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    元スレやよい「うっう~♪」P「かわいい」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - 高槻やよい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 22 :


    …………

    (ミスターP、一度来た道忘れない。やよいの家、目の前。心を無にしても来れる)

    やよい「……着いちゃいました」

    「そうだな」

    やよい「あの、今日は何から何まで……本当に助かりましたっ!」

    「いいってことさ、またいつでも言ってくれよ」

    やよい「えへへ……プロデューサーは、やっぱり頼りになります! やっぱりプロデューサーは……」

    「ん? お? なんだって?」ワクテカ

    (久々のお兄ちゃん呼びフラグキター!)

    やよい「……」

    「……やよい?」

    やよい「……た、頼りになるなーって!」

    「……はは、同じこと二回言ってるぞ?」

    (なん……だと……?)

    52 = 22 :


    ガチャリ……

    「ただいま……って言っても、誰もいないんだけどな……ははっ」

    (……結局、あのあと……やよいが家の中まで入っていくのを見届けた俺は、そのまま帰宅してしまった)

    (夕ご飯一緒に食べませんかフラグも、今日は立たなかった……)

    シーン……

    (暖かで賑やかな食卓。やよいの笑顔。そして、冷たい俺の部屋)

    「……ははは」

    「お、俺……もしかして……」



    「やよいに嫌われた……?」ズーン

    53 = 22 :


    (考えてみれば……今日のやよいは、どこか遠慮しがちだった)

    (俺が買い物手伝うって言ったときも、送っていくって言ったときも)

    (たしかに、やよいは生来あまりわがままを言わない子だ。しかし……)


    「……い、いやいや! あの笑顔を思い出してみろよ! いつも通りの天使だったじゃないか!」

    やよい『何勘違いしてるんですかー? うっうー! プロデューサーは滑稽ですーっ!』

    「……っ! やめろっ!! やよいはそんなこと言わない!!!」

    やよい『ショージキに言っちゃうとー、プロデューサーちょっと慣れ慣れしすぎるかなーって!』

    「や、やめろ……! やめてくれぇ……! ウウウオアアー!!」

    55 = 43 :

    ゃょぉぉぉ

    56 = 22 :


    ポタ……ポタ……

    「……は、はは……参ったな、この部屋はいささか静か過ぎるらしい」

    「水道から垂れる水の音が、いやに大きく聞こえる……お、音楽を流さないと!」ポチ

    ~♪

    スピーカー『フレーフレー頑張れ! さあ行こう♪ フレーフレー頑張れ! 最高♪』

    「……キラメキラリ……そうだ、俺のプレイリストは、全てやよいのお気に入りの曲だったんだ……」

    ~♪

    スピーカー『…… 晴れがあーって、雨があって、さぁ虹がデキル♪ ……』

    「……心ーと夢ーで……未来ができれぅ~……」

    スピーカー『ミラクルどこ来るまているよりも♪』

    ポタ……ポタ……

    (はは……良い歌だなぁ……)

    57 = 22 :


    スピーカー『始めてみましょうホップステップジャンプ♪』

    ポタ……ポタ……

    「き、キラメキラリ……ず、っと……チュッ……と……う、うぅうう!」

    「やよい……! やよい、やよい……! うう……あぁああ!」

    ポロポロ

    「あああ! やよい、やよいぃい! 嫌わないでくれぇえ!!」


    (その夜、俺は……やよいメドレーを延々と流しながら、大声で泣き続けた)

    (……やよいに、これ以上嫌われたくはない。だから、来週からは……)

    「決めた……やよいと……距離を、置く……!」

    「ちくしょうっ……くそぉ……!」ガンッ




    一方その頃、高槻家では

    やよい「……」

    やよい「なんだか……ね、眠れないかもー……プロデューサー……」ドキドキ

    59 :

    さる

    60 = 22 :

    休憩するよー!!

    63 :

    しゅ

    64 = 22 :


    ~ 翌週、765プロ事務所 ~

    ガチャ!

    やよい「おはようございまーっす!」

    「……っ」コソコソ

    やよい「……あれー?」

    キョロキョロ

    やよい「あっ! プロデューサー! 見ーっけ♪」

    「……あ、ああ、やよいじゃないか。来てたのか……」

    やよい「はいっ! おはようございます!」ガルーン

    「……うん、おはようさん」


    (月曜の朝から見るやよいの笑顔マジ眩しい)

    (しかし……今日からは……)

    65 = 11 :



    66 = 59 :

    来たか

    67 :

    俺まこりんPだけどやよいがかわいいのは宇宙の真理だと思うの。

    68 :

    >>65
    ついにPに愛想尽かせて961プロに行くのか……

    69 :

    うっうー!

    70 = 22 :


    やよい「えへへー、おとといはありがとうございましたっ!」

    「……」

    やよい「いつもよりたくさん買えたから、オカズを一品増やしちゃったんです! チョウスケたちも大喜びでした!」

    「……それは、よかったよ」

    やよい「……? プロデューサー?」

    「……」

    やよい「なんか、元気ないですか? はわっ! も、もしかして、ビョーキとか……!」

    「そ、そそそんなことないぞ! 元気いっぱいだ、何も心配ないさっ!」

    やよい「それなら良かったですーっ! じゃあ今週も、元気いーっぱいに頑張りましょーうっ!」

    「あ、ああ……そうだな」

    やよい「~♪ らんたったらんたった♪」

    「……」

    (小刻みにステップを踏んでいる……随分上機嫌みたいだ)

    (嫌いなプロデューサーに対してもこんな笑顔を見せてくれるやよいマジ天使)

    (しかし、この笑顔も……、俺に向けられているものじゃないんだ……!)

    71 = 22 :


    やよい「プロデューサー、今日の私のお仕事はなんですか?」

    「……今日は仕事は入っていない。だけど、ダンスレッスンに行ってもらうよ」

    やよい「はーいっ! 私、ダンスはちょっぴりニガテだから、一生懸命練習します!」

    「ああ……頑張ってくれ」

    やよい「……?」

    「そ、それじゃあ……俺は他の子にも指示出さなきゃいけないから、これで……」

    やよい「……あ、わ、わかりました!」

    「……」

    イソイソ……

    やよい「……やっぱり、プロデューサー、ちょっとヘンかもー……?」

    72 = 22 :


    …………

    「ふぅ。みんなへの指示は、こんなもんかな」

    やよい「あ、あの! プロデューサー!」

    「……っ! ど、どうした? そろそろ出発しないといけない時間だろ?」

    やよい「そーですけどー……きょ、今日は、プロデューサーと一緒に行こうかなーって!」

    「……どうしてだ?」

    やよい「……え?」

    「あ、いや……すまん、連絡が行き届いてなかったな」

    「今日のレッスンは、アイドルにお任せモードだ」

    やよい「!?」

    「……つまり、俺は付いていかないんだよ」

    やよい「え……で、でも……!」

    「さ、行った行った。遅刻したら先生に怒られるぞ」

    やよい「……はい」

    73 = 59 :

    うう…

    75 = 22 :


    トコトコ……

    (心なしか、やよいの足音に元気がないように聞こえる……しかしそれは気のせいだ)

    やよい「あ、あの……プロデューサー……」チラ

    「……っ!」

    (聞こえないフリ聞こえないフリだ!)

    やよい「……っ! プロデューサぁ……」ウルウル

    「ど、どうしたっ!?」

    やよい「や、やっぱり……おとといのこと、怒ってますか?」

    「……怒ってなんかないさ」

    やよい「で、でも! プロデューサーも疲れてたのに、お買い物、付き合わせちゃって……!」

    「そんなこと、気にしなくていいって。ほら、わかったら行くんだ」

    やよい「……」シュン

    「……がんばってな、……――さん」

    やよい「……え?」

    77 = 22 :


    やよい「え、え? ……え!?」

    ガチャ

    律子「あら? やよい、まだいたの? ダンスレッスン組はもう行ったわよ」

    やよい「あ……律子、さん」

    律子「今日はみんなで合わせる予定でしょ。遅刻したらみんな困っちゃうんだから、早く行きなさい」

    「……」

    やよい「……」チラ

    律子「? どうしたの? あ、もしかしてプロデューサーにいじめられた~?」

    やよい「!」

    律子「なーんてね! あのやよいラブのプロデューサーがそんなことするわけ……」

    やよい「そ、そうです! プロデューサーはそんなことしないですっ! い、行ってきまーっす!」タタタ

    律子「あ、あら? どうしたのかしら、あの子……?」

    78 :

    さっきっからAA貼ってる奴
    義務感だか満足感があるんだろうが
    うざったらしいから止めろ

    79 :

    スルーですよ!

    80 = 22 :


    律子「……プロデューサー殿? まさか本当にやよいをいじめたりなんて……」

    「ま、まさか! そんなことしないさ……」

    律子「あはは、そうですよね~。じゃあ何があったのかしら……心当たり、ある?」

    「さあな……プロデューサーと言えども、アイドルのこと全部把握してるわけじゃないから」

    律子「なーんか、いつものプロデューサーらしからぬ言い方ね……まあいいです」

    「……“高槻さん”にだって、事情はある。俺がどう頑張っても、どうしようもないんだ……!」

    律子「……え?」

    律子(聞き間違えかしら……今この人、やよいのことを……、高槻さん、って……)

    81 = 22 :


    ~ ダンスレッスン場 ~

    先生「はい、右、右、左左、右左!」

    やよい「……ハァッ、ハァッ……!」

    タタタン……タタッ

    ガタンッ!

    やよい「あっ! ……いたたた……!」

    伊織「ちょ、ちょっとやよい! 大丈夫? 今すごい音したじゃない」

    やよい「伊織ちゃん……ご、ごめんね! いま起きるから……」

    ズキッ

    やよい「……ううっ」

    伊織「これ……完全に痛めてるわね」

    やよい「だ、だいじょーぶだよ! これくらい、へっちゃらだから……!」

    伊織「バカ言わないの……みんな! 私はやよいを診てるから、続きをやっててちょうだい」

    82 = 1 :

    来てた……だと…
    支援

    83 :

    やよい「んあっーんあっー」

    P「ちはやい」

    84 :

    やよいかわいい
    仁後isGod

    85 = 22 :


    プシュー……

    マキマキ、キュッ

    伊織「……ふぅ。ま、応急処置はこんなもんね」

    やよい「ありがとう、伊織ちゃん……ごめんね」

    伊織「いいわよ、これくらいどうってことないわ」

    やよい「でもでも、伊織ちゃんも、レッスン途中で抜けちゃったし……」

    伊織「あら? やよいは、この私がこれくらいでみんなに置いていかれると思ってるの?」

    伊織「私は宇宙一の天才美少女アイドル、水瀬伊織ちゃんよ?」

    やよい「そ、そんなことないよ! 伊織ちゃんは私と違って、なんでも上手にできるもん!」

    伊織「にひひ♪ まぁ、トーゼンよね! ……でもやよい、『私なんか』とか言うのはやめなさい」

    やよい「……」

    伊織「……今日は妙にネガティブね、いつものやよいらしくもない。なんかあったわけ?」

    86 = 22 :

    プシュー……

    マキマキ、キュッ

    伊織「……ふぅ。ま、応急処置はこんなもんね」

    やよい「ありがとう、伊織ちゃん……ごめんね」

    伊織「いいわよ、これくらいどうってことないわ」

    やよい「でもでも、伊織ちゃんも、レッスン途中で抜けちゃったし……」

    伊織「あら? やよいは、この私がこれくらいでみんなに置いていかれると思ってるの?」

    伊織「私は宇宙一の天才美少女アイドル、水瀬伊織ちゃんよ?」

    やよい「そ、そんなことないよ! 伊織ちゃんは私なんかと違って、なんでも上手にできるもん!」

    伊織「にひひ♪ まぁ、トーゼンよね! ……でもやよい、『私なんか』とか言うのはやめなさい」

    やよい「……」

    伊織「……今日は妙にネガティブね、いつものやよいらしくもない。なんかあったわけ?」

    87 = 59 :

    さる

    88 :

    やよいかわいいな

    89 = 22 :


    やよい「……」

    伊織「……ま、言いたくないなら、無理に言わなくてもいいけど」

    やよい「……っ!」

    ギュッ

    伊織「ど、どうしたのよ、急に手なんか掴んで」

    やよい「あ……、ごめんね、痛かった?」

    伊織「あ、べ、別に痛くはなかったけど……てかアンタ、さっきからごめんね、って言いすぎよ」

    やよい「ご、ごめ」

    伊織「だーもう! いい加減にしなさい!」

    やよい「ひゃうっ」ビクッ

    伊織「……そんなに強く握らなくたって、私は逃げないから。大丈夫よ、ゆっくり話してごらんなさい」

    やよい「……う、うん」

    伊織「……」


    やよい「……伊織ちゃんも、私のこと……嫌いになっちゃうのかと、思ったの」

    90 :

    Pのかわいい!がブロリーボイスで再生されるんだが

    91 = 5 :

    三時ぐらいからずっと書いてんのか
    すごいな

    >>1とは大違いの出来るやつだな

    92 = 22 :


    …………

    伊織「……なるほどね。プロデューサーが、やよいのことを避けてる、っと」

    やよい「うん……さっきもね、私のこと……た、高槻さん、って」

    伊織(なーにやってんのかしら、あのアホは)

    やよい「やっぱり、私、プロデューサーのこと怒らせちゃったのかもー……うう」

    伊織「やよい……少なくとも、それくらいで怒るような奴じゃないとは思う」

    やよい「え?」

    伊織「怒るはずないわ。だってアイツは、私がいくら無茶言っても怒らないし……」

    伊織「こないだついつい蹴っちゃったときなんて、『ありがとう』とか言ってくるくらいのド変態だし……」

    伊織「それに他にも……って、はっ!」

    やよい「……」ジー

    伊織「な、何よその目は……と、とにかく!」

    やよい「う、うん」

    93 = 22 :


    伊織「やよいは、アイツのトクベツお気に入りなんだから、それくらいで避けたりするはずないわ」

    やよい「え、ええーっ!? わ、私、お気に入りですかーっ!?」

    伊織「ええ、そうよ♪ ……っていうか、自分で気付いてなかったわけ?」

    やよい「だってーっ! プロデューサー、みんなに優しいよ?」

    伊織「……まあ、それは否定しないけど……傍から見てれば一目瞭然よ」

    やよい「……ホント?」

    伊織「ホントもホントよ。私がやよいに嘘ついたこと、あったかしら?」

    やよい「ううん、ないです……伊織ちゃん、とっても優しいもんね」

    伊織「な、何よそれ! 今はそういうこと話してるんじゃ……!」カァァ

    伊織「……って、やよい?」

    やよい「……えへへ。お気に入り……♪」ニコニコ

    伊織「……」

    伊織(なんて単純な子なのかしら……)

    94 = 22 :


    伊織「ご満悦なところ悪いけど……、話、戻していいかしら?」

    やよい「はわ! そ、そーでした……うう、プロデューサー、なんで避けるんだろー……」

    伊織「……やよい、買い物に付き合わされる以外に、アイツになんかした?」

    やよい「えー? なんかしたかなー……うーん、うーん……」

    伊織(両手で頭抱えて思い出そうと頑張るやよいマジ天使)

    伊織「……ごほん! 思い出せる範囲でいいから、とにかくアイツとのやり取りを再現してみなさいよ」

    やよい「う、うん! えーっと……」

    95 = 59 :

    くっ

    97 = 22 :


    やよい「あの日はね……プロデューサーが、私の買い物に付き合ってくれるって言ってくれて」

    伊織「ふんふん」

    やよい「それでね、私は最初ダメですー、って言ったんだけど」

    伊織「……ふんふん?」

    やよい「それでもプロデューサー、『これはゴホウビだから気にしなくていい』って言ってくれて……えへへ」

    伊織「……」

    やよい「あ、それで、お買い物が終わったとき『家まで送る』って言ってくれたんだけど……あれ、伊織ちゃん?」

    伊織「……聞いてるわ。続けて」

    やよい「そのとき私、最初はそんなのダメですー、って言ったんだけど……そのあとは……」

    伊織「……」

    伊織(アイツどんだけやよいのこと好きなのよ……でも、これはひょっとして)

    98 = 59 :

    あっあー

    99 = 22 :


    ~ 一方その頃、765プロ事務所 ~

    ガチャリ

    「……ただいま戻りました」

    小鳥「あ、プロデューサーさん。外回りお疲れさまです♪」

    「音無さん……なにか、飲み物をいただけませんか」

    小鳥「ええ、いいですよ。何がいいですか?」

    「甘いものがいい……この心を満たしてくれるような、甘い甘いものがいいです……」

    小鳥「え?」

    「……あ、ああ……あ……」プルプル

    小鳥「ぷ、プロデューサーさん!? ちょっと、大丈夫ですかっ!?」

    「うああ……や、やよやよ……」プルプル

    (いかん……長時間やよいと触れ合わなかったことによる、やよい中毒だ……か、体が……!)


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