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    元スレ恒一「小椋さんの家族にご挨拶に行く」

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    51 :

    >>50
    純愛派なんだよきっと。きちんと恋愛関係になってからしたいんだよ


    ストーキングは純愛かって? それは儂にもわからん…

    52 = 25 :

    俺達が紳士なように有田さんも淑女だから そんなことしねえよ

    53 = 1 :


    ―下校時―

    見崎「…」テクテク

    恒一「…」スタスタ

    見崎「…そういえばお昼休みの話し合いはうまくいった? 小椋さんに何か頼まれてたんでしょ?」

    恒一「うん。なんとか役に立てそうだよ」

    見崎「…そう」

    恒一「いい子だよね、小椋さん。正直嘘を吐くのは気が引けるけど…」

      「でもそれ以上に家族に心配かけたくないって気持ちもわかるしね。がんばらなきゃ」

    見崎「…そうね。(彼氏役が榊原君である必然性については疑問に思ってないのか…榊原君らしいけど)」

    54 = 1 :


    恒一「ただやっぱりちょっと…バレちゃったらどうしようってね」

    見崎「…不安?」

    恒一「そうだね。失敗したら小椋さんにも迷惑かかっちゃうし」

    見崎「…じゃあこれ。当日使って。私たちがサポートする」スッ

    恒一「なにこれ。小型の無線機?」

    見崎「…そう。これで適宜指示を出す」コクリ

    55 :

    >>35
    スレタイ

    56 = 1 :


    恒一「それはありがたいけど、なんでこんなの持ってるの?」

    見崎「…いつもこれで美咲とスパイごっこして遊んでるの。(…ということにしておこう)」

    恒一「ふーん。それじゃお言葉に甘えてちょっと貸してもらうね。ありがとう」ニコッ

    見崎「うん。当日がんばってね」

    恒一「うん。こっちこそ、よろしくね」

    見崎「…それじゃ、今日はこのへんで。じゃあね、サ・カ・キ・バ・ラくん」

    57 = 9 :

    惨劇の幕開けか…?

    58 = 1 :


    ―日曜日 小椋家前―

    小椋「…じゃあ今日は宜しくね。極力私が話すようにするけど、何かあったらお願いしていい?」ウワメヅカイ

    榊原「うん、了解。見崎たちも指示くれるし、大丈夫だとおもう」

    小椋「…(泉美達め…何かしてくるとは思ったけど、私にまで堂々と無線機渡してくるとは)」

      (…まぁでも、ばれないように協力してくれるって言ってたし、変な邪推しちゃ悪いよね)

    恒一「じゃ、そろそろ行こうか」

    60 = 1 :


    小椋「そうだね。…うう、緊張するなぁ」スーハースーハー

      「…」

      「…よし! ただいまー!」ガチャッ

    恒一「お邪魔します」

    小椋母「あらあら、いらっしゃい。はじめまして、由美の母です。今日はゆっくりしていらしてね」ニコニコ

    恒一「初めまして、榊原恒一です。こちらこそお休みのところお騒がせしてすみません」ペコリ

    小椋母「あらあら、いいのよ。由美の彼氏さんなら大歓迎だから」

    61 = 39 :

    いったい何が始まるんです?

    62 :

    パンツはとっくに脱いだ もはや書き込みを待つのみ

    63 = 1 :


    恒一「ありがとうございます」ニコッ

      「あ、こちら、お土産です。インドで評判のお菓子で、フェアマカセーロ・ゾナっていうそうです」

      「よろしければ皆さんでどうぞ。スライスしてから召し上がるとおいしいらしいです」ズズイ

    小椋母「あら、これは結構なものを。お気遣いありがとうございます。ありがたく頂戴しますね」ウフフ

    小椋「もうお母さん、玄関なんかで話してもしょうがないでしょ! 恒一くん、どうぞ上がって」

    恒一「うん、ありがとう。お邪魔します」

    65 = 1 :


    ―同時刻 イノヤ 小椋由美対策本部―

    恒一『うん、ありがとう。お邪魔します』ザザッ

    赤沢「ファーストコンタクトは済んだわね。今のところ障害は無し」

      「…由美のこれでもかというほどの彼女ヅラを除いては…!」ギリギリ

    多々良「初対面のご家族相手にも爽やかに挨拶できる恒一くんかっこいい…///」

    見崎「…榊原君がくれたフェアマカセーロ・ゾナおいしい。ローストしたらさらにおいしそう」モグモグ

    綾野「お前ら…。まーここまでは予定調和っていうか、問題が起きるほうが珍しいよね」
      
      「指示することも今はなさそう。…ん、なに見崎さん。お菓子くれるの?」

    見崎「…こないだのお弁当のお礼。あとでサンドイッチも頼むからそれも分けてあげる」モグモグ

    綾野「ありがと。…うん、おいひい」モグモグ

    66 :

    フェアマカセーロ・ゾナでぐぐってもうた…

    67 = 39 :

    猿田は死んでないけどなw

    68 = 1 :


    有田(この恒一君の声で爽やかイケメン彼氏CD作ったら夜のジョブが捗りそうだなあ)フヒヒ

      (泉美たちにも売りさばけそうだし、ほかのクラスの子も欲しがりそう。高音質で録音しなきゃね)

    小椋母『じゃあそこに座ってくださる? 今お茶をお持ちするわね』ザザッ

    赤沢「…ん。しばらくはリビングでご家族と話すつもりみたいね」


    見崎「…オムライスとサンドイッチと激辛カレーとスコーンと紅茶を」チュウモン

    69 = 1 :


    ―再び小椋家 リビング―

    小椋母「はい、どうぞ。お口に合うといいけれど」

    恒一「ありがとうございます、頂きます。 …うん、おいしいです」ズズッ

    小椋「恒一君のこと話したらお母さん舞い上がっちゃって。すぐにお茶とお菓子買ってきちゃったんだ」

    恒一「あはは。 …ところで、今日は他の皆さんはご在宅だとお聞きしていたんですが、お休み中ですか?」

    小椋母「あらあらごめんなさいね。長男の敦志はちょっと出ちゃってるの。じきに帰ってくると思うわ」

       「それと主人はその…ちょっとね」チラッ

    小椋「えっとその、お父さん今ちょっと寝込んじゃってて」アセアセ

    71 = 37 :

    猫んじゃったか

    73 = 1 :


    恒一「えっ。だ、大丈夫なの? うるさくしちゃいけないんじゃ…ぼ、僕もう帰ったほうがいいかな」

      (無線機からもそれ帰れやれ帰れってうるさいし)

    (赤沢・多々良・綾野・有田「…! …!」)※ここぞとばかりに解散を勧める対策本部面々

    小椋「だ、大丈夫大丈夫! ちょっとその、虫の居所が悪いみたいで! ごめんね気を使わせちゃって」アセアセ

      (娘に彼氏いるのがショックで、今度は父親が引きこもったなんて絶対言えない…あと泉美たち煩い!)

    恒一「そうなんだ。なんかすみません、大変な時にお邪魔してしまったみたいで…」キョウシュク

    74 :

    14の娘が彼氏を家に連れてくるとかそらショックだろ

    75 :

    >>15
    どこのさんかれあだよ

    76 = 1 :


    小椋「気にしないで! 恒一くんが悪いわけじゃないんだから!」

    小椋母「そうそう、お気になさらないで。 …そんなことより、二人のお話をきかせてくださる?」

       「そうね…付き合うようになったきっかけとか教えてくださらない?」ウキウキ

    小椋「ちょっとおかあさん!」

    小椋母「あらいいじゃない。ねぇ、榊原さん」

    恒一「は、はあ…。えっと、きっかけですか」チラッ

    小椋「(…しょうがないな…)…え、えっとね! 五月に恒一くん転校してきたばっかりで!」

      「それでえーと、私が演劇部に誘ったのがきっかけなの!」

    77 = 1 :


    小椋母「あらあらそうなの。じゃあ榊原君も演劇部なのね」

    恒一「いえ、僕は。せっかく誘ってもらったんですけど…ちょっと体の問題があって」

    小椋「あんまり部活とかできないんだって」

    小椋母「あらそうだったの、ごめんなさい。…じゃあ次はそうね、どっちから告白したのか聞きたいわ」ワクワク

    恒一「えっと、い、いちおう僕から…(っていう設定なんだよね)」

    小椋母「あらそうなの! 榊原君みたいに素敵な男の子に告白されるなんて、由美も隅に置けないわね」ニヤニヤ

    小椋「お、おかあさんてば…///」モジモジ

    (赤沢『ウソカノのくせにモジモジすんなや!』ザザッ)

    小椋(泉美うっさい!)

    78 = 1 :


    小椋母「告白の時のセリフとか聞きたいな~」ニヤニヤ

    小椋「ちょっとあかあさん、さすがに失礼だってば!」ガタッ

    恒一「あはは。え~とその普通に…好きです、って…///(ただの役とはいえ、さすがに恥ずかしいな///)」

    小椋「こ、恒一くんも答えなくていいのに…///(今の録音しとけばよかった!)」

    (有田『大丈夫! 録音したよー!』 ナイスアリタ グッジョブ フェアダワ ワイノワイノ)

    小椋母「青春ねーいろいろ若い頃を思い出すわ~ふふふ」ウフフ

       「じゃあじゃあ、由美のどんなところを好きになってくださったのかしら?」ワクワクサン

    小椋「ちょ、おかあさん! いい加減にして!」バンッ

    80 :

    フェア沢さん……

    81 = 62 :

    あーーーー、支援だ。有田さん安定しすぎだろ

    82 = 64 :

    このまま付きあっちゃえyo

    83 = 59 :

    小椋さん可愛い

    84 = 1 :


    小椋母「あらいいじゃない。大事なことよ。ねぇ榊原くん」

    恒一「あはは、えっと…言わなきゃだめですか?(そんなことまで打ち合わせしてなかったし…)」タジタジ

    (対策本部面々「言わなくていいよ! 言っちゃダメ!ゼッタイ!」アセアセ)

    小椋母「よければ聞かせてくださらないかしら」ワクワク ズズイ


    敦志「俺も聞きたいな、それ」


    小椋「あ、あにk…おにいちゃん! 帰ってたの?」

    85 = 1 :


    小椋母「あらおかえり敦志」

    敦志「ただいま。そっちの君が榊原君? 由美の兄の敦志です。よろしく」

    恒一「あ、はい。榊原恒一です、よろしくおねがいします」ガタタッ

    小椋母「あんたもちょっと話していったら? 今お茶入れるから」ガタッ

    敦志「ん、さんきゅ。で、榊原君。突然現れといて失礼だけど、よければさっきのやつ聞かせてくれないか」

    恒一「えっと、僕がおg…由美さんを好きになった理由、ですか」

    敦志「そう。単なる興味本位もあるが、兄として是非聞かせてほしいと思ってね。だめかな」

    86 = 62 :

    敦志ktkr

    87 = 1 :


    小椋「ちょっとお兄ちゃん! だから失礼だってばもう! どいつもこいつも~!」フンガー

    敦志「なんだよ由美、お前気にならないのか」

    小椋「そりゃ…気にはなるけど、だからってこんな風に無理に聞きださなくても…」ゴニョゴニョ

    敦志「もちろん無理強いはしないけどな、やっぱり妹のことをどう思ってくれてるのか、知りたいんだよ」

    小椋「…」チラッ

    恒一(…ここは答えたほうがいいのかな。そんなの打ち合わせしてなかったけど)

      (今日彼氏役をしてるのだって、小椋さんの、お兄さんに心配かけたくない気持ちに応えたからだし)

      (…だったら、とにかく打ち合わせじゃない、思ってる気持ちだけ伝えよう。ウソを重ねないように)

      「…わかりました」コクリ

    88 = 64 :

    敦志と拳で語り合う展開くるか?

    89 = 72 :

    お兄ちゃんwww いるいる呼び方変える奴

    90 = 1 :


    (対策本部面々「…!」ガタッ)

    敦志「お、話がわかるね」

    小椋「…!」ソワソワ

    小椋母「ふふふ。あ、敦志これお茶ね」コトッ

    91 = 1 :



    恒一「…えっと。由美、さんですけど」

      「実はその、正直はじめは少し怖い子なのかなって、思ってたんです、本当は。…ごめんね」

      「でも、その…」

      「話してみたらすごく話しやすくて、転校してきたばかりで不安な僕のことも気遣ってくれて」

      「あと、さりげなく気をまわして皆のこともフォローしてくれるようなひとで」

      「でもちょっと意地っ張りっていうか、頑固なところもあるんですけど」

      「それも、例えばそう、“ある人”…に心配かけまいとして、のことだったりして」

      「そういう、不器用だけど優しいところを見て、そばで支えてあげられたら、って…」

      「そんな感じです。…あはは、なんだか恥ずかしいですね」テレテレ

    92 = 39 :

    恒一マジイケメン

    93 = 72 :

    さすがや

    94 = 80 :

    惚れてまうやろー!

    95 = 1 :


    小椋「…!」

    小椋母「はぁ~」タメイキ

    敦志「なるほどね。うんうん。よくわかったよ、ありがとう」

    恒一「いえ…ははは」


    ―イノヤ 小椋由美対策本部―

    恒一『いえ…ははは』ザザッ


    赤沢「…いいなぁ…」フゥ

    綾野「…うん、正直すっ………っごいうらやましい」

    96 = 1 :


    多々良「…ええ、本当に」

    見崎「…(私のことはどう思ってくれてるんだろう。…カレーおいし)」モグモグ

    有田「NTRっていうのもアリだな…」ボソッ

    赤沢「…なんかちょっと虚しくなってきたわ。ハウェイコナ・イクストラファンスィーでも飲もう…」コクリ

    綾野「…ん? あれ今から恒一くんとお兄さんの二人だけで話すんだってよ」キキミミ

    多々良「“俺の部屋で男同士で腹割って話そう”って言ってますね。どういうことなんでしょう」

    有田「あ、やば。カメラも盗聴器も玄関とリビング、それから由美の部屋にしか仕掛けてないよ」

    97 :

    恒一△

    98 = 39 :

    赤沢さんの発音w

    99 = 1 :


    綾野「え、マジ? じゃあこっから先様子見れなくない?」

    赤沢「なんでお兄さんの部屋に仕掛けなかったのよ」

    有田「だってまさかホモまつり開催するなんて思わなかったし…」

    多々良「ほ、ほ…///」

    綾野「じゃあ今から移動しようよ。幸い由美ん家はここから近い(という設定です)し」

    赤沢「それしかないみたいね…40秒で支度してちょうだい。ほら、見崎さんも!」


    見崎「…まだカレー食べ終わってないのに…」グスッ

    100 :

    多々良さんから腐の匂いが……


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