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    元スレ淡「なんです、照隠しって?」

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    タグ : - + - 大星淡 + - 弘世菫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 24 :


    「…と、言う訳で照と2か月弱ほど連絡がとれていないんです」

    「…それで私たち、宮永先輩の妹さん。…咲って子と連絡を取ろうと」

    西田「…なるほどね。それで麻雀部にいた染谷さんの雀荘だったココにいたって訳か」

    山口「まさか姉の宮永照まで消息が途絶えていたなんて… なんかマズそうな話っすね」

    「…西田さん、先輩“まで”ってどういうことですか?」

    西田「…妹の宮永咲さん。 あの子もちょうど同じ頃から学校お休みしてるみたいなの」

    「…宮永、咲まで?」

    西田「ええ、染谷さんや片岡さんから聞いた話。あの子たちも心配していたわ」

    53 = 24 :

    ちょっと書き溜め分に集中するよー




    「あの、染谷って人は確かこの雀荘の…」

    西田「ああ、彼女なら在学してるわよ。良い物件が見つかったとかで街の方に引っ越したって」

    「…引っ越し、ですか。 それで西田さん、そのさっきの“足”ですが…」

    西田「…これから話すことは他言無用でお願い。 …弘世さん、こっちに来て何か気づいた?」

    「普段を知らないので何とも言えませんが、何となく視線を…」

    西田「さすがね。 まず、最近この辺りで事件があったの。報道協定を結ぶような」

    「…はい」

    西田「それでいたるところに制服、私服警官が配置されてるわ」

    54 = 26 :

    怖くなって参りました

    55 :

    ホラーかサスペンスのどっちか知らんけど、ゾクゾクしてきた。

    56 = 25 :

    この不気味さが良い

    57 = 34 :

    まさかこんな展開になるとは……

    58 = 34 :

    >>55
    ホラーか、サスペンス、のどっち、か……

    59 = 47 :

    こんなトキどうすればいいの?

    61 = 24 :

    この時間帯って10分おきぐらいで大丈夫かな?




    「じゃあ昼間、淡が受けた職務質問って…」

    「…こんな田舎町に補導員とは珍しい、とは思っていたよ」

    山口「ボクたちもココに来るまで何度も検問に引っかかりました」

    「…足だけ、ってバラバラ殺人でも?」

    西田「…まぁ似たような事件があった。いえ、正確にはあったらしい、ね」

    「微妙にあやふやですけど、もしかして噂とかですか?」

    西田「…報道の知り合いから直接聞いた話だからソースは確か。裏も取れてるわ」

    62 = 60 :

    10分弱かな

    63 = 24 :

    >>62
    なるほど。気をつけないと



    「…それじゃあ何でそんな微妙な言い回しを?」

    西田「…まだ警察が発表してないから。 まぁ、被疑者を確保次第発表するでしょうけどね」

    「…変ですね。そんな事件があったなら逃走を防ぐためにすぐにでも発表しませんか?」

    西田「そうね。普通ならそうなんでしょうけど…」 

    「…って話だと、つまり普通じゃないってことなんですね」

    西田「…ええ、ここからは不確か。 報道関係者内でも噂レベルの話になるのだけど、いい?」

    64 :

    そう、気をつけろよ

    65 = 24 :


    「…淡、いいのか?」

    「…はい。宮永先輩が一体どう関係しているんですか?」

    西田「…貴女たち、何で?」

    「西田さんからお話を伺ってる最中に何となく、ですが」

    「報道協定を結ぶような話を雑誌のライターが知ってる自体おかしいですもん」

    西田「さすがに鋭いわね… 貴女たちには愉快な話じゃないけど本当に構わないのね?」

    「……」コクッ

    67 = 24 :


    西田「…そう、あれは一か月ほど前。事件前後の話らしいんだけど宮永、照さん。彼女が目撃されてるの」

    「……」

    西田「…清澄高校付近でナタを持った姿をね」

    「…ナタ?」

    西田「ええ、この話が事実なら当然警察も照さんのことを重要参考人としてるでしょうね…」

    「…それじゃあ、宮永先輩が殺人の容疑者? そんなのって!?」

    68 :

    ああ……やっぱりてるてるはそっちだったか……

    69 = 66 :

    そういえば中の人ってナタ女と同じだっけ

    70 :

    昨日はsolaで今日はナタか

    71 = 34 :

    >>70
    昨日何かあったのか

    72 = 24 :


    「…落ち着け、淡。 …仮に、仮に照が容疑者だとしてもこの話はおかしい」

    「えっ?」

    「…考えてみろ。 照が容疑者だったならとっくに身柄を確保して事件の発表をしているはずだ」

    西田「…確かにその通りね。報道の話によると事情聴取を受けた中に照さんらしき人はいないそうよ」

    「未だ発表してない、普通じゃない理由… そろそろ聞かせてくれませんか?」

    西田「……あまり年頃の女の子に聞かせるような話じゃなのだけど、いいのね?」

    「…はい」

    「西田さん、お願いします」

    74 = 24 :



    西田「事件なんだけど話によると普通の殺人、まともな死体じゃないらしいの」

    「でも『普通の』と言葉にすると変ですけど、ただのバラバラ殺人だったら報道されませんか?」

    「…そうですね。淡、そういったニュース見たことありますよ」

    西田「まず被害者がいないらしいのよ、この事件は」

    「…被害者がいない? 死体から身元がわからないなんて初期捜査ではよくある話なんじゃ?」

    山口「まぁ普通はそうだよね。 …話だと発見された足は焼け焦げて捜査が難航してるとか」

    「…うっ、やっぱグロいんだ」

    76 = 34 :

    >>73
    ㌧クス

    77 = 24 :


    「それに映画や漫画じゃないですけど外部の暴力団が口封じで山奥に、みたいな話だって…」

    西田「そうね。私も詳細はわからないけど、弘世さんの話した通りなら公開してると思う」

    「…じゃあ、なんで秘密にしてるんですか?」

    西田「…報道、そしておそらく警察も間違いなく地元関係者の犯行と見ているからでしょうね」

    「…そう思う理由は?」

    西田「この町に清澄神社ってあるの。 …そこにね、橋がかりって行事があってね」

    「橋がかり…?」

    78 :

    ギャグかと思ったら…

    79 :

    新しいなこれは

    80 = 24 :

    >>78
    まぁたまにはこんなのも




    西田「うん。 そこには悪霊を川に流すため、獅子舞姿の若者を橋から逆さに吊るす神事があるのよ」

    「変わった行事ですね…」

    西田「そして一か月ほど前、その橋で人間の足と見られるモノが吊るされてるのが発見されたらしいの…」

    「……ッ」

    「……!?」

    山口「報道協定を結んでいるのは多分猟奇的な犯行のため、模倣犯を防ぐためなんじゃないかな?」

    西田「まぁ、地元の人間からしたらそれだけじゃないでしょうけどね…」

    81 = 26 :

    犯人はヤスかガソリンスタンドの店員

    82 = 24 :


    「…どういうことです?」

    西田「ああ、どうも今年は特別らしいのよ。数年に一度のお祭りが重なる年だって」

    山口「長野って神社がやたら多いですもんね。確か今年は24年に一度のお祭りとか?」

    「24年に一度のお祭りって凄いですね。そんなレアに年にこんな事件なんて」

    西田「あ、8年に一度のお祭りと12年に一度のお祭りが重なる年、ってことよ」

    「…なるほど、それで24年に一度、ということでしたか」

    西田「うん、12年に一度の清澄神社。そして8年に一度の龍門淵神社ってことらしい」

    83 :

    どうせ殺されたのワハハなんだろ

    84 = 68 :

    ワハハ苛めいくない

    85 = 24 :


    西田「さぁ、だいぶ暗くなったし帰りましょうか? しつこいようだけどこの話は…」

    「ええ、間違いなく。 …そちらも照の件は当分ご内密に」

    西田「…約束するわ。 貴女たち、帰るのだったら駅まで車で送るけど?」

    「いえ、私も車で来ているのでお構いなく。淡、お前はどうする?送ってもらうか」

    「…いえ、私はもうちょっと弘世先輩と一緒にいたいなって…」ボソッ

    「そうか。まぁ、色々あったし無理は言わんさ… あ、西田さん、大星もいいそうです」

    西田「そう。それじゃあ、また何かあったら連絡ちょうだいね」

    「はい。西田さんも照のことで何かあったらお願いします」

    86 :

    殺されたのは池田

    87 = 66 :

    なんだ池田か

    88 = 68 :

    池田ならしょうがないな

    89 = 24 :


    ~~~

    「…落ち着いたか、淡?」

    「…私は大丈夫です。弘世先輩こそ元気ないですよ」

    「私は別に、普段通りさ…」

    「嘘。すごく落ち込んでるように見えます」

    「…気のせいだ。こっちは終電が早い、そろそろ駅まで送ってやる」

    「弘世先輩は? 車なんだから東京まで送ってってくださいよ~」

    「厚かましいな… 私は明日も休みだからな、適当に流して帰るつもりだ」

    「…普段は何考えてるのかわからないのに、ここって時は顔にでちゃいますよね、弘世先輩って」

    90 :

    主人公不在の不安感な

    91 :

    犯人は京ちゃん

    92 :

    福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

    93 = 70 :

    福路美穂子ちゃんの母乳飲みたい

    94 = 24 :



    「ふん、知ったような口を叩く… お前は週末も練習があるだろ?」

    「淡は練習なんかより宮永先輩の方が大事です!」

    「…別に私といたって何もないぞ。探偵ごっこをするつもりはない」

    「…それでも何もしないと不安でしかたない。淡もいっしょですよ」

    「…このまま駅まで行ってお前を叩き出したらいいのかな?」

    「無駄ですよ。 淡、カラオケ屋か漫画喫茶にでも行ってお泊りしますもん」

    「…まぁ、お前はそういう性格だったよな」

    「そうです! …こんな物騒なとこに可愛い後輩置いてどっか行っちゃうなんて酷いこと、しませんよね?」チラッ

    「…わかった。 ただし、直接お前から家と渋谷たちに連絡するんだ。わかったな?」

    「はぁ~い。 弘世先輩は案外甘いから大好きなんです」

    95 = 24 :

    そろそろ眠さ限界かも




    「…さて、そうと決まったらそろそろ動くか」

    「はぁ。それで次はどこに?」

    「…ホテルだ」

    「えっ!? その、さっきの大好きってのは言葉のあやって言うか、いえ弘世先輩が好きなのは嘘じゃn

    「…お前は何を言ってるんだ?」

    「いえ、だからそういうのは心の準備というか、今日のブラとかあんま可愛くないのだし…」///

    「……おい、淡?」

    「わかりました! 優しくしてくれるなら淡は弘世先輩でも全然いいですッ!!」///

    「…着いたぞ」

    96 = 78 :

    弘世先輩ペロペロ

    97 :

    弘世先輩「でも」……?
    気になりますねぇ……

    98 = 83 :

    今頃気づいたけど一人称が淡なんだな淡

    99 = 24 :


    「えっ?」

    「…ホテル」

    「…ここ、ですか?」

    「ああ、さっき予約していた」

    「…なんか想像より地味なんですけど、こういう物なんですか?」

    「まぁ都会のと比べたら地味かな? お前だって遠征とかでこういうのは慣れてるだろ」

    「えっ」

    「ん?」

    100 :

    さすが思春期


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