元スレ魔王「ふふふ、よくぞ来た、勇者よ!」 猫「にゃー」 魔王「え?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
102 = 1 :
魔王「うん?朝か。あいつは…またいねぇし。森にでも行ったのか?」
ギィィ
魔王「む、何奴だ!」
勇者「私だ、魔王!!」
魔王「来たな…勇者よ!この日が来るのをどれだけ待ち望んだか!(おっし!いきなりだけど決まったゼ!)」
勇者「魔王よ、覚悟!」
魔王「(猫よ…どこかで見ていてくれ。私は死ぬかもしれん。だが、お前に注いだ気持ちは、決して偽りではないとな)」
勇者「やるな、魔王!」
魔王「そういう者ほど、本気を出していない証拠だ!本気を出せ、勇者よ!」
勇者「…いいだろう。はああああ!!!!」
魔王「(くっ…私の魔力を一回りも強い。これは、私に勝ち目はないな)…だが!」
103 = 97 :
しえん
104 = 1 :
私の魔力を一回りも強い× 私の魔力より一回りも強い○
魔王「ははは!見くびられたものだな!はああああ!」ゴゴゴ
勇者「なっ!貴様!炸裂呪文を放つ気か!そんなもの使ったら世界は!」
魔王「世界が滅びようとも魔王は滅びぬ!そして私は!世界を作りなおす!忌まわしき想いを消し去ってな!」
勇者「ならば私は、それを止めるだけだあああああ!」
魔王「来い、勇者よ!」
勇者「はああああああ!」
ザクッッ!!
魔王「ぐっ…一歩及ばず、か……」
勇者「き、貴様、最初から撃つ気など、なかったのか…!?」
魔王「ふっ、それよりも貴様のほうが速かっただけのこと。見くびるでない」
勇者「ふ、ふざけるな!どうして、どうして手を抜いた!答えろ!」
105 = 1 :
魔王「世界を滅ぼす…ふっ、それで全て治まるのかと思ってな。憎しみ合い、戦って、傷つき、それで幸せが来るのか。そう、思ってな」
勇者「……な、なに!?」
魔王「だったら、貴様に討たれ、仮初の平和を授けても良いと思ってな。母も、そうだった。分かり合える。そう信じていた母を、私もまた、信じていた…」
勇者「……」
魔王「さぁ、殺せ。そして凱歌を歌え、勇者よ。平和を取り戻したいのだろう?」
勇者「…しかった…です」
魔王「…なんだ?」
勇者「ベリアルの肉、美味しかったです……」
魔王「…!!」
107 = 55 :
猫に化けて偵察か?
108 = 1 :
魔王「ま、まさか、貴様あの時の!?」
勇者「はい、あの時の、猫です」
魔王「ど、どういうことだ!?」
勇者「私は、この魔王城で大魔導を倒した際、呪いをかけられたのです。猫になって無力となる呪いを」
魔王「大魔導め…面倒な手間を」
勇者「ですが、気づいたのです。その呪いは、この城内でしか効果がないと。だが、貴方を討つにはここしかない。そして退くわけにもいかなかった」
魔王「……(だから、ミルクビズでは元の姿でいたのか)」
勇者「貴方は魔王だ。だけど、優しくて、自愛のある魔王だった。貴方を討つことが正しいことなのか、疑問を感じました」
魔王「……」
勇者「魔王といえども、御飯を振る舞っていただいて、その御礼に、あの草を摘んでこようと思ったのです」
魔王「…そうか(とりあえず、あんときの私のことは墓場まで持っていこう)」
109 = 27 :
バッドエンドか?
110 = 57 :
大魔導やられてたのか
111 = 1 :
勇者「私が元の姿に戻れたのは、恐らくあのお酒のおかげでしょう。ですから、私は元の使命を取り戻すことができた」
魔王「そうか、ならば早くしろ。私は逃げも隠れもしない」
勇者「……恩義はある。だけど、貴方を討つことが私の役目だ。魔王、覚悟!」
魔王「(母さま、今私も、そこへ向かいます。力の及ばない魔王で、申し訳ありません…)」
ゴゴゴゴゴゴ
勇者「な、なんだ、この揺れは!?」
魔王「この揺れは!まさか!」ダダッ
勇者「魔王!くっ、…なによ、走れるんじゃない…」
112 :
魔王さん、タフですね
113 :
うわーだいまおうがふっかつするぞーたいへんだー
114 = 1 :
魔王「やはりか!」バンッ
勇者「魔王、これはまさか…!」
魔王「あぁ。お前に最初に見せた破壊神の発動装置だ。まさか起動しているとは…!」
勇者「どうして!大魔導じゃないと発動できないって!」
魔王「…は、そうか、そういうことか!はははは!これは、これは滑稽だ!!」
勇者「き、気になるから教えてよ!」
魔王「大魔導は最初からこれが目的だったのだ。私と貴様と戦わせ、魔力の衝撃でこの装置を発動させようとした。そう、どっちが勝とうとも、結局はこいつが動いて世界が滅ぶというシナリオだ!全ては手のひらの上で踊らさられたわけだ」
勇者「…私を猫にした理由は?」
魔王「それは作者の好みだな」
115 :
はっぴぃにゅうにゃあ・・・
116 = 27 :
作者の好みwww
118 = 1 :
破壊神「うごごごごご」
魔王「まずいな、目覚めようとしている。もう手遅れだ」
勇者「……魔王」
魔王「うん?なんだ?遺言でも残したいのか?」
勇者「馬鹿!違うわよ!今だけ、今だけ共同戦線を張りましょう?」
魔王「…どういう風の吹き回しだ?」
勇者「私と貴方、相反する存在だけど、一つだけ共通してる願いがあるじゃない」
魔王「あぁ、そういえばあったな」
勇者・魔王「「世界を滅ぼさないこと」」
勇者「…なんで綺麗にはもったの…」
魔王「いいコンビかもな、この二人」
勇者「……うぅ//」
119 = 75 :
やっぱ魔王と勇者っていいね
120 :
結婚しろよ
121 = 1 :
破壊神「があああああああ」
勇者「いくら破壊神とはいえ、内部を破壊すればひとたまりもないはず。魔王、貴方は呪術で外壁を破壊して。私のその内皮を切り裂くわ!」
魔王「任せろ。はぁっ!」バシュッ
破壊神「があ?」
勇者「ちょっと!効いてないじゃない!弱点とか知らないの!?」
魔王「いや、私開発には関わってないし」
勇者「上司でしょ!環境くらい把握しなさいよ!だから人望がないのよ!」
魔王「ぐうの音も出ねぇ…orz」
破壊神「があ」
123 = 1 :
魔王「あ、でも動きが鈍ったぞ」
勇者「手当たり次第にぶつけて、弱いところを見つけるかんじね」
魔王「え、それ…私の精神力に負担g」
勇者「何か言った?」
魔王「なんでもありません」
破壊神「がああああああ!!!!」
ズッドーーーーン
勇者「きゃああ!!!」
魔王「くっ!地ならしでこの威力か!破壊神は伊達じゃないな!はっ!」ボウッ
破壊神「があーーーー」
魔王「お?もしかして…額が弱点かも?」
124 :
魔王しりにひかれとるw
125 = 1 :
魔王「ならばとっておきの呪術を食らうがいい…はぁ!!」ボシュッ
破壊神「うがああああああ!!!」
勇者「今ね!やあああああ!!!」グサッ
魔王「や、やったか…?」
破壊神「…が?」
勇者「効いてないー!?」
魔王「あ、もしかしたらあれかもしんね」
勇者「あ・ん・た・ねぇ…出し惜しみしないでとっとと教えなさいよぉぉ!」
魔王「痛い痛い痛いあとおっぱい当たってる痛い痛い」
126 :
嬉しそう
127 = 97 :
なんかほんわかする…
128 :
ええのぅ
129 = 1 :
破壊神「うがああああああ!!」
ドンドンッ
魔王「くっ!こっちだ勇者!上から落盤を来る!気をつけろ!」
勇者「ちょっ!手、手つかまないでよ!//」
魔王「来い、魔剣フロッティ!」ブゥン
勇者「それって…調理器具の」
魔王「そう、なんでも切れてこのお値段…ってちげーし!由緒ある魔剣だし!見てよこの黒いフォルム!」
勇者「どうでもいいし。で、なんなの?」
魔王「恐らくは魔剣でなければ奴の装甲は砕けん。貴様がこれを持てるかはわからんが、これを託そう」
勇者「魔王…」
魔王「頼んだぞ」
勇者「刃こぼれしてないよね。これ」
魔王「してねーし!」
破壊神「がー」
130 = 72 :
破壊神かわいい
131 = 27 :
魔剣フロッティ
これが”ステマ”か。
132 = 16 :
破壊神「ガー(リア充爆発しろ)」
133 = 1 :
落盤を来る× 落盤が来る○
勇者「勇者なのに…魔剣って。あ、持てた」スッ
魔王「あっさりだなおい!それでいいのかよ人類の希望!」
勇者「うっさいわね!さぁ、行くわよ!……えっと、技の名前叫んだほうがいい?」
魔王「…お好きにどうぞ」
勇者「ぐっ…やっぱ言わない!やああああああ!」
破壊神「ぐっがああああああ!!!!」
バシッ
魔王「勇者!」
勇者「……」ガクッ
破壊神「がああああ!があああああ!!!」
ズドン ズドン
魔王「……ダメ、なのか?もう、おしまい…なのか?母さま…私は…」
134 :
勇者可愛い
135 = 120 :
破壊神かわゆす
136 :
ふむ
137 :
魔王と勇者がネットで知り合いだったってSS書いてた人か?
138 = 1 :
勇者「うっ…はぁ…」フラ
魔王「勇者!」
勇者「くぅっ…せ、せかいを…すくわ…ないと……はぁ…はぁ」
魔王「……何が魔王だ」
破壊神「があ!がああ!!!」
魔王「何が魔族の王だ!何が世界を統べる混沌の主だ!何が闇を内包した権化だ!そんな肩書きなんぞいらぬ!」
破壊神「ぐがあああああ!」
魔王「私は貴様を破壊し、世界を救う!誰のためでもない!生きる全ての者のために!」
勇者「ま…おう…」ギュッ
魔王「一緒に行こう。勇者よ。共に死んでくれるか?」
勇者「ば…か。いきて…かえるに…きまって……」
魔王「愚問だったな、忘れろ。……行くぞ!破壊神!!」
139 = 27 :
魔王が怒った
140 = 97 :
魔王かっけぇ
141 = 106 :
俺は泣いた
142 = 40 :
よくある展開過ぎ
だがそれが良い
143 = 1 :
>>137
魔王勇者SSはこれが初なので違いますます
破壊神「があああああ!」
魔王「結界よ!」バッ
破壊神「がああああっっ!!」ブチブチ
魔王「数キロにおよぶ隕石すら無効化する結界をひきちぎるだと!?スペックやばすぎだろ!」
勇者「まおう……」ギュッ
魔王「これは…勇者の聖なる魔力。私の魔なる力と融合していく…」
破壊神「がああああああ!があああああ!!!!!」
魔王「フロッティ!奴の額を穿け!」ガガッ
破壊神「うがああああああ!!!があ!がああああ!!」
魔王「内皮を破るには魔剣の力が必要だが、その根源である核は、それを上回る威力であれば破壊が可能だ!去年見たパワポに書いてあった!」
勇者「さっさと…しなさい…」
魔王「喰らえ破壊神!聖と魔の一撃を!!」ガガガガッ
破壊神「がああああああああ があ が… っっ」プスプス
144 = 27 :
レスと本文が分かりにくい ><
145 = 27 :
ほ
146 = 1 :
魔王「や、やった!やったぞ勇者!あ…ごめんごめん、回復呪術忘れてた」パァァ
勇者「…はぁ、はぁ、やるじゃない…ちょっとは見直し…」
破壊神「…っがあああああああ!!!!」
魔王「ええええー!!?」
勇者「ちょ、もう勘弁……」
破壊神「がああああああ」パアアアアアー
魔王「まずい!自爆する気だ!この世界もろとも!」
勇者「だったら!こうするしかない!」ダッ
魔王「勇者!何を!」
勇者「こいつ自体に結界を作って、爆発を抑える!そうすれば!」
魔王「馬鹿!死ぬ気か!やめるんだ!」
勇者「やだ!あとあんたも来なさい!共同戦線でしょ!」
魔王「あ、はい……」テクテク
147 :
あらまあもう尻にしかれてるわ
148 = 40 :
いまいち決まんねえwwwwwwwwww
149 = 120 :
異空間に飛ばす魔法とか覚えてそうだけどな
150 = 1 :
勇者「ふわわ!あんた!なんであたしの後ろから抱きついてんのよ!」
魔王「お前、魔力は触れ合ったほうが効果上がるの知らんの?常識よ」
勇者「そ、そうなんだ。じゃあ仕方ないわね…//」
魔王「(嘘だけどな)なぁ、勇者」
勇者「な、何よ?」
魔王「その、悪かったな、色々」
勇者「何のことよ?」
魔王「いや、風呂とか、触診とか…さぁ」
勇者「い、いや…別にいいわよ// 仕方なかったんだし…」
魔王「でも風呂は一人で入れたよな?あんときはなんで」
勇者「ちょっと!そろそろ自爆するわよ!喋る余裕を魔力に集中させなさい!」
魔王「へいへい…」
みんなの評価 : ☆
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