私的良スレ書庫
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元スレ怜「誰や……うちのパソコン壊したんは……」
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竜華「……」
セーラ「オレはもうやるからな……ええんか!?」
竜華「……セーラ」
セーラ「……なんや」
竜華「……一日だけ待って。そしたらセーラのしたいようにしてええから」
セーラ「……? なんで一日やねん……」
竜華「……」
セーラ「おい竜華!」
竜華「……もとはと言えば自分が蒔いた種や……落とし前はきっちりつける」
セーラ「は……? お前なに言って……」
竜華「ほな、また明日なセーラ……さっきの、約束やで」スタスタ
セーラ「りゅう、か……」
セーラ「オレはもうやるからな……ええんか!?」
竜華「……セーラ」
セーラ「……なんや」
竜華「……一日だけ待って。そしたらセーラのしたいようにしてええから」
セーラ「……? なんで一日やねん……」
竜華「……」
セーラ「おい竜華!」
竜華「……もとはと言えば自分が蒔いた種や……落とし前はきっちりつける」
セーラ「は……? お前なに言って……」
竜華「ほな、また明日なセーラ……さっきの、約束やで」スタスタ
セーラ「りゅう、か……」
清水谷邸
ガチャ...バタン
竜華「……」
竜華「……どうしよ……あんなこと言うたけど」
竜華「ウチにはもうどうしようもあらへん……ウチがなにを言おうが、怜は絶対に許してくれへんやろうし」
竜華「でも……セーラには関わってほしくない。迷惑をかけたくないんはもちろんやけど……」
竜華「なによりこれ以上怜とセーラの関係が壊れたら……?」
竜華「怜は独りぼっちになってまう……そんなことにはさせたくあらへん」
竜華「……」
竜華「ふふ、ウチってホンマに卑怯やなぁ……こんな時まで好きな相手のこと考えてるふりか」
竜華「悲劇のヒロイン気取って、バカみたいや……」
竜華「……」
竜華「……っ……えっく……」
ガチャ...バタン
竜華「……」
竜華「……どうしよ……あんなこと言うたけど」
竜華「ウチにはもうどうしようもあらへん……ウチがなにを言おうが、怜は絶対に許してくれへんやろうし」
竜華「でも……セーラには関わってほしくない。迷惑をかけたくないんはもちろんやけど……」
竜華「なによりこれ以上怜とセーラの関係が壊れたら……?」
竜華「怜は独りぼっちになってまう……そんなことにはさせたくあらへん」
竜華「……」
竜華「ふふ、ウチってホンマに卑怯やなぁ……こんな時まで好きな相手のこと考えてるふりか」
竜華「悲劇のヒロイン気取って、バカみたいや……」
竜華「……」
竜華「……っ……えっく……」
竜華「……っく……ぅ……」
竜華「……う、ウチが怜に嫌がらせを受けるだけならかまへん……ウチが我慢すれば済むだけの話やし」
竜華「……だってウチが怜のパソコン壊したんが原因なんやから……当然の報いや」
竜華「……」
竜華「……いやそれはウソやな。もうこれ以上、ウチは耐えられんかもしれん」
竜華「次、あの姫松の子とイチャイチャされてるのを見せられたら、また発狂してしまいそうやもん……」
竜華「……っ」
竜華「あんなにされても、まだあんたのことが好きなんやで……これだけはウソやない。正真正銘の事実や」
竜華「……なんてゆうても、怜にはそんなこと関係あらへんか。言い訳にもならへん」
竜華「……」
竜華「……う、ウチが怜に嫌がらせを受けるだけならかまへん……ウチが我慢すれば済むだけの話やし」
竜華「……だってウチが怜のパソコン壊したんが原因なんやから……当然の報いや」
竜華「……」
竜華「……いやそれはウソやな。もうこれ以上、ウチは耐えられんかもしれん」
竜華「次、あの姫松の子とイチャイチャされてるのを見せられたら、また発狂してしまいそうやもん……」
竜華「……っ」
竜華「あんなにされても、まだあんたのことが好きなんやで……これだけはウソやない。正真正銘の事実や」
竜華「……なんてゆうても、怜にはそんなこと関係あらへんか。言い訳にもならへん」
竜華「……」
ブブッ
竜華「メール……」
カチャ
『もう学校辞めちまえ、ぼけ』
竜華「……」
竜華「たしかにそれも考えたよ、怜……」
竜華「辞めるなんてぬるいことはせんと、ウチが自殺したら怜は満足するんやないかって……」
竜華「死ぬんは怖い……でもそれが仕方ないことなんやったら、ウチはやるつもりやった……」
竜華「……でも、そうしたらあんたはどうなるん?」
竜華「その事実に一生苛まれて生きていく羽目になる……セーラかて、絶対にあんたのことゆるさへんやろうし」
竜華「ウチは、そんなことになってしまうんが怖いんや……死ぬことと同じくらいにな」
竜華「……だから死ぬわけにはいかへん」
竜華「……」
竜華「メール……」
カチャ
『もう学校辞めちまえ、ぼけ』
竜華「……」
竜華「たしかにそれも考えたよ、怜……」
竜華「辞めるなんてぬるいことはせんと、ウチが自殺したら怜は満足するんやないかって……」
竜華「死ぬんは怖い……でもそれが仕方ないことなんやったら、ウチはやるつもりやった……」
竜華「……でも、そうしたらあんたはどうなるん?」
竜華「その事実に一生苛まれて生きていく羽目になる……セーラかて、絶対にあんたのことゆるさへんやろうし」
竜華「ウチは、そんなことになってしまうんが怖いんや……死ぬことと同じくらいにな」
竜華「……だから死ぬわけにはいかへん」
竜華「……」
竜華「はは……」
竜華「……セーラには明日まで猶予をもらっとる。けどウチにはどうすることもできへん……」
竜華「でもこのままじゃ確実に壊れてく……ウチらだけやなくて、部全体の関係が……」
竜華「……死んで逃げることも……学校行かずに逃げることもできひん」
竜華「けど、セーラにも約束してしもうたし、ウチがなんとかせんと……」
竜華「……はは、これがいわゆる板挟みの状態ってやつやな……」
竜華「……」
竜華「……っく……ぅう……」
竜華「っく……どないすればええん……どないすれば……」
竜華「……っ」
竜華「……もうウチわからへんよぉ……っぐ……」
竜華「……っ……えっぐ……」
竜華「……セーラには明日まで猶予をもらっとる。けどウチにはどうすることもできへん……」
竜華「でもこのままじゃ確実に壊れてく……ウチらだけやなくて、部全体の関係が……」
竜華「……死んで逃げることも……学校行かずに逃げることもできひん」
竜華「けど、セーラにも約束してしもうたし、ウチがなんとかせんと……」
竜華「……はは、これがいわゆる板挟みの状態ってやつやな……」
竜華「……」
竜華「……っく……ぅう……」
竜華「っく……どないすればええん……どないすれば……」
竜華「……っ」
竜華「……もうウチわからへんよぉ……っぐ……」
竜華「……っ……えっぐ……」
翌朝、竜華は学校へ来なかった。
怜「……」
怜(ほんとに学校こなくなるとはなぁ……)
怜(ま、うちには関係あらへんことや)
怜「……」
怜「……」チラッ
怜「……ぐ」
怜(……なんでやろ……胸が痛い)
怜「……」
怜「……」
怜(ほんとに学校こなくなるとはなぁ……)
怜(ま、うちには関係あらへんことや)
怜「……」
怜「……」チラッ
怜「……ぐ」
怜(……なんでやろ……胸が痛い)
怜「……」
ガタッ
怜「……セーラ」
セーラ「……」
セーラ「……竜華、欠席やて」
怜「……」
セーラ「……」
怜(……セーラのこんなつらそうな顔……初めて見るわ)
怜(それもこれも、全部うちが原因なんよな……)
怜「……そ、よかったやん。“まだ”連絡あって」
セーラ「……」ギリッ
怜「……」
怜(なにいうてんの……なにいうてんのやウチは……)
怜「……セーラ」
セーラ「……」
セーラ「……竜華、欠席やて」
怜「……」
セーラ「……」
怜(……セーラのこんなつらそうな顔……初めて見るわ)
怜(それもこれも、全部うちが原因なんよな……)
怜「……そ、よかったやん。“まだ”連絡あって」
セーラ「……」ギリッ
怜「……」
怜(なにいうてんの……なにいうてんのやウチは……)
セーラ「今日は部活中止にするわ……明日もな」
怜「……ふーん」
セーラ「……」
怜「……なに? なんかウチに言いたいことでもあるんか?」
セーラ「……」
セーラ「……まだや。竜華との約束やからな」
怜「は……?」
セーラ「……」
怜「……」
怜(なんや……セーラのやつ……)
怜「……ふーん」
セーラ「……」
怜「……なに? なんかウチに言いたいことでもあるんか?」
セーラ「……」
セーラ「……まだや。竜華との約束やからな」
怜「は……?」
セーラ「……」
怜「……」
怜(なんや……セーラのやつ……)
>>373
元々この怜は屑に成り下がらずにすんだけどな
元々この怜は屑に成り下がらずにすんだけどな
怜竜の愛憎イイネ
しかし発端がPCぶっこわした事というのがw
しかし発端がPCぶっこわした事というのがw
翌朝
怜「……」
怜(また来てへんのかあいつ……ホンマしょうもない奴やで)
怜「……」ガタッ
怜「……ぅ」
怜(なんや、吐き気がする……どうして……)
怜「……っ」ダダッ
トイレ
怜「うぼぇえええええぇぇえ……」ボタボタ
怜「うげぇ……ぇ……」
怜「……ぅ」
怜「うげぇえええええええ……」
怜「……」
怜(また来てへんのかあいつ……ホンマしょうもない奴やで)
怜「……」ガタッ
怜「……ぅ」
怜(なんや、吐き気がする……どうして……)
怜「……っ」ダダッ
トイレ
怜「うぼぇえええええぇぇえ……」ボタボタ
怜「うげぇ……ぇ……」
怜「……ぅ」
怜「うげぇえええええええ……」
怜「……」フラフラ
セーラ「……」
怜「……セーラか……おはよ」
セーラ「……具合悪そうやな」
怜「……まぁな……別に大したこと、あらへんよ」
セーラ「……」
怜「へへ……」
セーラ「……怜、放課後部室こいや」
怜「……」
セーラ「絶対やからな」
スタスタ
怜「……」
セーラ「……」
怜「……セーラか……おはよ」
セーラ「……具合悪そうやな」
怜「……まぁな……別に大したこと、あらへんよ」
セーラ「……」
怜「へへ……」
セーラ「……怜、放課後部室こいや」
怜「……」
セーラ「絶対やからな」
スタスタ
怜「……」
放課後・部室
ガチャ
怜「……」
セーラ「……」
泉「……園城寺先輩……」
フナQ「……」
怜「あれ……今日は部活休みなんやないん……?」
セーラ「……」
セーラ「……今日のは部活じゃねえよ」
怜「……」
セーラ「……怜、だいたいの事情はフナQから聞いた。こいつが一昨日、自分から話してきた」
フナQ「……」
怜「……そう」
ガチャ
怜「……」
セーラ「……」
泉「……園城寺先輩……」
フナQ「……」
怜「あれ……今日は部活休みなんやないん……?」
セーラ「……」
セーラ「……今日のは部活じゃねえよ」
怜「……」
セーラ「……怜、だいたいの事情はフナQから聞いた。こいつが一昨日、自分から話してきた」
フナQ「……」
怜「……そう」
セーラ「……怜」
怜「……」
セーラ「……一発殴らせろ、ええな」
怜「……」
セーラ「……いくで」
バッシーンッ!
怜「……っ」
セーラ「はぁ……はぁ……っ」
泉「……ひっ」
フナQ「……」
セーラ「っ……この、大バカ野郎!!」
怜「……」
怜「……」
セーラ「……一発殴らせろ、ええな」
怜「……」
セーラ「……いくで」
バッシーンッ!
怜「……っ」
セーラ「はぁ……はぁ……っ」
泉「……ひっ」
フナQ「……」
セーラ「っ……この、大バカ野郎!!」
怜「……」
なんでや!怜は完全に被害者やないか!
PC壊されて、あんたが悪いとかいわれたらキレるに決まっとるやろ!
PC壊されて、あんたが悪いとかいわれたらキレるに決まっとるやろ!
セーラ「……竜華が今、どんな気持ちでいるか……わかるか?」
怜「……」
セーラ「……」
セーラ「昨日、あいつからメールがあった。『休んでしまってごめんなさい』だってよ」
怜「……」
セーラ「あいつはもう一杯一杯や……周りに謝っとかんと気が済まねえほどに心が敏感になっとる」
怜「……」
セーラ「お前がどれだけ、あのパソコンのこと大事にしてたんか、オレは知らねえ……」
セーラ「せやけど、そっちを優先させちまった結果、今お前の手元に残ってるもんはなんだよ、あぁ!?」
怜「……」
セーラ「お前が選択したのは、こういうことなんだよ!!」
怜「……」
泉「……」
フナQ「……」
怜「……」
セーラ「……」
セーラ「昨日、あいつからメールがあった。『休んでしまってごめんなさい』だってよ」
怜「……」
セーラ「あいつはもう一杯一杯や……周りに謝っとかんと気が済まねえほどに心が敏感になっとる」
怜「……」
セーラ「お前がどれだけ、あのパソコンのこと大事にしてたんか、オレは知らねえ……」
セーラ「せやけど、そっちを優先させちまった結果、今お前の手元に残ってるもんはなんだよ、あぁ!?」
怜「……」
セーラ「お前が選択したのは、こういうことなんだよ!!」
怜「……」
泉「……」
フナQ「……」
セーラ「……」
怜「……」
セーラ「……」
怜「……行ってきます」
セーラ「……」
怜「……っぐ……行って、きまず……」
泉「園城寺先輩……うちも」
セーラ「……泉、一人で行かせえや」
泉「……はい」
怜「……うっぐ……ぅう……」
セーラ「……竜華には連絡しといた。今からお前がそっちに向かうって」
怜「……っぐ……っ」
セーラ「……ちゃんと互いの気持ち、清算してこい。わかったか?」
怜「……ぅん……っく……うん……っ」
セーラ「……」
怜「……」
セーラ「……」
怜「……行ってきます」
セーラ「……」
怜「……っぐ……行って、きまず……」
泉「園城寺先輩……うちも」
セーラ「……泉、一人で行かせえや」
泉「……はい」
怜「……うっぐ……ぅう……」
セーラ「……竜華には連絡しといた。今からお前がそっちに向かうって」
怜「……っぐ……っ」
セーラ「……ちゃんと互いの気持ち、清算してこい。わかったか?」
怜「……ぅん……っく……うん……っ」
セーラ「……」
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