元スレ淡「宮永先輩、付き合ってください」 照「しつこい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
照「いい加減にして」ペラッ
淡「先輩こそいい加減にしてくださいよ。 私が何回告白したと思ってるんですか?」
照「今日で8回目。 慣れてきたから告白って感じがしない」
淡「それは先輩の立場の話で、私は毎回真剣です」
照「それなら私も毎回真剣。 世の中には通ることと通らないことがある」ペラッ
淡「通してくださいよ。 っていうか私が告白してる横で、なんで本読んでるんですか」
照「私が読書してる時に淡がきたんでしょ」
淡「普通は告白された直後に読書なんてできませんよ」
照「もはや日常」ペラッ
淡「悪い返事でもいいので、せめて読書やめて、真剣に答えてくれませんか?」
照「……」スッ
淡「! やっと振り向いて……」
照「ごめんなさい、付き合えません。 これでいい? 読書に戻る」
淡「……」
2 :
始めて告白したときの様子がほしい
多少なりとも驚いたのだろうか
3 :
ふぅ…
5 :
ふむ
6 :
・・・・っう!
7 :
大星淡ちゃんに後ろから抱きついて髪の毛嗅ぎたい
8 = 1 :
淡「ちょっと、いくらなんでもひどいと思いますけど」
照「『悪い返事でもいい』って言ったのは淡の方」ペラッ
淡「前から思ってましたけど、宮永先輩って他人に冷たすぎる気がします」
淡「もう少し人を思いやる心とかを……具体的には後輩とか、もっと具体的には私とか」
照「冷たいわけじゃないし、思いやりも持ってる。 ただ淡とは付き合えない。 それだけ」
照「その私を好きになったのは淡なんだから、それくらいで文句を言う方がおかしい」ペラッ
淡「いやでも、交際してる仲であろうと、良い物は良いし、悪いものは悪いんですよ」
照「交際してない」
淡「してくださいよ」
照「しつこい。 読書に集中させて」ペラッ
淡「本当冷たいですね。 宮永先輩の悪いところです」
照「じゃあ、私のことなんか好きじゃなくていいでしょ」
淡「いや、そういうクールなところも含めて好きですけどね」
照「……あっそう」
9 :
つづけたまへ
10 :
淡照か・・・ありだな
12 :
ほう…このパターンもなかなか
13 :
まったく・・・罪な女だ
14 = 1 :
淡「相変わらず読書は続けるんですね」
淡「そのメンタルがあったからこそ、インターハイチャンプになったんでしょうか?」
照「皮肉? 読書は私の日課」ペラッ
淡「知ってます。 だからこそ、宮永先輩しかいない早い時間を狙って来てるんですよ」
照「無駄な努力だと思う」
淡「無駄じゃあないですよ。 こうやって先輩と夫婦喧嘩してる時間も好きですから」
照「夫婦じゃない」ペラッ
淡「でも早く来るために努力してることは事実ですね。 後輩の努力を踏みにじる気ですか?」
照「自分の都合を押し付ける人は好きじゃない」
淡「押し付けてませんよ。 あくまで告白がokするまで、先輩は私の彼女じゃありませんからね」
照「わかってるならこれっきりにして」ペラッ
淡「ま、okもらうまでは何度でも告白し続ける気ですけどね。 先輩、好きです」
照「知ってる」
淡「付き合ってください」
照「無理」ペラッ
16 = 7 :
いいねいいねー
17 = 12 :
このあわあわかわいい
18 :
8回目・・・おれはまだ1回も告白したことないのに・・・
19 :
鷺森灼ちゃんとボーリングしたい
20 :
この淡はうざいからこっぴどく振っちゃっていいよ
21 = 1 :
淡「……」
照「……」
淡「先輩」スッ
照「何……いたっ」プニッ
淡「うわっ、こんな古臭い手法に引っかかるなんて」
照「高校生にもなってみっともない」
淡「そうやって型にはまった考えを持っていると、いつか痛い目見ますよ」
照「それとこれとは別」
淡「だから、頑固になってないで早く私と付き合ってください」
照「……」ペラッ
淡「あーあ、とうとう無視を決めましたか。 まあ構いませんけどね。 振り向くのも時間の問題なので」
淡「あー、先輩のほっぺ柔らかかったなぁ」
淡「……本当は振り向いた時にちゅーしちゃっても良かったんですけど」
照「! ……」
22 = 1 :
淡「あ、今反応しましたね。 宮永先輩のことなら、細かい動作でもわかりますよ」
照「びっくりしただけ」ペラッ
淡「無視はやめてくれましたか」
照「……」
淡「先輩、こっち向いてくださいって」
照「……」
淡「無視がわざとらしいですよ。 照れてるんでしょうか? 照だけに」
照「寒い」ペラッ
淡「全然無視できてませんね」
照「無視してるほうが厄介だと理解したから」
淡「別に先輩を弄ってるわけじゃないですよ。 本当に好きだからこうしてるだけで」
照「それなら好きな人の都合も考えて欲しい」ペラッ
淡「そんなこと言われましても」
23 = 12 :
うざかわいい
24 = 18 :
アワワワワア
25 = 7 :
あわわ
26 :
続けたまえ
27 :
あわあわマジあわあわ
28 = 1 :
淡「その本、私の愛の告白よりもいいものなんですか?」
照「好きな人の新作。 集中させて」ペラッ
淡「え、ちょっと好きな人ってだれなんですか!?」
照「好きな人って、好きな作者のこと」
淡「あ、ああ、そうですか……ってそうですよね」
照「普通間違えない」
淡「仕方ないじゃないですか。 普通好きな人が目の前で『なんとかが好き』なんて言ったら、嫌でも同様します」
照「それは淡が落ち着いてないだけ」ペラッ
淡「皆そうなんですって。 先輩って恋したことありません?」
照「ない」
淡「あー、先輩って無性愛者っぽいですよね。 顔も性格もオーラも」
淡「まぁ、私も宮永先輩が初恋ですから、理解したのは最近ですけどね」
照「……あっそう」
29 :
照SSはキャラがブレないな
30 = 18 :
積極的だな、初恋なのに、アワアワ頑張れ!
31 = 1 :
淡「思ったんですけど」
照「何」
淡「弘世先輩に対して話す時と私に対して話す時」
淡「なんというか、少しだけ雰囲気違いません?」
照「淡と違って、菫とは日常会話が多い」
照「それに菫とは長い付き合いだから当然のこと」ペラッ
淡「うわっ、ハッキリ言いますね。 そういうところ好きですよ、もちろん深い意味で」
淡「私も、後2年生まれるのが早かったら、また少し違ったんでしょうか」
照「同じこと。 仮に菫に告白されたとしても、私は受けない」ペラッ
淡「あまり考えたくありませんね」
菫「また2人が一番乗りか?」
淡「あ、先輩こんにちは」
菫「2人の仲が良くなるのは喜ばしいことだ。 照は人間関係によく壁を作るから余計にそう思う」
淡「……そうですか」
32 = 1 :
菫「お、もうこんな時間か。 そろそろ解散にしよう」
照「そうだ。 菫、これ返す」
菫「そういえば貸してたな。 面白かったか?」
照「うん」
菫「ならよかった。 そうそう、この続編がちょうど今日発売するんだが、本屋に寄ってもいいか?」
照「構わない」
淡(……)
淡「ちょ、先輩、今日私と帰る約束じゃないですか!」
照「え」
菫「なんだ、そうなのか? 早く言ってくれればいいのに」
照「そんな約束してな……」
淡「ごめんなさい、弘世先輩。 宮永先輩借りていきますね!」
照「……どういうつもり」
淡「正直、少し嫉妬しました。 いや、大分嫉妬しました。 自己中ですよね、すみません」
33 :
小蒔ちゃんのおっぱいしゃぶりたい
34 = 1 :
照「わかってるならそういうことはやめたほうがいい」
淡「わかりました、じゃあもうしません。 けど、せめて今日限り一緒に帰らせてください」
照「淡、何か勘違いしてない?」
淡「はい?」
照「私は淡のことを拒否してるわけじゃない。 一緒に帰りたいなら、事前に言えばいいだけ」
淡「……ほ、ほんとですか!? じゃあ毎日帰りましょ!」
照「それはそれで……」
淡「そうだ! 私気になってた喫茶店があるんですよ! このまま行きましょ!」
照「話聞いて……」
淡「先輩、何頼みますか?」
照「……ねぇ」
淡「先輩、先に言っておきますけど、手引っ張ってもあんまり抵抗してませんでしたよね」
淡「満更でもないんじゃないんですか?」
照「まぁ、喫茶店くらいならいいか」
淡「そうこなくっちゃ!」
35 = 12 :
押され気味のてるてるは珍しい
36 :
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
37 = 7 :
病んで…はいないのかな?
期待しとるで
38 = 18 :
照が病んでないとかえって病気かと疑ってしまうな
39 = 6 :
この照は理性を抑えるのに必死なだけだな
40 = 1 :
照「ただ一つ言いたいことがある」
淡「とうとう私と付き合ってくれるんですか?」
照「全然違う。 なんで私の隣にくっついてるの?」
淡「ダメですか?」
照「注目の的になる」
淡「じゃあ膝の上なら」
照「もっとダメ」
淡「ひとつ、膝の上。 ふたつ、先輩の隣。 さあどっち!」
照「……もういいよ、隣で」
淡「ちなみに、みっつで私と付き合う、ってのもありますよ」
照「いいからメニュー見せて。 身動き取れない」
淡「はいはい」
41 = 1 :
淡「先輩の頼んだ飲み物、おいしそうですね」
照「飲む?」
淡「本気で言ってます? 関節キスですね」
照「私はそういう意味で言ったわけじゃないし、気にしてない」
淡「そうですか、私はめっちゃ気にしてます」
照「飲むのか飲まないのか、どっち」
淡「飲みます飲みます、次のチャンスがいつかわかりませんしね」ゴクッ
淡「……ふぅ、美味しいですね。 先輩が飲んだ後だからでしょうか」
照「気持ち悪いこと言わないで」
淡「ひどいですね。 あ、私の飲みます?」
照「じゃあ一口」ゴクッ
淡「……そんなに関節キスがしたいですか。 私は直接でもいいですよ」
照「だから、そういう意味じゃない」
淡「残念」
43 = 1 :
淡「結局、先輩に奢ってもらっちゃいましたね」
照「先輩として当然のこと」
淡「ありがとうございます」
淡「でも、先輩だとか後輩だとかじゃなくて、一個人として私を見てくださいよ」
照「『後輩の努力を』とか言ってた口から出る言葉じゃない」
淡「や、結構本気で」
照「心配しなくても、淡のことは一個人として見ている」
淡「……それって『麻雀部として』とかが前に付きますよね」
淡「なんというか、後輩の延長線上のような」
照「? そんな事言われても、淡をただの後輩と思ってないのは本当のことだし」
淡「はぁ、そうですか。 嬉しいですけど、それは私の望んでる特別とは違う形なんでしょうね」
照「そうなるかもしれない。 何度も言ってるけど、諦めたほうが早いと思う」
淡「それは私が決めることです」
45 = 1 :
照「私こっちだから」
淡「あ、そうですか。 遠回りして……なんて」
照「今更遅いし、帰宅を遅くする趣味はない」
淡「でも私と一緒に喫茶店行ってくれたじゃないですか」
照「……それとこれとは別問題」
淡「はぁ、先輩のことはよくわかりませんね。 そこも好きですよ」
淡「……私、宮永先輩のこともう少し知りたいです」
照「だから、無理だって」
淡「まだ具体的なこと言ってませんけど」
照「言う前からわかる。 変な意味が含まない形でなら、別に教えて上げてもいいけど」
淡「変じゃありません、私の気持ちは真っ直ぐですよ」
照「わかった、わかった……また明日」
淡「明日も一緒に帰ってくださいね」
照「ああ」
淡「……生殺しにされてる気分ですよ、こっちは」
46 = 12 :
あわあわファイト
47 = 1 :
淡「先輩、帰りましょ!」
照「はいはい」
菫「最近毎日一緒に帰ってないか」
淡「そうなんですよ! 先輩ったら私と一緒に帰りたいらしくて」
照「言ってない」
菫「はは、妬けるな。 休日も体調壊さないようにな」
淡(……妬けるのはこっちの方ですよ)
淡「先輩、手繋いでください」
照「え……」
淡「ダメですか?」
照「……それくらいなら、まぁ」
淡「やった!」ギュッ
照「ちょっと、痛い」
淡「あっ、ごめんなさい。 少し興奮しちゃって」
48 = 10 :
もうデートですやん、これ
49 = 1 :
淡「先輩とこうして一緒に帰れて、あわよくば手まで繋げて、嬉しい限りです」
照「そ」
淡「もちろんマックスは先輩と付き合うことですけどね。 まぁ、今はこれで我慢します」
照「今は、ねぇ……」
淡「はい。 そのうち我慢できなくなるかもしれません」
淡「……先輩は告白の後にいつも『こっちの気持ちを考えて』みたいなこと言いますけど、それは先輩にも言えますよ」
淡「私の気持ち、少しは考えたことあります?」
照「あんなに毎日告白されてれば、それくらい誰でもわかる」
淡「わかってたら、私が『手繋いでください』なんて言っても、繋ごうとしませんよ」
照「? 淡から言ってきたことじゃないのか」
淡「……はぁ、先輩は鈍チンなんでしょうか」
淡(そうやって中途半端に私を救うから、私はいつまでも宮永先輩のことが好きでいてしまうんですよね)
照「せっかく手繋いでやったのに、なんでそんな不機嫌そうなんだ」
淡「……いや、もういいです。 私以外の子と、こういうことしないでくださいね」
照「縛られる筋合いはないし、大体そんなこと言ってくるのも淡くらいだ」
50 = 1 :
照「じゃ、また月曜日」
淡「先輩と歩いてると、時間があっという間に過ぎますね」
淡「それじゃあ、おやすみなさい」
照「ああ」
淡「はぁ……宮永先輩、どうして私に振り向いてくれないだろう」ゴロゴロ
淡「っていうか、せっかく先輩と一緒に帰ってるんだし、家とか教えてもらえばよかった」ゴロゴロ
淡「……! いいこと思いついた! この頭脳を持った自分が憎い!」
From:宮永先輩
本文:明日飽いてますか? 合いてたらデート活きましょう、向かえに行くのでお家教えてください。
淡「……なんか色々すっ飛ばしてる気がするけど、先輩にはこれくらいスッキリした文のほうがいいかな。 送信」
淡「! きた!」ドキドキ
Re:
本文:予定は別にないが……漢字間違えすぎだぞ。
淡「~~!!」
淡「どうしよう……ダメな後輩だと思われてないかな……」
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