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    元スレP「どいつもこいつも…もういい、プロデューサーやめてやる」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 前スレ→1334651384 + - アイドルマスター + - 何故立てた + - 批判するならお前が書け + - 逆ギレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    (俺がプロデューサーを辞める予定の日まであと二週間か)

    いやいや、予定じゃない、決定だ。俺は俺なりに考えた結果、やめるべきだと判断したんだ。実際その方が俺だけでなく、彼女たちの為にもなるだろう。

    とは言え。
    ここ最近の彼女らはまるで人が変わったように真面目で素直で問題の一つ起こしやしない。
    いや、正確には起こすこともあるのだけれど、起こさないように努力している。
    今までの俺の苦労はなんだったのだろうとすら思う。

    正直今は居心地がいい。元々俺は彼女らが嫌いなわけでなく、自分の力不足ゆえにあれだけの個性派揃いは引っ張っていけないと判断しただけであって。

    だからほんの少しだけ、辞めたくないとも思い始めていた。
    その一方で、今の彼女らならもっと上を目指せる。だからこそ、自分より力のあるプロデューサーに担当してもらうべきだとも。

    52 = 43 :

    >>46
    勘違いしてたか サンクス

    53 = 1 :

    P(今日は伊織のCM撮影に付いていかないとな)

    P(伊織は仕事の面では何も問題無いが、…今日も何回罵倒されるか)

    伊織「…ねぇ」

    P(…丁度良いか。ここの所決心が鈍りっぱなしだったし、伊織に再度固めてもらおう)

    伊織「ねぇってば!」

    P「うわっ!な、何だ伊織?」

    54 = 1 :

    伊織「一回で返事しなさいよね!全く話を聞く事すら満足に出来ないなんて、ホント無能なんだから」フンッ

    P「ははは…面目無い」

    P(あぁ…これだよこれ。そうだった、俺はこういうのに疲れきってプロデューサーを辞めることを決めたんだった)

    P(ありがとう伊織。お前のお陰でグラつきは収まりそ――

    伊織「…アンタに出来る仕事なんて私のパートナー位なんだから、しっかりしなさいよ」

    P「え…?」

    55 :

    でこりんのでこ磨き

    56 :

    この前ってどこらへんで落ちたんだっけ?

    57 :

    前は途中で乗っ取られて変なホスト崩れが書き始めてgdgdで終わったんじゃなかったっけ

    58 = 1 :

    伊織「だ、だから無能でグズでノロマなアンタの事を雇ってくれるのなんて、ウチの事務所位のもので」

    伊織「アンタが駄目なりに頑張ってる事に気付けてるのは、聡明なこの伊織ちゃんだけ何だから、辛気臭い顔するなって言ってるの!」

    P「あ、あぁ…。ど、どうしたんだ?伊織。そんなに顔赤くして」

    伊織「あ、赤くなんてなって無いわよ!」

    伊織「ただ私は…ほんのちょっとだけ今迄言い過ぎたトコがあったかなって反省して…」

    伊織「長い目でこれからのアンタの成長を期待してあげる事にしたの。感謝しないさいよね!」

    59 :

    さすが俺のあずさは可愛いなぁ

    60 = 55 :

    鈍感なPの心に辛辣な言葉が突き刺さるのであった

    61 :

    >>57
    Pのキメセリフが臭いのはおいらが本職ホストだから気にしないでwwwとかのたまってたやつのことか

    62 = 1 :

    P「…ははは、反省したのに上からなのは変わらないんだな」

    伊織「フンっ当たり前でしょ。これからも私の下僕として、精々励みなさいよ」スタスタ

    伊織「…ずっと、ね」ボソッ

    P(…ったく、何だってんだ。伊織まで…)

    P(長い目で成長を期待、ね。…悪いがそれには応えられないんだよ、伊織)

    クルッ

    伊織「逃げたりしたら…地球の裏側に行こうがどこまでも追いかけまわしてやるんだから」

    P「…はは、怖いな」

    63 :

    本職ホストの口説きセリフがSSで読めるなんて面白すぎるだろww
    それはそれでいいんじゃねえの?

    64 :

    正直厨二病としか言えないレベルの口説きセリフでしかなかた記憶

    65 = 56 :

    アイマスssじゃなくてもいいわな

    66 = 1 :

    P(やめるとかいいながら、自分でやめにくい状況を作って…)

    「何してんだろう俺…」

    「プロデューサーちょっといいですか?」

    P「うわっ!いつの間に…」

    「さっきからいましたよ…結構ショックです…」

    P「悪い悪い、考え事してた。んで、何か用か?」

    「う~ん、ちょっとここじゃ…出来れば外で話したいんですが」

    P「?ああ、分かった」

    67 = 61 :

    >>63
    つっても「星が綺麗だね。まぁ…君の方が綺麗だけどね」並にベッタベタなセリフだぞ

    68 = 63 :

    >>67
    そういう基本のセリフが大事なんだろww多分
    俺も以前それ読んだけど

    69 = 1 :

    P「んで、また急にどうしたんだ?」

    「ええーっとですね、……あれ?何から話して良いか分かんないや…」

    P「ふふっ、なんだよそれ」

    「ああ、笑いましたね!?」

    「ボクはプロデューサーを呼び出すだけでもかなり必死だったんですよっ!」

    P「ごめんごめん。何かさ、真がかなり可愛かったからついな」

    「えっ!?な、何言ってるんですか…恥ずかしいじゃないですか…」

    P「でも真はさ、もっと自信を持っていいんだよ」

    P「俺は知ってるから。真は誰よりも女の子らしさを求める可愛い女の子だって」

    70 :

    Pのセリフ回しが一々くどいな

    71 :

    行間を読ませるような台詞選びができないからくどくなってる

    72 = 1 :

    「可愛い女の子…」

    P「真がお姫様になりたいのは分かってる。だけど…ファンの前では王子様でいてくれないか?」

    P「誰もが王子様になれる訳じゃない。これも真にしか出来ない事なんだ」

    「ボクにしか出来ないこと…」

    P(辞める前に…これだけは真に伝えておかないと)

    P「代わりと言っちゃなんだが…お姫様なお前は俺が全部受け止めてやる」

    「プロデューサー…でもそれじゃボク、プロデューサーだけのお姫様見たいですよ?」

    P「良いじゃないか。みんなの王子様で俺だけのお姫様」

    P「俺はお前の従者ってとこかな」

    「王子様じゃないんですね」ボソッ

    P「え?」

    「何でもないです!」

    73 :

    ホストに文章を書かせようとするな
    あいつらがうまいのは一瞬でなくなる言葉だけだから

    74 = 1 :

    P「…そういえばまだ真の話を聞いてなかったな」

    「あっ…ええーっと」

    P「ははは、焦らなくてもいいぞ。いくらでも時間はあるんだ」

    「……」

    「…プロデューサーはずっとボク達を支えてくれますよね」

    「ずっとそばにいてくれますよね」

    75 :

    美希「あれ…赤羽根Pって無能なの」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1337872230/

    76 = 1 :

    P「……」

    P「そうだな」

    「本当ですか?約束ですよ」

    P「ああ約束だ」

    「ふふっ、安心しました」

    「プロデューサーがいなくなったらボク達…いえ、ボクは耐え切れませんから」

    P「そんな大袈裟な…」

    「大袈裟でも何でもありませんよ。…もう行きますね」

    P「…そうか」

    「あっ、それとお姫様と従者で芽生える恋物語もあるかもしれませんよ!」クルッ

    P「…なーに馬鹿なこと言ってるんだ」

    「えへへ、冗談ですよ」



    P「……」

    P(ごめんな真…俺、嘘ついた)

    77 :

    お姫様と従者の恋は定番だぞ真

    78 = 1 :

    P(今日は響の撮影)

    P(動物園で動物と触れ合う姿を撮影して動物園の宣伝素材にって所だな)

    P(響にはもってこいの仕事だ)

    P(…響は良い子だから仕事面では文句ないんだが……伊織とはまた違ったプライドの高さがあるな)

    P(そんな些細な事はワニに比べれば何でも無いんだが)

    80 = 1 :

    P「響ー、仕事行くぞー」

    「わ、分かった。準備してくる」

    P(珍しいな、響が準備してないなんて)

    P(…考えたらこれってマネージャーの仕事なんじゃないか。本当に今更だが…)

    「お…お待たせ…」

    P「来たか。よし、急いで向か……は?」

    「うぅ…」モジモジ

    P(意味が分からん。響の首にあるのって……犬とかに使う首輪だよな?それに…あれは…)

    「プロデューサー、自分…今日首輪してるよ。リードもある……」

    81 :

    おい、急にレベルが上がったぞ

    82 :

    「自分雌犬だからな!」

    83 = 29 :

    響はやっぱりアホなんだな……

    84 = 1 :

    P「お、おう…(意味分からん…一体どうしたんだ)」

    「プロデューサーはずっと…このリード…手離さないで欲しいんだ……」グイッ

    P「……は?いやリード渡されても……」

    「躾がしっかりしてる犬はね……信頼してる相手…飼い主から勝手に離れたりしないんだ…」

    「でも自分……まだ完璧じゃないから勝手にどっか行っちゃうかもしれない……」

    P「響…?」

    「だからプロデューサーはこの手綱、絶対絶対絶対手放しちゃダメなんだぞっ!」

    85 = 55 :

    メインヒロインは格が違った

    86 :

    もうすっかり従順だろ

    87 = 77 :

    ほのぼのから急に怪しい空気になりましたねえ…?

    88 = 1 :

    P「ちょ、ちょっと待て!落ち着け!」

    「“待て”だな!自分ずっと待ってるよ」

    P「そういう意味じゃなくて…」

    「ちなみにこのリードの長さは3mだから。自分、プロデューサーから3m以上は離れられないよ…」

    P「そんな情報が欲しかった訳じゃなくて……イキナリどうしちゃったんだよ」

    「うっ…プロデューサーが手綱手放しちゃうと自分勝手にどっか行っちゃうよ……」

    「お仕事の場所にも行けないよ……自分盲導犬みたいに偉くないから……」

    「でも…飼い主に懐いてるからずっと付いてまわるんだ…」

    「自分、ゴールデンレトリーバーだから…ゴールデンレトリーバーは人懐こくて……寂しがり屋なんだぞ…」

    89 :

    前回どこまで行ったの?
    ここまでが前回ってのを書いてほしい

    90 = 1 :

    P「懐いてるって…」

    「なっ……とにかくだっ!自分まだ完璧じゃないからちゃんと責任持って世話してほしい!」

    「プロデューサーが世話してくれないと……自分……」ウルウル

    「うっ…ざびじぐで………じんじゃうかもじれないんだから……」

    P「ウサギじゃあるまいし……てか泣くなよ……」

    「ぐすっ……ウサミミ…付ければ良いのか?……自分言うこと何でも聞くから…」

    P「そういう意味じゃなくてだなっ!あーもう早く泣き止め!」

    P「それと首輪も外す!ちゃんと連れてくし見捨てないから!」

    「本当…?…分かった……でも自分……リードが無くても離れないから……」



    P(責任……か)

    P(後二週間もしないウチにおさらばするのにな……)

    P(俺…口だけだ…最後まで面倒なんて見ない癖に…)

    P(皆をトップアイドルに出来ない癖に…平気で嘘をつく癖に…)

    P(そんな俺にプロデューサーの資格なんて…)

    93 :

    (今日は美希のレッスン…前の美希なら面倒だとごねて、真面目に取り掛かろうとしないが……)

    「あれ?美希、今日は早いな」

    美希「……あふぅ。おはようなのプロデューサー」

    レッスンの予定は朝からだったので、基本朝に弱い美希のことだ。
    多少遅れて来るかもしれないと思ったが、驚くことに彼女は俺より先に待ち合わせ場所のスタジオに到着していた。

    とは言え、瞼は半分塞がっているし、とても万全と言える状態ではなかったが。

    「そんな状態でよく来れたな。時間に余裕あるし、少し仮眠とるか?」

    美希「……んー、大丈夫なの。プロデューサーに迷惑かけないの」

    それから何故か俺の事をプロデューサーさんではなくプロデューサーと呼ぶようになった。

    「そうか?別に少しくらいいんだぞ」

    美希「とにかく大丈夫なの! ミキ、バリバリレッスンして、プロデューサーにカッコいいとこ見せるの!」

    美希「そしたらプロデューサーも美希のこと凄いって思うよね?」

    「ん?あ、ああ、まあ……」

    94 :

    前落ちてやり直してるんならSS速報の方がいいんじゃないのか
    まぁまかせるけど

    95 = 93 :

    まあレッスンを真面目にやるのは至極当然のことなんだが、
    美希が本気でレッスンをしているところなんて多分俺は見たことがない。

    本気を出さなくても、彼女は大抵のことは適当で十分やりこなしてしまう。
    だからこそ、そのハイスペックな能力を持て余し、アイドルとしてイマイチ伸び悩んでいるのだ。

    そしてそれが俺の悩みの種の一つでもある。
    これだけの力があるのに、それを開花させられない自分にうんざりしてしまうのだ。

    96 = 93 :

    美希「ね、ね、どうだった?プロデューサー!」

    「どうだったって……。まあ確かに頑張ってたな」

    美希「むぅー、つまんない。折角ミキ、久々にやる気満々でレッスン受けたのに、もっと褒めてくれてもいいと思うな」

    だからレッスンを真面目にやるのは当たり前なんだってば。
    とは言え、レッスン程度で美希があれだけのやる気を出してくれたのは初めてだったと思う。
    色々な子のレッスンを覗いている自分だからよくわかる。本気の美希はやはり他と比べて頭二つくらいとびぬけている。
    響や真もダンスはかなり得意な方だが、才能だけで言えばそれすらも美希の方が上なんじゃないだろうか。

    「ま、頑張ってたのは本当だからな。ほれ、いいもの買ってきてやったぞ」

    そう言って、俺は先程こっそり買ってきたコンビニのおにぎりを一つ、美希に差し出す。
    美希はといえば、今さっきまでのふくれっつらが嘘だったかのように瞳を輝かせると、それを俺の手からすごい勢いで奪っていった。

    98 = 93 :

    美希「やった!ミキ、おにぎり大好きなの!」

    「知ってるよ。まあ、コンビニのものでよければ、だが」

    美希「手作りも美味しいけど、コンビニのはコンビニので悪くないの」

    そう言って、早速美希はおにぎりを頬張り始めた。
    俺も買ってきた缶コーヒーを開けると、美希と二人並んで椅子に腰掛ける。

    「なあ美希。どうして今日はこんなにやる気があったんだ?」
    美希「んー?んーと……」

    不思議な話だ。一体何が美希をここまで駆り立てたのだろうと思う。俺が幾ら言っても中々やる気を出してくれなかった彼女だ。気にならないわけが無い。
    ましてや体調が特別良かったわけでも無いだろう。朝は見てすぐ分かるほど、眠たげだったのだし。

    99 :

    さあ・・・どうなるんだ・・・。

    100 :

    ほほう


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