキ…
あずさ(でも…)
『また一緒に飲んでくれますか?』
あずさ(今はこれくらいで十分よね…)
あずさ「また…来てくれるはずだから」
ガラッ
あずさ「あっ、いらっしゃいませー」
「あの…今やってますか?」
あずさ「はい、営業中ですよ~」
「それじゃあ今日はここにしよっか?」
「「「おー」」」
あずさ「団体様ですね、お座敷にどうぞ」
「いやあまさかこんな所にお酒を飲める場所があるなんて思いませんでしたね」
「ラッキーだったな、ほら座れ座れ」
あずさ「ふふ、今日も頑張らないと…」
「あ、あの…」
あずさ「はい?何でしょうか?」
「もしかしてあなた…765プロのアイドルの…」
あずさ「……いいえ、今は違いますよ」
「えっ…でも…」
あずさ「今はもうアイドルじゃありません……私はただの飲み屋あずさの店主、三浦あずさです、お客様」ニコッ…
終わり
「いやあまさかこんな所にお酒を飲める場所があるなんて思いませんでしたね」
「ラッキーだったな、ほら座れ座れ」
あずさ「ふふ、今日も頑張らないと…」
「あ、あの…」
あずさ「はい?何でしょうか?」
「もしかしてあなた…765プロのアイドルの…」
あずさ「……いいえ、今は違いますよ」
「えっ…でも…」
あずさ「今はもうアイドルじゃありません……私はただの飲み屋あずさの店主、三浦あずさです、お客様」ニコッ…
終わり
何度かさるくらったけど完結できてよかった
支援保守ありがとうございました
それではお疲れ様でした
支援保守ありがとうございました
それではお疲れ様でした
乙乙
あずささんがPと結ばれて過去と決別できた千早が俺と結ばれる展開も書いてもええんやで
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