元スレ春香「私、プロデューサーさんのこと……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
あらためて、765プロは超絶ブラックだと思うわ
52 = 1 :
春香「でも、それじゃあ……あの、えっと……」
P「俺は過労で倒れたりなんかしない」
春香「そんな、でもふらふらして……」
P「ふらふらしても、春香のためにって思うと頑張れるんだよ」
春香「でも……」
P「じゃあ喩え話をしよう。春香のファンが一人居た、そのファンは一日中大仕事をしていて、くたくただ。だけど今日は春香のシングルCD発売日、一本道で帰ればあっという間につくけど、そのファンはCDショップに寄ってCDを買う」
春香「……」
P「それと同じなんだよ……たとえふらふらしてても、大仕事終えた後でも、倒れそうでも、春香の為なら頑張れる」
春香「なんで、どうして……そこまで」
P「春香が俺たちを幸せにしてくれるからだろ」
春香「プロデューサーさん……」
P「だから恩返しなんだよ」
春香「……ありがとうございます」
P「だから、俺のことは気にするな」
春香「……全く気にしないってのは無理ですけど、なるべく、そうしてみます!」
53 :
このPはファンの鑑だな
54 :
Pに掘られたい
56 = 1 :
―――
――
春香「もーっと遠くで泳いでーみたい……」
監督「やっぱり春香ちゃんの歌最高だね。俺もうすっかりファンだよ」
春香「はい!ありがとうございます」
監督「それじゃあ、次も春香ちゃん枠あけておくから、よろしくね」
春香「はい!」
春香(テレビを通して幸せを送る……それでふらふらになってる人も頑張れる)
春香(……でも、何かが引っかかる、本当にそれでいいのかな)
春香(プロデューサー、さん……)
P「お疲れ春香」
春香「ひゃぅ!?」
P「お、おい、どうした?大丈夫か?」
春香「だ、大丈夫ですよー!」
P「そ、そうか」
57 = 25 :
こんなに死にそうなPも珍しい
>>51
事務員がピヨ子だけだからな、ピヨ子が休みの日誰が事務仕事するんだろ
59 = 1 :
春香(あ、あれ……私、あれ……)
P「次はラジオの収録だな」
春香「はい!」
P(よかった、戻ってくれたみたいだな、また春香に)
春香(今何を思った?何を考えた?何を感じた……?)
春香(違う、私じゃない、違う……)
春香(もっと……プロデューサーさんに仕事してもらいたいって思うなんて、違う……)
P「……?春香、ほら行くぞ」
春香「はい!」
春香(き、気のせいだよね)
60 :
見てますよ?グゥヘヘヘヘ
61 = 1 :
―――
――
春香「そうなんですよー、私のお母さん凄いお菓子作るの好きだし得意で、私も~……」
「春香ちゃんお疲れちゃ~ん、凄い人気だよねぇ、最近。オリコンにもバンバン載っちゃってさ。この前見たよ、Mスタ……本当こんな弱小ラジオに出てもらっていいのかなって思っちゃうくらいだよ」
春香「そ、そんな弱小だなんて!私このお仕事大好きですから!」
「そう言ってくれるとありがたいね、またよろしくね~!」
春香「はい!お疲れ様でした!」
P「お疲れ春香」
春香「はい、今日のトークどうでしたか?」
P「ああ、塩と砂糖をガチで間違えて、漫画に出てくるような失敗クッキーが出来たくだりが面白かったな」
春香「よりにもよってそこなんですか!?」
P「はっはっは!」
春香「早く次のお仕事行きましょう!」
春香(え?)
P「次?って、今日は終わりだけどな、あはは、すまんこのあとも用事入れればよかったな」
62 = 46 :
なにこれどういう路線なの
63 = 1 :
春香「あ、いえ、違くて……あれ?」
P「どうした?」
春香「な、なんでもないです」
春香(お仕事はしたいけど、この感じは違う……おかしい)
春香「あ、で、でもちょっと、気分が……」
P「何!?頭とか痛いのか?」
春香「あはは……すみません、今日は直帰でもいいですか?」
P「あ、ああ。病院には行かなくて平気か?」
春香「はい……」
春香(なんなの……これ)
―――
――
65 = 1 :
春香「あー……」
春香(頭痛い……)
春香(お仕事したいけど、私はファンのみんなに喜んでもらうからであって)
春香(プロデューサーさんに仕事して欲しいから仕事してるんじゃなくって……)
春香(なんでそんな当たり前のこと考えてるんだろう……)
春香(変なの……)
―――
――
春香「おはようございます!」
P「ああ、おはよう。もう体調は大丈夫か?」
春香「はい!プロデューサーさんも大丈夫ですか?」
P「ああ、昨日は家帰ったからな。ぐっすり眠れたよ」
春香「え、それはよかっ……」
春香(あれ……)
P「ん?どうした」
春香「い、いえなんでもないです」
66 :
なんだなんだ
67 = 1 :
春香(素直によかったと思えないのはなんでだろう)
P「よし、今日はレッスンだ。頑張れよ、春香!」
春香「はい!えっと、レッスンしてる間はプロデューサーさんどうするんですか?」
P「そうだな、ちょっと休憩してもらおうかな」
春香「そう、ですよね……」
P「うん?」
春香「い、いえなんでもないです!」
P「はっは、おかしな春香だな」
春香(おかしな、私?)
P「この前春香に言われた通り、流石に休憩挟まないとキツイからな……」
春香「は、はい、ちゃんと休憩とってください……」
P「……?」
68 :
なるほどね
69 = 1 :
―――
――
春香「そこにひざまついて!!」
「そうそう、良い感じね」
春香「そ、そうですか?」
「うん、前回とは見違えるくらい」
春香「……?」
P「お疲れ春香」
春香「は、はい……」
P「ん?どうした?」
春香「変にほめられちゃいました……」
P「ど、どんなふうにだ?」
春香「I wantでボイスレッスンしてたんですけど、なんか雰囲気が変わったっていうか」
P「おお、そうか。そもそもI wantはいつもの春香とは違う良い感じのギャップがあるからな」
春香「そ、そうなんですけど……」
71 = 1 :
P「……どうした?」
春香「あの……えっと、なんか最近おかしくて」
P「やっぱり体調悪かったのか?」
春香「身体は元気なんですけど……私の考えじゃ絶対に出ない考えが出るっていうか……」
P「……そうか、なるほどな。少しずつランクアップしていって、考え方が変わったのかもしれないな」
春香「そうなんでしょうか……」
P「大丈夫だ」
春香「私が私じゃなくなるみたいで……」
P「春香は春香だ、どんな春香でも俺は受け入れる」
春香「プロデューサーさん……」
P「だから、気にするな、な?」
春香「……はい」
―――
――
72 = 60 :
俺の頭が悪いせいか読めないんだけど、ヤンデレ化すんの?
73 :
なんだかなぁ
74 :
いいから 続きはよ
75 :
もっとPに自分のために働いて欲しいのかな
76 = 1 :
P「明日はオフだ」
春香「久しぶりな気がしますね」
P「そうだなぁー……ゆっくり休んでくれ、春香も疲れてただろう」
春香「……はい、あの、プロデューサーさんも休みですか?」
P「あーそうだなぁ、20日ぶりくらいか」
春香「そ、そんなになんですか!?」
P「はっはは、でも苦じゃないよ」
春香「……じゃあ、もっと働きませんか?」
P「……え?」
春香「え、いや、なんでも……あ、あれ……」
P「春香……?」
春香「私……」
P「おい、春香!!」
春香「!?」
P「いいから言いたい事を言え」
77 = 74 :
>春香「……じゃあ、もっと働きませんか?」
こわい
78 :
どんどんSになっていくのか
79 = 1 :
春香「……もっと、私のために働いて欲しいです」
P「……そうか」
春香「ごめんなさい……」
P「いいんだ、むしろ嬉しいさ」
春香「……え?」
P「I wantがしっくりきた意味が分かった。まぁなんだ、言い難いが……そういうのに目覚めたんじゃないか?」
春香「え、え?」
P「Sadisticだ」
春香「サディ……」
P「春香にはその気があるんだ」
春香「……よ、よくわかりません」
P「そうだな、そのうち分かるさ」
春香「あの……」
P「俺に言い難いことはどんどん言っていい。言ったろ、俺はどんな春香でも受け入れるってな」
春香「は、はい……」
80 = 60 :
ヤンデレやなくてSやった
81 = 74 :
SSで明かされる閣下の誕生秘話か
82 :
やっぱり閣下化するのか
俺得
83 :
かっかかか
84 = 51 :
春閣下になるのか
85 = 73 :
かっかかか?
86 = 1 :
P「むしろそういうのを出してみたらどうだ?」
春香「ええ!?」
P「I wantがギャップ狙いだったけど、それをスタンダードにしていけばそれはそれで良い感じかもしれないだろ?」
春香「む、無理ですよぉ!!」
P「はっはっは、まぁ冗談にしろ、今後次第だな。春香がどう変わるかで、って話しだ」
春香「私が、どう変わる……」
P「そうだ」
春香「……じゃあ見ててくれますか?」
P「もちろんだ、むしろファンとして、プロデューサーとして近くで見れるのは嬉しいな」
春香「はい!ありがとうございます!」
P「ああ!!」
春香「じゃあ、明日もお仕事頑張ってくださいね!!」
P「あ、ああ!!」
春香「……あ、ああ!!また私……」
P「だ、大丈夫だ、大丈夫だぞ」
87 = 1 :
―――
――
「この前のライブすごかったんだっけ?」
春香「はい、ちょっとI wantの前にノリノリになっちゃって……」
「いやーでもまさかファンのみんなの頭を下げるなんてね、でもファンのみんな幸せそうでしたよ、ある意味」
春香「あはは、そうでしょうか……?」
「うんうん、じゃないと下げないし」
春香「なんか申し訳ないです……」
「いつもの春香ちゃんとは思えなかったからね!でもそこのギャップがまた良い!」
春香「お疲れ様でしたー」
P「お疲れさん、春香」
春香「あ、ありがとうございます。やっぱりラジオの収録は面白いですね」
P「ああ、聞かれた内容がまたライブのことだったけどな……」
春香「当分この話しばっかりですね……」
P「そうだな、まぁ今みたいに答えればいいさ」
89 = 1 :
春香「ある新聞だと『歴史に残るライブ・イベント』とかって……」
P「はっはっは!話題になるのは良いことだろ?」
春香「そうなんですけど……」
P「まぁまぁ、いいじゃないか。それじゃあ次の仕事行くぞ!」
春香「はい!!」
―――
――
春香「今日もお疲れ様でした」
P「ああ、お疲れ」
春香「あの、事務所寄っていいですか?ライブの時から行ってなくて」
P「そうだったか、じゃあ行ってみるか」
春香「はい!!」
春香「お疲れ様でーす」
P「戻りました―」
小鳥「あら、春香ちゃん!!」
90 :
はるかっか
91 = 1 :
ちょっとアイス食べる
92 = 78 :
太るわよっ!
93 = 55 :
④
てっきりもっと私のことで頭がいっぱいになって欲しい路線かと思った
94 :
実際の芸能事務所はこんな綺麗な話も無くひたすらブラックですがね…
95 = 1 :
春香「小鳥さん!なんか久しぶりな気がします……」
小鳥「あら、私は春香ちゃん毎日見てるから、そうでもないわ、ふふ」
春香「えへへ……」
P「小鳥さん、お茶もらってもいいですか?」
小鳥「はーい!」
春香「わ、私もやりますよ!」
―――
――
やよい「あ、春香さん!!」
春香「やよいー!久しぶり!」
やよい「うっうー!ハイターッチ!!」
春香「イェイ!」
小鳥「ふふ、春香ちゃんは変わらないわね……」
伊織「それはどうかしら?この前のライブとか」
春香「あ、あはは……」
伊織「女王様キャラは私のキャラだったのにー!」
96 = 46 :
俺はいおりんに叱られたいです!
97 = 1 :
春香「そ、そこは譲りたいけど!」
伊織「もー!いらないわよ!春香が得たファンでしょ!」
春香「えへへー……」
亜美「それで?はるるんは?」
真美「兄ちゃんとはどうなのかっ!?」
春香「どうって?」
亜美「言わせるかー!?」
真美「言わせるのかー!」
春香「え、えっと……うーん?」
伊織「……あざといわね」
春香「え、え!?」
やよい「春香さんはプロデューサーのことが好きなんですかぁ?」
春香「え、えええええええええ!?!?」
小鳥「はい、プロデューサーさん。お茶です」
P「ありがとうございます!」
98 = 1 :
春香(私が、えっ……プロデューサーさんのこと?)
春香(い、今まで考えたことなかった……プロデューサーさんは1ファンとして、1プロデューサーとしてとしか……)
春香(お、男の人としては……)
春香(で、でも……今までで一番私を見てきてくれたし……)
春香(ああ、もう分からないよぉ……)
亜美「はるるんが苦悩モードに……」
やよい「もー亜美がいじめるからだよ!めっ!」
亜美「え→!でもやよいっちも気にならない?」
やよい「き、気になるけど……」
春香「ハッ……」
亜美「おかえり、はるるん!」
真美「結論出た!?」
春香「け、結論は……」
亜美「結論はぁー……?」
真美「結論は!?」
99 :
俺「結論はー?」
100 = 1 :
春香「か、考えたことなかった……」
やよい「えぇ!?」
伊織「はぁ!?」
亜美「おおっと→!!!これは狙ってるのか→!?」
春香「ち、違う違う、本当に、本当に考えたことなくて……」
やよい「本当なんですねー……」
真美「お似合いだと思うけどね→!」
春香「そ、そうなのかなぁ……うぅ、ちょっとごめんね、そろそろ行かないと」
やよい「はーい!春香さんいってらっしゃいですー!」
亜美「いてら!はるる→ん!」
春香(プロデューサーさんが……)
P「春香?」
春香「はははひ!?!??」
P「お、おい?」
春香「な、なんでもないれふ!」
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