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元スレ父「働け」母「働け」男「……」
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姉「保温屋?あ~、あの板金を取り外して保温材を詰め込むヤツね」
男「し、知ってるんだ。意外だった」
姉「私の彼氏の友達が前に保温屋やってたからね、大抵の保温屋は保温材巻くだけなんだけど板金取り付けもしてたみたい」
男「ば、板金ってなに?」
姉「へ?いや、私も詳しくは分からないんだけど彼がそんな事言ってたからさ」
男「ふ~ん……あっ、そうだ!彼氏さんにお礼を言わないといけないんだ」
姉「いやいや、あいつはそういうの照れくさくて苦手みたいだよ。電話でアンタの事話したら安心してた、お礼は別に良いってさ」
男「……けど」
姉「まぁ今度どの道この家に来るんだしそん時にあの時はあざっした~みたいな感じで良いからね……じゃあ私は邪魔みたいなんで行きますかね~ごゆっくり」
妹「あっ、じゃあねお姉ちゃん!」
姉「はいは~い」バタン
妹「ねぇねぇ兄ちゃん、あのさ…指輪の事なんだけどね?」
男「あっ、それについて話しておきたかったんだ」
妹「へ?あ、あの…やっぱし少し安いのにしようかなって思ってさ」
男「いや、アレを買おう。お金は兄ちゃんが出すからお前は出さなくて良いよ」
妹「えぇ?だって兄ちゃんお金持ってないじゃん!それにお姉ちゃんが引っ越すのって今月の末なんだよ?」
男「だーいじょうぶ、兄ちゃんに任せとけって。だからお前はアレを自分の好きなものを買う時の為に貯金しときな」
妹「う~~、なんだか申し訳ないなぁ…」
男「あはは、妹の癖に大人ぶるなよ……よっしゃ、そろそろ父さんが帰ってくるからいってくる」
妹「へ?あ、うん……わかった」
男「ふぅ…」
~リビング~
男「お、おかえり…帰ってたんだ、早かったね」
父「あぁ、そう…だな」
母「もう、あなたったら……大丈夫よ、お父さん、少し恥ずかしがってるだけだから」
父「お前は黙ってさない……で、何の用だ」
男「先ずは昨日の事…本当にごめん、心配かけて迷惑かけて……あの日、考えてたよ。結局俺は何も出来ないただのガキなんだって」
父「……」
男「口先だけで暮らしてた寄生虫、ゴミ以下なんだって……だからさ、あの時、父さんに怒鳴られて良かったと思ってる」
男「自分を見つめ直すチャンスを与えてくれてありがとう、本当にすみませんでした」
母「も、もう、済んだ事は良いのよ、ほら、あなたも」
父「……すまなかったな、少し言い過ぎた、会社のいざこざで頭に血が登ってたんだ」
男「お、おかえり…帰ってたんだ、早かったね」
父「あぁ、そう…だな」
母「もう、あなたったら……大丈夫よ、お父さん、少し恥ずかしがってるだけだから」
父「お前は黙ってさない……で、何の用だ」
男「先ずは昨日の事…本当にごめん、心配かけて迷惑かけて……あの日、考えてたよ。結局俺は何も出来ないただのガキなんだって」
父「……」
男「口先だけで暮らしてた寄生虫、ゴミ以下なんだって……だからさ、あの時、父さんに怒鳴られて良かったと思ってる」
男「自分を見つめ直すチャンスを与えてくれてありがとう、本当にすみませんでした」
母「も、もう、済んだ事は良いのよ、ほら、あなたも」
父「……すまなかったな、少し言い過ぎた、会社のいざこざで頭に血が登ってたんだ」
男「それと、もう一つ知らせておきたい事が有るんだ……俺さ、仕事見つかった。アルバイトじゃなくてちゃんとした仕事」
母「……ふふ、さっき言ってたわよ?兄ちゃんが良い仕事見つけたんだってね」
男「あ、あはは……結局妹のヤツが言ってたんだね」
父「それで……大丈夫そうなのか?すぐ辞めたりし無いんだろうな」
男「それは、大丈夫だとは言えないかもしれない。けど、頑張ってみたいとは思ってる」
男「自分でもさ、根拠は無いけど自信は有るんだ。だから……その」
母「はいはい、晩ご飯の準備するからそこ、どいてくれる?いい加減椅子に座りなさい」
男「あ、うん。ありがと」
母「ふふっ、頑張りなさいよ?別に辞めたってその時はその時なんだからね?」
父「それは許さん、アルバイトと社員は責任の重みが全く違うんだからな。簡単に辞めるなんて言い出したらまた追い出すからな」
男「……うん、わかった」
妹「お~、なんか良い匂いがするから降りて来たらご飯作ってるんだ~」
姉「……(ふ~ん、お父さんの隣座ってるんだ。何時もは端っこに座ってるのにねぇ)」
母「あっ、良かったら手伝ってくれない?アンタも今月で居なくなるんでしょ?なら最後までこき使うからね」
姉「ふわ~い、わっかりました~」
妹「じゃあ私は兄ちゃんの隣ね~」
男「……(明日から仕事かぁ、本当、父さんの言う通りだな。社員なんだから気軽にサボるとか出来ないぞ)」
父「お母さん、良かったら焼酎を出してくれないか」
母「自分でとってくださいよー?私は今料理中なんですから……あっ、そこにある卵とってくれない?」
姉「はいはい、そう言うと思って磨ぎましたよ~っと」
父「……」
>>215
職歴だけあってもな
職歴だけあってもな
~自部屋~
男「はぁ…結局飯食ってすぐに風呂入らせて貰ったな」
男「えっと、時間は……あっ、そういや携帯ぶっ壊れてたんだった。マズイなぁ、仕事の時、どうしよ」
男「う~ん、後で父さんにお金借りて明日仕事が終わったらショップに行って変えて貰うかなぁ」
ガチャ
姉「おっ~す、ちょっと良いかな」
男「うわっ、どうしたの姉ちゃん…」
姉「いやぁ、あのさっ、アンタに喝を入れようかな~って」
男「か、喝?なんでんな物いれるんだよ」
姉「はぁ?アンタ散々私達に迷惑かけといてもう超消しになったと思ってんだ?甘いね~、リプトンのミルクティーより甘いよ」
男「……で、喝ってなにさ」
男「はぁ…結局飯食ってすぐに風呂入らせて貰ったな」
男「えっと、時間は……あっ、そういや携帯ぶっ壊れてたんだった。マズイなぁ、仕事の時、どうしよ」
男「う~ん、後で父さんにお金借りて明日仕事が終わったらショップに行って変えて貰うかなぁ」
ガチャ
姉「おっ~す、ちょっと良いかな」
男「うわっ、どうしたの姉ちゃん…」
姉「いやぁ、あのさっ、アンタに喝を入れようかな~って」
男「か、喝?なんでんな物いれるんだよ」
姉「はぁ?アンタ散々私達に迷惑かけといてもう超消しになったと思ってんだ?甘いね~、リプトンのミルクティーより甘いよ」
男「……で、喝ってなにさ」
>>218
こんな時間に迷惑だろ
こんな時間に迷惑だろ
姉「じゃあほらっ、ちょっと服脱ぎな」
男「なに?もしかして浮気?近親相姦とか無理だからね?」
姉「はぁ……私は彼氏が居るんだからそんな事しなーい!ほらっ、上着だけだからちょっと脱ぎな」
男「う、うん…」バサッ
姉「うんわぁ……ほんと酷いねこの痣、ううぅ、見てるこっちが震えて来るよ。全く、何処のどいつだよ私の可愛い弟の肌をこんなにしたのは」スリスリ
男「あいたっ!ちょっ、まだ痛いんだからさすらないでくれよ」
姉「うんうん、だってミミズ腫れみたいな線が背中に何本も有るんだもん、こりゃあリンチにでも有ったの?」
男「……あ、うん…そう、リンチに有ったから相手誰だったか憶えてないんだ」
姉「可哀想に、今度彼と一緒にその犯人探してみるよ」
男「い、いやっ!んなのしなくていいから!仕返し恐いし何より迷惑だろ?」
姉「あはは、嘘だよ嘘……しかしほんと痛々しい姿になっちゃって」スリスリ
男「あいたたたたっ!!な、なら触るなっての!冗談抜きに痛いんだから」
姉「まぁ、喝と言うより治療なんだけどね。明日から仕事なのに身体の節々が痛いままじゃ仕事なんて出来ないだろ?」
男「なんだ、治療なら治療って言ってくれればいいのに…」
姉「はいはい、湿布なんかで治るわけ無いだろうに適当な位置に湿布貼っちゃって…アンタは腰痛に悩まされる爺さんか!」ペリベリペリ
男「仕方ないだろ?後ろ姿なんて分からないんだしとりあえず痛いとこに貼ってんだから」
姉「だから痣は湿布じゃ無いでしょうがっつーの!普通は温かいタオルとかを当てんの!ったく、適当やって湿布の無駄使いすんな」ペリペリペリ
男「ねぇ、さっきから何はってんの?後ろだから見えないんだけど」
姉「スパイラルテープ、コレが痣には良いんだってさ。彼が言ってた」ペリペリペリ
男「へぇ~、相変わらず物知りなんだね姉ちゃんの彼氏って」
姉「なにいってんたが、あいつは無駄な知識ばっかのボンクラだよ。アンタの方が賢いっての……よしっ!これで良いだろ」
姉「ほら、今度はこっち向きな。貼ってやるから」
男「あ、うん」クルッ
>>219
口だけ立派なニート君ワロリンチョWWWWWWWW
口だけ立派なニート君ワロリンチョWWWWWWWW
男「な、なんか面白い貼り方なんだねこのスパイラルテープって」
姉「ん?あぁ、確かにそうだね…んっしょ」ペリペリペリ
男「気持ち悪い、なんか牢屋みたいだ」
姉「はいはい、っとぉ、顔って貼っても良かったんだっけ?まぁ良いかな私の顔じゃ無いんだし」ペリペリペリ
男「さっきは私の可愛い弟云々言ってたじゃん…」
姉「あい終わり~、じゃあ私も風呂入って来るからアンタは早く寝るんだよ?」
男「う、うん。ありがと」
姉「……本当に大丈夫なんだね?仕事」
男「大丈夫大丈夫、なんとかやるから姉ちゃんは自分の事考えなって」
姉「あぁ~、うん…わかった、じゃあまた明日ね」ガチャ
男「うん、おやすみ」
姉「おやすみ」バタン
~翌日~
男「……(えっと、事務所の前で良かったんだよな?事務所の中に入らなくて良かったんだよな?)」ドキドキ
女「あっ!おっはよう、早いね~流石新人」
男「あ……おはようございます」
女「な、なにかなその奇妙な間は。まぁ良いや、今から服買いに行くみたいだけど茂さんの車に乗ってね」
男「し、茂さん?」
先輩「俺の車、お嬢が言ってた新人ってお前の事ね。よろしく」
男「は、はい!よろしくお願いします(うっひゃあめちゃくちゃガタイ良いなこの人、俺のふた周りはデカイぞ)」
女「も~、そのお嬢って呼ぶのやめてって言ったじゃん!茂ちゃんのバーカ」
先輩「ほらっ、早く乗れ、さっさと買ってさっさと仕事だ」
男「あっ、はい」
男「……(えっと、事務所の前で良かったんだよな?事務所の中に入らなくて良かったんだよな?)」ドキドキ
女「あっ!おっはよう、早いね~流石新人」
男「あ……おはようございます」
女「な、なにかなその奇妙な間は。まぁ良いや、今から服買いに行くみたいだけど茂さんの車に乗ってね」
男「し、茂さん?」
先輩「俺の車、お嬢が言ってた新人ってお前の事ね。よろしく」
男「は、はい!よろしくお願いします(うっひゃあめちゃくちゃガタイ良いなこの人、俺のふた周りはデカイぞ)」
女「も~、そのお嬢って呼ぶのやめてって言ったじゃん!茂ちゃんのバーカ」
先輩「ほらっ、早く乗れ、さっさと買ってさっさと仕事だ」
男「あっ、はい」
~車内~
先輩「あ~、紹介がまだだったな。俺はこの工場で一番の古株かな?41歳で、もうやり始めて23年位か?まぁあんま憶えてないん、よろしくな」
男「あ、俺は21歳です。職歴は無いんですけど…頑張ります」
先輩「21?あぁ、ならお嬢と近いな」
男「あっ、そうなんですか」
先輩「うん、お嬢が22だからな。いやぁ、お嬢とは産まれた時から知り合いみたいなもんだったからなぁ」
男「へ、へぇ…そうなんですか」
先輩「まっ、お嬢もお嬢で苦労してたんだよ。やんちゃなガキだったからなぁお嬢は……うん、今のお前みたいに痣ばっか作ってたな」
男「あ、あはは……あの人が痣っすか」
先輩「そうだぞぉ?まぁお前みたいにボロボロにはなってないけどな、つーかお前どうしま?殴り合いでもしたんか?」
男「あ、はい…まぁ、一応」
先輩「あ~、紹介がまだだったな。俺はこの工場で一番の古株かな?41歳で、もうやり始めて23年位か?まぁあんま憶えてないん、よろしくな」
男「あ、俺は21歳です。職歴は無いんですけど…頑張ります」
先輩「21?あぁ、ならお嬢と近いな」
男「あっ、そうなんですか」
先輩「うん、お嬢が22だからな。いやぁ、お嬢とは産まれた時から知り合いみたいなもんだったからなぁ」
男「へ、へぇ…そうなんですか」
先輩「まっ、お嬢もお嬢で苦労してたんだよ。やんちゃなガキだったからなぁお嬢は……うん、今のお前みたいに痣ばっか作ってたな」
男「あ、あはは……あの人が痣っすか」
先輩「そうだぞぉ?まぁお前みたいにボロボロにはなってないけどな、つーかお前どうしま?殴り合いでもしたんか?」
男「あ、はい…まぁ、一応」
先輩「ふ~ん、殴り合いねぇ……お前の身体からじゃ想像つかないけど」
男「あはは…は、ははは」
先輩「つーかお前細いよなぁ、体重は?憶えとるか?自分の体重身長」
男「えっと……173の52です」
先輩「52?!そらちょっと馬鹿な位痩せてんなぁお前、大丈夫かぁ?作業中に倒れるなよ?」
男「は、はい。大丈夫ですよ。えっと、茂さんは因みに」
先輩「俺か?お前より4センチ低くて25キロ重いぞ」
男「……(つまり169の77キロね…こんなにガタイ良いのに77しか無いんだ、ちょっと意外)」
先輩「まぁ今は落ち着いて来てるけど前は足場組んだり土方の作業ばっかだったからなぁ、それが始まる前にお前は肉体改造しないとな。まずは太れ」
男「はい、頑張って太ります」
先輩「うんうん、最低でも65は無いと話にならんからなぁ…」
~作業服屋~
店員「いらっしゃいませ~」
先輩「よっしゃ、まぁ好きな色の作業着選びな。金は社長が出してくれるみたいだから馬鹿高いのでも良いぞ?つーか馬鹿高いの買え、あのクソジジイの財布を少しでも減らしたれ」
男「あ、あはは……(これは仲が良いからの発言だよなぁ、普通は社長をここまで言えないよ)」
先輩「まぁ決まったら俺に言ってくれ、俺も作業着見てまわるから」スタスタスタ
男「……(さてと、作業着選べって言われても何を選べば良いのか分からないな…)」
男「まぁ、カーゴ色のこれで良いかなぁ?ズボンは私服にも使えそうなデザインだし」
男「先輩、決まりましたよ~」
先輩「早いな……って、下は?その作業着の下に着るハイネック」
男「ハイネック?」
先輩「んだよお嬢から聞いてなかったか?保温材扱うんだからハイネックは必須だ、ハイネックじゃなかったら死ぬぞ」
店員「いらっしゃいませ~」
先輩「よっしゃ、まぁ好きな色の作業着選びな。金は社長が出してくれるみたいだから馬鹿高いのでも良いぞ?つーか馬鹿高いの買え、あのクソジジイの財布を少しでも減らしたれ」
男「あ、あはは……(これは仲が良いからの発言だよなぁ、普通は社長をここまで言えないよ)」
先輩「まぁ決まったら俺に言ってくれ、俺も作業着見てまわるから」スタスタスタ
男「……(さてと、作業着選べって言われても何を選べば良いのか分からないな…)」
男「まぁ、カーゴ色のこれで良いかなぁ?ズボンは私服にも使えそうなデザインだし」
男「先輩、決まりましたよ~」
先輩「早いな……って、下は?その作業着の下に着るハイネック」
男「ハイネック?」
先輩「んだよお嬢から聞いてなかったか?保温材扱うんだからハイネックは必須だ、ハイネックじゃなかったら死ぬぞ」
男「し、死ぬって…保温材ってそんなに危険なんですか?!」
先輩「へ?あぁ、まぁ死ぬってのは言い過ぎ……いや、死ぬな、痒くて」
男「か、痒くて?ですか」
先輩「あぁ、前に入って来た奴はな?ハイネックが嫌だとかダサいとかほざいてそのまま作業してたんだが二日後にハイネック買ってたな。それ位必須なんだよハイネックは」
男「あの、痒くてってそんなに痒くなるんですか?」
先輩「あぁ、下手したら発狂するぞ?保温材ってのは繊維の塊みたいなもんだからな、痒く無いのも有るが基本痒いのしか使わないから」
男「は、はぁ……まぁ痒いのは苦手なんでハイネックかっときます」
先輩「うん、お前は聞き分けが良いな。前の奴とは正反対だ」
男「その前の人ってもうここには居ないんですか?」
先輩「あぁ、すぐ辞めたぞ?確かお前よりちょい年上だったかや?確か26歳だった」
男「は、はぁ…(ん?26って事は今は27?……あっ、もしかして姉ちゃんの彼氏さんの友達ってここで働いてたのかな)」
先輩「よっしゃ、じゃあ早く事務所に戻るか」
男「あっ、はい!」
~事務所~
先輩「う~っす、なんだ函ちゃん遅いべ?」
社員「あはは、茂さんが早すぎるだけよって!あれ?この子は」
男「あっ、今日から此方の会社に勤めさせて頂く事になりました男と申します!よろしくお願いします!」
社員「ほぇ~、随分と好青年が来たもんだ…顔は酷い事になってるけど、喧嘩でもしたんか?」
女「はいはい、あんまつっかかんで下さいよ!私が受け持つ最初の人なんですから」
社員「え~?お嬢にそんな事出来るのかぁ?たまに板金のサイズ間違える様なひよっこだぞぉ?」
女「なっ!函ちゃんだってよく間違えるじゃん!」
先輩「はっ、違いねぇ」
社員「うっわぁ、こりゃ一本取られたわ、ほんじゃまっ、よろしくな新人くん」
男「はい!よろしくお願いします」
先輩「う~っす、なんだ函ちゃん遅いべ?」
社員「あはは、茂さんが早すぎるだけよって!あれ?この子は」
男「あっ、今日から此方の会社に勤めさせて頂く事になりました男と申します!よろしくお願いします!」
社員「ほぇ~、随分と好青年が来たもんだ…顔は酷い事になってるけど、喧嘩でもしたんか?」
女「はいはい、あんまつっかかんで下さいよ!私が受け持つ最初の人なんですから」
社員「え~?お嬢にそんな事出来るのかぁ?たまに板金のサイズ間違える様なひよっこだぞぉ?」
女「なっ!函ちゃんだってよく間違えるじゃん!」
先輩「はっ、違いねぇ」
社員「うっわぁ、こりゃ一本取られたわ、ほんじゃまっ、よろしくな新人くん」
男「はい!よろしくお願いします」
先輩「じゃあお嬢、俺は現場に行くからトラック借りてくぞ」
女「は~い、じゃあ私達も行こっか」
男「……ど、何処にですか」
女「だからその間はなんなのかなぁ…まぁ良いけど。そりゃあ現場に決まってるよ、ほらっ、私が運転するから早く乗って」
男「え?茂さんとは違う現場なんですか?」
女「当たり前じゃん、茂さんは超ベテランだからね。私達が行ったら邪魔になるだけ、それに茂さんは一人で作業するのを好むから尚更だよ」
男「は、はぁ…」
女「じゃあ行ってきまーす!お留守番よろしくね函ちゃん」
社員「あいよ~、デート楽しんでこいよな~」
女「にひひ、じゃあね」
男「……(函ちゃんって人は留守番なのか…)」
~車内~
女「そう言えば君、免許は持ってないんだよね?」ガチャ
ギャギャギャギャブゥウォオン
男「あ、はい…持って無いです」
女「原付も?」
男「……はい」
女「不便じゃない?原付も無いなんてじゃあ自転車で来てるのかぁ」
男「ま、まぁ…そうです(うぅ、茂さんとの方が良かったなぁ。なんかこんな狭い空間に一緒とかマジで無理…あぁ、過去のトラウマが蘇る……)」
女「まっ、いつかはどの道トラックの免許取らなきゃいけないからね、因みに大型取らされるよ」
男「はぁ……そうなんですか」
女「うんうん、じゃあ行きますかぁ」
女「そう言えば君、免許は持ってないんだよね?」ガチャ
ギャギャギャギャブゥウォオン
男「あ、はい…持って無いです」
女「原付も?」
男「……はい」
女「不便じゃない?原付も無いなんてじゃあ自転車で来てるのかぁ」
男「ま、まぁ…そうです(うぅ、茂さんとの方が良かったなぁ。なんかこんな狭い空間に一緒とかマジで無理…あぁ、過去のトラウマが蘇る……)」
女「まっ、いつかはどの道トラックの免許取らなきゃいけないからね、因みに大型取らされるよ」
男「はぁ……そうなんですか」
女「うんうん、じゃあ行きますかぁ」
~現場~
ガチャ
女「う~ん……さてとっ、今が9時32分かぁ、よしっ!じゃあ荷台に積んで有る工具を取り出そっか」
男「え?あ、あぁ、はい…(工具?ハサミとかドライバーとかか?)」
女「君が使うのは前辞めてった人が残してったお古だけど気にしないでね?その人全然工具使おうとしなかったから数回使ってそのままのとか有るから」ガチャガチャ
女「はいっ!先ずは腰袋だね、コレを腰に巻いて…っと」カチャ
男「……」カチャ
女「まぁ後はドライバーとレンチ、それとマジックとかニッパーとかかな」
男「あ、はい…(うわっ、かなりの量が入ってるな…色んな工具が有るぞ)」ガサガサ
女「あ~、後はメジャーも居るかも。まぁ私が出す道具を腰袋の中につめれば良いだけだから」ガサガサ
ガチャ
女「う~ん……さてとっ、今が9時32分かぁ、よしっ!じゃあ荷台に積んで有る工具を取り出そっか」
男「え?あ、あぁ、はい…(工具?ハサミとかドライバーとかか?)」
女「君が使うのは前辞めてった人が残してったお古だけど気にしないでね?その人全然工具使おうとしなかったから数回使ってそのままのとか有るから」ガチャガチャ
女「はいっ!先ずは腰袋だね、コレを腰に巻いて…っと」カチャ
男「……」カチャ
女「まぁ後はドライバーとレンチ、それとマジックとかニッパーとかかな」
男「あ、はい…(うわっ、かなりの量が入ってるな…色んな工具が有るぞ)」ガサガサ
女「あ~、後はメジャーも居るかも。まぁ私が出す道具を腰袋の中につめれば良いだけだから」ガサガサ
職員A「……」
女「おはようございまーす!」
職員A「…」
女「ほらっ、君もあいさつする」
男「おはようございます!」
職員A「……」スタスタスタ
男「…あ"?(んだよあいつ、挨拶したんだから返事位しろや!!ぶち殺すぞ)」
女「はい怒らない怒らない、ああいう人って沢山居るんだからそんな事で怒ってたら身体持たないよ?」
男「けど、返事無しって……なんかムカつきますね」
女「あはは!やっぱ君って喧嘩っ早いのかなぁ?けどイラつくのは無し、私達は仕事しに来たんでしょ?喧嘩しに来たんじゃ無いんだから、さっ、行こうか」
男「……はい」
女「もう、まだ怒ってるね?」
男「いえ、怒って無いですよ」
女「あはは、じゃあいってみよ~」
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