のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,894人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ杏子「先輩杏子ちゃん」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 500 + - ハッピーエンド + - メガほむ + - 佐倉モモ + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    101 = 1 :

    ほむら(カッコよくなる…なりたい…!)

    ほむら(カッコよくならなきゃダメだよ)

    ほむら(なら…!)

    ほむら「あのっ!」

    杏子「ん?」

    ほむら「わたし、カッコよくなります!」

    杏子「あははっ。うん、それでいいんだよ」

    ほむら「杏子さん、あなたのようにカッコよくなりたいの!」

    モモ「!」

    杏子「あはは…へ?」

    102 = 1 :

    杏子「ま、待て!カッコいい?あたしがか?」

    ほむら「はいっ!」

    杏子「えぇ?あたしなんかの何処がカッコいいのさ?」

    ほむら「それは…」

    モモ「お姉ちゃんはカッコいいよ!」

    杏子「わわ?モモまでなに言ってんのさ?」

    モモ「わたし、カッコいいお姉ちゃんが大好きだもん」

    杏子「な、なんだよ…調子狂うな」

    杏子「何か食いもん探してくる、2人で話してな」

    103 = 1 :

    モモ「あっ、逃げちゃった」

    ほむら「杏子さん…」

    モモ「でも、お姉ちゃんはほんとにカッコいいんだよ」

    ほむら「モモちゃんはお姉ちゃんが大好きなんだね」

    モモ「わたしの自慢のお姉ちゃんだもん」

    ほむら「そっか」

    ほむら(自慢のお姉ちゃん…か。いいなぁ)

    モモ「それに、お姉ちゃんがいるから寂しくないもん!」

    モモ「寂しくなんて…」ウルウル

    104 = 28 :

    105 = 1 :

    ほむら「?」

    ほむら(どうしたのかな?)

    モモ「お父さん…お母さん…」ウルウル

    ほむら「!」

    ほむら(そういえば、お父さんもお母さんもいない…よね?)

    ほむら(共働き…なんだろうな…)

    ほむら(わたしもそうだから分かるよ…寂しいよね)

    ほむら(二人とも帰りが遅いから、家ではいっつも一人だもん)

    ほむら(でも、モモちゃんには杏子さんがいるから羨ましいな)

    107 :

    ほむゆま

    108 = 107 :

    ミスった
    モモちゃんだよ

    109 = 1 :

    ほむら(…あれ?)

    ほむら「……」キョロキョロ

    ほむら(気のせい…かな?4人暮らしの割りには少なすぎるような…)

    ほむら(家具や食器…みんな少ないよね?)

    ほむら(……お金がないのかな)

    ほむら(可哀想…)

    モモ「ねえ、ほむらちゃん」

    ほむら「ん?なにかな?」

    モモ「ほむらちゃんにはお父さんもお母さんもいるんだよね?」

    ほむら「え?そうだけど…」

    110 = 1 :

    モモ「いいなぁ…」

    ほむら「…え?」

    モモ「……ぐすっ」

    ほむら「あ、あの…」

    ほむら(な、なに?もしかして、離婚…?)

    杏子「こらモモ!そのことは言っちゃダメだって言ってるじゃんか!」

    モモ「だってぇ…」

    ほむら「杏子さん…」

    杏子「あはは、わりぃ。気にすんなよ」

    ほむら「……」

    ほむら(何か悪いことした気分…)

    ほむら(…あ、謝らなきゃ)

    112 = 1 :

    ほむら「ご、ごめんなさい…」

    杏子「え?」

    ほむら「その…わたしのせいで…」

    杏子「ん?よくわかんないけど、謝んなくていいよ」

    ほむら「でも、お父さんかお母さん…」

    杏子「…これは家の事情だよ、ほむらには関係ないぜ」

    ほむら「……」

    杏子「…あたしはモモを助けることができた、それだけで十分さ」

    杏子「金がなくても、家がボロくてもいい」

    113 = 6 :

    あんあん…

    114 = 7 :

    俺がパパだ

    115 = 1 :

    ほむら「杏子さん…?」

    モモ「お姉ちゃん…」

    杏子「……心中なんて認めるかよ」ボソッ

    ほむら「!」

    ほむら(え…?)

    杏子「おっと、悪いね。独り言だよ」

    ほむら「……」

    杏子「それよりも食いもんが…猫にあげたので最後だったなぁ」

    杏子「ごめん、何も出せないよ…」

    ほむら「あ、いえ…」

    杏子「何かあれば良かったんだけど…」

    ピンポーン

    116 = 6 :

    >>114死亡確認

    117 = 1 :

    杏子「ん?」

    モモ「あっ、もしかして!」

    杏子「うん、わかってるよ」

    ほむら「お客さん?なら、わたし帰らなきゃ…」

    杏子「いや、大丈夫さ。あたしの友だちだよ」

    モモ「いい人だよ!」

    ほむら「え?でも、わたしは…」

    杏子「まぁ待ってなって」

    ほむら「……」

    ピンポーン

    杏子「わかってるって、今行くよ」

    ガチャ

    118 :

    「やぁ「

    120 = 1 :

    杏子「よっ」

    マミ「こんばんは、杏子ちゃん」ニコニコ

    杏子「ああ、マミ」

    マミ「よかった、外出してるのかと思ったわ」

    杏子「ちょっとお客がいてね」

    マミ「あら、お客さん?なら…邪魔しちゃったかしら?」

    杏子「いや、大丈夫さ。マミも上がっていきなよ」

    マミ「ふふ、ありがとう。ならお邪魔させてもらうわね」

    杏子「うん」

    マミ「お邪魔します」

    121 = 69 :

    あんあん

    122 = 1 :

    モモ「マミちゃん!」

    マミ「ふふっ。こんばんは、モモちゃん」

    ほむら「あっ…」

    マミ「まあ、あなたがお客さんなのね?」

    ほむら「あ、はい…」

    マミ「その制服は見滝原中よね、1年生…かしら?」

    杏子「いや、2年だってさ」

    マミ「そう、ごめんなさい…見慣れない顔だったから」

    ほむら「いえ、そんな…わたし、今日転校して来たばっかりですし…」

    123 = 1 :

    マミ「あら?転校生さんなの?」

    ほむら「は、はい…」

    マミ「ふふ、年下の転校生ともうお友だちになったのね」

    マミ「凄いわ、杏子ちゃん!」

    杏子「別に凄くねーって」

    マミ「あなた、お名前は何て言うのかしら?」

    ほむら「あ、えと…暁美…ほ、ほむらです」

    マミ「そう、暁美ほむらさんね」

    マミ「じゃあ次は私の番ね?」

    125 = 1 :

    マミ「私の名前は巴マミ、見滝原中の3年生」

    マミ「そして、杏子ちゃんの親友よ!」ニコッ

    ほむら「親友…」

    マミ「うんっ」

    杏子「ば、ばかっ!恥ずかしいからそう言うのはやめろよ!」

    マミ「ふふっ、照れちゃダメよ?」

    杏子「あぁ、もう!」

    モモ「きゃはは」

    ほむら「……」

    マミ「私とも仲良くしてくれると嬉しいわ」

    ほむら「えっ」

    マミ「ねっ、暁美さん」ニコッ

    127 = 28 :

    マミさんかわいい

    128 = 1 :

    ほむら「あ…んと…」

    ほむら「は、はい…!」

    マミ「うふふ、ありがとう」

    杏子「おいマミ、ほむらが困ってんじゃんか」

    ほむら「あはは…」

    マミ「ふふ、ならこれを一緒に食べましょう?」

    杏子「あっ…」

    モモ「わぁ!ケーキだぁ!」

    マミ「3人分作ってきたの、仲良く食べてね?」

    モモ「わーい!ありがとう、マミちゃん!」

    129 = 1 :

    マミ「うふふっ」

    杏子「マミ…でもさ…」

    マミ「いい?気にしないの。あなたは人から貰うものを気にしすぎよ」

    杏子「だって…」

    マミ「それに、私と杏子ちゃんの仲でしょ?」

    杏子「まぁ…そうだけどさ」

    マミ「だから気にしない、わかった?」

    杏子「…うん」

    マミ「ふふ、ありがとう」

    ほむら「あ、あの…」

    マミ「ん?」

    130 = 28 :

    ふふふ

    131 :

    さやかちゃんはスルーされてるのだ?

    132 = 1 :

    ほむら「さ、3人分なら…わたしは…」

    マミ「いいのよ?暁美さんが食べて?」

    ほむら「でも…それじゃ巴さんの分が…」

    ほむら「このケーキは巴さんと杏子さんとモモちゃんの3人のものなんです」

    ほむら「だから、わたしは…」

    マミ「いーの、暁美さん?あなたが食べるの」

    ほむら「……」

    マミ「それとも、私の手作りは食べられないのかしら?」

    ほむら「そ、そんなことは…!」

    133 = 28 :

    マミさんお母さんみたい

    134 = 1 :

    マミ「ふふ、なら食べられるわね?」

    ほむら「はい…!」

    マミ「暁美さん、ありがとう」ニコッ

    ほむら「い、いえ…わたしこそ」

    ほむら「こ、今度お礼します!」

    マミ「あら、お礼だなんて…気にしなくていいのよ?」

    ほむら「でも…」

    マミ「なら…そうね、お願いをしようかしら?」

    ほむら「お願い?」

    マミ「ええ、マミさんよ」

    ほむら「?」

    135 = 70 :

    はい、ブタさん

    137 = 6 :

    マミマミ

    138 = 1 :

    ほむら「マミさん…?」

    マミ「そう、私のことはマミさんって呼んで?」

    ほむら「!」

    マミ「杏子ちゃんは名前で呼んで貰ってるのに、私は名字なんだもの」

    マミ「それだと少し寂しいわ…だから、マミさんって呼んでくれると嬉しいの!」

    ほむら「…」

    杏子「あたしが名前で呼ばれてるのは名字言ってないからだろ」

    マミ「えっ?そうなの?」

    139 :

    杏子「ああ、そうだろ?」

    ほむら「…は、はい。一応」

    杏子「ほらな」

    マミ「むぅ…」

    杏子「んで、あたしの名字は佐倉。佐倉杏子さ」

    ほむら「佐倉…杏子さん」

    杏子「そ。まぁ佐倉さんなり杏子さんなり杏子なり好きに呼んでいいよ」

    ほむら「よ、呼び捨てなんてできません!」

    杏子「ん。なら佐倉さんか杏子さんだね、どうすんの?」

    ほむら「…杏子さんで」

    140 :

    杏子「そっか、わかったよ」

    マミ「やっぱり名前じゃないの、いいなぁ。杏子ちゃんだけずるい」

    杏子「だって、ほむらが決めたことじゃん」

    マミ「うぅ…」

    ほむら「あ、あの…」

    マミ「ねえ暁美さん、あなたにとって杏子ちゃんは何なの?」

    ほむら「えっ?」

    マミ「あなた、転校してきたばかりでしょ?どうやって知り合ったの?」

    ほむら「それは…杏子さんがわたしのお友だちを助けてくれて…」

    141 = 139 :

    マミ「助けた?杏子ちゃんが?」

    ほむら「はい」

    マミ「まあ!凄いわ、杏子ちゃん!」

    杏子「別に大したことはしてないって」

    マミ「それでもよ。そうよね、暁美さん?」

    ほむら「はい…!」

    マミ「ほらね?」

    杏子「はは…」ポリポリ

    ほむら「そして…」

    杏子「ん?」

    ほむら「わたし、杏子さんに憧れたんです…!」

    142 :

    あんあん

    143 :

    ほむほむ

    144 = 139 :

    杏子「えっ」

    マミ「まあ!」

    モモ「わあ…!」

    ほむら「杏子さんは、憧れの先輩です!」

    杏子「ちょ…お、おいっ!何言ってんのさ?」

    ほむら「うぅ…」

    ほむら(やっぱり恥ずかしいよ…)

    杏子「あ、憧れの先輩って…」

    マミ「凄いわ、やったじゃない!ねっ?」

    マミ「先輩杏子ちゃん!」

    杏子「だ、誰が先輩杏子だっ」

    145 = 139 :

    杏子「あぁもう!何か恥ずかしいじゃねぇか!」

    杏子「あたし、食器持ってくる!」

    モモ「あはは、また逃げちゃった」

    マミ「ふふっ」

    ほむら「あ…あのっ、マミさん…」

    マミ「あら?私のことも名前で呼んでくれるの?」

    ほむら「は、はい」

    マミ「暁美さん…ありがとう!」ギュッ

    ほむら「…えへ」

    マミ「それで、何か聞きたいことがあるの?」

    146 :

    体重は何キロ?

    147 = 139 :

    ほむら「は、はい」

    マミ「そう、何でも聞いて?答えられるなら答えるわ」

    ほむら「…あの、どうして杏子さんは…」

    マミ「……」

    ほむら「人からものを貰うのを遠慮するんですか…?」

    モモ「あっ…」

    マミ「……それは…そうね」

    ほむら「その…少し気になって…」

    ほむら(お金に余裕がなさそうなのに…どうして遠慮するのかな?)

    ほむら(貰えるものは貰った方が助かるはずなのに…)

    149 = 139 :

    ほむら(わたしや鹿目さんがお礼すると言っても断ったし…)

    ほむら(なにか…理由があるのかな?)

    モモ「……」

    マミ「…暁美さん、それはね?」

    ほむら「はい…」

    杏子「マミ、余計なことは言うんじゃねーぞ」

    ほむら「き、杏子さん…」

    マミ「ええ、わかってるわ」

    杏子「……」

    ほむら「あ…そ、そのっ!わたし…」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 500 + - ハッピーエンド + - メガほむ + - 佐倉モモ + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について