私的良スレ書庫
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元スレちなつ「ちっ、まーた結京と結あかかよ……」

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「……」
「あーあ、このままじゃ先は長くないだろうな、もったいない」
「ったく、ほんと嫌な仕事だよ……」
(やっぱり、そんなの嘘だったんだね、誰も来てくれない)
(もう、限界、かな……ゴメンね小鳥さん、動物さんたち)
そう思った矢先でした、女看守が音も無く気絶してしまったのです。
「がっ、ぐはっ!」
「もう大丈夫だよチーナ、私がここから君を連れ出して行くから」
「だれ……?」
結衣「……」ワクワク
「あーあ、このままじゃ先は長くないだろうな、もったいない」
「ったく、ほんと嫌な仕事だよ……」
(やっぱり、そんなの嘘だったんだね、誰も来てくれない)
(もう、限界、かな……ゴメンね小鳥さん、動物さんたち)
そう思った矢先でした、女看守が音も無く気絶してしまったのです。
「がっ、ぐはっ!」
「もう大丈夫だよチーナ、私がここから君を連れ出して行くから」
「だれ……?」
結衣「……」ワクワク
チーナは重くなるまぶたを必死に開け、その姿を目に焼き付けました。
おとぎ話に出てくるような、思わずため息が出る美麗な容姿。
――しっとりとして、艶やかな黒髪、綺麗で整った輪郭。
腰には刀剣を携え、チーナが想像していた王子様そのものだったのです。
「本当にひどいことを、こんないたいけな少女が」
「……あぁ、王子様」
「ふふ、でももう大丈夫だよ、怖いことから君を守ってみせる」
「あ、あの、お名前を聞かせて下さい……」
一呼吸置いてから、その王子様はこう名乗ったのです。
「フナミユイ、君を守るためにここに来たのさ」
結衣「なっ、なっ、なぁ、なっ……」カァー
おとぎ話に出てくるような、思わずため息が出る美麗な容姿。
――しっとりとして、艶やかな黒髪、綺麗で整った輪郭。
腰には刀剣を携え、チーナが想像していた王子様そのものだったのです。
「本当にひどいことを、こんないたいけな少女が」
「……あぁ、王子様」
「ふふ、でももう大丈夫だよ、怖いことから君を守ってみせる」
「あ、あの、お名前を聞かせて下さい……」
一呼吸置いてから、その王子様はこう名乗ったのです。
「フナミユイ、君を守るためにここに来たのさ」
結衣「なっ、なっ、なぁ、なっ……」カァー
>>42らへんで結ともになるかもとか妄想してしまった
チーナを抱え、ユイは風の様に走っていきます。
「あの、ユイ様……」
「ふふ、ユイでいいよチーナ、そんなに畏まらないで」
「はっはい!……えっと、ユイ、あなたはいったい誰なんです、なぜ私なんか」
「私はこの国の王族なんだ、王妃の一人娘」
「えっ!?」
「どうしても賛成できなかったんだ、無理やりダムを作り進める母上のやり方に」
「そうですか……」
「あの、ユイ様……」
「ふふ、ユイでいいよチーナ、そんなに畏まらないで」
「はっはい!……えっと、ユイ、あなたはいったい誰なんです、なぜ私なんか」
「私はこの国の王族なんだ、王妃の一人娘」
「えっ!?」
「どうしても賛成できなかったんだ、無理やりダムを作り進める母上のやり方に」
「そうですか……」
「わ、私なんかを牢から連れ出して、ユイが危ないです!」
「そうだね、きっとあの国にいたら、2人とも殺されてしまう」
「っ……!」
チーナは震えていました、それを慰めるようにユイも強くチーナを抱きます。
「2人で、どこか遠くへ行こう」
「えっ……?」
「追手も私が振り払ってみせる、チーナが怖い思いをしないように」
「……ユイ」
「そうだね、きっとあの国にいたら、2人とも殺されてしまう」
「っ……!」
チーナは震えていました、それを慰めるようにユイも強くチーナを抱きます。
「2人で、どこか遠くへ行こう」
「えっ……?」
「追手も私が振り払ってみせる、チーナが怖い思いをしないように」
「……ユイ」
2人に安息の日はありませんでした、ある時は野党が、そして王国からの追手が。
それでもユイの剣技の前では赤子も同然、返り討ちです。
ユイには怖いものなどありませんでした、チーナはその背中にぴたっと着いて行きます。
雷の日はユイが震えるチーナを優しく抱きかかえます。怖いことからすべて守ってくれました。
そして苦労の果てに、2人は西の都キマシティへたどり着いたのです。
ユイとチーナは結ばれて、幸せになりましたとさ。
-fin-
それでもユイの剣技の前では赤子も同然、返り討ちです。
ユイには怖いものなどありませんでした、チーナはその背中にぴたっと着いて行きます。
雷の日はユイが震えるチーナを優しく抱きかかえます。怖いことからすべて守ってくれました。
そして苦労の果てに、2人は西の都キマシティへたどり着いたのです。
ユイとチーナは結ばれて、幸せになりましたとさ。
-fin-
結衣「あはは、まいったな……」
結衣「なんて反応すればいいのやら、やっぱり黙ってた方がいいのかな」
結衣「あ、もしかしたらちなつちゃんが作った小説じゃないかもしれないし」
ちなつ「ユイ、わたしをここから……つれだして……むにゃ」zzz
結衣「うっ……やっぱりちなつちゃんが作ったのか」
結衣「まったくもう、恥ずかしかったんだからね……」ツンツン
ちなつ「むにゅっ、えへへっ……」
結衣「王子様、か」
結衣「なんて反応すればいいのやら、やっぱり黙ってた方がいいのかな」
結衣「あ、もしかしたらちなつちゃんが作った小説じゃないかもしれないし」
ちなつ「ユイ、わたしをここから……つれだして……むにゃ」zzz
結衣「うっ……やっぱりちなつちゃんが作ったのか」
結衣「まったくもう、恥ずかしかったんだからね……」ツンツン
ちなつ「むにゅっ、えへへっ……」
結衣「王子様、か」
ちなつ「すぅ……」zzz
結衣「ちなつちゃん、私はユイと違って弱い人間なんだ」
結衣「チーナを悪い人から守るような力もないし、チーナを抱えて走っていけたりもしない」
結衣「……実は雷も怖かったり」
結衣「だから、チーナのことはユイに任せておこうかな」ニコッ
結衣「こっちのちなつちゃんは私が守ってあげるからね、ユイと比べて頼りないけど我慢すること」
結衣「の、野良犬とか、変質者くらいならたぶん勝てると思う」
ちなつ「ゆいせんぱ~い……むにゃ……」zzz
結衣「……ふふ、これからも宜しくね」
結衣「ちなつちゃん、私はユイと違って弱い人間なんだ」
結衣「チーナを悪い人から守るような力もないし、チーナを抱えて走っていけたりもしない」
結衣「……実は雷も怖かったり」
結衣「だから、チーナのことはユイに任せておこうかな」ニコッ
結衣「こっちのちなつちゃんは私が守ってあげるからね、ユイと比べて頼りないけど我慢すること」
結衣「の、野良犬とか、変質者くらいならたぶん勝てると思う」
ちなつ「ゆいせんぱ~い……むにゃ……」zzz
結衣「……ふふ、これからも宜しくね」
>>136
おいやめろ
おいやめろ
>>137
それだ
それだ
ちなつ「う、う~ん……お姉ちゃん、喉乾いた……」
結衣「はいちなつちゃん冷たいプカリだよ、ちょっと体起こせる?」
ちなつ「ゴメンねお姉ちゃん、起き上がるのキツイみたい……げほっ」
結衣「うん分かった、それじゃ私の体にしがみついてね」
ちなつ「うんっ、げほっ、けほっ、……はぁ」ギュッ
結衣「汗たくさんかいたね、そろそろ着替えたほうがいいかな」
ちなつ「あ、あれ、このにおいは……」スンスン
結衣「ちょ、ちょっと恥ずかしいよちなつちゃん、そんなに匂い嗅がないで……」
ちなつ「えっ……えええええええええええええええええ!?」
結衣「はいちなつちゃん冷たいプカリだよ、ちょっと体起こせる?」
ちなつ「ゴメンねお姉ちゃん、起き上がるのキツイみたい……げほっ」
結衣「うん分かった、それじゃ私の体にしがみついてね」
ちなつ「うんっ、げほっ、けほっ、……はぁ」ギュッ
結衣「汗たくさんかいたね、そろそろ着替えたほうがいいかな」
ちなつ「あ、あれ、このにおいは……」スンスン
結衣「ちょ、ちょっと恥ずかしいよちなつちゃん、そんなに匂い嗅がないで……」
ちなつ「えっ……えええええええええええええええええ!?」
>>132
キマシティに男は要らない
キマシティに男は要らない
ちなつ「代′襍キ縺阪k縺ョ・溘ヰ繧ォ縺ェ縺ョ・!!!」
結衣「え、いまなんて言ったの!?」
ちなつ「はっ、はっ、な、なんで結衣先輩がここに!?」
結衣「あー……ちなつちゃんのお姉さんに看病を頼まれて、今までずっとね」
ちなつ「そ、そうですか、お姉ちゃんが、大変失礼しましたあっ!」ペコッ
結衣「あ、いえ、おかまいなく」ペコッ
結衣「……プカリ、飲む?」
ちなつ「……はい」
結衣「え、いまなんて言ったの!?」
ちなつ「はっ、はっ、な、なんで結衣先輩がここに!?」
結衣「あー……ちなつちゃんのお姉さんに看病を頼まれて、今までずっとね」
ちなつ「そ、そうですか、お姉ちゃんが、大変失礼しましたあっ!」ペコッ
結衣「あ、いえ、おかまいなく」ペコッ
結衣「……プカリ、飲む?」
ちなつ「……はい」
ちなつ「んぐっ……んっ……はぁ……」ゴクゴク
結衣「ふふ、落ち着いたかな、あまり無理しちゃダメだよ」
ちなつ「あ、あの、わたし変な寝言言ってませんでしたよね!?」
結衣「大丈夫だよ、私の名前をしきりに呼んでたけどね」ニコッ
ちなつ「あっ、あぁぁぁぁ……」カァー
ちなつ「わ、私もうお嫁に行けませんよ、責任とって貰ってくださいよ~」グスッ
結衣「は、話が飛び過ぎじゃないかな、あはは」
結衣(いやーそれ以上に恥ずかしいもの見ちゃったんだけどね……)
結衣「ふふ、落ち着いたかな、あまり無理しちゃダメだよ」
ちなつ「あ、あの、わたし変な寝言言ってませんでしたよね!?」
結衣「大丈夫だよ、私の名前をしきりに呼んでたけどね」ニコッ
ちなつ「あっ、あぁぁぁぁ……」カァー
ちなつ「わ、私もうお嫁に行けませんよ、責任とって貰ってくださいよ~」グスッ
結衣「は、話が飛び過ぎじゃないかな、あはは」
結衣(いやーそれ以上に恥ずかしいもの見ちゃったんだけどね……)
ちなつ「結衣先輩が看病結衣先輩が看病結衣先輩が看病……」ブツブツ
結衣「ちなつちゃんお待たせ、おじや出来たよ」ガチャッ
ちなつ「はっ、はひっ!!」
結衣「ふふ、その調子ならもう大丈夫そうだね、良かった良かった」
結衣「やっぱり汗かくのは大事だね、よっと」カチャカチャ
結衣「はいっ、あ~ん……」
ちなつ「ほ、ほんとにあ~んしてくれるんですか……?」
結衣「あ、えっと、嫌なら自分で食べていいけど……」シュン
ちなつ「いただきます、いただきます!!」
結衣「……元気だなぁ」
結衣「ちなつちゃんお待たせ、おじや出来たよ」ガチャッ
ちなつ「はっ、はひっ!!」
結衣「ふふ、その調子ならもう大丈夫そうだね、良かった良かった」
結衣「やっぱり汗かくのは大事だね、よっと」カチャカチャ
結衣「はいっ、あ~ん……」
ちなつ「ほ、ほんとにあ~んしてくれるんですか……?」
結衣「あ、えっと、嫌なら自分で食べていいけど……」シュン
ちなつ「いただきます、いただきます!!」
結衣「……元気だなぁ」
ちなつ「んぐっ、はふはふっ……えへへ」
ちなつ「結衣先輩、私もう今日で死んでもいいです」
結衣「いや、死なれたらみんな困っちゃうから……」
結衣「ちなつちゃんはちょっと大げさすぎるよ、もっと肩の力抜いて」
ちなつ「だ、だって、憧れの人にこんなこと……!!」
結衣「大丈夫、私は逃げたりしないよ、はい、あ~ん」
ちなつ「はむっ、あむあむ……幸せ……」グスッ
結衣「……ふふ」
ちなつ「結衣先輩、私もう今日で死んでもいいです」
結衣「いや、死なれたらみんな困っちゃうから……」
結衣「ちなつちゃんはちょっと大げさすぎるよ、もっと肩の力抜いて」
ちなつ「だ、だって、憧れの人にこんなこと……!!」
結衣「大丈夫、私は逃げたりしないよ、はい、あ~ん」
ちなつ「はむっ、あむあむ……幸せ……」グスッ
結衣「……ふふ」
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