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元スレ淡「宮永先輩、付き合ってください」 照「しつこい」

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タグ : - チーム虎姫 + - + - 大星淡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

「いい加減にして」ペラッ

「先輩こそいい加減にしてくださいよ。 私が何回告白したと思ってるんですか?」

「今日で8回目。 慣れてきたから告白って感じがしない」

「それは先輩の立場の話で、私は毎回真剣です」

「それなら私も毎回真剣。 世の中には通ることと通らないことがある」ペラッ

「通してくださいよ。 っていうか私が告白してる横で、なんで本読んでるんですか」

「私が読書してる時に淡がきたんでしょ」

「普通は告白された直後に読書なんてできませんよ」

「もはや日常」ペラッ

「悪い返事でもいいので、せめて読書やめて、真剣に答えてくれませんか?」

「……」スッ

「! やっと振り向いて……」

「ごめんなさい、付き合えません。 これでいい? 読書に戻る」

「……」

2 :

始めて告白したときの様子がほしい
多少なりとも驚いたのだろうか

3 :

ふぅ…

5 :

ふむ

6 :

・・・・っう!

7 :

大星淡ちゃんに後ろから抱きついて髪の毛嗅ぎたい

8 = 1 :

「ちょっと、いくらなんでもひどいと思いますけど」

「『悪い返事でもいい』って言ったのは淡の方」ペラッ

「前から思ってましたけど、宮永先輩って他人に冷たすぎる気がします」

「もう少し人を思いやる心とかを……具体的には後輩とか、もっと具体的には私とか」

「冷たいわけじゃないし、思いやりも持ってる。 ただ淡とは付き合えない。 それだけ」

「その私を好きになったのは淡なんだから、それくらいで文句を言う方がおかしい」ペラッ

「いやでも、交際してる仲であろうと、良い物は良いし、悪いものは悪いんですよ」

「交際してない」

「してくださいよ」

「しつこい。 読書に集中させて」ペラッ

「本当冷たいですね。 宮永先輩の悪いところです」

「じゃあ、私のことなんか好きじゃなくていいでしょ」

「いや、そういうクールなところも含めて好きですけどね」

「……あっそう」

9 :

つづけたまへ

10 :

淡照か・・・ありだな

12 :

ほう…このパターンもなかなか

13 :

まったく・・・罪な女だ

14 = 1 :

「相変わらず読書は続けるんですね」

「そのメンタルがあったからこそ、インターハイチャンプになったんでしょうか?」

「皮肉? 読書は私の日課」ペラッ

「知ってます。 だからこそ、宮永先輩しかいない早い時間を狙って来てるんですよ」

「無駄な努力だと思う」

「無駄じゃあないですよ。 こうやって先輩と夫婦喧嘩してる時間も好きですから」

「夫婦じゃない」ペラッ

「でも早く来るために努力してることは事実ですね。 後輩の努力を踏みにじる気ですか?」

「自分の都合を押し付ける人は好きじゃない」

「押し付けてませんよ。 あくまで告白がokするまで、先輩は私の彼女じゃありませんからね」

「わかってるならこれっきりにして」ペラッ

「ま、okもらうまでは何度でも告白し続ける気ですけどね。 先輩、好きです」

「知ってる」

「付き合ってください」

「無理」ペラッ

16 = 7 :

いいねいいねー

17 = 12 :

このあわあわかわいい

18 :

8回目・・・おれはまだ1回も告白したことないのに・・・

19 :

鷺森灼ちゃんとボーリングしたい

20 :

この淡はうざいからこっぴどく振っちゃっていいよ

21 = 1 :

「……」

「……」

「先輩」スッ

「何……いたっ」プニッ

「うわっ、こんな古臭い手法に引っかかるなんて」

「高校生にもなってみっともない」

「そうやって型にはまった考えを持っていると、いつか痛い目見ますよ」

「それとこれとは別」

「だから、頑固になってないで早く私と付き合ってください」

「……」ペラッ

「あーあ、とうとう無視を決めましたか。 まあ構いませんけどね。 振り向くのも時間の問題なので」

「あー、先輩のほっぺ柔らかかったなぁ」

「……本当は振り向いた時にちゅーしちゃっても良かったんですけど」

「! ……」

22 = 1 :

「あ、今反応しましたね。 宮永先輩のことなら、細かい動作でもわかりますよ」

「びっくりしただけ」ペラッ

「無視はやめてくれましたか」

「……」

「先輩、こっち向いてくださいって」

「……」

「無視がわざとらしいですよ。 照れてるんでしょうか? 照だけに」

「寒い」ペラッ

「全然無視できてませんね」

「無視してるほうが厄介だと理解したから」

「別に先輩を弄ってるわけじゃないですよ。 本当に好きだからこうしてるだけで」

「それなら好きな人の都合も考えて欲しい」ペラッ

「そんなこと言われましても」

23 = 12 :

うざかわいい

24 = 18 :

アワワワワア

25 = 7 :

あわわ

26 :

続けたまえ

27 :

あわあわマジあわあわ

28 = 1 :

「その本、私の愛の告白よりもいいものなんですか?」

「好きな人の新作。 集中させて」ペラッ

「え、ちょっと好きな人ってだれなんですか!?」

「好きな人って、好きな作者のこと」

「あ、ああ、そうですか……ってそうですよね」

「普通間違えない」

「仕方ないじゃないですか。 普通好きな人が目の前で『なんとかが好き』なんて言ったら、嫌でも同様します」

「それは淡が落ち着いてないだけ」ペラッ

「皆そうなんですって。 先輩って恋したことありません?」

「ない」

「あー、先輩って無性愛者っぽいですよね。 顔も性格もオーラも」

「まぁ、私も宮永先輩が初恋ですから、理解したのは最近ですけどね」

「……あっそう」

29 :

照SSはキャラがブレないな

30 = 18 :

積極的だな、初恋なのに、アワアワ頑張れ!

31 = 1 :

「思ったんですけど」

「何」

「弘世先輩に対して話す時と私に対して話す時」

「なんというか、少しだけ雰囲気違いません?」

「淡と違って、菫とは日常会話が多い」

「それに菫とは長い付き合いだから当然のこと」ペラッ

「うわっ、ハッキリ言いますね。 そういうところ好きですよ、もちろん深い意味で」

「私も、後2年生まれるのが早かったら、また少し違ったんでしょうか」

「同じこと。 仮に菫に告白されたとしても、私は受けない」ペラッ

「あまり考えたくありませんね」


「また2人が一番乗りか?」

「あ、先輩こんにちは」

「2人の仲が良くなるのは喜ばしいことだ。 照は人間関係によく壁を作るから余計にそう思う」

「……そうですか」

32 = 1 :

「お、もうこんな時間か。 そろそろ解散にしよう」

「そうだ。 菫、これ返す」

「そういえば貸してたな。 面白かったか?」

「うん」

「ならよかった。 そうそう、この続編がちょうど今日発売するんだが、本屋に寄ってもいいか?」

「構わない」

(……)


「ちょ、先輩、今日私と帰る約束じゃないですか!」

「え」

「なんだ、そうなのか? 早く言ってくれればいいのに」

「そんな約束してな……」

「ごめんなさい、弘世先輩。 宮永先輩借りていきますね!」


「……どういうつもり」

「正直、少し嫉妬しました。 いや、大分嫉妬しました。 自己中ですよね、すみません」

33 :

小蒔ちゃんのおっぱいしゃぶりたい

34 = 1 :

「わかってるならそういうことはやめたほうがいい」

「わかりました、じゃあもうしません。 けど、せめて今日限り一緒に帰らせてください」

「淡、何か勘違いしてない?」

「はい?」

「私は淡のことを拒否してるわけじゃない。 一緒に帰りたいなら、事前に言えばいいだけ」

「……ほ、ほんとですか!? じゃあ毎日帰りましょ!」

「それはそれで……」

「そうだ! 私気になってた喫茶店があるんですよ! このまま行きましょ!」

「話聞いて……」


「先輩、何頼みますか?」

「……ねぇ」

「先輩、先に言っておきますけど、手引っ張ってもあんまり抵抗してませんでしたよね」

「満更でもないんじゃないんですか?」

「まぁ、喫茶店くらいならいいか」

「そうこなくっちゃ!」

35 = 12 :

押され気味のてるてるは珍しい

36 :

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

37 = 7 :

病んで…はいないのかな?
期待しとるで

38 = 18 :

照が病んでないとかえって病気かと疑ってしまうな

39 = 6 :

この照は理性を抑えるのに必死なだけだな

40 = 1 :

「ただ一つ言いたいことがある」

「とうとう私と付き合ってくれるんですか?」

「全然違う。 なんで私の隣にくっついてるの?」

「ダメですか?」

「注目の的になる」

「じゃあ膝の上なら」

「もっとダメ」

「ひとつ、膝の上。 ふたつ、先輩の隣。 さあどっち!」

「……もういいよ、隣で」

「ちなみに、みっつで私と付き合う、ってのもありますよ」

「いいからメニュー見せて。 身動き取れない」

「はいはい」

41 = 1 :

「先輩の頼んだ飲み物、おいしそうですね」

「飲む?」

「本気で言ってます? 関節キスですね」

「私はそういう意味で言ったわけじゃないし、気にしてない」

「そうですか、私はめっちゃ気にしてます」

「飲むのか飲まないのか、どっち」

「飲みます飲みます、次のチャンスがいつかわかりませんしね」ゴクッ

「……ふぅ、美味しいですね。 先輩が飲んだ後だからでしょうか」

「気持ち悪いこと言わないで」

「ひどいですね。 あ、私の飲みます?」

「じゃあ一口」ゴクッ

「……そんなに関節キスがしたいですか。 私は直接でもいいですよ」

「だから、そういう意味じゃない」

「残念」

43 = 1 :

「結局、先輩に奢ってもらっちゃいましたね」

「先輩として当然のこと」

「ありがとうございます」

「でも、先輩だとか後輩だとかじゃなくて、一個人として私を見てくださいよ」

「『後輩の努力を』とか言ってた口から出る言葉じゃない」

「や、結構本気で」

「心配しなくても、淡のことは一個人として見ている」

「……それって『麻雀部として』とかが前に付きますよね」

「なんというか、後輩の延長線上のような」

「? そんな事言われても、淡をただの後輩と思ってないのは本当のことだし」

「はぁ、そうですか。 嬉しいですけど、それは私の望んでる特別とは違う形なんでしょうね」

「そうなるかもしれない。 何度も言ってるけど、諦めたほうが早いと思う」

「それは私が決めることです」

45 = 1 :

「私こっちだから」

「あ、そうですか。 遠回りして……なんて」

「今更遅いし、帰宅を遅くする趣味はない」

「でも私と一緒に喫茶店行ってくれたじゃないですか」

「……それとこれとは別問題」

「はぁ、先輩のことはよくわかりませんね。 そこも好きですよ」

「……私、宮永先輩のこともう少し知りたいです」

「だから、無理だって」

「まだ具体的なこと言ってませんけど」

「言う前からわかる。 変な意味が含まない形でなら、別に教えて上げてもいいけど」

「変じゃありません、私の気持ちは真っ直ぐですよ」

「わかった、わかった……また明日」

「明日も一緒に帰ってくださいね」

「ああ」


「……生殺しにされてる気分ですよ、こっちは」

46 = 12 :

あわあわファイト

47 = 1 :

「先輩、帰りましょ!」

「はいはい」

「最近毎日一緒に帰ってないか」

「そうなんですよ! 先輩ったら私と一緒に帰りたいらしくて」

「言ってない」

「はは、妬けるな。 休日も体調壊さないようにな」

(……妬けるのはこっちの方ですよ)


「先輩、手繋いでください」

「え……」

「ダメですか?」

「……それくらいなら、まぁ」

「やった!」ギュッ

「ちょっと、痛い」

「あっ、ごめんなさい。 少し興奮しちゃって」

48 = 10 :

もうデートですやん、これ

49 = 1 :

「先輩とこうして一緒に帰れて、あわよくば手まで繋げて、嬉しい限りです」

「そ」

「もちろんマックスは先輩と付き合うことですけどね。 まぁ、今はこれで我慢します」

「今は、ねぇ……」

「はい。 そのうち我慢できなくなるかもしれません」

「……先輩は告白の後にいつも『こっちの気持ちを考えて』みたいなこと言いますけど、それは先輩にも言えますよ」

「私の気持ち、少しは考えたことあります?」

「あんなに毎日告白されてれば、それくらい誰でもわかる」

「わかってたら、私が『手繋いでください』なんて言っても、繋ごうとしませんよ」

「? 淡から言ってきたことじゃないのか」

「……はぁ、先輩は鈍チンなんでしょうか」

(そうやって中途半端に私を救うから、私はいつまでも宮永先輩のことが好きでいてしまうんですよね)

「せっかく手繋いでやったのに、なんでそんな不機嫌そうなんだ」

「……いや、もういいです。 私以外の子と、こういうことしないでくださいね」

「縛られる筋合いはないし、大体そんなこと言ってくるのも淡くらいだ」

50 = 1 :

「じゃ、また月曜日」

「先輩と歩いてると、時間があっという間に過ぎますね」

「それじゃあ、おやすみなさい」

「ああ」


「はぁ……宮永先輩、どうして私に振り向いてくれないだろう」ゴロゴロ

「っていうか、せっかく先輩と一緒に帰ってるんだし、家とか教えてもらえばよかった」ゴロゴロ

「……! いいこと思いついた! この頭脳を持った自分が憎い!」

From:宮永先輩
本文:明日飽いてますか? 合いてたらデート活きましょう、向かえに行くのでお家教えてください。

「……なんか色々すっ飛ばしてる気がするけど、先輩にはこれくらいスッキリした文のほうがいいかな。 送信」

「! きた!」ドキドキ

Re:
本文:予定は別にないが……漢字間違えすぎだぞ。

「~~!!」

「どうしよう……ダメな後輩だと思われてないかな……」


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