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    元スレ魔王「え、もう来たの?」

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    101 = 74 :

    魔王いなくなってもちゃんとレベル上げるあたりは偉いな

    102 = 1 :

    勇者「いつか、またきっと俺たちの前に現れる」

    幼馴染「でも、前に魔王の力の一部が封印されていた祠を木の戦女王が壊したじゃないでしょ?」

    格闘家「そうだぜ!その時も、結局何も起こらなかった」

    勇者「ああ、分かってる。だが……」

    僧侶「……いえ。勇者さんがそういうなら、きっとそうなんでしょう」

    幼馴染「……そうね。あんたの直観、意外と当たるもの」

    格闘家「運も良いしな!ハハハハ!」

    103 = 46 :

    んんん?

    104 = 92 :

    んー?

    105 = 53 :

    んんん?

    107 = 73 :

    わざと負けた?

    108 :

    どうなるのょ…

    109 = 1 :

    僧侶「……とはいえ、レベルも70を超えたし、これまでの記録からすれば十分なのでは」

    幼馴染「そうよ。過ぎたるは及ばざるが如し。ここしばらく修行しっ放しだし、休息も必要よ」

    格闘家「そうだな。そういえば、二週間くらい家にも帰ってないな」

    勇者「ああ、確かにそうか」

    幼馴染「久しぶりに帰りましょう。私たちの町に」

    勇者「……そうだな。そうするか」

    110 = 1 :

    あの日。
    俺は町の裏手で発見された『魔王の城』を登り詰めた。
    だが、そこに魔王の姿は無く、噂に聞いていた側近の姿も無かった。

    国王は言った。
    「魔王は、勇者の威光を恐れ逃げ去ったのだ」と。
    そして、その言葉に、町の人々も頷いた。

    だが、俺は何となく、そうでは無いと気付いていた。
    何故なら。

    その城は、魔王の城にしてはあまりにも手薄で、仕掛けの類も一切無かったからだ。
    つまりあれは、魔王の城ではなく、別の施設であったに違いないのだ

    けれど、平和になったと信じる町の人々に、それを伝える事は出来なかった。

    111 = 49 :

    魔王城なんてなかったんや…

    112 = 1 :

    平和になった。
    だが、それはきっと仮初だ。
    魔王は、今もどこかでなりを潜めているに違いない。
    そうして、いずれ寝首をかきに来るつもりなのだろう。

    だが、そうはいかない。
    俺は、それに対抗する為にレベルを上げた。
    少しでも俺達に近付こうものなら、すぐさま倒して本当の平和を手に入れるのだ。



    勇者「ただいまー」

    113 = 1 :

    「おかえりお兄ちゃん!」

    老人「ホッホッホ、また随分と長く家を空けたの」

    勇者「ああ、すまなかったな二人とも」

    「あ、そうだ!お兄ちゃんがいるなら、今日はお兄ちゃんの好きなチキンスープにしよう!」

    勇者「え、本当か?うれしいな」

    老人「ほっほっほ。うれしいのはワシらの方じゃ。久々に、みなで食卓を囲めるのぉ」


    そういえば、例の魔王の城のような施設。
    実のところ、俺には少し見当がついている。
    あれは、おそらく人間を捕まえ監禁しておく施設だ。
    その証拠が、この二人。
    あの日、施設の最上階で見付け、身寄りがないから俺が引き取った少女と老人だ。

    115 = 66 :

    そうきたか・・・

    116 :

    終わりかと思ったら続くのか

    117 = 1 :

    「じゃあ、すぐに夕ご飯作るね!」

    老人「それでは、ワシはお主の武器の手入れでもしてやろうかのぅ」

    勇者「ああ、ありがとう」



    魔王と側近がおらず、少女と老人がいた時は驚いた。
    大した怪我もなく、丁重に扱われていたらしいのは幸いだった。
    それ以来、二人は俺の家で、俺の家族として暮らしている。
    彼女たちの為にも、俺は本当の平和を作らなければならないんだ!

    118 = 1 :

    勇者「はぁ、満腹だ。じゃあ、俺は早いけどもう寝るよ」

    「うん!おやすみ、おにいちゃん!」

    老人「ゆっくり休みなさい」






    老人「で、どうするんですか、魔王様」

    「いや、マジでどうしよう」

    119 :

    魔王少女かよ
    鎧脱いでたから下着姿?で発見か?

    120 :

    魔王が変態だった

    121 = 1 :

    老人(側近)「変化の巻物を使うというのは良いアイディアでした」

    (魔王)「うん、それは自分でもそう思う」

    老人(側近)「囚われた人間のフリをしよう、というのも良いです」

    (魔王)「勇者も上手い事勘違いしてくれたしね」

    老人(側近)「でもですね」

    (魔王)「うん」

    老人(側近)「もう三ヶ月ですよ」

    (魔王)「そうなんだよねぇ」

    122 :

    何だ素じゃないのか
    ロリコンなのに

    123 = 1 :

    「いや、別にね。長々と続けるつもりは無かったんだよ」

    老人「存じております」

    「四天王もいるし、勇者もレベル上げるだろうし」

    老人「はい」

    「適当なレベルになるまでの辛抱だ、って思ってたんだよ」

    老人「はい」

    「それに、身近な人が本当は敵、ってなかなかの展開でしょ」

    老人「確かに」

    124 :

    この二人なかいいな
    一緒にのみにいってそうwww

    125 = 1 :

    「四天王が全員倒されたら、元に戻ろうと思ってたんだけどね」

    老人「確かに、それがベストでしたね」

    「四天王倒しきれるレベルなら、もう少しで勇者も十分魔王と渡り合える」

    老人「その時に正体を現す事で、勇者のモチベーションも上がる、と」

    「そう。そのつもりだった」

    老人「私もそうなさるだろうと思ってましたよ」

    126 :

    この魔王って女?

    127 = 1 :

    「……私のせいじゃない」

    老人「ですがせめて、何かやりようがあったのでは」

    「いや、確かにね。四天王には伝えとけば良かったんだけど」

    老人「そうすればこのような事態には」

    「だって仕方ないじゃん!この格好で四天王のいる場所までいけないじゃん!」

    老人「それは確かにそうですが」

    「だから、悪いのは私じゃなくて」

    老人「はい」

    「私の力の封印解いた木の戦女王だから」

    128 = 1 :

    老人「まさかあのタイミングで力が戻るとは思いませんでした」

    「しかも自分が思ってたよりも多かったんだよね、力」

    老人「せめて瀕死の状態で復活に使うのならばまだしも」

    「体調完璧の時に戻ってきたら、そりゃあ強くもなるよ」

    老人「いやはや、本当にお強くなられました」

    「ねー。今の勇者じゃ即死レベル」

    129 = 35 :

    どんだけ強いんだよ魔王www

    131 = 1 :

    老人「必要レベル」

    「99、カンスト」

    老人「味方のレベル」

    「全員カンスト」

    老人「必要装備」

    「全員に最高武器と最高防具」

    老人「必要アイテム」

    「エリクサー×99」

    老人「成功率」

    「32%」


    老人「……何年掛かりますかね」

    「五年は確実かな」          終わり

    132 = 74 :

    強すぎて魔王の器じゃない
    隠しボスレベル

    135 = 46 :

    なんだ

    137 = 1 :

    特に何も考えずに書き始めたらこうなった
    寝る

    138 = 124 :

    乙おもしろかった

    141 = 130 :

    乙おやすみ

    143 = 108 :

    乙 また魔王Ⅱ頼むぞ


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