元スレ杏子「先輩杏子ちゃん」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 158 :
ほ
252 = 143 :
さるさる
253 = 184 :
流石に寝たか
254 :
起きてるけど、さるで書き込めん
255 = 254 :
???
マミ「今日は付き合わせてしまってごめんね?」
杏子「ったく…ただ歩いてただけじゃねぇか」
マミ「ふふ、ごめんなさい」
杏子「次からはやめろよ?あたしにだってたまにはゆっくり寝たい時もあるんだからさ」
マミ「…そうね、杏子ちゃん…疲れたものね」
256 = 139 :
杏子「え?あぁ…まぁ、少しね」
マミ「そろそろ、自分に無理をするのはやめた方がいいわ」
杏子「……別に無理なんかしてねぇよ」
マミ「そうかしら?あなた…今もすごく疲れてるでしょ?」
杏子「それはマミが無駄に連れ回すからだろ!」
マミ「本当にそうかしら?」
杏子「え…」
マミ「杏子ちゃん…」ギュッ
杏子「なっ?ま、マミ…?」
マミ「もう…無理するのはやめよう?一人で背負っちゃダメよ…」
257 = 139 :
杏子「あ、あたしは…無理なんか…無理なんか…」
マミ「もういい、もういいんだよ、杏子ちゃん」
杏子「マミ…」
マミ「あなたは頑張ったわ、だからもう一人で背負い込むのはやめよう?」
杏子「……」
マミ「あなたには、私『達』がいるんだから…!」
杏子「えっ?」
マミ「ふふっ。さ、家についたわ。上がりましょう?」
杏子「あ、ああ…」
杏子(なんだ…?)
杏子「た、ただいま」
パァンッ
杏子「うわっ?」
パァンッパァンッ
杏子「わわわっ?な、なんだ?」
258 = 139 :
杏子「く、クラッカー?」
ほむら「杏子さん、おかえりなさい」
まどか「おかえりなさいっ」
杏子「あ、あんたら?どうして家に?」
さやか「ほむらとまどかだけじゃないぞぉ」
仁美「こんばんは」
杏子「だ、誰…?」
モモ「お姉ちゃん、おかえりなさい!」
杏子「モモ…これは一体…?」
マミ「パーティーよ」
杏子「ぱ、パーティー?」
ほむら「はい、杏子さんのパーティーです」
杏子「いや、あたしのって…わけわかんねぇよ」
259 = 139 :
マミ「うふふっ」
杏子「おい、マミ!どういうことだ!」
マミ「見ての通りよ?杏子ちゃん、あなたの為のパーティーよ」
杏子「いやっ、だから!何であたしのパーティーなのさ?」
マミ「私が考えたのよ、あなたの疲れをなくすパーティーをしようって」
ほむら「そして、それにわたしが…わたしとお友だちが賛成したんです」
まどか「一緒にパーティーしようって」
杏子「は、はぁ…」
さやか「そーゆーこと!」
仁美「ふふっ」
杏子「ってか、あんたらは誰なのさ?」
261 :
がんばれ
263 = 139 :
さやか「あたし?あたしは美樹さやか!」
仁美「私は志筑仁美です、よろしくお願いしますわ」
さやか「よろしくぅ!」
杏子「えーと…」ポリポリ
杏子「ま、マミ…話が見えないんだけど…なんでここに7人もいるんだ?」
マミ「私が誘ったからよ」
杏子「で、でもっ!あたしは知らないぞ!」
杏子「ほむらは知ってるけどさ…それと鹿目さんだっけ?」
まどか「はいっ」
杏子「あんたは一応知ってるけど、他の2人は会ったことないぜ?」
さやか「初対面ですからねぇ」
仁美「そうですわね」
264 = 139 :
杏子「…で、なんで初対面なのにここにいるんだよ」
杏子「マミの友だちかも知れないけどさ、あたしは違うんだぞ?」
マミ「私も暁美さん以外とお友だちになったのは今日の昼休みよ」
モモ「わたしは放課後だよ」
杏子「えっ…?」
さやか「うん、あたしもマミさんとモモと友だちになったのは今日ってわけ」
仁美「初対面でも、すぐに打ち解けることができましたわ」
まどか「みんな、いい子だもん」
ほむら「うん…!」
杏子「……」
266 = 139 :
杏子「ますますわかんねぇよ…なんであたしの家なんかに…」
マミ「簡単な話よ?みんな、あなたのお友だちになりたいの」
杏子「え?」
ほむら「杏子さん…わたし、決めたんです」
杏子「ほむら…」
ほむら「わたし…自分に自信が持てなくって…何にもできないカッコ悪い自分が嫌で…」
ほむら「そんな時に見た、杏子さんにわたし…憧れたんです」
ほむら「杏子さんのようなカッコいい人になりたいって…!」
杏子「…あたしは別に…カッコよいなんかねーよ」
杏子「昨日も泣いちまったしさ」
ほむら「ううん、そこがカッコいいと思うの」
杏子「えっ」
268 = 139 :
ほむら「すごく辛いのに…一言も弱音を吐かないで頑張ってるあなたが」
ほむら「わたしにはすごくカッコよく見えたんです」
杏子「……!」
ほむら「だから、わたしもあなたのようにカッコいい人なりたいとおもったの」
ほむら「本当は強くなくてもいい、弱くても泣き虫でもいい」
ほむら「ただ…最後まで諦めない、カッコいいあなたの用になりたいなって」
ほむら「ほむらの名前に負けないわたしになりたいの…!」
杏子「……」
269 = 139 :
杏子「…そっか、ほむらには目標があるんだね」
ほむら「はい…!」
杏子「なら頑張りなよ?なれるさ、ほむらならね」
ほむら「ありがとう…ございます…!」
杏子「ふっ、でも実際のあたしはカッコよくとも何ともないぜ?」
ほむら「そんなこと…」
まどか「そんなことないです…!」
杏子「え?」
まどか「わたし、昨日助けてもらった時にわかったもん」
まどか「あなたは優しくてカッコいい女の子だって…!」
まどか「ほむらちゃんだけじゃなくて、わたしもそう思ったんだよ?」
270 = 143 :
ほむほむ
271 = 158 :
ほ
272 = 158 :
ほ
273 = 158 :
さるよけ
275 = 158 :
さるよけ
276 = 274 :
寝たか?
279 = 158 :
ほ
280 :
この>>1、昨日の夕方からずっとやってるのかw
つまらないのによくやるよww
支援してるやつも同じようにずっと張り付いててキモいなw
281 = 139 :
杏子「……」
まどか「だから、わたし達…あなたと仲良くなりたいって思ったんだ。ね、ほむらちゃん」
ほむら「うんっ」
杏子「…あたしと仲良く、か」
杏子「ま、それは良いけどさ…」
さやか「んん?じゃあ、あたしと仁美は何かって?」
杏子「…だって完全に初対面じゃんかよ」
さやか「そんなの関係ないよ、ねっ?」
仁美「はいっ」
杏子「…だけどさ」
さやか「友だちの友だちは友だちだよ」
さやか「それに、一人よりも二人よりももっともっと多い方がいいじゃん!」
282 = 274 :
続いてたか
283 = 139 :
杏子「…!」
仁美「はい、ですから私も参加したんです」
仁美「佐倉さん、私もあなたとお友だちになりたいんです」
さやか「あたしもあたしも!」
仁美「ダメ…ですか?」
杏子「……」チラッ
モモ「みんな、いい人だよ!わたしもお友だちになったもん!」
杏子「モモ…」
マミ「私も同じよ。みんなと仲良くなりたいわ」
マミ「杏子ちゃん、あなたと一緒にね」ニコッ
杏子「マミ…」
杏子「…あたしは……」
マミ「杏子ちゃん、これからはもう一人で背負い込むのはやめて」
マミ「みんなと一緒に頑張りましょう?」
284 = 139 :
マミ「みんな…みんなあなたのお友だちよ」
マミ「それはここにいる5人だけじゃないわ、クラスのみんなだってそうよ」
杏子「…!」
マミ「あなたが辛い思いをしているのは…これでもわかっているつもりよ」
杏子「なら…」
マミ「でもね?だからこそ、あなたにはそんな思いを一人でしてほしくないの」
マミ「辛いときは一緒に耐えて、嬉しい時は一緒に笑って…」
マミ「そんなお友だちに、私はなりたいの」
杏子「マミ…」
マミ「だって、私もそうやって助けられて来たんだもの」
マミ「杏子ちゃん、あなたにね」
285 = 139 :
杏子「あたしに…?」
マミ「うん、私が今日まで頑張ってこれたのはあなたのおかげなの」
杏子「別にあたしはマミに何もしてないぞ…?」
マミ「ううん、たくさん貰ったわ」
杏子「え?だってプレゼントする金なんて…」
マミ「お金じゃないわ、気持ちよ」
杏子「…!」
マミ「わたしにとってね?杏子ちゃん、モモちゃん…二人と過ごした時間は」
マミ「かけがえのない宝物なの」
杏子「マミ…」
マミ「それは、これからも同じよ」
287 = 139 :
マミ「これからも私と杏子ちゃん、モモちゃん…そして」
ほむら「わたしたちも…一緒にいたいんです…!」
マミ「そう、暁美さん達後輩、そしてクラスのみんな」
マミ「杏子ちゃんは一人じゃない、みんながいるの」
杏子「みんなが…」
マミ「あなたは一人なんかじゃない、それを知ってほしかった」
マミ「そして、これからは一緒に頑張りたいの!」
杏子「…!」
マミ「杏子ちゃん…もういいのよ?」
マミ「一人で無理して…苦しまなくていいの」
マミ「全部私たちが受け止めるから」
マミ「だから…ね?杏子ちゃん」スッ
杏子「マミ…」
マミ「これから一緒に頑張ろう?一緒に楽しもう?」
杏子「……うん!」ギュッ
288 = 274 :
おお
289 = 139 :
―――
ほむら「んっと…」
まどか「どうしたの?ほむらちゃん」
ほむら「ふふ、わたしが転校してからどのくらい経ったのかなって」
まどか「あっ、それはね?」
さやか「今日でちょうど半年と一日だよ」
ほむら「あっ、さやかちゃん」
さやか「やっほー!今から杏子ん家に行くんでしょ?」
まどか「うん、さやかちゃんも行くよね?」
さやか「もっちろん!抜け駆けは許さんぞぉ!」
仁美「それはさやかさんもですわ」
さやか「わわっ?ひ、仁美…いつの間に?」
292 = 139 :
ほむら「仁美ちゃんも一緒に行くんだもんね」
仁美「はい、杏子さんのお家にね」
さやか「あはは、そうだよね」
まどか「今日のお土産はなんなのかな?」
仁美「ふふっ、ついてからの楽しみです」
まどか「えへへ。楽しみだね、ほむらちゃん」
ほむら「うん!…でも、まどかちゃんって意外と食いしん坊だね」
まどか「てぃひひ!だって美味しいんだもん!」
さやか「だからって食べすぎはいかんぞー」
仁美「ちゃんと人数分あるから大丈夫ですわ」
293 = 139 :
さやか「人数分あってもねぇ…この前あたしの分こっそり食べてたし」
さやか「全く油断も好きもない女だよ、まどかは」
まどか「えー?酷いよぉ!」
ほむら「ふふっ」
まどか「だってね?この前のはさやかちゃんが、わたしの分を食べた仕返しなんだよ?」
さやか「あれ?そうだったっけ?」
まどか「もう!だからさやかちゃんが次は食べていいって言ったの忘れたの?」
さやか「あっ…そうだった、ごめーん!」
まどか「もー」
仁美「あらあら」クスッ
295 = 158 :
こっちもクスッとしたくなる
297 = 274 :
む
298 = 139 :
ほむら「あっ、そろそろつくよ」
仁美「まどかさん、さやかさん、先輩方の前で喧嘩しちゃダメですわよ?」
まどか「大丈夫だよ、わたし達は喧嘩なんてしないもん」
さやか「だってあたし達はみーんな親友だからね!」
仁美「ふふ、そうですわね」
ほむら「うんっ!」
まどか「それじゃ、行こうよ」
さやか「あたし達の大切な先輩の」
ほむら「杏子ちゃんのお家にね」
仁美「はいっ!」
300 = 139 :
マミ「さてと、準備完了!」
モモ「後はみんなが来るのを待つだけだね」
杏子「うん、そうだね」
マミ「杏子ちゃん、今日は何のパーティーでしょう?」
杏子「あれでしょ?私達がほむら達と友だちになってから半年記念のパーティー!」
マミ「ふふ、正解!」
モモ「さすがお姉ちゃん!」
杏子「えへへ」
マミ「ふふっ、杏子ちゃんもすっかり丸くなったわね」
杏子「ほんとほんと、誰のせいなんだか」
マミ「うーん…誰かしら?」
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- 杏子「懺悔室あんあん」 (169) - [54%] - 2012/3/31 7:00 ★
- 杏子「金を拾ったぞ」 (332) - [49%] - 2012/2/22 21:15 ☆
- 黒子「上条黒子ですの」 (610) - [48%] - 2011/2/7 10:16 ★★★
- 杏子「バイトを始める」 (508) - [48%] - 2011/12/14 7:30 ★
- 杏子「美樹杏子?ふざけんな!」 (275) - [46%] - 2011/11/8 11:15 ★
- 杏子「・・・ほむら?」 (493) - [45%] - 2011/11/1 5:45 ★★★
- 杏子「安価で拾い食いする」 (337) - [44%] - 2012/1/7 7:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について