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元スレあずさ「花嫁修行」

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P「それより、あずさだん……どうやってここに」
あずさ「プロデューサーさん、朝ご飯出来てますから」
あずさ「はやく着替えて、来てくださいね」
P「はぁ……」
あずさ「そうでした……大事なことを言い忘れるとこでした」
P「大事なことですか?」
あずさ「プロデューサーさん、おはようございます」
P「……」
P「えぇ、おはようございます、あずささん」
あずさ「プロデューサーさん、朝ご飯出来てますから」
あずさ「はやく着替えて、来てくださいね」
P「はぁ……」
あずさ「そうでした……大事なことを言い忘れるとこでした」
P「大事なことですか?」
あずさ「プロデューサーさん、おはようございます」
P「……」
P「えぇ、おはようございます、あずささん」
P「でっ、実際どうやって来たんですか?」
あずさ「何のことですか?」
P「あずささんのことですからてっきり迷子になって俺の家に来るの諦めていたかと思ってましたよ」
あずさ「迷子には、なっていましたよ」
P「そうなんですか?」
あずさ「それは、もう何度も」
P「ちゃんと帰れたんですか、迷子になる度に」
あずさ「迷って迷って迷い続けたら、知ってる道に出たりしましたから」
P「随分と遠回りな帰り道ですね」
あずさ「何のことですか?」
P「あずささんのことですからてっきり迷子になって俺の家に来るの諦めていたかと思ってましたよ」
あずさ「迷子には、なっていましたよ」
P「そうなんですか?」
あずさ「それは、もう何度も」
P「ちゃんと帰れたんですか、迷子になる度に」
あずさ「迷って迷って迷い続けたら、知ってる道に出たりしましたから」
P「随分と遠回りな帰り道ですね」
P「それじゃあ、俺の家も迷子の末に?」
あずさ「はい……プロデューサーさんの住所は知っていたんですが」
P「えっ……何で知ってるんですか」
あずさ「えぇ……え~と、それは」
P「事務所にある履歴書、見たんですか?」
あずさ「たまたまですよ。事務所に置いてあった書類があったから、何かなって見てみたらプロデューサーさんの……」
P「はぁ……個人情報の保護も何も無いですね」
あずさ「すみません、プロデューサーさん」
P「別に怒ってはいませんよ。それは事故みたいなものですし……」
あずさ「はい……プロデューサーさんの住所は知っていたんですが」
P「えっ……何で知ってるんですか」
あずさ「えぇ……え~と、それは」
P「事務所にある履歴書、見たんですか?」
あずさ「たまたまですよ。事務所に置いてあった書類があったから、何かなって見てみたらプロデューサーさんの……」
P「はぁ……個人情報の保護も何も無いですね」
あずさ「すみません、プロデューサーさん」
P「別に怒ってはいませんよ。それは事故みたいなものですし……」
P「それにしても……」
P「まぁ、よくこれだけ作りますね」
あずさ「そうですか?」
P「おかずがちゃんとある辺り、感動を覚えます」
P「俺の朝は、白飯と漬け物ですから」
あずさ「プロデューサーさん、そんな昔の人みたいな食事をしていたんですか?」
P「たまに卵がつきますよ」
あずさ「……」
P「すみません……」
P「まぁ、よくこれだけ作りますね」
あずさ「そうですか?」
P「おかずがちゃんとある辺り、感動を覚えます」
P「俺の朝は、白飯と漬け物ですから」
あずさ「プロデューサーさん、そんな昔の人みたいな食事をしていたんですか?」
P「たまに卵がつきますよ」
あずさ「……」
P「すみません……」
P「でも、朝ってあんまり時間がないじゃないですか」
あずさ「それは、そうですけど……」
P「日によっては、食べない日もありますから」
あずさ「よく体がもちますね」
P「俺は、あずささん達の仕事を見ているだけですから。後は、仕事を取りに行くくらいです」
P「あずささん達アイドルみたく、撮影でずっと止まったり、レッスンで体を動かすわけでもないですから」
あずさ「それは、そうですけど……」
P「日によっては、食べない日もありますから」
あずさ「よく体がもちますね」
P「俺は、あずささん達の仕事を見ているだけですから。後は、仕事を取りに行くくらいです」
P「あずささん達アイドルみたく、撮影でずっと止まったり、レッスンで体を動かすわけでもないですから」
P「ごちそうさま……」
あずさ「お粗末様でした」
P「あずささん、仕事の方は?」
あずさ「いえ、ありませんよ」
P「そうですか、どうせなら送って行こうと思ったんですけど」
あずさ「あの、プロデューサーさん……今日はお仕事が無いはずでは?」
P「今後のために、やらなければならない仕事はありますから」
P「家だとだらけてはかどらないから、事務所で仕事を進めようと思って」
あずさ「そうですか……」
あずさ「お粗末様でした」
P「あずささん、仕事の方は?」
あずさ「いえ、ありませんよ」
P「そうですか、どうせなら送って行こうと思ったんですけど」
あずさ「あの、プロデューサーさん……今日はお仕事が無いはずでは?」
P「今後のために、やらなければならない仕事はありますから」
P「家だとだらけてはかどらないから、事務所で仕事を進めようと思って」
あずさ「そうですか……」
P「それでは行って来ます」
あずさ「プロデューサーさん、ハンカチ、ティッシュ持ちましたか?」
P「はい」
あずさ「定期はありますか?」
P「バッチリです」
あずさ「あっ、プロデューサーさん……」
あずさ「ネクタイ、曲がってますよ」
P「あっ、ありがとうございます」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、かっこいいですよ」
P「……行ってきます」
あずさ「はい、行ってらっしゃい」
あなた……
あずさ「プロデューサーさん、ハンカチ、ティッシュ持ちましたか?」
P「はい」
あずさ「定期はありますか?」
P「バッチリです」
あずさ「あっ、プロデューサーさん……」
あずさ「ネクタイ、曲がってますよ」
P「あっ、ありがとうございます」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、かっこいいですよ」
P「……行ってきます」
あずさ「はい、行ってらっしゃい」
あなた……
事務所
P「……」
P「……」
P「ふぅ……」
P「何だ、もうこんな時間なのか……随分と集中してたな」
P「朝ご飯をちゃんと取ったからかな」
あずさ「お疲れ様です、プロデューサーさん」
P「あずささん……来てたんですか。家で待っていても良かったのに」
あずさ「プロデューサーさんに、お弁当を渡してませんでしたから」
P「そこまで、気を使わなくても……」
あずさ「プロデューサーさん」
P「わかってますよ……」
P「……」
P「……」
P「ふぅ……」
P「何だ、もうこんな時間なのか……随分と集中してたな」
P「朝ご飯をちゃんと取ったからかな」
あずさ「お疲れ様です、プロデューサーさん」
P「あずささん……来てたんですか。家で待っていても良かったのに」
あずさ「プロデューサーさんに、お弁当を渡してませんでしたから」
P「そこまで、気を使わなくても……」
あずさ「プロデューサーさん」
P「わかってますよ……」
P「いつからいたんですか?」
あずさ「1時間くらい前からです。プロデューサーさん、ちっとも気づきませんでした」
P「す、すみません。仕事に集中していたもので……。あずささんも声のひとつでもかけてくれても良かったのに」
あずさ「本当は声をかけようと思ったんですけど、プロデューサーさん、とても熱心に仕事をされてましたから」
あずさ「声、かけるの悪いと思って……」
P「それで、1時間も俺のこと見ていたんですか?」
あずさ「はい……」
P「つまらなかったでしょう。男の横顔なんて」
あずさ「そうでもないですよ。普段とは違ったプロデューサーさんの一面を見れました」
P「はぁ……よくわかりませんね」
あずさ「ふふっ……」
あずさ「1時間くらい前からです。プロデューサーさん、ちっとも気づきませんでした」
P「す、すみません。仕事に集中していたもので……。あずささんも声のひとつでもかけてくれても良かったのに」
あずさ「本当は声をかけようと思ったんですけど、プロデューサーさん、とても熱心に仕事をされてましたから」
あずさ「声、かけるの悪いと思って……」
P「それで、1時間も俺のこと見ていたんですか?」
あずさ「はい……」
P「つまらなかったでしょう。男の横顔なんて」
あずさ「そうでもないですよ。普段とは違ったプロデューサーさんの一面を見れました」
P「はぁ……よくわかりませんね」
あずさ「ふふっ……」
P「それじゃあ帰りましょうか」
P「弁当、美味しかったですよ。弁当箱、洗って返しますね」
あずさ「はい……」
P「送ってきますよ」
あずさ「プロデューサーさん。私の荷物、プロデューサーさんの家ですよ」
P「おっと、そうでした」
P「それじゃあ、一緒に帰りましょうか。あずささん」
あずさ「は~い」
P「弁当、美味しかったですよ。弁当箱、洗って返しますね」
あずさ「はい……」
P「送ってきますよ」
あずさ「プロデューサーさん。私の荷物、プロデューサーさんの家ですよ」
P「おっと、そうでした」
P「それじゃあ、一緒に帰りましょうか。あずささん」
あずさ「は~い」
P「到着……っと」
あずさ「私が開けますね」
P「ちゃんと閉めてきたんですね」
あずさ「プロデューサーさん。それ、どういう意味ですか?」
P「あずささん、結構うっかりさんですから少し心配していました」
あずさ「もう、ヒドいです。プロデューサーさん」
あずさ「私が開けますね」
P「ちゃんと閉めてきたんですね」
あずさ「プロデューサーさん。それ、どういう意味ですか?」
P「あずささん、結構うっかりさんですから少し心配していました」
あずさ「もう、ヒドいです。プロデューサーさん」
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