元スレちなつ「ちっ、まーた結京と結あかかよ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 :
ここまでちなつのSS
102 = 11 :
チーナがんばって!
103 = 80 :
ちゃんと看守まで女
さすがである
104 :
がんばれチーナかわいい
105 = 1 :
「……」
「あーあ、このままじゃ先は長くないだろうな、もったいない」
「ったく、ほんと嫌な仕事だよ……」
(やっぱり、そんなの嘘だったんだね、誰も来てくれない)
(もう、限界、かな……ゴメンね小鳥さん、動物さんたち)
そう思った矢先でした、女看守が音も無く気絶してしまったのです。
「がっ、ぐはっ!」
「もう大丈夫だよチーナ、私がここから君を連れ出して行くから」
「だれ……?」
結衣「……」ワクワク
106 = 80 :
きたーーーーーー!
107 = 11 :
俺「……」ワクワク
108 :
ダム工事で笑いすぎて顎が外れた
109 = 1 :
チーナは重くなるまぶたを必死に開け、その姿を目に焼き付けました。
おとぎ話に出てくるような、思わずため息が出る美麗な容姿。
――しっとりとして、艶やかな黒髪、綺麗で整った輪郭。
腰には刀剣を携え、チーナが想像していた王子様そのものだったのです。
「本当にひどいことを、こんないたいけな少女が」
「……あぁ、王子様」
「ふふ、でももう大丈夫だよ、怖いことから君を守ってみせる」
「あ、あの、お名前を聞かせて下さい……」
一呼吸置いてから、その王子様はこう名乗ったのです。
「フナミユイ、君を守るためにここに来たのさ」
結衣「なっ、なっ、なぁ、なっ……」カァー
110 :
キマシタワー
111 :
>>42らへんで結ともになるかもとか妄想してしまった
112 = 80 :
ちょーしえん
113 :
>>111
同じく
結衣ちゃんきゃわわ!
114 = 11 :
ちなちゅっちゅ!ちなちゅっちゅ!
115 = 1 :
チーナを抱え、ユイは風の様に走っていきます。
「あの、ユイ様……」
「ふふ、ユイでいいよチーナ、そんなに畏まらないで」
「はっはい!……えっと、ユイ、あなたはいったい誰なんです、なぜ私なんか」
「私はこの国の王族なんだ、王妃の一人娘」
「えっ!?」
「どうしても賛成できなかったんだ、無理やりダムを作り進める母上のやり方に」
「そうですか……」
116 = 49 :
しっえええええん!!!!
117 = 1 :
「わ、私なんかを牢から連れ出して、ユイが危ないです!」
「そうだね、きっとあの国にいたら、2人とも殺されてしまう」
「っ……!」
チーナは震えていました、それを慰めるようにユイも強くチーナを抱きます。
「2人で、どこか遠くへ行こう」
「えっ……?」
「追手も私が振り払ってみせる、チーナが怖い思いをしないように」
「……ユイ」
118 :
しえん
119 = 96 :
これは惚れる
120 = 80 :
タマリマセンワー
121 = 11 :
ユイちゃんかっこいい!
122 = 1 :
2人に安息の日はありませんでした、ある時は野党が、そして王国からの追手が。
それでもユイの剣技の前では赤子も同然、返り討ちです。
ユイには怖いものなどありませんでした、チーナはその背中にぴたっと着いて行きます。
雷の日はユイが震えるチーナを優しく抱きかかえます。怖いことからすべて守ってくれました。
そして苦労の果てに、2人は西の都キマシティへたどり着いたのです。
ユイとチーナは結ばれて、幸せになりましたとさ。
-fin-
124 = 80 :
泣いた
125 = 8 :
ここからだよね
126 = 11 :
もふもふ
127 = 1 :
結衣「あはは、まいったな……」
結衣「なんて反応すればいいのやら、やっぱり黙ってた方がいいのかな」
結衣「あ、もしかしたらちなつちゃんが作った小説じゃないかもしれないし」
ちなつ「ユイ、わたしをここから……つれだして……むにゃ」zzz
結衣「うっ……やっぱりちなつちゃんが作ったのか」
結衣「まったくもう、恥ずかしかったんだからね……」ツンツン
ちなつ「むにゅっ、えへへっ……」
結衣「王子様、か」
128 = 80 :
キマ...
130 :
いいねえ
支援
132 = 11 :
俺もキマシティに引っ越すか…
134 = 1 :
ちなつ「すぅ……」zzz
結衣「ちなつちゃん、私はユイと違って弱い人間なんだ」
結衣「チーナを悪い人から守るような力もないし、チーナを抱えて走っていけたりもしない」
結衣「……実は雷も怖かったり」
結衣「だから、チーナのことはユイに任せておこうかな」ニコッ
結衣「こっちのちなつちゃんは私が守ってあげるからね、ユイと比べて頼りないけど我慢すること」
結衣「の、野良犬とか、変質者くらいならたぶん勝てると思う」
ちなつ「ゆいせんぱ~い……むにゃ……」zzz
結衣「……ふふ、これからも宜しくね」
135 = 8 :
いい…
136 :
結衣「変質者には勝てなかったよ…」
137 :
変質者ちなつ
138 :
>>136
おいやめろ
139 = 80 :
>>137
それだ
140 = 1 :
ちなつ「う、う~ん……お姉ちゃん、喉乾いた……」
結衣「はいちなつちゃん冷たいプカリだよ、ちょっと体起こせる?」
ちなつ「ゴメンねお姉ちゃん、起き上がるのキツイみたい……げほっ」
結衣「うん分かった、それじゃ私の体にしがみついてね」
ちなつ「うんっ、げほっ、けほっ、……はぁ」ギュッ
結衣「汗たくさんかいたね、そろそろ着替えたほうがいいかな」
ちなつ「あ、あれ、このにおいは……」スンスン
結衣「ちょ、ちょっと恥ずかしいよちなつちゃん、そんなに匂い嗅がないで……」
ちなつ「えっ……えええええええええええええええええ!?」
141 :
>>132
キマシティに男は要らない
142 = 49 :
しえん
143 = 11 :
>>141
すまん…
軽率な発言だった…
144 = 1 :
ちなつ「代′襍キ縺阪k縺ョ・溘ヰ繧ォ縺ェ縺ョ・!!!」
結衣「え、いまなんて言ったの!?」
ちなつ「はっ、はっ、な、なんで結衣先輩がここに!?」
結衣「あー……ちなつちゃんのお姉さんに看病を頼まれて、今までずっとね」
ちなつ「そ、そうですか、お姉ちゃんが、大変失礼しましたあっ!」ペコッ
結衣「あ、いえ、おかまいなく」ペコッ
結衣「……プカリ、飲む?」
ちなつ「……はい」
145 = 80 :
ちなつちゃん焦りすぎわろた
146 = 1 :
ちなつ「んぐっ……んっ……はぁ……」ゴクゴク
結衣「ふふ、落ち着いたかな、あまり無理しちゃダメだよ」
ちなつ「あ、あの、わたし変な寝言言ってませんでしたよね!?」
結衣「大丈夫だよ、私の名前をしきりに呼んでたけどね」ニコッ
ちなつ「あっ、あぁぁぁぁ……」カァー
ちなつ「わ、私もうお嫁に行けませんよ、責任とって貰ってくださいよ~」グスッ
結衣「は、話が飛び過ぎじゃないかな、あはは」
結衣(いやーそれ以上に恥ずかしいもの見ちゃったんだけどね……)
147 :
148 = 49 :
支
149 = 1 :
ちなつ「結衣先輩が看病結衣先輩が看病結衣先輩が看病……」ブツブツ
結衣「ちなつちゃんお待たせ、おじや出来たよ」ガチャッ
ちなつ「はっ、はひっ!!」
結衣「ふふ、その調子ならもう大丈夫そうだね、良かった良かった」
結衣「やっぱり汗かくのは大事だね、よっと」カチャカチャ
結衣「はいっ、あ~ん……」
ちなつ「ほ、ほんとにあ~んしてくれるんですか……?」
結衣「あ、えっと、嫌なら自分で食べていいけど……」シュン
ちなつ「いただきます、いただきます!!」
結衣「……元気だなぁ」
150 = 1 :
ちなつ「んぐっ、はふはふっ……えへへ」
ちなつ「結衣先輩、私もう今日で死んでもいいです」
結衣「いや、死なれたらみんな困っちゃうから……」
結衣「ちなつちゃんはちょっと大げさすぎるよ、もっと肩の力抜いて」
ちなつ「だ、だって、憧れの人にこんなこと……!!」
結衣「大丈夫、私は逃げたりしないよ、はい、あ~ん」
ちなつ「はむっ、あむあむ……幸せ……」グスッ
結衣「……ふふ」
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