のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,541,612人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

元スレ照「咲にどうしても会わせたい子がいてね」

SS覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - チーム虎姫 + - + - 大星淡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

1 :

「ほら大星、挨拶して」

(この人が妹さん……?えっと、高校生……中学生?かな)

「早く」

「あの、どうも、大星淡です」

「あ、はい……宮永咲です。は、はじめまして」

「それだけ?」

「……え?」

「名前だけじゃだめでしょ?もっとちゃんと挨拶して」ニコニコ

(……なんでこんなことに)ハァ

2 = 1 :

~数時間前~東京駅~

「……遅い」

「無茶、言わないでくださいよ……ちゃんと時間通りじゃないですか」

「言い訳を聞くつもりはない、早く行くよ」スタスタ

「言い訳……ってどこ行くんですか!まだ他の皆来てませんよ!?」

「他?」

「私たちだけじゃないですか」

「そうだよ」

「そうって、待たなくていいんですか?」

「誰を待つつもり?」

「麻雀部の皆に決まってるじゃないですか」

3 :

照英

4 = 1 :

「なんで?」

「なんでって、遠征行くんですよね?」

「あぁ、そういうことね。行くのは私と大星だけ」

「……は?」

「だからこれで全員。分かったなら早く行こう」

「……帰ります」

「切符買ってあるんだけど?」

「それがどうかしました?」

「新幹線往復二人分、3万5千円、無駄にするつもり?」

「いや、それは、その……」

「大星が埋め合わせてくれるのか?それなら私は何も言わない、好きにすればいい」

「あの……、すみませんでした」

5 :

咲の前でお姉ちゃんぶりたいてるてる可愛い

6 = 1 :

「じゃあ、気を取り直して行こうか」

「……はい」

「今日はね、大星も絶対に満足する、そんな人に会いに行くんだ」

「はぁ、そうですか」

「そう、IH前にいい刺激になればいいと思ってね」

「それは、まあ、ありがとうございます」

(満足する相手、か。北大阪の全国2位とかかな……うん、だったら期待できるかも)

「でもなんで私と先輩だけなんですか?そんな人に会うならやっぱり皆で行ったほうが部全体の向上になりませんか?」

「迷惑がかかるから。本当ならIH後の予定だったけどね。無理を言って早めてもらった」

「……まさか、私のために?」

「それもあるけど、私のためというのも大きい。3連覇もかかっている。IHに向けて気合を高めたいから」キリッ

7 :

淡ちゃんあわあわ!

8 :

咲スレ立ちすぎ

9 = 1 :

(先輩、本気……?先輩がここまで言うってことは、本当に凄い人に会えるのかもしれない)

(話の内容から同じ高校生って感じじゃないし、……プロ、かな?もしかして小鍛冶プロ、とか……)

「あの、誰に会いに行くんですか?」

「それは、着いてからね」

「気になるじゃないですか」

「それはそうと、はいこれ」サッ

「なんですかこれ。本?……短編集ですか?」

「そう。その人、本が好きだから。付け焼刃だけど、車内で読んでおくといい。会話の良いきっかけになる」

「あ、はい」

(そこまでするんだ、一体どんな人なんだろう……う、なんか緊張するかも……)

10 :

淡ちゃん貢がれちゃうん?

11 = 1 :

~新幹線内~

「あの、これ、長野行きですよね?」

「そうだよ」

(長野って……有名な人、いたかな……うーん、出てこない)

「考え込まなくても2時間もすれば会える。本に集中して」

「あ、はい。すみません……って、何してるんですか?」

「レンズの手入れ。いい写真とりたいから」

「写真……先輩って写真好きでしたっけ?」

「……長野には、好きな景色がある、それだけだけど?」

「いえ、少し気になったもので、特に深い意味は……」

「そう」

12 :

これは景色だけじゃないな

13 :

お見合い?

14 = 1 :

~長野駅~

「着きましたね、やはり東京よりは涼しくていい感じですよ」

「在来線に乗り換える。もう少し電車には乗るから」

「あ、はい。わかりました」

「本はどうだった?」

「うーん、そこそこ面白いとは思うんですけど、私には少し難しかったです」

「すぐに慣れる。これを機に本に興味を持つといい」

「あー……考えておきます」

「少し電話してくる、待ってて」

15 :

シスコンてるるん

16 :

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

17 :

魔王だったら確かにいい刺激に…

18 :

あずさ「」

19 = 1 :

「もしもし、宮永です」

「あ、咲?いま長野駅着いたよー」

「え……お姉ちゃん!?早くない?まだ八時過ぎだよ?」

「うん、始発できたからね」

「十時に長野駅じゃ……あれ?私勘違いしてた?」

「大丈夫、家近くの駅まで行くからね。そこで落ち合おう」

「うん……ごめんね、急いで行くから」

「無理しないようにね。あ、あと咲に会わせたい子も連れてきてるんだ」

「え、お姉ちゃん一人じゃないの?」

「うん、楽しみにしててね。それじゃあ、また後で」ピッ

20 :

なぜSSのお姉ちゃんは咲の好き嫌いが極端なのか

22 :

あわてるん

23 = 1 :

「お持たせ」

「終わりました?」

「ああ、少し急ごう。待たせると悪いから」

「もう少しで会えるんですよね。少し緊張してきましたよ」

「そう気構えなくていい」

「でも有名な人なんですよね?」

「有名?まだそんなことないと思うけど」

「またそんなこと言って。ところで一体誰なんですか?そろそろ教えてくれてもいいじゃないですか」

「そうか。もう長野着いたし、教えてもいいかな。あ、この電車ね」

車掌「ドア閉まりまーす」プシュー、ガタンゴトン

「本当ですか?誰なんです?」

「宮永咲。私の、妹だよ」

「……?」

「聞こえなかった?私の妹に会いに行くんだよ」

24 = 10 :

てるてるからすると
咲=可愛い
淡=可愛い
咲+淡=超可愛い
ってことか

25 = 1 :

「すみません。少し、少しだけ質問させてもらっていいですか?」

「かまわないよ」

「えぇっと……、妹さん?」

「そうだよ」

「先輩、妹はいない、みたいなこと言っていませんでしたか?」

「あぁあれね、あれは私、東京では雀士モードだから」

「はぁ……」

「やっぱりね、プロを見据えた私としては、公私混同はしないように気をつけていきたいから」

「へぇ……」

「でもね、長野に帰った私は違うよ。お姉ちゃんモードだから」

「あーそうですか……」イラッ

27 :

明日まで残ってますよーに

28 = 1 :

「……で、これが一番今気になっているんですが」

「何?」

「先輩はなんで私を騙すんですか?」

「騙す?」

「私も喜ぶような人に会わせる、みたいなこと言ってたじゃないですか」

「そうだよ」

「で、なんで先輩の妹さんに会わなくちゃいけないんですか?」

「なんでって……咲に会えるんだよ?」

「なんですかその不思議そうな表情。私、先輩の家族とか心底どうでもいいんですけど?」イラッ

「そっか……大星はまだ知らなかったんだね。可哀想に……」

「は?」ムカッ

29 :

アフィブログ禁止って事は今後SSまとめブログもまとめられないのか?

30 = 21 :

淡かわいそう

31 = 1 :

「何なんですかその言い草?馬鹿にしてます?」

「落ち着いて、悪かった、私が悪かったよ」

「本当に悪いと思ってますか?」

「うん、ごめんね。でも本当なんだよ。会ったら絶対ビックリするよ」

「はいはいそうですか」

「信じてない」

「今更私の心証をよく出来ると思わないでくださいね」

「出来るよ。咲に会わせてあげるんだから、むしろ光栄に思ってほしいくらい」キリッ

(この人うっとおしいなぁ……)

32 = 17 :

この咲はどんな咲何だろか?

33 = 1 :

「大星の前ではいつも雀士モードだったから、大星は咲の魅力を知らない」

「はいはい」

「でもね、今の私なら一晩中でも大星に語れる。というか語りたい。むしろ咲を知らないなんて人生の汚点だよ」

「やめてください」

「ああそうだね、もう数分で実際に会えるんだからね。私が幾億の言葉を紡ぐよりよっぽど効果的だ」

「はいはい」

「本音を言うとね、咲を誰かに会わせることに抵抗があるんだ。だって咲を前に自制できるなんて私くらいだからね」

(シスコンって実際に目の当たりにするとここまで面倒くさいなんて……)

「だけど、大星は特別なんだよ?特例中の特例。そこら辺、理解してほしいな」

「はい?」

(何言ってるんだこの人?)

「大星はね、咲に並びうる唯一の素材なんだよ」ニコッ

「……っ!!」ゾワゾワッ

34 :

久部長……

35 = 1 :

車掌「○○駅~ドアが開きまーす」プシュー

「あ、着いたね。降りようか」スッ

「ひ……っ!」

(やめて手をとらないでやめてくださいお願いしますごめんなさい勘弁してください)

「咲はもう来てるかな?」キョロキョロ

「あ、いた。咲ーー!お姉ちゃんだよー!!」ブンブン

(よかった離してくれた……でも大声出さないでほしい)

「おはようお姉ちゃん」

「ごめんね、予定より早く着いちゃった。咲にどうしても会わせたい子がいてね」

「ううん、大丈夫だよ。それより会わせたい人って……?」

36 :

>>11
> 淡(長野って……有名な人、いたかな……うーん、出てこない)



藤田プロェ……

37 = 1 :

「ほら大星、挨拶して」

(この人が妹さん……?えっと、高校生……中学生?かな)

「早く」

「あの、どうも、大星淡です」ペコリ

「あ、はい……宮永咲です。は、はじめまして」ペコリ

「それだけ?」

「……え?」

「名前だけじゃだめでしょ?もっとちゃんと挨拶して」ニコニコ

(……なんでこんなことに)ハァ

38 = 1 :

「あの…私は、お姉さんとは同じ高校に通わせてもらっていて、えっと、白糸台麻雀部の一年生です」

「あ、そうなんですか?私も麻雀部員なんです。高校は清澄高校です」

(高校生なんだ……清澄?清澄ってたしか、IHで長野代表の……咲、宮永咲ってまさか)

「そうなんだよ。それに大星も咲と一緒で、麻雀が上手なんだ。なんと一年生で白糸台の大将なんだよ」ドヤァ

(麻雀が強いってことは、やっぱりこの子があの清澄の大将なんだ。へぇ、こんな人なんだ)

「一年生からあの白糸台でレギュラーなんてすごいです!」

「咲さんも似たようなものじゃないですか。県予選突破おめでとうございます」

「あ、ありがとうございます!」

「もう、二人とも改まっちゃって。同い年なんだからもっとフランクに、ね?」

「お姉ちゃん、でも大星さんとは初対面だし……」

「大丈夫だよ。大星はできた子なんだから。ね、大星」ニコニコ

39 = 21 :

可愛い

40 = 12 :

照さんが嬉しそうでなによりです

41 :

>>36
むしろ衣・・・

42 :

なんだこの照こわい

43 = 1 :

(なんという不気味なテンション……機嫌をとっても損ねても後が怖い……)

「えーっと、なんというか、その……」ドモリドモリ

「大星?」

「……あ、そういえば、お姉ちゃんが知り合いの人を連れてくるなんて初めてだね」

「えー、やっぱり気になっちゃう?」エヘヘ

「気になるよー。それに急に予定を早めて帰ってくるんだもん。びっくりしちゃって」

「うーん。言っちゃおっかなー、まだ早い気もするけどなー」

(先輩の気が逸れた……咲さん、空気を読んでくれた?姉と違って本当にいい子だったり……?)

「あ、私も気になりますよ。何も言わずに長野まで連れられて」

「よーし、じゃあちょっと早いけど、ここで発表しちゃいます」ニコニコ

45 = 1 :

「実は……、咲と大星にはサプライズプレゼントがあります!」ワーパチパチ

「へ、へーそうなんだー!」アセアセ

(……若干咲さんが焦ってるような。いや、私も嫌な予感しかしていないんだけど)

「なんとー……二人にはー……」ニヤニヤ

(どうか少しでもまともな答えでありますように……)

「姉妹が増えまーす!!!」イェーイ、ドンドンパフパフ

咲、淡「……は?」

「咲には淡お姉ちゃんが!!」

咲、淡「……は?」

「淡にはなんと、照お姉ちゃんと咲が進呈されます!二倍!!これはすごい!うらやましい!」ヒューヒュー

咲、淡「……はぁ?」

46 = 12 :

えっ?

47 :

え?

49 = 5 :

すばらっ?


1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - チーム虎姫 + - + - 大星淡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について