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元スレ結衣「安価で告白に応えたい」

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ちなつ「……ね、結衣先輩」
結衣「なに?」
ちなつ「これで……」
ちなつ「このデートで、おしまいじゃないですよね?」
結衣「ちなつちゃん……?」
ちなつ「私……。交換日記も失敗しちゃったし」
ちなつ「おとといの夜も先輩に迷惑かけちゃったし」
ちなつ「結衣先輩にいろいろしてもらってばっかりなのに、
私、なにも結衣先輩にしてあげられてなくて……」
ちなつ「思い返してたら、この観覧車も、今日のデートの最後の乗り物なだけなのに……」
ちなつ「このまま、本当の最後になっちゃうんじゃないかって」ウル
」
ちなつ「このままお試し期間が終わったら、元の先輩後輩に戻っちゃうんじゃないかって」ポロ
ちなつ「私……」ポロポロ
結衣(そっか、ずっと不安だったんだ……。私がお試し期間なんてもちかけたから……)
結衣(ちなつちゃん……。何かしてあげたい……!
今の私に、何かしてあげられること……>>260)
結衣「なに?」
ちなつ「これで……」
ちなつ「このデートで、おしまいじゃないですよね?」
結衣「ちなつちゃん……?」
ちなつ「私……。交換日記も失敗しちゃったし」
ちなつ「おとといの夜も先輩に迷惑かけちゃったし」
ちなつ「結衣先輩にいろいろしてもらってばっかりなのに、
私、なにも結衣先輩にしてあげられてなくて……」
ちなつ「思い返してたら、この観覧車も、今日のデートの最後の乗り物なだけなのに……」
ちなつ「このまま、本当の最後になっちゃうんじゃないかって」ウル
」
ちなつ「このままお試し期間が終わったら、元の先輩後輩に戻っちゃうんじゃないかって」ポロ
ちなつ「私……」ポロポロ
結衣(そっか、ずっと不安だったんだ……。私がお試し期間なんてもちかけたから……)
結衣(ちなつちゃん……。何かしてあげたい……!
今の私に、何かしてあげられること……>>260)
>>260
本気でよくやった
本気でよくやった
結衣「ちなつちゃん、もっとこっちにおいで?」ギュウ
ちなつ「あ……」
結衣「ごめんね。不安にさせちゃって……」ナデナデ
ちなつ「ち、違……。わ、私、泣くつもりなんて……」グス
結衣「泣きたいだけ泣いていいよ。……私が隣にいてあげるから」ナデナデ
結衣「ちなつちゃんは何も私にしていないって言ってたけど」
結衣「私への気持ちを、たくさんたくさん、送り続けてくれたんだよ?」
結衣「笑ったり、甘えたり、拗ねたり、……泣いたり」
結衣「いろんな形で私にくれてたんだよ?」
結衣「恋ってどういうものなのか分からなかった私が、
ちなつちゃんのおかげで、少し、わかった気がするんだ」
結衣「こうやって、抱きしめたい……。胸の奥から湧いてくるこの気持ちが
恋、なんじゃないかって」
結衣「……なんか恥ずかしいね。でも、今の正直な気持ちなんだ」
結衣「ありがとうちなつちゃん。何よりも一番素敵なおくりものをくれて……」
ちなつ「結衣先輩……。結衣先輩!!」ギュウ
ちなつ「あ……」
結衣「ごめんね。不安にさせちゃって……」ナデナデ
ちなつ「ち、違……。わ、私、泣くつもりなんて……」グス
結衣「泣きたいだけ泣いていいよ。……私が隣にいてあげるから」ナデナデ
結衣「ちなつちゃんは何も私にしていないって言ってたけど」
結衣「私への気持ちを、たくさんたくさん、送り続けてくれたんだよ?」
結衣「笑ったり、甘えたり、拗ねたり、……泣いたり」
結衣「いろんな形で私にくれてたんだよ?」
結衣「恋ってどういうものなのか分からなかった私が、
ちなつちゃんのおかげで、少し、わかった気がするんだ」
結衣「こうやって、抱きしめたい……。胸の奥から湧いてくるこの気持ちが
恋、なんじゃないかって」
結衣「……なんか恥ずかしいね。でも、今の正直な気持ちなんだ」
結衣「ありがとうちなつちゃん。何よりも一番素敵なおくりものをくれて……」
ちなつ「結衣先輩……。結衣先輩!!」ギュウ
結衣「おちついた?」
ちなつ「……はい」スンスン
ちなつ「……私、結衣先輩を好きになってよかった」
結衣「……ありがと」
ちなつ「えへへっ! 先輩だーいすきです!」ガバッ
結衣「こらこら、揺れるって! 危ないよ!?」
ちなつ「ごめんなさい」シュン
結衣「ふふ。まったくもう」ナデ
ちなつ「……。好き///」
結衣(……あ)
結衣(まだ、伝えてない言葉が……、ひとつあった)
結衣(今もそう。ちなつちゃんは、何度も言ってくれてるのに、私はまだ一度も……)
結衣(なんで今頃気付いたんだろう……)
結衣(ついさっき、ちなつちゃんへの恋心に気付けたから?)
結衣(言える、かな。……いや、言うんだ)
ちなつ「……はい」スンスン
ちなつ「……私、結衣先輩を好きになってよかった」
結衣「……ありがと」
ちなつ「えへへっ! 先輩だーいすきです!」ガバッ
結衣「こらこら、揺れるって! 危ないよ!?」
ちなつ「ごめんなさい」シュン
結衣「ふふ。まったくもう」ナデ
ちなつ「……。好き///」
結衣(……あ)
結衣(まだ、伝えてない言葉が……、ひとつあった)
結衣(今もそう。ちなつちゃんは、何度も言ってくれてるのに、私はまだ一度も……)
結衣(なんで今頃気付いたんだろう……)
結衣(ついさっき、ちなつちゃんへの恋心に気付けたから?)
結衣(言える、かな。……いや、言うんだ)
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l .:::l l 弋:::::::y 弋:::ノ / ヘタレが…
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結衣「……」
結衣(……言え! 言えよ私!!)
京子『このヘタレっ!』
結衣(いつかの電話の京子の罵声が頭に響いた、気がする)
ちなつ「結衣先輩?」
結衣「え?」
ちなつ「もうすぐ下に着きますよ?」
結衣「あ、うん、そうだね……」
ちなつ「……」
ちなつ「ほら、降りますよー。しっかり手を握っててくださいね!」ギュ
結衣「あっ、ちなつちゃん」
ちなつ「たまには私が引っ張ってもいいでしょう?」ニコ
結衣「ふふっ。……うん」
【遊園地出口】
ちなつ「あー、とうとう出ちゃいましたねえ」
結衣「うん」
結衣(……言え! 言えよ私!!)
京子『このヘタレっ!』
結衣(いつかの電話の京子の罵声が頭に響いた、気がする)
ちなつ「結衣先輩?」
結衣「え?」
ちなつ「もうすぐ下に着きますよ?」
結衣「あ、うん、そうだね……」
ちなつ「……」
ちなつ「ほら、降りますよー。しっかり手を握っててくださいね!」ギュ
結衣「あっ、ちなつちゃん」
ちなつ「たまには私が引っ張ってもいいでしょう?」ニコ
結衣「ふふっ。……うん」
【遊園地出口】
ちなつ「あー、とうとう出ちゃいましたねえ」
結衣「うん」
ちなつ「さっきまで綺麗な夕焼けだったのに、もう暗くなってきましたね」
ちなつ「でも私、夕焼けと夜が混じったようなこの空、けっこう嫌いじゃないです」
結衣「そうなんだ」
ちなつ「もうっ、結衣先輩ったら、さっきから生返事ばっかり!」
結衣「ご、ごめん……」
ちなつ「なにヘコんでるんですか。らしくないですよ?」
ちなつ「なにか、言いそびれたことでもあるんですか?」
結衣「え!?」ドキッ
結衣「ど、どうしてそれを……」
ちなつ「やっぱり。だって観覧車の中で、
私を真剣に見つめながら、口を開いたり閉じたり」
ちなつ「視線にドキドキしながら、あわあわしてる口元に、
噴出しそうになるの我慢してたんですよ?」
結衣「う……。面目ない///」
ちなつ「何を言おうとしてたのかは、今は聞きません」
ちなつ「だって、今日でおしまいじゃないんでしょう?」
ちなつ「でも私、夕焼けと夜が混じったようなこの空、けっこう嫌いじゃないです」
結衣「そうなんだ」
ちなつ「もうっ、結衣先輩ったら、さっきから生返事ばっかり!」
結衣「ご、ごめん……」
ちなつ「なにヘコんでるんですか。らしくないですよ?」
ちなつ「なにか、言いそびれたことでもあるんですか?」
結衣「え!?」ドキッ
結衣「ど、どうしてそれを……」
ちなつ「やっぱり。だって観覧車の中で、
私を真剣に見つめながら、口を開いたり閉じたり」
ちなつ「視線にドキドキしながら、あわあわしてる口元に、
噴出しそうになるの我慢してたんですよ?」
結衣「う……。面目ない///」
ちなつ「何を言おうとしてたのかは、今は聞きません」
ちなつ「だって、今日でおしまいじゃないんでしょう?」
結衣「あ……」
結衣「うん! もちろん!!」
ちなつ「ふふ」
ちなつ「なら、焦らなくてもいいじゃないですか」
ちなつ「いつか。いつの日か必ず聞かせてくれるって、約束してください」
結衣「うん、約束する!」
ちなつ「破ったら承知しませんよ? うふふっ」
いたずらっぽい笑顔を見せる彼女に私は、
『この子にはかなわない』
なんて思いながら、それが嫌じゃない自分に苦笑いした。
今までは、押せ押せなところばかり見てきたけれど、
この数日の短い間で、驚くほどの色々な面を見せてくれたね。
気がついたら、私は君の虜になっていた。……みたい。
あの日、勇気を出して、告白してくれてありがとう。
私もきっと、今日言えなかった言葉を伝えるから。
結衣「こんなヘタレな私だけど、呆れないで一緒にいてね」
ちなつ「……」キョトン
ちなつ「ふふっ、当たり前じゃないですか!」
結衣「うん! もちろん!!」
ちなつ「ふふ」
ちなつ「なら、焦らなくてもいいじゃないですか」
ちなつ「いつか。いつの日か必ず聞かせてくれるって、約束してください」
結衣「うん、約束する!」
ちなつ「破ったら承知しませんよ? うふふっ」
いたずらっぽい笑顔を見せる彼女に私は、
『この子にはかなわない』
なんて思いながら、それが嫌じゃない自分に苦笑いした。
今までは、押せ押せなところばかり見てきたけれど、
この数日の短い間で、驚くほどの色々な面を見せてくれたね。
気がついたら、私は君の虜になっていた。……みたい。
あの日、勇気を出して、告白してくれてありがとう。
私もきっと、今日言えなかった言葉を伝えるから。
結衣「こんなヘタレな私だけど、呆れないで一緒にいてね」
ちなつ「……」キョトン
ちなつ「ふふっ、当たり前じゃないですか!」
ちなつ「大好きですよ、結衣先輩!」
ちなつ「……」
ちなつ「こちらこそ、こんな私ですけど、ずっと一緒にいてくださいね?」
結衣「うん、よろしくね!」
二人で歩く帰り道。
寂しいはずだけど、
心と繋いだその手が暖かい。
大好きだよ、ちなつちゃん
おわり
ちなつ「……」
ちなつ「こちらこそ、こんな私ですけど、ずっと一緒にいてくださいね?」
結衣「うん、よろしくね!」
二人で歩く帰り道。
寂しいはずだけど、
心と繋いだその手が暖かい。
大好きだよ、ちなつちゃん
おわり
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