玄「おーもちもちもちもちもちりん」

玄「もちもちおーもちもちりんりん」

玄「ふわふわもちもちいい気持ち」

玄「おーもちもちもちも……」

灼「……」

玄「あ」

灼「……」

玄「聞いてた？」

灼「うん」

玄（わあああああああああ！？ は、恥ずかしいって！！）

玄「お願い灼ちゃん！ 今の歌のことは誰にも言わないでください！」

灼「別に構わないけど」

玄「本当！？ ありがとう灼ちゃん！」

灼「うん」

玄「はあっ。これで一安心だよー」

灼「……ぶふっ」

玄「え？」

灼「おーもちもちもち……、ぶふっ。ぷっ、くくく」

玄「灼ちゃん……？」

灼「ご、ごめ……、遅れてツボに入って……、ふふっ」

玄「そんなに変かな……？」

実家を裏切った灼ちゃんを許すな

鷺森灼ちゃんとボーリングしたい

花田煌ちゃんとすばらなデートしたい

灼「ちなみに玄。曲名はなんていうの？」

玄「おもちのうた、だよ……」

灼「ぶはっ！ お、おもちのうた……、ぷ、くくくっ」

玄「……」

灼「やばいってやばいって……、ふふふっ」

玄「……」

灼「何このセンス、あははっ」

玄「……」

無愛想なくせにレンジェゴには懐いてる灼ちゃんかわいい

玄ちゃん天使

愛宕洋榎ちゃんと制服デートしたい

カブトムシ似仙人のうたかと思ったら違った

実家を裏切った灼ちゃんを許すな

鷺森灼ちゃんは死ね

灼「はあっ、はあ、はあ……。ようやく落ち着いた」

玄「うん……」

灼「もしかして落ちこんでる？」

玄「えへへ、ちょっとだけ。そんなに私センス無いのかなって」

灼「あ……。ごめん、玄。そんなつもりじゃなかった」

玄「ううん……。悪いのは灼ちゃんじゃないよ」

おもちが無いからって灼ちゃん

玄「……」

灼「……」

玄「……」

灼「……おーもちもちもちもちもちりん」

玄「！？」

灼「ぶはっｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

玄「灼ちゃん！」

灼「ご、ごめん……、つい出来心で……」

玄「もーっ！ もーっ！」

平餅の僻みか

　　　　　　　　　　　　　　　　 ..　----　 .
　　　　　　　　　　　　 .　 ≦　　　　　　　　ミ　 .
　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　. . . . . . . . . . . .　　 ＼
　　　　　　　　　／　　. . . : : : : : : : : : : : : : : : . . . . ヽ
　　　　　　　　.　....: : : : ..:.:./.::.:.. ..:..:..＼ ..:.. ヽ: : :　∨‘，
　 　 　 　 　 / ./../..:.:.:./:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..:Vヽ: . ∨ﾊ
　　　　　　 / ＼′:.:.:.:.':.:′:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vﾊ:....ノ　i
　 　 　 　 / .７T..ト....:.:i :i| :i:.:.:.:.{:.|、:{:.:.:.:.:ハ:.:.:.:ﾄ::.i一:. . |
　　　　　 ′/..:|..:|､:.:./|:.|{ :|:.:.:.:.ﾄ:{ ＼:.、:.:.:／ : ヽ:|:.:.. i: .|
　　　　　 : / ..:i|..:{:.＼ |:ハ:{､:.:.:.廴__ 斗＜:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .
.　　　 　 |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十＼:∨ ,. 　 　 ｀|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.　　　 　 |:|!..:.::,| ..:.ﾄド＼　_, 　 ｀　 z.､＿_レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .　　
　　　 　 ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^　　 　 ´｀￣´｀!:.:.: |' }:.:.:..|: . {　　
　　　　 八| :ハ| .:.:{:.i xxx　　　,　　 　 xxx　|:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i　　
　　 　 　 (__）　| .:. 八　　　　　　　　　　　　|:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {　　
　　　　　 .ｲ 　 i! .:.:| :i::.. 　 　 丶　ノ　　 　 ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .　　　おもちのうた、だよ（ﾄﾞﾔｧ
　　　　 〃{ 　 .}: :.:.{ :|::::i:＞...　　　　　　イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l　
　　　　 {:i.:{ 　 ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r }￣　__ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . {
.　　　 八从　,: .∧ :.{:::::ﾘ::::::ノ 入_/'i{　 /ｨ /::/:.:.:.:. /::{:. . . .
　　　　　　 ∨ .:.:.:.＼V‐≦ムｲ　 ／》___.ﾉｲ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八
　　　　　　 /;..:.:.:.:.:./ ＼}!　 r‐〉ｫ´￣　 }ノ /::.:.:.:./　　, ヽ:　.∧
.　　　　　 /:/ .:.:::::/　 ノ{{　　 '介′ 　 i{ ./::.:.:.:./　　/　　∨. ∧
　　　　 ノイ ..:.:.:./!　く　廴. ／ .|乂 __人/::.:.:.:./ 　 /　　　 i: : . .:.
　　　 __ノ/ ..:..::厶}/　 ＼ ノ{　/j__ 斗-/::.:.:.. / i　/　 　 　 {: : . ∧　

実家を裏切った灼ちゃんを許すな

センスの無さで灼ちゃんの右に出るものはいないわ

歌詞のリズムの良さ……
>>1の脳内ではすでに曲ができあがってるに違いない

灼「ところで玄」

玄「うん？」

灼「おもちのうたってあの続きはあるの？」

玄「……うん。2番があるよ」

灼「2番まであるんだ」

玄「聞きたい？」

灼「そこそこ」

玄「誰にも内緒にしてくれる？」

灼「当然」

玄「もう、笑わない？」

灼「……たぶん」

玄「じゃあ……、特別だよ」

雪見だいふくのせいで再生できない

花澤ボイスで再生すると普通にかわいいから困る

玄ちゃんは馬鹿だなぁ

玄「おーもち……」

灼「ぶふぇっ、あはっ、あははは！」

玄「……」

灼「2番も同じ出だしとか、あは、あははははは！」

玄「……ぐすっ。頑張って考えたのに」

灼「あ、ごめん玄。ついうっかり」

しえ

おもちっておっぱいのことだろ、玄ちゃんおっぱい星人だったんか

玄「普通うっかりじゃ笑わないような……」

灼「私は普通じゃないということで」

玄「そういう問題かなぁ……」

灼「そういう問題」

玄「そっか……」

玄「なら、気を取り直して歌うね！」

灼「待ってました」

玄「おまかせあれ！」

灼「ぶふっ」

玄「……」

灼「あ、いや。お任せします」

玄「うん……」

玄「おーもちもっちりぷるるんるん」

灼「……」

玄「ぷるぷるおーもちぷるるんるん」

灼「……」

玄「ぷる肌もっちりぷるるんぱ」

灼「……」

玄「おーもちもっちりぷるるんるん」

灼「……」

玄「……あ、終わったよ！」

灼「そっか。ありがとう」

玄「うん！ 今回は上手く歌えたかな！」

灼（さっきまで私、どうしておもちのうたなんかで笑ってたんだろう）

灼（なんというか……、ひとしきり笑ったらおもちのうたに飽きた）

灼（何かに急激に醒めることってよくあるよね……）

鷺森灼ちゃんは死ね

なんだか灼ぶんなぐりたくなってきた

で、これは餅の歌なの？
それともおっぱいの歌なの？

若くして真理に到達したな

玄「そわそわ……」

灼「……」

玄「あの……、灼ちゃん」

灼「うん？」

玄「おもちのうた2番はどうでした……？」

灼「あー、うん。2番ね。2番はまあまあかな」

玄「本当！？ やったー！」

灼「でもこれ人前では歌わないほうがいいよ」

玄「そうだね。さすがに恥ずかしいし」

玄「でも……、えへへ、まあまあか。えへへへ」

玄「私もしかして作曲センスあるかも？」

灼（真に受けてるし）

音に自信があるのかよ

玄「そうだ灼ちゃん！ 実は他の曲もあるの！」

灼「ええー……。もう歌はいいかな。それよりそろそろ部室に移動しない？」

玄「そう言わずに聞いてってよー」

灼「しょうがない。で、題名は？」

玄「レジェンド音頭！」

灼「もしかしてはるちゃんの歌！？」

玄「うん！」

灼「聞く聞く！ 聞きたい！」

嫌な予感しかしない

むしろノらないほうが空気読めて無くなる流れ

これは……

レジェンド（）はもう許してやれよ

玄はちょっと頭が弱いな？

灼ちゃん・・・

玄「今宵の歌い手は、不肖この松実玄におまかせあれ！」

灼「わーぱちぱち」

玄「曲は、レジェンド音頭！」

灼「いえーい！」

玄「ずんちゃかちゃっか、ちゃちゃっちゃ、ちゃっちゃ」

玄「はぁー、焼かれ燃ーえるなぁぁーらぁ、ちょいとはるちゃん音頭ぉー」

玄「チョンボ！ チョンボ！」

玄「奈良の都の、奈良の都の真ん中でぇぇー」

灼「ちょっと待て」

玄「へ？」

レジェンド音頭

これは阿智賀子供盆踊り大会で大ヒット間違いなしやな！

あっ…ヤバイ！スゴクいいッ！
激ヤバかもしれないッ！
耳にこびりつくんだよ！
おーもちもちりん のとこが
傑作っていうのかな…クセになるよ！
長野なら大ヒット間違いないかも！

これはグーパンですわ

レジェンゴの存在そのものがチョンボってか

灼「玄。どうして私が歌を途中で止めたか分かる？」

玄「はてー」

灼「じゃあはっきり言うよ」

玄「うん！ 指摘は大歓迎だよ！」

灼「……はるちゃんって、何」

玄「え？ 何って、そのまんまだけど」

灼「駄目！」

玄「え？」

灼「はるちゃんは私だけの呼び方！」

玄「え？ え？」

灼「私以外の人が使ったらダメ！」

玄「でも文字数がメロディにちょうどよくて……」

灼「ダメ！ ダメなの！ 特別な呼び方！」

玄「あ、えと……、すみません」