元スレ魔王「勇者、俺の者になれ」女勇者「ふむ…いいさ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 :
この魔王納金過ぎるだろwww
CMみたいにフリスク一粒でも・・・
152 :
今更だけどスレタイちょっと間違ってるな
153 :
面白い
155 :
俺はすきよこういうの
156 = 125 :
ほ
157 :
所々日本語が気になるな
160 :
自分で自分の両親を「ご両親」・・・?
162 :
おきなさい。 おきなさい わたしの かわいい >>1や……。
おはよう >>1。 もう あさですよ。
きょうは とても たいせつなひ。 >>1が このスレを 完結させるひ だったでしょ。
このひのために おまえを ゆうかんな おとこのこ として そだてたつもりです。
163 = 21 :
うそ……
なんでまだ残ってるの……
164 :
>>163
早く続きを投下するんだ
165 :
>>163
感謝の言葉なんていらないんだからね!
167 = 21 :
女勇者「ふぅ…久しぶりにちょっと本気になったね」
魔王「なかなかの戦いっぷりだったぞ」
女勇者「誰のせいでやったと思ってるんだい…まったく、あなたも人の言うことを聞かないね」
魔王「おかげでお前の強さが見れたんだ。それで良しとしよう」
女勇者「じゃあ本選は棄権するかい?」
魔王「そこまでは言ってない」
女勇者「まあ、そう来ると思ってたけどね…良いさ。本選で私が無理矢理にでも落としてやるよ」
魔王「ほう…面白いことをいうじゃないか」
168 = 21 :
>>それでは本選トーナメントのための抽選をします。予選勝利者の皆さん前に出てください
女勇者「司会者の者、ちょっと良いか?」
>>はい、なんでしょう
女勇者「彼と私を本選第一戦で戦わせて欲しいのだが」
>>いえ、しかし、抽選をすることになっていまして…
魔王「あぁん?」
>>ひっ、わ、分かりました。ではそのように…
女勇者「……」ジー
魔王「なんだ、目的は達成しただろ」
169 = 21 :
>>それでは本選第一戦にしてこの大会のクライマックスになりそうな一戦!観衆席から乱入してきた強者カップルの勝負です!
女勇者「ふっ、カップルだそうだね」
魔王「違わないだろ」
女勇者「言っておくけど、本気で戦うんじゃないよ。格闘だとしても、あなたと全力で戦ったら大会がめちゃくちゃになるからね」
魔王「戦う時はいつも本気というのが俺の信条なんだが」
女勇者「あなたは結婚する前のお嫁に痣や傷などを増やすつもりかい?」
魔王「むっ……それは少し迷うな」
女勇者「迷うのだね。しょうもない人だね」
魔王「魔王だけどね」
女勇者「それをここで言うんじゃないよ」
>>試合開始ー!
170 :
こういう二人は好きだな
171 = 21 :
魔物D「あの二人すげーな、おい」
魔物E「両方合わせてるみたいに戦ってる」
魔物F「もうこれが決勝戦でよくね?」
魔物G「女の方頑張れーー!」
女勇者「ふふっ、あまり目立ちたくないけどね」
魔王「やっぱり、お前は強いな。最初に会った時少しは戦っておけば良かったかもしれない」
女勇者「あなたも本当に戦うのが好きだね。しかしだね。この服、あなたは分からないかもしれないけど…」
魔王「…?」
女勇者「さっきから私が激しい動きをすると観衆席から歓声が上がるね?」
女勇者「スカートの奥が下からチラチラって見えるんだよ」
魔王「!」
172 = 21 :
女勇者「はい、隙あり!」ハイキック
魔王「むごっ!…うっ…」
観衆席「おおおーーー!!」
女勇者「はい、クリーンヒット。もちろんこれで倒れるあなたじゃないけど、今回はこれで勘弁願いたいね」
魔王「くっ…仕方ねー…降参だ」
>>おお!男側のギブアップ宣言!女の方の勝ちだー!!
>>うおおおおお!!!!
女勇者「ふぅ……せっかく綺麗な服を着てきたというのに、こんなことさせるあなたも相当戦狂いだよ」
魔王「ふん…これからどうするんだ。お前が優勝するのか」
女勇者「馬鹿いうんじゃないよ。次の試合が始まる前にさっさと消えるよ」
173 :
帰ってたか支援
174 = 21 :
魔王「ちぇっ、せっかく楽しんでいたのに…」
女勇者「私と一戦しただけじゃ不満ってかい?あなたは少し自分が戦うべき相手を選んだ方が良いよ」
魔王「この世で俺と対等で戦えるような奴はお前ぐらいだ」
女勇者「その私を嫁にしようとしてるんだよ、あなたは。毎日私と痴話喧嘩しながら過ごすつもりかい?」
魔王「……」
女勇者「まったく…これじゃあ顔が知られてこの街をゆっくり楽しむのも出来そうにないね」
魔王「他のところにテレポートして行けばいい」
女勇者「その前に、どこかシャワー浴びれそうなところはないかね。久しぶりに動いたせいで汗かいて気持ち悪いんだ」
魔王「この時間でシャワーなんて浴びれるとこはないだろ……近くの川にでも行って洗えばいい」
女勇者「私に真昼間から川で裸を晒せってかい?」
魔王「結界張っておけば他の連中は入れないし見れない。最も見たら俺がぶっ殺すがな」
女勇者「…まあ、それなら」
175 = 21 :
川
女勇者「あなたもこっち見るんじゃないよ」ヌギ
魔王「分かったから早く済ませろ」
女勇者「あなたは洗わないのかい?」
魔王「俺はあの程度で汗なんてかかない」
女勇者「そうか……(チャバッ)つめたっ!」
魔王(今一瞬、いつもと違い高い声が聞こえたが…)
女勇者「むむ……」
176 = 21 :
魔王(…長い…遅い……)
魔王「何時まで川に沈んでるつもりだ」川の方を見る
女勇者「!!」
魔王「あ」
女勇者「……丁度出てくるところだったけどね」
魔王「…」
女勇者「こっちを見るなって言ったはずだけどね」
魔王「体が傷だらけだな」
女勇者「ずっと戦ってきたからね。体に傷がないところなんてそうないさ…」
女勇者「ところで、女の裸を見ておいて随分と平然としてるね。見慣れてるのかい」
魔王「ちょ、ちょっと驚いただけだ」
女勇者「そうか。とにかく、今回は随分と楽しかったからね…それに免じてこうとだけ言っておくよ」
女勇者「歯を食いしばれ」
バシーン!
177 :
女捨ててるんじゃなかったか?
178 = 21 :
夜
女勇者「あなたも本当にいろいろと台なしにしてくれる男だよ」
魔王「悪かったって」
女勇者「本当に何が悪かったのかわかってはいるのかい?」
魔王「…綺麗だったと言っておけばよかったか?」
女勇者「……言葉は嬉しいけどもう一回ビンタ打ちたくなったよ」
魔王「なんでだよ」
女勇者「それより、もう日が暮れてきたね。どうするんだい?帰るかい?」
魔王「街の祭りはここからが始まりじゃないか。これからもっと賑やかになるさ」
女勇者「夜遅くに魔族街を歩くことになるなんて…人間だとバレたら本当地獄絵図だよ」
魔王「その時は俺がお前に近づく連中は全部殺してやる」
女勇者「それを地獄絵図だと言うんだよ」
179 :
面白い
180 = 21 :
女勇者「街広場で火を付けて踊ったり歌ったりしてるのも人間と一緒だね」
魔王「…ああいうの見て楽しいのか?」
女勇者「呑みながら楽しむのもいいけど…中に入って踊ってみるのもまた一興さ」ニギッ
魔王「っておい」
女勇者「仮にも王さまならいくらなんでも踊ることぐらい出来るだろ?」
魔王「苦手なんだけどな」
女勇者「私も剣舞以外には出来ないさ。適当に街の人たちに溶けて踊ってれば良いよ」
181 = 21 :
女勇者「ふふっ、あなたも踊るのが下手だね」
魔王「くっ、そういうお前も…」
女勇者「あなた程ではないさ」
魔王「…って、お前今笑ったか?」
女勇者「そうだね…あなたが踊ってるのが可笑しくてね」
魔王「そういうお前もあまり良い踊りは出来てないだろ」
女勇者「確かにね……ここはちょっと専門分野を生かしてみるよ」
女勇者「誰か、剣を持ってる人は居ないかい?」
魔王「?」
182 :
這い寄る女勇者に気をつけろよw
183 = 21 :
魔王「勇者が舞台を独り占めしている」
魔王「剣を持って舞う姿が他の魔族たちも見惚れてる」
魔王「あれが綺麗というものか……」
魔物I「すごいな、あの人」
魔物J「あれってさ、昼間に格闘大会に出てた女じゃね?」
魔物K「目立つ奴だな。後で誘ってみようかな」
魔物L「おお、良いね。釣れたら俺も混ぜろよ」
魔王「……おい、お前ら」
魔物K「あ?…げっ、お前は昼間であの女と戦った……」
魔王「随分と生意気なこと抜かしやがるじゃないか」
魔物K「ま、待て冗談だっ…うわぁっ!」
女勇者(まったくどこに居ても騒がしい奴だね…)
184 :
いい雰囲気だな
なんかバッドなエンドのにおいがするが・・・
185 :
なにこれ死にたい
つづけろください
186 = 21 :
女勇者「私が踊ってるのはちゃんとみたかい?」
魔王「ああ、綺麗だった」
女勇者「…私にはまた喧嘩を作っているように見えたけどね」
魔王「お前をそこらじゅうの女と一緒にする無礼な連中を懲らしめただけだ」
女勇者「そうかい」
魔王「……」
女勇者「そろそろ帰った方がよさそうだね。帰る時はテレポートを使った方が良さそうだね」
魔王「…勇者」
女勇者「なんだい?」
魔王「楽しかったか?」
女勇者「…ああ、楽しかったよ、ありがとう、魔王」
188 = 21 :
魔王「……それでだ」
女勇者「うん?」
魔王「…これを、取り敢えずもらっておけ」
女勇者「なんだい、この箱は…?」
魔王「メイド長が用意するように言ったのだがな…正直俺はなんでそんなものが要るのか分からん」
女勇者「…ダイヤの指輪だね…結婚前のプロポーズかい?」
魔王「メイド長はデートが終わったからの感想をそのまま言ったら良いと言ったがな…正直、うまくいくか分からん」
女勇者「…聞くさ」
189 = 182 :
女勇者『(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!』
190 = 21 :
魔王「俺は強い女が欲しくてお前を選んだんだ。それ自体は変わらない」
魔王「でも、お前が言った通り、そんなのはいつ変わるか分からない」
魔王「今日お前と一緒にいて、いろいろ楽しかった。一緒に戦ったり、踊ったりして……」
魔王「ちょっとした事故もあったが…」
女勇者「……」
魔王「俺はお前が良い。お前が強いからとかそういうのじゃなくて今日見たお前の姿が良い」
魔王「綺麗で、美しかった。そんなお前を俺だけのものにしたい」
魔王「勇者、俺のものになれ」
191 :
はい、俺でよければ喜んで。
192 = 182 :
女勇者『これに笑い耐えられたらな→http://www.youtube.com/watch?v=Z3lLl9Qx6iQ&feature=fvwrel』
193 = 21 :
女勇者「ふむ……」
魔王「……」
女勇者「まあ、最初に会った頃とそんなに変わらない気もするけどね」
女勇者「私も最初はかなり義務的にあなたの話に乗ろうと思ったさ」
女勇者「私一人だけ犠牲になれば他の人間たちは平和に暮らせるってね」
女勇者「でも、あなたと居るのも、そんなに嫌いじゃなかったよ」
女勇者「私の傷だらけの体を綺麗とも言ってくれたしね」
女勇者「良いさ、喜んでお前のものになるよ」
194 = 191 :
>>192
何が面白いのか理解できない
195 = 182 :
女に戻るのか勇者よ。。。
196 = 21 :
結婚当日
女勇者「いやはや、外が騒がしいね」
メイド長「魔界、人間界から全部集まっていますからね」
女勇者「考えてみると、勇者と魔王が結婚するのだから、全世界が驚くことだね」
メイド長「勇者さまは宜しかったのですか?魔王と結婚して」
女勇者「私は良いさ。むしろ嬉しいさ」
女勇者「魔王といるのは、なかなか楽しいからね」
魔王「勇者、準備はできたか」ガチャ
女勇者「あなたはなんで準備中の花嫁の部屋に入ってくるんだい?」
メイド長「早く出ていってください。もう少しで終わります」
魔王「あ、ああ…勇者」
女勇者「なんだい?」
魔王「……………綺麗だぞ」バタン
女勇者「…な?」ニコッ
メイド長「……」
197 :
この展開やな予感がする・・・
200 = 182 :
メイド長『http://www.youtube.com/watch?v=h14tJ-N87js&feature=related』
みんなの評価 : ★
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