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    元スレ淡「宮永先輩、付き合ってください」 照「しつこい」

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    タグ : - チーム虎姫 + - + - 大星淡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    「お邪魔します」

    「今飲み物でも出すから、寛いでてくれ」


    「ねぇ、先輩。 烏龍茶の蓋開けっぱなしですよ」

    「? 締まってるじゃないか」

    「私が締めてあげたんです」

    「そうか、悪かったな」

    「いえ。 しっかり整理されてる先輩らしいお部屋ですが、ちょっとだけ抜けてるところがありましたね」

    「そういうダメな一面もあるんですね」

    「たかが蓋一つじゃないか。 失望したのか?」

    「まさか」

    102 = 10 :

    家まで来たらやることは一つやな

    103 = 13 :

    ゴム買った?

    104 = 1 :

    「はぁ、おいしい。 これどこに売ってるんですか?」

    「有名だろ」

    「そうですか、じゃあ私が見逃してるだけかもしれませんね」

    「それか、先輩の家だからかもしれません。 料理も皿や店内の雰囲気が大事って、よく言いますもん」

    「……それはそうと、お前が今飲んでるの、私が飲んだやつだろ」

    「いいじゃないですか、どうせ同じ中身ですし」

    「同じ中身だったら、尚更私のを飲む必要はない」

    「厳しいですね」

    「普通だ」

    「そうですね、いつも通りです。 やっぱりこういう先輩が一番好きです」

    「わかったから、自分のを飲め」

    「嫌です」

    105 = 1 :

    「しかし、本当に何もありませんね。 普通の家にあるものだけです。 本は大量にありますけど」

    「悪かったな」

    「いえ、つまらなくないですよ。 楽しいです」

    「むしろ、何か遊べるものがあるほうが困ります」

    「なぜだ?」

    「先輩とこうして寄り添うだけの時間のほうが、私は好きですから」

    「……」

    「とはいえさすがに疲れました。 先輩、膝借りますね」

    「……まぁ、構わないが」

    「おお、珍しく察しが良い。 痺れたら言ってください」

    「多分大丈夫だ」

    「それはよかった。 多分、痺れても退きませんからね」

    107 = 1 :

    「……先輩、一ついいですか? 今更難しい注文かもしれませんが」

    「なんだ?」

    「今までのこと、全部忘れてください」

    「……はぁ?」

    「今までももちろん本気でしたが、最初の告白以降は、どこか諦めや弄りが入っていたかもしれませんね」

    「半端者です。 それじゃあ思考停止と変わらないことに、ようやく気付きました」

    「……」

    「ですから、今から、今度こそ、今度こそ心の底から言います」

    「今までの人生で、一番本気を出します」

    「……そんな状態でか?」

    「あはは、まぁ、少し締まらないかもしれませんが、退けそうにないですし、包まれてる内に言いたい気持ちもあります」

    「本気です。 だから先輩も、全部忘れて、最初の時と同じように聞いてくださいね?」

    「……」


    「好きです」

    「宮永先輩、付き合ってください」

    108 = 11 :

    うどんで岩沢さんが浮かんだのは俺だけ

    110 = 1 :

    「……はぁ、スッキリしました」

    「これで、もう先輩に構うことも、後輩らしくもない弄りをすることもないでしょう」

    「ありがとうございました……っ」

    「……おい、何泣いてるんだ」

    「ああ、泣いてますか……? 気が付きませんでした、そうかもしれませんね」

    「……拭け。 泣いた跡がつくぞ」

    「別にいいですよ、というかむしろ付けたいくらいですね」

    「……」

    「……すみません、帰ります」

    「……ちょっと待て」

    「なんですか?」

    111 = 52 :

    ざわ…ざわ…

    112 = 10 :

    どうなるんや

    113 = 1 :

    「散々『返事はまだか』なんて言っておいて、私の返事は聞かないで帰る気か」

    「何言ってるんですか、聞くまでもないです。 それとも、先輩には加虐趣味でもありますか?」

    「まあいい。 どうせその状態じゃ、主導権は私にあるんだ」

    「はぁ、確かにそうですね」

    「……」

    「なにしてるんですか、指なんか舐めてみっともない」

    「プーさんの真似ですか? 似合いませんね……んっ」ピトッ

    「……えっ、指……って、これって……」

    「……今はそれで我慢しろ」

    「今は、な」

    114 :

    キマシタワー

    115 = 1 :

    「……あの、いつまで待たせるつもりですか?」

    「気持ちの整理くらい付けさせろ。 淡、お前も人のことを言えないくらい鈍い」

    「そうですか、そうですよね……」

    「……今日はもういい、寝ろ。 どうせ明日も休日だ」

    「わかりました。 色々と言いたいことはありますが、おやすみなさい。 嬉しいですよ、これだけでも」

    「そうか」

    「はいっ」


    「宮永先輩、(指で)キスしてくださいよ」

    「しつこい」

    「ねえ、もう月曜日ですよ? 2日経ってますけど……早く早くはやくー!」

    「……はぁ、仕方ない。 今日うちこい」

    「やった! あ、でも今(指で)キスしてくださいよ!」

    「……ほら」

    (照と淡が部室でキスしてるのを聞いてしまった……)

    おわれ

    116 = 52 :

    乙乙乙!

    117 = 10 :

    乙!!淡照最高や!!

    118 = 114 :

    乙!
    実にすばらでした

    119 :


    次は付き合った話も読みたいな

    120 :

    実によろしい

    続きも読みたい

    121 = 77 :

    すばらっ!

    122 :

    すばら!!


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