元スレP「みんなぁ!FPS、しようぜぇ!」

みんなの評価 : ☆
153 = 143 :
ほっしゅ
154 = 99 :
>>145
調子いいと一回の戦闘で3.0とか出たりするけど
1000戦やって6000キル3000デスっていうのはすごいと思わんかね
ナイフ戦はちょっと特殊な気がするがまあ2.1はすごい
156 = 69 :
ほ
157 = 1 :
音無小鳥さんは少し変だ
別に髪型やそれ以外の容姿についてというわけじゃない
むしろ彼女は美人だ
口元のほくろがセクシーなのに、どこかあどけない少女のようなお姉さんだ
太ももまである黒のソックスは、俺が中高生なら釘付けになっただろう
…………話がそれた
彼女は変である
どこが?と聞かれると割とたくさんある
昼間から深い妄想で遊んでいる
酒癖が悪い
仕事中によくゲームをする
妙に傷つきやすい
不思議と優しいときがある
不思議と言えば男性との交際経験がないのも不思議だ (酔っ払って勝手にゲロした)
159 = 1 :
そんな彼女の変なとこリストに最近一つ項目が増えた
彼女はクラン戦に参加しない
そもそもクラン立ち上げを薦めてきたのは小鳥さんだった
アイドル達にもやらせたいといったときの話だ
クランの名前やエンブレムのデザインにも積極的に楽しそうに口を出してきた
なのに、彼女はクランとしての活動に消極的だった
野良ならばいくらでもやる
聞けばたいていのことは正確に教えてくれる
腕前もそこらの高階級なら軽く蹴散らすほどの腕前だ
ゲームが楽しくないわけでもなさそうだ
だけどやっぱり
クラン戦には参加しない
小鳥さんは少し変わった人なのだ
160 = 1 :
今日も今日とてクラン戦だ
砂漠をイメージしたマップを今回は使用する
狭い通路が多くいかにラッシュを成功させるかがポイントだ
大半は小鳥さんからの受け売りなのだが
俺はクランマスターとして今日のメンバーに声をかける
P「今日のルールは公式大会と同じだ。武器、装飾品、その他レギュレーション違反がないか各自確認するように」
「はい!」と、元気な声がした
メンバーは俺・あずささん・亜美・真美・響だ
スナイパーはいない
このマップでは開けた場所が少なくポジショニングショットが難しいのだ
AIMのあるあずささん、近距離に強いショットガン使いの亜美真美、単独でキルの取れる響をチョイスした
小鳥さんはもうログアウトしている
俺は、試合前なのにいまひとつ集中しきれていない自分を戒めた
161 = 1 :
試合が始まった
防衛側である
俺は大まかな指示を飛ばす
P「亜美真美は広場に隠れていてくれ、あずささんは俺と一緒に水路前を、響は横道を軽く詰める」
この3点を抑えていれば設置されることは絶対にない
逆に言えば、どこか一箇所が破られれば設置をされてしまうということだが
やられてもすぐにカバー出来るよう意識しながら、俺はあずささんと共に水路の入り口を守っていた
45秒が経過した
敵からのアクションはまだない
1ラウンドは2分30秒なのでまだ時間はある
油断は出来ない
時間をかけて集中力を削ぐ気なのだろうか?
俺は全体マップを開いて、全員の位置の調整をしようとした
162 = 1 :
P「おい、響!詰めすぎじゃないか!」
驚いた
響は横道を抜けて敵陣前まで進んでいたのだ
響「これくらいならなんくるないさー」
P「なんくるあるよ!」
もし響がやられれば当然横道には誰かが行かなければならない
その分他の場所が手薄になるのだ
相当な実力差か運がない限り、一人でラッシュ止めるのは不可能だ
亜美「兄ちゃん兄ちゃん!」
亜美から報告が飛んでくる
亜美「裏通りを足音!3人はいる!」
P「どっちにいった?」
亜美「うーんと……水路だYO!」
こうなったら仕方ない
柔軟に対応するしかあるまい
163 = 1 :
俺は脳内ですばやく全体の動きを予想する
P「亜美はそのまま待機!真美はこっちのカバーだ!」
響「自分は?自分は?」
P「交戦が始まったら裏を取ってくれ、見つかるなよ?」
響「へへ、了解だぞ!」
響は単独のほうがいい動きをする
本人曰く
響「動いてると味方でも撃っちゃうからさー」
だそうな
だがその反応速度は凄まじく、裏をかかれない限りまず後れを取ることはない
俺は響のポテンシャルに期待して任せた
164 = 1 :
P「あずささん、水路はどうですか?動きありませんか?」
俺は全体地図を閉じるとあずささんに声をかけた
いなかった
P「え?」
あずさ「す、すいません~、よく分からないところにいます~」
もう一度全体地図を開くとあずささんは
マップの外にいた
P「どうやったらそんなところに行けるんですか!?」
俺はあずささんのことを甘く見ていたのだろうか
ゲームでまで迷子になるだなんて……
165 = 1 :
ともあれ、マップの外に出る方法がわからない以上、助けには行けない
それに水路前をあけるわけにも行かなかった
P「ん」
真美が走ってくるのが見えた
水路入り口を挟んだ反対側に姿が見える
そのちょうど真ん中に
水路からボムが飛んできた
166 = 1 :
P「来たぞぉ!」
俺は全力で後ろを向きながら叫んだ
回避するためだ
フラッシュのグレネード効果が一瞬で切れる
俺は振り返るとジェノサイド春香をぶちまけた
同時に真美が接近しながらショットガンを連射する
碌に狙いもしなかったが、5人固まっていたのは僥倖だった
俺と真美のサンドイッチで敵が二人倒れる
一人が真美に、二人が俺に向き直る
俺の銃は照準が開きっぱなしで、狙いが定まらなくなっていた
石の陰に隠れる
真美「た、弾が!」
その言葉を最後に真美がやられた
167 = 59 :
響はやくきて~
168 = 1 :
ハンドガンに持ち替え、構えた
同時に叫ぶ
P「響!亜美!まだか!」
ハンドガンは所詮サブウェポンだ
覗き込んで敵の胴体に一発ヒットさせたが倒れない
回避運動を取る間もなく、真美を倒した敵も俺に銃口を向けてきた
俺はやけくそ気味に連射をした
助けてくださいよ小鳥さん
情けない泣き言が洩れた
169 = 1 :
目の前が真っ白になった
耳鳴りがひどい
これは
響「やったぞー!」
響のフラッシュだった
視野が回復すると残った敵が折り重なるように倒れていた
響がサブマシンガンで敵を後ろから一掃したのだろう
亜美がショットガンを抱えて走ってきたのは、そのすぐ後だった
170 = 1 :
本日のクラン戦結果
1-9 ボロ負けだった
結局あずささんはバグで戻ってこれず、4:5のまま試合は進行した
当然と言えば当然の結果だった
あずさ「す、すいません……」
あずささんは責任を感じて落ち込んでいた
亜美「まーまーまーまー」
真美「まーまーまーまー」
綺麗にハモりながら亜美と真美
亜美「これは仕方がないっしょ→」
真美「そ→そ→」
敵チームが教えてくれたのだが、このマップには抜け穴がのような穴があるそうだ
テクスチャーで覆われて見えない穴は、ジャストで飛び乗ったときだけ開く
落ちたものは、復帰することも出来ずに異次元に漂う
これではあずささんを責めることなどできない
171 = 1 :
P「そうですよ、知らなかったんだからしょうがないです。下手したら俺が消えていたかもしれませんし」
あずさ「はい……でも……」
ふむ
マイペースなのに気を遣いすぎるのだ あずささんは
P「それより、すいませんでした。負けちゃって」
あずさ「いえ、だからそれは私の……」
P「響のせいです」
響「え”」
唐突にふられて響が母音に濁音を乗せた
P「お前が全ラウンド単独で突っ込んでやられるから、毎回3:5になったんだろうが!」
意識改革が必要だな
俺は自分鬼軍曹になって響をしごく場面を想像した
結構楽しかった
あずさ「あらあら……」
あずささんは困ったような楽しそうないつもの調子に戻ってくれていた
172 = 1 :
反省会が終わるともうだいぶ遅かった
クラン戦に参加してないメンバーはとっくに寝ているだろう
内戦はひとまず中止にして解散する
就寝準備をしてPCの電源を落とそうとした
コンタクトリストの小鳥さんのところになんとなく目が行く
また一人で飲んでいるのだろうか? それとも、もう寝てしまったのだろうか?
起きているのなら何をしているのだろうか?
何を考えているのだろうか?
自然と小鳥さんの事を考えている自分に、何の疑問も持たないまま俺は眠った
明日は何を教えてもらおうかなんて考えながら
173 = 1 :
あのすいません もう書き溜めないです
174 = 88 :
>>173
72してんだ早く書いてこい
175 :
さっさとしろよこのカス
応援してんぞ
176 :
かまわんつづけたまえ
178 :
>>173
面白いから自分のペースで続けろくれさい
ネトゲ離れて2年経つけどまた何かやりたくなってきたは
179 = 99 :
左右にジャンプしながら近寄ってくる真マジまっこまこりーん
180 :
前にもアイマスのFPSスレあったねー
支援
181 = 124 :
しばらく3D酔いもしてないな
183 = 80 :
キングスフィールドで3D酔いする俺にはプレーは無理そう
みんなの評価 : ☆
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